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5章 お爺ちゃんと聖魔大戦
317.お爺ちゃんののんびり撮影旅行①
眷属の育成に注力しすぎて侵食度が100%になってしまった私。
だからと言って何かが変わったわけもなく、やたらとスズキさんに懐かれている。
いや、前から懐かれてるけど。
呼んでないのにすぐ近くにいるんですよね。
彼女曰く、
「なつかしい気配がするんですから仕方ないです」
とのこと。
それってつまり私がクトゥルフそのものになってしまったと言うことだろうか?
「私は何も変わってませんよ?」
「だから不思議なんです。普通はもっと発狂するもんなんですよ? どこか肉体に異常はありませんか?」
「特にはないね、不思議といつもより活力がみなぎるようだ」
そう言ったら突然抱きつかれた。
なんだろうか、久しぶりに出会った娘が甘えてくる心境にそっくりだ。
「辛い記憶を思い出させてしまったかな?」
彼女の肩(?)をポンポンと叩く。
「もう少しこのままで」
「はいはい」
彼女を連れて歩いてからと言うものの、抱きつかれて居ようとすっかり気にならなくなってしまった。
孫に見られたら大目玉だが、とっくに洗n……記憶誘導済みだし。だからと言って元担任と祖父が抱きついてれば大問題だと思うんだけどいいんだろうか?
おおよそ十数分。
まるでペットの毛玉に顔を埋めるが如く、晴々とした彼女の顔が浮き上がる。
こんなことで喜んでくれるからいつでも胸を貸そう。
「それよりスズキさん」
「はい、あなた」
「私は君の夫ではないんだけどね?」
「少しくらいいいじゃないですか。いけず」
「じゃあ今だけは許します」
「わーい」
子供のようにはしゃいで、妻という感覚はまるで浮かばない。
やっぱりどこかで娘のような既視感を覚えるんだよなぁ。
「私の侵食率の話に戻すね」
「はい」
「今の私って、変身するとやばいかな?」
「変身する分には大丈夫だと思います。ただ変身しないで神格召喚するのは不味いかもですね」
「やっぱりそうだよねぇ。九尾君との絆値は80%まで上がったけど、これ以上付き合うとどうなるかわからない」
「彼なら十分ハヤテさんのファンですよ。心配しなくても大丈夫だと思います」
「それ、信仰的に大丈夫なの? 彼は私と言うよりクトゥルフさんの眷属なのでしょう?」
「その事ですか。でしたら僕から見ても夫とハヤテさんの適合率は100%合致してますから。問題ないです!」
「問題しかないじゃないの」
嬉しくない事を嬉しそうに言われた。
とにかくこれ以上例のイベントが始まる前に神格召喚をするのは危険だと言う事だ。
そこ、今更とか言わない。
◇
気を取り直して私は本来の立場に戻って撮影旅行をする事を決意する。
今まではどうにも周りの目を気にしすぎて、と言うよりも撮影そっちのけで探索に熱を入れていた。
少年時代の憧れというのもある。
それ以上に驚くべき真実がどんどん明るみになるのが楽しかった。
けれど、自分ばかりが活躍してその他大勢のプレイヤーの活躍の機会を潰してきたのではないか?
そんなふうに思うこともあった。
極め付けが侵食度100%。
これはもうそっち系のイベントに関わっては行けないという天からの思し召しだ。
スズキさんも無理に侵食度をあげようと思わないだろう。
幸いにも正気度は高いまま維持できている。
これが良かったのか、私は平常心で撮影旅行を始めた。
「最初はどこがいいかなぁ?」
「どこでもお供しますよ」
「やっぱりリードを買おうか?」
「いいですねぇ!」
そんなノリノリで返答されたら冗談でも買ってしまうよ?
お互いに苦笑して、街を歩く。
始めた当時は自分の弱さ、NPCの存在理由、いろんなものに振り回されてろくに観光もできなかった。
そして一つのメールが私に届く。
以前配信中にカメラの製造をプレイヤー全員にお願いした一人だろうか?
内容もカメラについて書かれていた。
早速指定された場所に赴き、その人が作ったカメラを手に取って取り回してみる。
「憧れのアキカゼさんに会えて光栄です」
その人はそんな風に私を褒めちぎる。
一回のプレイヤーである私を、そんなに褒めないで欲しい。
「そしてカメラについては詳しくないので、だいぶ昔のデータベースから引っ張ってきました。どんな型がいいのか全く想像できませんでしたけど、今のアキカゼさんに似合いそうなやつをいくつか作ってみました。ご覧ください」
嬉しい事を言ってくれる。
確かに世がVR世界に移行してからあれだけ世に溢れていた機械や物はどんどんと製造停止の憂き目に合う。
何せそれ以上のものがVR世界で楽に再現出来るからだ。
そして私のファンだと名乗る相手は、無骨ながらも味のあるデザインのカメラを押してくれた。他にもあったが、普通すぎるという理由で却下される。
その中で、一際目を引くものがあった。
つるんとしたフォルムであり、一見してカメラとは思えないものである。そんなものが一つ混じっていた。
「それは?」
「こちらですか? これは失敗品です。覗き込むと真っ暗闇しか写らない上に、嫌な予感がヒシヒシと感じてきて。そして覗くのを止めたら何故かカメラが溶けててこんな風になってたんです。それ以来これを近くに置いておくと、悪いことが重なってばかりで」
「確実に呪いの品じゃ無いですか。なんで捨てないの?」
「捨てても、隔離してもいつの間にか混ざってくるんです」
「ふぅむ、それは問題だね」
「ええ、誰かに引き取ってもらいたいんですが、こんな粗悪品を預けようものならその方にどんな不幸が訪れるかわかったものじゃありませんから、生産職としましては扱いに困ってまして」
「だったら私が引き取ろうか?」
何故か、口をついてそんな言葉が出てきた。
訳がわからない。先程まで確かに嫌悪感を感じていたのに。
スズキさんもどうやら賛成の様だ。ニコニコしながら引き取りましょうよと言ってくれる。
そして引き受けた後。
<遺物:???を獲得しました>
<侵食度が加算されます>
<エラー……侵食度が上限に達しています>
<適合率を確認……適合率100%を検知しました>
<侵食度の上限突破を確認……成功>
<神話武器:ロイガーを獲得しました>
《ロイガー》
双子の風の精が神格化し、武器に憑依している。
片割れでも万能の破壊力を誇るが、二つ合わせると万物を打ち貫く効果を得られる。
武器の形状はブーメラン。
神格解放で形状を変化させることができる。
神格解放は侵食度が80%以上必要です。
<新シークレット・クエスト:ツァールを求めてが開始されました>
ああ、やってしまった。
そうだよなぁ、侵食度が上限に達していればこんなイベントも起こりうる。
イベント本番前だっていうのに運が悪い。
だというのにホイホイ引き寄せられてしまった私も悪いか。
でも出来上がったカメラも求めていた以上の出来だったんだもの、しょうがないじゃないの。
受け取ったはずのカメラはその形を大きく変えて、ブーメランの形に落ち着いていた。
「何が……どういう!?」
「どうやらこれは私関連のイベントだった様だ。またおかしなものが出てきたら、私以外のベルト保持者に渡すといい」
あえて自分で引き取らず、周囲を巻き込む形で会話を終えた。
これ以上侵食度を上げてやるものか。
上限突破ってなにさ。
あーあー侵食度が120%になってるじゃないの。
誰ですか、こんなところに地雷を埋めたのは。
とばっちりじゃないですか。
魔導書の断片よりタチが悪いですよ。
しかもよりによって別の神格って……
「良かったですね、ハヤテさん!」
「私は何を喜べばいいのか分からないよ」
「もちろんカメラも武器もですよ!」
「私はカメラだけで十分だったんですけど」
「それでも他のベルト保持者より一歩リードです!」
したくなかったよ、そんなリード。
「これ、返してきちゃダメかな?」
手に吸い付いて離れないブーメランを見やる。
武器として扱う分には離れるけど、放った後は手に吸い付くように戻ってくるのだ。
そう言えばこのカメラを作ってくれた人も捨てても戻ってくるって言ってたよなぁ。
完璧に呪いの品だよこれ。
まぁ私は武器なんて特段持ってはいやしないのだけど。
「何はともあれ、ないよりあった方がマシぐらいに思いましょう」
「私は撮影さえできればそれでいいんだけど」
「またまた~」
どうやら彼女には私の本心は伝わらない様だった。
私は普段から周囲にどう思われてるのか本気で心配になった。
だからと言って何かが変わったわけもなく、やたらとスズキさんに懐かれている。
いや、前から懐かれてるけど。
呼んでないのにすぐ近くにいるんですよね。
彼女曰く、
「なつかしい気配がするんですから仕方ないです」
とのこと。
それってつまり私がクトゥルフそのものになってしまったと言うことだろうか?
「私は何も変わってませんよ?」
「だから不思議なんです。普通はもっと発狂するもんなんですよ? どこか肉体に異常はありませんか?」
「特にはないね、不思議といつもより活力がみなぎるようだ」
そう言ったら突然抱きつかれた。
なんだろうか、久しぶりに出会った娘が甘えてくる心境にそっくりだ。
「辛い記憶を思い出させてしまったかな?」
彼女の肩(?)をポンポンと叩く。
「もう少しこのままで」
「はいはい」
彼女を連れて歩いてからと言うものの、抱きつかれて居ようとすっかり気にならなくなってしまった。
孫に見られたら大目玉だが、とっくに洗n……記憶誘導済みだし。だからと言って元担任と祖父が抱きついてれば大問題だと思うんだけどいいんだろうか?
おおよそ十数分。
まるでペットの毛玉に顔を埋めるが如く、晴々とした彼女の顔が浮き上がる。
こんなことで喜んでくれるからいつでも胸を貸そう。
「それよりスズキさん」
「はい、あなた」
「私は君の夫ではないんだけどね?」
「少しくらいいいじゃないですか。いけず」
「じゃあ今だけは許します」
「わーい」
子供のようにはしゃいで、妻という感覚はまるで浮かばない。
やっぱりどこかで娘のような既視感を覚えるんだよなぁ。
「私の侵食率の話に戻すね」
「はい」
「今の私って、変身するとやばいかな?」
「変身する分には大丈夫だと思います。ただ変身しないで神格召喚するのは不味いかもですね」
「やっぱりそうだよねぇ。九尾君との絆値は80%まで上がったけど、これ以上付き合うとどうなるかわからない」
「彼なら十分ハヤテさんのファンですよ。心配しなくても大丈夫だと思います」
「それ、信仰的に大丈夫なの? 彼は私と言うよりクトゥルフさんの眷属なのでしょう?」
「その事ですか。でしたら僕から見ても夫とハヤテさんの適合率は100%合致してますから。問題ないです!」
「問題しかないじゃないの」
嬉しくない事を嬉しそうに言われた。
とにかくこれ以上例のイベントが始まる前に神格召喚をするのは危険だと言う事だ。
そこ、今更とか言わない。
◇
気を取り直して私は本来の立場に戻って撮影旅行をする事を決意する。
今まではどうにも周りの目を気にしすぎて、と言うよりも撮影そっちのけで探索に熱を入れていた。
少年時代の憧れというのもある。
それ以上に驚くべき真実がどんどん明るみになるのが楽しかった。
けれど、自分ばかりが活躍してその他大勢のプレイヤーの活躍の機会を潰してきたのではないか?
そんなふうに思うこともあった。
極め付けが侵食度100%。
これはもうそっち系のイベントに関わっては行けないという天からの思し召しだ。
スズキさんも無理に侵食度をあげようと思わないだろう。
幸いにも正気度は高いまま維持できている。
これが良かったのか、私は平常心で撮影旅行を始めた。
「最初はどこがいいかなぁ?」
「どこでもお供しますよ」
「やっぱりリードを買おうか?」
「いいですねぇ!」
そんなノリノリで返答されたら冗談でも買ってしまうよ?
お互いに苦笑して、街を歩く。
始めた当時は自分の弱さ、NPCの存在理由、いろんなものに振り回されてろくに観光もできなかった。
そして一つのメールが私に届く。
以前配信中にカメラの製造をプレイヤー全員にお願いした一人だろうか?
内容もカメラについて書かれていた。
早速指定された場所に赴き、その人が作ったカメラを手に取って取り回してみる。
「憧れのアキカゼさんに会えて光栄です」
その人はそんな風に私を褒めちぎる。
一回のプレイヤーである私を、そんなに褒めないで欲しい。
「そしてカメラについては詳しくないので、だいぶ昔のデータベースから引っ張ってきました。どんな型がいいのか全く想像できませんでしたけど、今のアキカゼさんに似合いそうなやつをいくつか作ってみました。ご覧ください」
嬉しい事を言ってくれる。
確かに世がVR世界に移行してからあれだけ世に溢れていた機械や物はどんどんと製造停止の憂き目に合う。
何せそれ以上のものがVR世界で楽に再現出来るからだ。
そして私のファンだと名乗る相手は、無骨ながらも味のあるデザインのカメラを押してくれた。他にもあったが、普通すぎるという理由で却下される。
その中で、一際目を引くものがあった。
つるんとしたフォルムであり、一見してカメラとは思えないものである。そんなものが一つ混じっていた。
「それは?」
「こちらですか? これは失敗品です。覗き込むと真っ暗闇しか写らない上に、嫌な予感がヒシヒシと感じてきて。そして覗くのを止めたら何故かカメラが溶けててこんな風になってたんです。それ以来これを近くに置いておくと、悪いことが重なってばかりで」
「確実に呪いの品じゃ無いですか。なんで捨てないの?」
「捨てても、隔離してもいつの間にか混ざってくるんです」
「ふぅむ、それは問題だね」
「ええ、誰かに引き取ってもらいたいんですが、こんな粗悪品を預けようものならその方にどんな不幸が訪れるかわかったものじゃありませんから、生産職としましては扱いに困ってまして」
「だったら私が引き取ろうか?」
何故か、口をついてそんな言葉が出てきた。
訳がわからない。先程まで確かに嫌悪感を感じていたのに。
スズキさんもどうやら賛成の様だ。ニコニコしながら引き取りましょうよと言ってくれる。
そして引き受けた後。
<遺物:???を獲得しました>
<侵食度が加算されます>
<エラー……侵食度が上限に達しています>
<適合率を確認……適合率100%を検知しました>
<侵食度の上限突破を確認……成功>
<神話武器:ロイガーを獲得しました>
《ロイガー》
双子の風の精が神格化し、武器に憑依している。
片割れでも万能の破壊力を誇るが、二つ合わせると万物を打ち貫く効果を得られる。
武器の形状はブーメラン。
神格解放で形状を変化させることができる。
神格解放は侵食度が80%以上必要です。
<新シークレット・クエスト:ツァールを求めてが開始されました>
ああ、やってしまった。
そうだよなぁ、侵食度が上限に達していればこんなイベントも起こりうる。
イベント本番前だっていうのに運が悪い。
だというのにホイホイ引き寄せられてしまった私も悪いか。
でも出来上がったカメラも求めていた以上の出来だったんだもの、しょうがないじゃないの。
受け取ったはずのカメラはその形を大きく変えて、ブーメランの形に落ち着いていた。
「何が……どういう!?」
「どうやらこれは私関連のイベントだった様だ。またおかしなものが出てきたら、私以外のベルト保持者に渡すといい」
あえて自分で引き取らず、周囲を巻き込む形で会話を終えた。
これ以上侵食度を上げてやるものか。
上限突破ってなにさ。
あーあー侵食度が120%になってるじゃないの。
誰ですか、こんなところに地雷を埋めたのは。
とばっちりじゃないですか。
魔導書の断片よりタチが悪いですよ。
しかもよりによって別の神格って……
「良かったですね、ハヤテさん!」
「私は何を喜べばいいのか分からないよ」
「もちろんカメラも武器もですよ!」
「私はカメラだけで十分だったんですけど」
「それでも他のベルト保持者より一歩リードです!」
したくなかったよ、そんなリード。
「これ、返してきちゃダメかな?」
手に吸い付いて離れないブーメランを見やる。
武器として扱う分には離れるけど、放った後は手に吸い付くように戻ってくるのだ。
そう言えばこのカメラを作ってくれた人も捨てても戻ってくるって言ってたよなぁ。
完璧に呪いの品だよこれ。
まぁ私は武器なんて特段持ってはいやしないのだけど。
「何はともあれ、ないよりあった方がマシぐらいに思いましょう」
「私は撮影さえできればそれでいいんだけど」
「またまた~」
どうやら彼女には私の本心は伝わらない様だった。
私は普段から周囲にどう思われてるのか本気で心配になった。
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