私の魔力は2ですから〜婚約者を妹に取られて、家族に奴隷のように扱われてる私が何故か魔王候補達に迫られる〜

ターナー

文字の大きさ
19 / 22

19、ふざけないで(アルフレッド、もう遅い)

しおりを挟む


「すまない、君を裏切ったこと、後悔している、やり直さないか?」

「……………」

講義も全て終了し、あとは帰るだけのとき、やっと登校してきたアルフレッドに引き留められる、もちろん彼もヅラらしきものを被っている………明日以降も絡まれたら厄介だ、面倒は先に片付けとくに限る、レクスに断ってアルフレッドと話すが、信じられないことを言い出す。

(昨日の魔法、まさかとは思うが……一応確認しておくのが無難だ、ゴミならまた捨てればいい……………大丈夫だ、彼女は私にゾッコンだった……必ず食いついてーー)

「………断る、もう遅いよ」

「ーーなッッッ??!!、何で??!!」

「…………何で?、今なんでって言った?、そりゃ母に殴られて蹴られて、二階の窓から吹っ飛ばされて、地面に叩きつけられて、そんな状態の私に貴方が何したのか、忘れたの?、その後も長い間私がコブリーに奴隷みたく使われててもずっと何も言わないどころか、一緒になって虐めてきたよね?、それで今更やり直す?…………ふざけないで」

「そ、それは本当にすまなかった……猛省してる!!、やっとわかったんだ君の大切さが!!、本当はコブリーに無理やりやらされたんだ、本当に愛してるのは君だけなんだ」

もちろん断る私、その返答になぜか驚くアルフレッド、懇切丁寧に説明してもなお食い下がるアルフレッド。

「……………わかった、良いよ、やり直してあげる」

「やっとわかってくれーーー」

「ただし、条件がある」

「何だい?、金かい?」

「まずはここから地面に向かって飛び降りて」

「ーーーえ?」

「2階だしちょうど良かった、そんでその後はゴミと虫を混ぜたスクラブルエッグを食ってもらって………そんでその次は便器の水に頭突っ込んで五分息継ぎなし、後etc、etc、全部できたらあなたの愛は本物だって認めてあげる.……もちろん魔法とか魔道具の類を使うのは無しね」

「ーーーゴミと虫いりスクランブルエッグ??!!、便器の水???!!、そ、そんなモノ食べられないし、できる訳ないだろ!!」

「…………食べられるしできるよ、

「ーーーッッッ」

そこまで言うのなら条件を提示する私、条件の内容はここ最近私がやられてきた数々の嫌がらせ、もしくは虐待行為、それら全てを実行できたら良いというと、アルフレッドは無理だと喚き立てる、しかし私はできると返答する、なぜならそれらは全て私がやらされてきた事だから、できないという事は無いはずだ。


「………それに愛がどうのこうの言ってるけど、単に昨日の魔法の威力が凄かったから一応確かめて、ダメだったらもう一度捨てれば良いとか、そんなところでしょ?」

「そ、そんな事ッッッッ!!!」

「ーー私魔力2ですから、貴方には相応しくないよ」

「ーーーッッッッ」

「………同じヘアースタイルで仲良しなコブリーの方がずっとお似合いだよ」

「…………」

「それじゃあね」

ここまでこっちを馬鹿にした相手に最低限の礼儀も不要、皮肉たっぷりに呟くとアルフレッドは押し黙る、その間にその場を離れる私。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

妹に傷物と言いふらされ、父に勘当された伯爵令嬢は男子寮の寮母となる~そしたら上位貴族のイケメンに囲まれた!?~

サイコちゃん
恋愛
伯爵令嬢ヴィオレットは魔女の剣によって下腹部に傷を受けた。すると妹ルージュが“姉は子供を産めない体になった”と嘘を言いふらす。その所為でヴィオレットは婚約者から婚約破棄され、父からは娼館行きを言い渡される。あまりの仕打ちに父と妹の秘密を暴露すると、彼女は勘当されてしまう。そしてヴィオレットは母から託された古い屋敷へ行くのだが、そこで出会った美貌の双子からここを男子寮とするように頼まれる。寮母となったヴィオレットが上位貴族の令息達と暮らしていると、ルージュが現れてこう言った。「私のために家柄の良い美青年を集めて下さいましたのね、お姉様?」しかし令息達が性悪妹を歓迎するはずがなかった――

婚約破棄された際もらった慰謝料で田舎の土地を買い農家になった元貴族令嬢、野菜を買いにきたベジタリアン第三王子に求婚される

さら
恋愛
婚約破棄された元伯爵令嬢クラリス。 慰謝料代わりに受け取った金で田舎の小さな土地を買い、農業を始めることに。泥にまみれて種を撒き、水をやり、必死に生きる日々。貴族の煌びやかな日々は失ったけれど、土と共に過ごす穏やかな時間が、彼女に新しい幸せをくれる――はずだった。 だがある日、畑に現れたのは野菜好きで有名な第三王子レオニール。 「この野菜は……他とは違う。僕は、あなたが欲しい」 そう言って真剣な瞳で求婚してきて!? 王妃も兄王子たちも立ちはだかる。 「身分違いの恋」なんて笑われても、二人の気持ちは揺るがない。荒れ地を畑に変えるように、愛もまた努力で実を結ぶのか――。

夫から『お前を愛することはない』と言われたので、お返しついでに彼のお友達をお招きした結果。

古森真朝
ファンタジー
 「クラリッサ・ベル・グレイヴィア伯爵令嬢、あらかじめ言っておく。  俺がお前を愛することは、この先決してない。期待など一切するな!」  新婚初日、花嫁に真っ向から言い放った新郎アドルフ。それに対して、クラリッサが返したのは―― ※ぬるいですがホラー要素があります。苦手な方はご注意ください。

黒騎士団の娼婦

星森
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。 異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。 頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。 煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。 誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。 「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」 ※本作はAIとの共同制作作品です。 ※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

猫なので、もう働きません。

具なっしー
恋愛
不老不死が実現した日本。600歳まで社畜として働き続けた私、佐々木ひまり。 やっと安楽死できると思ったら――普通に苦しいし、目が覚めたら猫になっていた!? しかもここは女性が極端に少ない世界。 イケオジ貴族に拾われ、猫幼女として溺愛される日々が始まる。 「もう頑張らない」って決めたのに、また頑張っちゃう私……。 これは、社畜上がりの猫幼女が“だらだらしながら溺愛される”物語。 ※表紙はAI画像です

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

処理中です...