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第二章
10.あまいバスルーム※
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「…………っ」
「ほら、こっち」
浴室のドアを開け、中にある小さな椅子に座らせられる。彼も服を脱ぐと一緒に浴室に入ってきた。
何食わぬ顔でシャワーを捻り、私の背に温かいお湯をかけてくれる。だけど、もう限界だった。
――早く、彼のものが欲しい。
昨日あれだけ中を好き勝手にされたのに、もうあの熱を求めている。
私は振り返ると、目の前にある彼のペニスをそっと手で包み込んだ。
「……も、お願い、ナカに、ほしい、です……」
「さっき止まれ、って言ったの、楓奈なのに」
「……でもっ」
その先の言葉が見つからずに、疼く下肢をモジモジと擦り合わせる。
目の前のものを舐めたら、その気になってくれるだろうか。
そんな思いで口を開きかけたけれど、彼が私の口を手で押さえた。
「いい、持たなくなりそうだから。それよりも、ゴムがないからちょっとだけ此処で待てるか?」
ちゅっと額にキスをして彼が浴室から出ていく。すぐに戻ってきた彼の手には昨日と同じゴムが握られていた。
「……じゃあ楓奈、浴槽の縁に座って」
「こう……ですか?」
「そのまま、足を開けるか」
あろうことか彼が私の目の前にしゃがみ、両腿を撫でる。
このまま足を開いたら大事なところが丸見えだ。そのことを理解しているだろうに、彼は私の太腿を絶妙な力加減で撫でるだけ撫でて、無理に足を開こうとはしない。
あくまで、私から足を開くように仕向けているのだ。
彼は上目遣いで私を見上げると、つんと膝頭を突いた。
「開かないと、ずっとこのままだぞ」
「うぅ……」
恥ずかしい。自分でも、ぐちゃぐちゃになっていることがわかっているのに。
それでも、何もされないままなのはもどかしい。
助けを乞うように彼を見つめたら、鋭い視線に射殺された。ただ静かに待たれているだけの時間にすら期待して奥からとろりと蜜が溢れてくる。
私は、ハッ、ハッ、と浅い呼吸を繰り返しながら、ゆっくりと足を割り開くと、少しだけ腰を突きだして彼に恥ずかしい部分を彼に晒した。
「……っ」
濡れそぼった蜜壺をじっと見つめられて、それだけで奥がきゅんと疼く。
早く、気持ちよくしてほしい。
とろりと糸を引いて愛液が浴槽の縁を濡らした。
「よくできたな」
「ひゃっ!」
強く腰を掴まれ、ぺろりと濡れた入り口を舐めあげられる。厚ぼったい舌がぐりぐりと中に入ってきて、まただらだらとみっともなく愛液が溢れた。
「あっ……だめっ、きたないのにっ……!」
「ん……汚くないから大丈夫」
「せんぜん、大丈夫じゃ……あッ」
敏感なところを舌で吸い上げられて、両足が跳ね上がる。彼は腰を引き寄せると、クリトリスを舌先で押し潰しながら蜜壺に指を滑らせた。そのままずぽずぽと指でピストンされて内壁が締まる。
「ん~~ッ、や、同時に、しちゃ……あっ……!」
「イきそう?」
「あっ、イくっ、イっちゃいます……っ」
このままだと彼の指と舌だけでイってしまう。力なく彼の髪を掴むも、むしろ自ら彼の顔を押しつけているみたいになってしまった。
「いいよ、このまま」
「でもっ、あッ、……ぅ」
「ナカ、ビクビクしてる。ここ、気持ちいいよな。ほら、イけ」
「やっ、ぁ、ああッ―――……!」
びくんと腰が跳ねて、奥がきゅうっと切なく疼く。達してる最中も彼の指が止まることはなく、収縮する肉襞を押し拡げていく。じたばたと暴れたら、ようやっと彼の舌が離れた。
「ああっ……!」
ずるんと彼の指が中から抜けて、蜜壺がひくひくと戦慄く。
ハァハァと息を切らす私の唇をキスで塞ぐと、甘く舌先を吸い上げられた。ちろちろと上顎を舐めながら乳首を弄られて、ん、ん、と鼻にかかった声が漏れる。達して敏感になっているのか、中への直接的な刺激がなくても、じんっと奥が熱を持った。
「はっ、あ、あきら、さん……」
「楓奈、壁に手をついて立てるか?」
「ふぇ、」
ゆっくりと体を抱き起こされ、冷たいタイルを前にして彼に背を向ける。
ぴとりと臀部に押し当てられたのは勃起したペニスで、ぐちゃぐちゃに蕩けた蜜壺に先端を擦りつけられた。
「ぁ……あっ、」
「すごいな。楓奈のここが吸い付いてくる。口がぱくぱくしてる」
「やだっ……言わないで……っ」
「それだけ期待してくれてるってことだろ? 嬉しいよ」
ちゅっ、とうなじにキスを落とし、熱塊が中に侵入してくる。イったばかりできつくなっているのか、彼が「少しだけゆるめて」と言うも、自分ではコントロールできなかった。
「……っ、あっ、あ……あつぃ、おくまで、きちゃう……!」
「こら、勝手に腰を揺らすな」
「んっ、だって……ひゃうっ!」
咎めるようにきつく乳首を抓まれて、背中がピンと伸びる。固くなった両方の乳首を指で弾きながらぱちゅぱちゅと最奥を突かれた。
「ひ、んッ、いっしょは、……あッ」
「乳首も弄られるの好きなくせに」
「ゃ……耳元で、しゃべんないで……!」
ぐちゃぐちゃと濡れた音が浴室に響く。卑猥な音が反響して、ベッドでしているときよりもダイレクトに鼓膜を犯す。
彼はぐりぐりと奥にペニスを押し付けると、クリトリスにも手を伸ばした。
「あッ、あ、そこは、んん~~~~~ッ!」
「っ、ナカ、締めすぎだ……」
「だって、あっ、……イってる、イってるから……!」
ガクガクと膝が震えて、立っていられない。暴力的なまでの快楽を叩き込まれて、壁についた手がだらりと滑り落ちた。
もはや頬だけをタイルに押し付けながら、なんとか姿勢を維持している状態だ。それでも彼の動きは止まらなかった。
「も、……むりっ、ッ~~~~!」
「っ……!」
ひときわ激しく中をピストンされて、ゴム越しに精を吐き出される。
どくどくと脈打つペニスが中から抜けて、今度こそ膝から崩れ落ちそうになった。
「悪い、無茶させた」
「……い、え」
彼に後ろから抱きかかえられ、椅子に座らせられる。彼はシャワーを捻ると、汗を流してくれた。
「ここも流すから、足開いて」
「や……! じ、自分でやります……!」
「そうは言っても、動けてないだろ」
実際、彼に背中を預けている状態だ。体が怠くて、ほとんど動けないのも事実である。
どろどろになった穴を綺麗に流してもらうも、何度か指で弄られて高められそうになって、慌てて彼の体を引き剥がした。
「も、ほんとに、ダメ、ですから……」
「わってるよ」
ちゅ、ちゅっと甘いキスを途中で挟みながら彼に介護されるような形で髪と体を清める。
彼も体を清めると、二人同時に湯船に浸かった。
「お風呂、広いですね。二人で入っても、全然狭くない……」
少々お湯は流れたものの、足が伸ばせる広さだ。
彼は私の体を後ろからぎゅうっと抱きしめると、気まぐれに首筋に吸い付いた。
「あんまり強く吸うと、痕がついちゃいます……」
「むしろ、つけてるんだ」
「ダメですよ。仕事のとき、見えちゃいます」
「見せつけておけ。よからぬ虫がやってこないとも限らないから」
「ふふ、いないですよ。そんな人」
私に声をかけてくる人なんて早々いない。それこそ明さんぐらいだ。私に興味を持って、何度も話しかけてくれるような人は。
「……明さん、そろそろ上がりたい……です」
「のぼせた?」
「……みたいです。ちょっとだけふらふらします」
「わかった」
彼に引っ張り上げられながら浴槽を出て、最後にもう一度シャワーを浴びて風呂を出る。
お風呂を出てからの彼も至れり尽くせりで、着替えからドライヤーをかけるまでほとんど彼が手伝ってくれた。
「朝ご飯……というよりはもう昼だな。なにがいい? 家にあるものだと、パンとか簡単なものしか出せないが」
他に宅配を頼む案もあったけれど、結局焼いたパンやスクランブルエッグといった簡単なもので済ませることになった。
彼は料理もできるようで、簡単なものなら自分でやってしまうらしい。普段は時間がないため外で済ませるか、買ってきたもので済ませるそうだが、休みの日は自炊することも多いと聞いた。
むしろ、私以上にちゃんとしてるかも……と思いつつ、ふわふわに焼かれたスクランブルエッグを口に運び、香ばしく焼かれたパンをかじる。
遅めの朝食をとったあとは、一度自分の部屋に帰ることにした。
「職場まで車で送っていこうか?」
「大丈夫です! さすがにそれは目立つので……」
シフト仕事をしていると曜日感覚がなくなってしまうが、今日は土曜日だ。自分も土日休みだったらもっと彼と一緒にいれたのに、と残念な気持ちになってしまう。
車で家の前まで送ってくれた彼とは、ここで一旦別れることにした。
「それじゃあ、また仕事終わりに」
「……はい。また」
車を降りる直前、彼に後頭部を引き寄せられ軽いキスを送られる。
たったそれだけのことなのに、このあとの仕事も頑張ろうと思えるから不思議だ。それに、仕事さえ終わればまた彼と一緒にいられる。
明日も夕方からのシフトなので、今日みたいに彼と一緒に過ごせるのだと思うと、自然と笑みが零れた。
――気を引き締めて仕事しないと……。
油断したら、昨夜から今日の朝にかけて彼に抱かれたことを思い出してしまいそうだ。
私はきゅっと口を引き結ぶと、彼の車が去っていくのを見届けてからマンションに入った。
「ほら、こっち」
浴室のドアを開け、中にある小さな椅子に座らせられる。彼も服を脱ぐと一緒に浴室に入ってきた。
何食わぬ顔でシャワーを捻り、私の背に温かいお湯をかけてくれる。だけど、もう限界だった。
――早く、彼のものが欲しい。
昨日あれだけ中を好き勝手にされたのに、もうあの熱を求めている。
私は振り返ると、目の前にある彼のペニスをそっと手で包み込んだ。
「……も、お願い、ナカに、ほしい、です……」
「さっき止まれ、って言ったの、楓奈なのに」
「……でもっ」
その先の言葉が見つからずに、疼く下肢をモジモジと擦り合わせる。
目の前のものを舐めたら、その気になってくれるだろうか。
そんな思いで口を開きかけたけれど、彼が私の口を手で押さえた。
「いい、持たなくなりそうだから。それよりも、ゴムがないからちょっとだけ此処で待てるか?」
ちゅっと額にキスをして彼が浴室から出ていく。すぐに戻ってきた彼の手には昨日と同じゴムが握られていた。
「……じゃあ楓奈、浴槽の縁に座って」
「こう……ですか?」
「そのまま、足を開けるか」
あろうことか彼が私の目の前にしゃがみ、両腿を撫でる。
このまま足を開いたら大事なところが丸見えだ。そのことを理解しているだろうに、彼は私の太腿を絶妙な力加減で撫でるだけ撫でて、無理に足を開こうとはしない。
あくまで、私から足を開くように仕向けているのだ。
彼は上目遣いで私を見上げると、つんと膝頭を突いた。
「開かないと、ずっとこのままだぞ」
「うぅ……」
恥ずかしい。自分でも、ぐちゃぐちゃになっていることがわかっているのに。
それでも、何もされないままなのはもどかしい。
助けを乞うように彼を見つめたら、鋭い視線に射殺された。ただ静かに待たれているだけの時間にすら期待して奥からとろりと蜜が溢れてくる。
私は、ハッ、ハッ、と浅い呼吸を繰り返しながら、ゆっくりと足を割り開くと、少しだけ腰を突きだして彼に恥ずかしい部分を彼に晒した。
「……っ」
濡れそぼった蜜壺をじっと見つめられて、それだけで奥がきゅんと疼く。
早く、気持ちよくしてほしい。
とろりと糸を引いて愛液が浴槽の縁を濡らした。
「よくできたな」
「ひゃっ!」
強く腰を掴まれ、ぺろりと濡れた入り口を舐めあげられる。厚ぼったい舌がぐりぐりと中に入ってきて、まただらだらとみっともなく愛液が溢れた。
「あっ……だめっ、きたないのにっ……!」
「ん……汚くないから大丈夫」
「せんぜん、大丈夫じゃ……あッ」
敏感なところを舌で吸い上げられて、両足が跳ね上がる。彼は腰を引き寄せると、クリトリスを舌先で押し潰しながら蜜壺に指を滑らせた。そのままずぽずぽと指でピストンされて内壁が締まる。
「ん~~ッ、や、同時に、しちゃ……あっ……!」
「イきそう?」
「あっ、イくっ、イっちゃいます……っ」
このままだと彼の指と舌だけでイってしまう。力なく彼の髪を掴むも、むしろ自ら彼の顔を押しつけているみたいになってしまった。
「いいよ、このまま」
「でもっ、あッ、……ぅ」
「ナカ、ビクビクしてる。ここ、気持ちいいよな。ほら、イけ」
「やっ、ぁ、ああッ―――……!」
びくんと腰が跳ねて、奥がきゅうっと切なく疼く。達してる最中も彼の指が止まることはなく、収縮する肉襞を押し拡げていく。じたばたと暴れたら、ようやっと彼の舌が離れた。
「ああっ……!」
ずるんと彼の指が中から抜けて、蜜壺がひくひくと戦慄く。
ハァハァと息を切らす私の唇をキスで塞ぐと、甘く舌先を吸い上げられた。ちろちろと上顎を舐めながら乳首を弄られて、ん、ん、と鼻にかかった声が漏れる。達して敏感になっているのか、中への直接的な刺激がなくても、じんっと奥が熱を持った。
「はっ、あ、あきら、さん……」
「楓奈、壁に手をついて立てるか?」
「ふぇ、」
ゆっくりと体を抱き起こされ、冷たいタイルを前にして彼に背を向ける。
ぴとりと臀部に押し当てられたのは勃起したペニスで、ぐちゃぐちゃに蕩けた蜜壺に先端を擦りつけられた。
「ぁ……あっ、」
「すごいな。楓奈のここが吸い付いてくる。口がぱくぱくしてる」
「やだっ……言わないで……っ」
「それだけ期待してくれてるってことだろ? 嬉しいよ」
ちゅっ、とうなじにキスを落とし、熱塊が中に侵入してくる。イったばかりできつくなっているのか、彼が「少しだけゆるめて」と言うも、自分ではコントロールできなかった。
「……っ、あっ、あ……あつぃ、おくまで、きちゃう……!」
「こら、勝手に腰を揺らすな」
「んっ、だって……ひゃうっ!」
咎めるようにきつく乳首を抓まれて、背中がピンと伸びる。固くなった両方の乳首を指で弾きながらぱちゅぱちゅと最奥を突かれた。
「ひ、んッ、いっしょは、……あッ」
「乳首も弄られるの好きなくせに」
「ゃ……耳元で、しゃべんないで……!」
ぐちゃぐちゃと濡れた音が浴室に響く。卑猥な音が反響して、ベッドでしているときよりもダイレクトに鼓膜を犯す。
彼はぐりぐりと奥にペニスを押し付けると、クリトリスにも手を伸ばした。
「あッ、あ、そこは、んん~~~~~ッ!」
「っ、ナカ、締めすぎだ……」
「だって、あっ、……イってる、イってるから……!」
ガクガクと膝が震えて、立っていられない。暴力的なまでの快楽を叩き込まれて、壁についた手がだらりと滑り落ちた。
もはや頬だけをタイルに押し付けながら、なんとか姿勢を維持している状態だ。それでも彼の動きは止まらなかった。
「も、……むりっ、ッ~~~~!」
「っ……!」
ひときわ激しく中をピストンされて、ゴム越しに精を吐き出される。
どくどくと脈打つペニスが中から抜けて、今度こそ膝から崩れ落ちそうになった。
「悪い、無茶させた」
「……い、え」
彼に後ろから抱きかかえられ、椅子に座らせられる。彼はシャワーを捻ると、汗を流してくれた。
「ここも流すから、足開いて」
「や……! じ、自分でやります……!」
「そうは言っても、動けてないだろ」
実際、彼に背中を預けている状態だ。体が怠くて、ほとんど動けないのも事実である。
どろどろになった穴を綺麗に流してもらうも、何度か指で弄られて高められそうになって、慌てて彼の体を引き剥がした。
「も、ほんとに、ダメ、ですから……」
「わってるよ」
ちゅ、ちゅっと甘いキスを途中で挟みながら彼に介護されるような形で髪と体を清める。
彼も体を清めると、二人同時に湯船に浸かった。
「お風呂、広いですね。二人で入っても、全然狭くない……」
少々お湯は流れたものの、足が伸ばせる広さだ。
彼は私の体を後ろからぎゅうっと抱きしめると、気まぐれに首筋に吸い付いた。
「あんまり強く吸うと、痕がついちゃいます……」
「むしろ、つけてるんだ」
「ダメですよ。仕事のとき、見えちゃいます」
「見せつけておけ。よからぬ虫がやってこないとも限らないから」
「ふふ、いないですよ。そんな人」
私に声をかけてくる人なんて早々いない。それこそ明さんぐらいだ。私に興味を持って、何度も話しかけてくれるような人は。
「……明さん、そろそろ上がりたい……です」
「のぼせた?」
「……みたいです。ちょっとだけふらふらします」
「わかった」
彼に引っ張り上げられながら浴槽を出て、最後にもう一度シャワーを浴びて風呂を出る。
お風呂を出てからの彼も至れり尽くせりで、着替えからドライヤーをかけるまでほとんど彼が手伝ってくれた。
「朝ご飯……というよりはもう昼だな。なにがいい? 家にあるものだと、パンとか簡単なものしか出せないが」
他に宅配を頼む案もあったけれど、結局焼いたパンやスクランブルエッグといった簡単なもので済ませることになった。
彼は料理もできるようで、簡単なものなら自分でやってしまうらしい。普段は時間がないため外で済ませるか、買ってきたもので済ませるそうだが、休みの日は自炊することも多いと聞いた。
むしろ、私以上にちゃんとしてるかも……と思いつつ、ふわふわに焼かれたスクランブルエッグを口に運び、香ばしく焼かれたパンをかじる。
遅めの朝食をとったあとは、一度自分の部屋に帰ることにした。
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「大丈夫です! さすがにそれは目立つので……」
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車で家の前まで送ってくれた彼とは、ここで一旦別れることにした。
「それじゃあ、また仕事終わりに」
「……はい。また」
車を降りる直前、彼に後頭部を引き寄せられ軽いキスを送られる。
たったそれだけのことなのに、このあとの仕事も頑張ろうと思えるから不思議だ。それに、仕事さえ終わればまた彼と一緒にいられる。
明日も夕方からのシフトなので、今日みたいに彼と一緒に過ごせるのだと思うと、自然と笑みが零れた。
――気を引き締めて仕事しないと……。
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