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28話 シャツから見える絶景 グランデside
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メイドのクエジョに2人分の昼食を用意させ、グランデは当主の部屋へと運び、寝室の扉を開いた。
ベッドの上でアスカルは、裸のまま膝を抱え、ぼんやりと何やら考え込んでいる。
「なんだアスカル、起きていたのか?」
<まずいな… 1人っきりにしてしまったせいで、アスカルが余計なことを考えていなければ良いが… また昨日のように、自分は執事だからと拒絶されるのは我慢できないぞ?!>
「あ! はい?!」
グランデが寝室の扉を開けたことにも気づかず、声をかけられ初めて気づいたと… アスカルはハッ… と顔を上げた。
「そろそろ昼食にしようアスカル、お前… 昨夜から何も食べてないだろう?」
「ああ… 忘れていました」
ベッドから出ようと、アスカルは足を絨毯の上に下ろそとしたが、自分が全裸だと気づき… 頬をピンクに染めて、もじもじと上掛けの下に戻ってしまう。
「そうか! お前の服は魔獣の体液で汚れていたから、脱がして全部オレが燃やしてしまったからな…」
グランデはキビキビと洋服ダンスから、自分の白いシャツを取り出して、アスカルの肩にかけた。
「申し訳ありませんグランデ様… 今すぐ着替えて来ます! 服はすぐに洗ってお返ししますから…」
あわててベッドを下りたアスカルは、ふらりとよろけ倒れそうになり…
「…危ない! そんなにあわてる必要はない、アスカル!」
倒れる前にグランデが駆け寄り、アスカルの身体を支えた。
「す… すみません、グランデ様… 腰に力が入らなくて…!」
「まだ、お前が発情期だからだ… それより、今のお前に必要なのは、服よりも食事だ!」
<むしろ、オレとしては… アスカルにはずっと服は着ないで、この部屋に居て欲しいぐらいだ!!>
分厚い胸に手を置いて、アスカルは頬をピンクから真っ赤に染めて、恥ずかしそうにグランデを見あげた。
<…いや、オレのシャツだけなら、特別に着るのを許してやっても良い!>
グランデの白いシャツから出た、スラリと細い足がなんとも艶っぽく…
サイズが合わず大きく開いた胸元は、グランデが見下ろすと、ちょうど赤く腫れてツンッ… と尖った乳首が覗けるのだ。
「涎が垂れそうだ!」
<なんて、美味そうなんだ!!>
ゴクリッ… と唾を飲み込み… 深紅の瞳を鋭く光らせ、グランデは厳しい顔でアスカルの乳首をジロリとにらんだ。
「申し訳ありません、グランデ様! 僕がぐずぐずしているから…」
グランデの機嫌をそこねてしまったかと… あせって謝るアスカル。
「今すぐ食事だ! 食事をするぞ!! アスカル!!」
<これではオレの性欲を満たすために、アスカルを餓死させそうだ!! 我慢だ我慢!! 今は我慢だ!! ベッドの外では紳士になれ、グランデ!! オレが野蛮人になるのは、アスカルを抱く時だけだ!!>
「グ… グランデ様?」
サッ… と屈んで、グランデはアスカルの頬に額、唇、肩、首筋に…
チュッ… チュッ… チュクッ… チュッ… チュチュッ… とキスを素早く落とす。
眉間にしわを寄せた怖い顔のグランデは、ふわりとアスカルを抱き上げると…
寝室を出て続き部屋の居間へ行き、食事を並べたテーブルの前に、そっとアスカルを座らせた。
ベッドの上でアスカルは、裸のまま膝を抱え、ぼんやりと何やら考え込んでいる。
「なんだアスカル、起きていたのか?」
<まずいな… 1人っきりにしてしまったせいで、アスカルが余計なことを考えていなければ良いが… また昨日のように、自分は執事だからと拒絶されるのは我慢できないぞ?!>
「あ! はい?!」
グランデが寝室の扉を開けたことにも気づかず、声をかけられ初めて気づいたと… アスカルはハッ… と顔を上げた。
「そろそろ昼食にしようアスカル、お前… 昨夜から何も食べてないだろう?」
「ああ… 忘れていました」
ベッドから出ようと、アスカルは足を絨毯の上に下ろそとしたが、自分が全裸だと気づき… 頬をピンクに染めて、もじもじと上掛けの下に戻ってしまう。
「そうか! お前の服は魔獣の体液で汚れていたから、脱がして全部オレが燃やしてしまったからな…」
グランデはキビキビと洋服ダンスから、自分の白いシャツを取り出して、アスカルの肩にかけた。
「申し訳ありませんグランデ様… 今すぐ着替えて来ます! 服はすぐに洗ってお返ししますから…」
あわててベッドを下りたアスカルは、ふらりとよろけ倒れそうになり…
「…危ない! そんなにあわてる必要はない、アスカル!」
倒れる前にグランデが駆け寄り、アスカルの身体を支えた。
「す… すみません、グランデ様… 腰に力が入らなくて…!」
「まだ、お前が発情期だからだ… それより、今のお前に必要なのは、服よりも食事だ!」
<むしろ、オレとしては… アスカルにはずっと服は着ないで、この部屋に居て欲しいぐらいだ!!>
分厚い胸に手を置いて、アスカルは頬をピンクから真っ赤に染めて、恥ずかしそうにグランデを見あげた。
<…いや、オレのシャツだけなら、特別に着るのを許してやっても良い!>
グランデの白いシャツから出た、スラリと細い足がなんとも艶っぽく…
サイズが合わず大きく開いた胸元は、グランデが見下ろすと、ちょうど赤く腫れてツンッ… と尖った乳首が覗けるのだ。
「涎が垂れそうだ!」
<なんて、美味そうなんだ!!>
ゴクリッ… と唾を飲み込み… 深紅の瞳を鋭く光らせ、グランデは厳しい顔でアスカルの乳首をジロリとにらんだ。
「申し訳ありません、グランデ様! 僕がぐずぐずしているから…」
グランデの機嫌をそこねてしまったかと… あせって謝るアスカル。
「今すぐ食事だ! 食事をするぞ!! アスカル!!」
<これではオレの性欲を満たすために、アスカルを餓死させそうだ!! 我慢だ我慢!! 今は我慢だ!! ベッドの外では紳士になれ、グランデ!! オレが野蛮人になるのは、アスカルを抱く時だけだ!!>
「グ… グランデ様?」
サッ… と屈んで、グランデはアスカルの頬に額、唇、肩、首筋に…
チュッ… チュッ… チュクッ… チュッ… チュチュッ… とキスを素早く落とす。
眉間にしわを寄せた怖い顔のグランデは、ふわりとアスカルを抱き上げると…
寝室を出て続き部屋の居間へ行き、食事を並べたテーブルの前に、そっとアスカルを座らせた。
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