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聖玉って凄い!!
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「では、最初の神義者は入ってきなさい。」
入って来た男性を見て信徒達が騒めく。
そうだよね。神義者席にいるのは眼鏡の父親、クルト・デル・ミルボーンだ。
「クルト・デル・ミルボーン。聖玉に両手で触れなさい。
では始めなさい。」
眼鏡父が聖玉に触れたのを見て、私は首座主教に一礼して聖玉に両手をつけた眼鏡父に向いた。
「ミルボーン様、貴方は私の悪意ある噂にご子息が関わっている事を知っていましたね。はいかいいえだけで答えて下さい。」
「·····」
どう答えるだろう。
「はいでありいいえでもあります。」
あーそう来たか。
「はいがあるのであればどのような形であれ、知っていたとします。全く知らなかった場合だけ、異議ありと言って下さい。では続けます。」
全く知らないって事はないでしょうよ。
眼鏡父の返答も気になるけど聖玉も気になる。なんか色が変わってきてるような。
「ミルボーン様がご子息の関わりを止めなかったのは、私かマセル公爵に負の感情があったからですか?はいかいいえだけで答えて下さい。」
「·····」
負の感情なんて絶対あるよね。さっきの答えは使えないよ。
「·····はい」
聖玉が真っ黒になった。黒?なんで黒?どういう意味?
「濃い色は強い感情を表します。」
聖玉って心の中丸見えじゃん。
もう縛りを付けなくていいか。
眼鏡父もここまで精巧だとは思わなかったようで手が震えてる。私も先生の授業と文献読んでも嘘を付けば光るとしか知らなかった。
「ミルボーン様、ご子息が学園の生徒を脅迫していたのを知っていましたね。そして協力していましたね。」
「知っていましたがーー」
黒のままだよ。もう話続けるの無意味だよ。
「何故そんな事を?」
「サウスリアナ様が皇太子妃になればマセル家は帝国の影響力がさらに強くなる。それを阻止したかった。」
今度は黒と灰色のマーブル模様。灰色って何?
神使様を見たけど特にコメントなし。
もう教えてはくれない様だ。
聖玉の秘密部分に関わるならそっとしとこう。さすがに嘘を着いたら教えてくれるだろうし
もういいか。これ以上したら、罰が重くなる。
終了を告げようとしたら、隣から机をコツコツコツと3回叩く音がした。代れの合図だ。
「·····神使様。少し疲れたので神弁者と代っても宜しいでしょうか?」
神使の方に向き尋ねる。神使が頷き、副神使エジエルが許可をくれた。
「ミルボーン様、ご子息に協力したのは、マセル家に取って代わり権力を握るためですか?」
「違います!」
黒と黄と灰色のマーブルが点滅している。
「クルト・デル・ミルボーンに虚偽の発言がありました。もう一度答えなさい。」
嘘だったの?!何考えてんのよ!
とゆーか嘘ついたら点滅なの?
「·····そうです。」
「誰と手を組んでいたのですか?」
長い間の後、眼鏡父が特大級の爆弾を落とした。
「····················皇后陛下です。」
入って来た男性を見て信徒達が騒めく。
そうだよね。神義者席にいるのは眼鏡の父親、クルト・デル・ミルボーンだ。
「クルト・デル・ミルボーン。聖玉に両手で触れなさい。
では始めなさい。」
眼鏡父が聖玉に触れたのを見て、私は首座主教に一礼して聖玉に両手をつけた眼鏡父に向いた。
「ミルボーン様、貴方は私の悪意ある噂にご子息が関わっている事を知っていましたね。はいかいいえだけで答えて下さい。」
「·····」
どう答えるだろう。
「はいでありいいえでもあります。」
あーそう来たか。
「はいがあるのであればどのような形であれ、知っていたとします。全く知らなかった場合だけ、異議ありと言って下さい。では続けます。」
全く知らないって事はないでしょうよ。
眼鏡父の返答も気になるけど聖玉も気になる。なんか色が変わってきてるような。
「ミルボーン様がご子息の関わりを止めなかったのは、私かマセル公爵に負の感情があったからですか?はいかいいえだけで答えて下さい。」
「·····」
負の感情なんて絶対あるよね。さっきの答えは使えないよ。
「·····はい」
聖玉が真っ黒になった。黒?なんで黒?どういう意味?
「濃い色は強い感情を表します。」
聖玉って心の中丸見えじゃん。
もう縛りを付けなくていいか。
眼鏡父もここまで精巧だとは思わなかったようで手が震えてる。私も先生の授業と文献読んでも嘘を付けば光るとしか知らなかった。
「ミルボーン様、ご子息が学園の生徒を脅迫していたのを知っていましたね。そして協力していましたね。」
「知っていましたがーー」
黒のままだよ。もう話続けるの無意味だよ。
「何故そんな事を?」
「サウスリアナ様が皇太子妃になればマセル家は帝国の影響力がさらに強くなる。それを阻止したかった。」
今度は黒と灰色のマーブル模様。灰色って何?
神使様を見たけど特にコメントなし。
もう教えてはくれない様だ。
聖玉の秘密部分に関わるならそっとしとこう。さすがに嘘を着いたら教えてくれるだろうし
もういいか。これ以上したら、罰が重くなる。
終了を告げようとしたら、隣から机をコツコツコツと3回叩く音がした。代れの合図だ。
「·····神使様。少し疲れたので神弁者と代っても宜しいでしょうか?」
神使の方に向き尋ねる。神使が頷き、副神使エジエルが許可をくれた。
「ミルボーン様、ご子息に協力したのは、マセル家に取って代わり権力を握るためですか?」
「違います!」
黒と黄と灰色のマーブルが点滅している。
「クルト・デル・ミルボーンに虚偽の発言がありました。もう一度答えなさい。」
嘘だったの?!何考えてんのよ!
とゆーか嘘ついたら点滅なの?
「·····そうです。」
「誰と手を組んでいたのですか?」
長い間の後、眼鏡父が特大級の爆弾を落とした。
「····················皇后陛下です。」
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