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【ハヤテの章②】ゲーム内生活9日目【AWO】
29_『水圧調理を習おう!』
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調理スペースも何もない水の底の街。
果たしてどうやって調理してるのか気になって仕方ない私は、すっかり食べる気満々なメンバーを引き連れて列車君の買い付けの露天に突撃した。
周りにいる物々しい魚の残骸が気になる、風変わりな店構えだった。
「|ー〻ー)いらっしゃい」
「|◉〻◉)いつもの一つ」
「|◉〻◉)あんたも好きねぇ。はいよ。そっちのお嬢ちゃんたちはどうする?」
「|ー〻ー)あ、この子達は」
そこにいたのは双子かと思うほどの顔つき、うんまぁサハギンだね。
色合いはサーモンピンクで、どうやって装備してるか理解を拒むエプロンをつけていた。
肩ないでしょう、あなたたち。
「初めまして! 料理人志望のハヤテです!」
「そのお姉ちゃんのトキです。今日はですね、水の底でどうやって料理をしてるかのインタビューをしにまいりました」
ミルモ :あたしもいるぞー
ミルちゃん、君の声は多分誰にも届いてないよ?
パッキングの影響って、実際はどこまで存在を隠せるんだろう。
列車君は理解しながらも、特別嫌悪感を露わにしてないし。
不思議だね!
「|◉〻◉)料理人志望! 嬉しいねぇ。ここの連中って生で踊り食いするのこそ至高! みたいなのばかりじゃない? ルルイエ様はそこをなんとかしたいってこの調理法を編み出したまではいいのだけど、誰もなら痛がらないのよ。アタシの代でこの店はおしまいかねぇって思ってたんだけど」
<シークレットクエスト『水圧調理を習おう!』が開放されました>
このクエストを破棄してもストーリーにはなんら影響しませんが、水棲種族からの信頼度が10%減少します。
クリア報酬に特別ツリー『水圧調理』を取得できます。
『水圧調理』は水深500メートルまで下がらないと実行できないのでご注意ください。
【開放条件】
<シークレット『レッドシャークからの依頼』>派生中、水の都アクアリアに立ち寄る。
NPCからの信頼度50%以上
深海種族の信頼度30%以上
深海種族である
その条件を満たした上で水底惣菜店『いんすます』で調理についての話を聞く。
<クエストを受諾しますか?>
ハヤテ :シークレット引いちゃった
トキ :これってクエスト系なんだ?
ミルモ :リノっちにも教えたげないとねー
トキ :ネタの提供よろしく頼むよ、妹よー
ミルモ :よー
ハヤテ :お姉ちゃんにもチャンスあるみたいだよ?
トキ :え、あたしにそのクエスト生えてないよ?
ハヤテ :えっ
トキ :えっ
ミルモ :いつもの
いつものってなにさ。
まるで私だけそこらへんで強運を発揮してるみたいじゃないの。
ともかく、お姉ちゃんにクエストが来てない時点で私しか引き受ける人がいないのも確か。
その上で蹴っ飛ばす勇気も持ち合わせてない。
「もちろん引き継がせていただきます!」
「|⌒〻⌒)それじゃあ……」
そこからは実際にサーモンピンクのおばさんから色々料理作法を教わった。
その驚きの調理法とは、水そのものに熱を加えたり、氷結させたり、圧力を加える攻撃スキルだった。
なんでそれが攻撃スキルなのかと言えば、単純に生きた魚(巨大)に対して有効打を与え、生きたまま調理をするという実態を持つから。
そりゃ調理台なんかいらないよなって。
魚に対して仕込みをしてから、分解したものをお店で捌くんだって。
ここには地上のようなストア(NPCの売買ショップ)やマーケット(プレイヤーの物々交換場)のようなものが存在しないので、勝手に露店を開いて切り売りしてるようだった。
「|◉〻◉)これで免許皆伝だね」
「ありがとうございます!」
ピンポーン!
実績『水圧調理を習おう』が解除されました!
特殊スキル『水圧調理』が開放されました!
:特定状況下で、特定食材に対し調理を実行できる。
:水圧が高ければ高いほど美味
:深海種族以外には塩気が強すぎる傾向あり
:地上に持っていくと、しぼむ特性あり
<warning!>
ルルイエから興味を向けられました。
実績『神格からの興味』が解除されました!
ピンポーン!
実績『支配領域外での空中遊泳』『水圧調理を習おう』『神格からの興味』を解放したことにより称号『神格耐性』を獲得しました。
:魔導書/聖典陣営問わず、確率でSAN値を減少しない。
なんかいっぱいきた!
こちらから遠ざけても向こうからやってくるのずるくない?
果たしてどうやって調理してるのか気になって仕方ない私は、すっかり食べる気満々なメンバーを引き連れて列車君の買い付けの露天に突撃した。
周りにいる物々しい魚の残骸が気になる、風変わりな店構えだった。
「|ー〻ー)いらっしゃい」
「|◉〻◉)いつもの一つ」
「|◉〻◉)あんたも好きねぇ。はいよ。そっちのお嬢ちゃんたちはどうする?」
「|ー〻ー)あ、この子達は」
そこにいたのは双子かと思うほどの顔つき、うんまぁサハギンだね。
色合いはサーモンピンクで、どうやって装備してるか理解を拒むエプロンをつけていた。
肩ないでしょう、あなたたち。
「初めまして! 料理人志望のハヤテです!」
「そのお姉ちゃんのトキです。今日はですね、水の底でどうやって料理をしてるかのインタビューをしにまいりました」
ミルモ :あたしもいるぞー
ミルちゃん、君の声は多分誰にも届いてないよ?
パッキングの影響って、実際はどこまで存在を隠せるんだろう。
列車君は理解しながらも、特別嫌悪感を露わにしてないし。
不思議だね!
「|◉〻◉)料理人志望! 嬉しいねぇ。ここの連中って生で踊り食いするのこそ至高! みたいなのばかりじゃない? ルルイエ様はそこをなんとかしたいってこの調理法を編み出したまではいいのだけど、誰もなら痛がらないのよ。アタシの代でこの店はおしまいかねぇって思ってたんだけど」
<シークレットクエスト『水圧調理を習おう!』が開放されました>
このクエストを破棄してもストーリーにはなんら影響しませんが、水棲種族からの信頼度が10%減少します。
クリア報酬に特別ツリー『水圧調理』を取得できます。
『水圧調理』は水深500メートルまで下がらないと実行できないのでご注意ください。
【開放条件】
<シークレット『レッドシャークからの依頼』>派生中、水の都アクアリアに立ち寄る。
NPCからの信頼度50%以上
深海種族の信頼度30%以上
深海種族である
その条件を満たした上で水底惣菜店『いんすます』で調理についての話を聞く。
<クエストを受諾しますか?>
ハヤテ :シークレット引いちゃった
トキ :これってクエスト系なんだ?
ミルモ :リノっちにも教えたげないとねー
トキ :ネタの提供よろしく頼むよ、妹よー
ミルモ :よー
ハヤテ :お姉ちゃんにもチャンスあるみたいだよ?
トキ :え、あたしにそのクエスト生えてないよ?
ハヤテ :えっ
トキ :えっ
ミルモ :いつもの
いつものってなにさ。
まるで私だけそこらへんで強運を発揮してるみたいじゃないの。
ともかく、お姉ちゃんにクエストが来てない時点で私しか引き受ける人がいないのも確か。
その上で蹴っ飛ばす勇気も持ち合わせてない。
「もちろん引き継がせていただきます!」
「|⌒〻⌒)それじゃあ……」
そこからは実際にサーモンピンクのおばさんから色々料理作法を教わった。
その驚きの調理法とは、水そのものに熱を加えたり、氷結させたり、圧力を加える攻撃スキルだった。
なんでそれが攻撃スキルなのかと言えば、単純に生きた魚(巨大)に対して有効打を与え、生きたまま調理をするという実態を持つから。
そりゃ調理台なんかいらないよなって。
魚に対して仕込みをしてから、分解したものをお店で捌くんだって。
ここには地上のようなストア(NPCの売買ショップ)やマーケット(プレイヤーの物々交換場)のようなものが存在しないので、勝手に露店を開いて切り売りしてるようだった。
「|◉〻◉)これで免許皆伝だね」
「ありがとうございます!」
ピンポーン!
実績『水圧調理を習おう』が解除されました!
特殊スキル『水圧調理』が開放されました!
:特定状況下で、特定食材に対し調理を実行できる。
:水圧が高ければ高いほど美味
:深海種族以外には塩気が強すぎる傾向あり
:地上に持っていくと、しぼむ特性あり
<warning!>
ルルイエから興味を向けられました。
実績『神格からの興味』が解除されました!
ピンポーン!
実績『支配領域外での空中遊泳』『水圧調理を習おう』『神格からの興味』を解放したことにより称号『神格耐性』を獲得しました。
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なんかいっぱいきた!
こちらから遠ざけても向こうからやってくるのずるくない?
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