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Chapter 1
36*双子が命名"モンスター"
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アシュリーとナタリーは、アレキサンダーと別れた後、急いで会場へと戻った。
キョロキョロとあたりを見渡せば、すぐにお目当ての人物を見つけることができた。
「あ、いた!」
「げっ…あれって、おっぱいモンスター?」
「え!?うわぁ~っ…あれはお兄様狙いってこと?」
そう話す双子の視線の先には、両胸にメロンかスイカでも入れているのでは?と、錯覚しそうなほど立派に育った胸を、兄であるダニエルに押しつけて上目遣いで話す女性がいた。その見るからにふわふわとした、マシュマロおっぱいに挟まれているであろうダニエルの腕は、胸の大きさのせいで見えなくなっていた。
きっと、とても柔らかいのだろう。しかし、大きいのは決して胸だけではない。
彼女の場合、全体的に大きいのである。なかなか際どい、ボン!キュッ!ボン!とでも言えばいいだろうか。それ程、ウエストが細いわけではなく…どちらかと言うと、肉付きがある、つまめるお腹である。しかし、胸とお尻が非常に大きいためボンキュッボン!になるのだ。
ただ、ぷにぷに感や弾力感が好きな人には、彼女の体付きはたまらないだろう。
そして、彼女自身それを分かっている為、ああやって狙った相手には身体を密着させてアプローチをかけるのだ。
…まぁ、あの身体を兄が好きかどうかは分からない。
当然ながら、社交界では彼女のことを"娼婦のようだ"と比喩する人は多い。
実際、婚約者がいると分かっている男性や既婚者相手でも、見境なしに身体を擦り付けているのだから当然だろう。
ちなみに、双子の母や姉は彼女のことを話す際にはこう言う。
『あの"ダイナマイトボディ"が、またやったらしいわ…』と。
因みに、何をやったかと言うと、ある程度想像がつくだろうが"男女の関係"というやつだ。
まぁ、わかりやすく言えば…不倫に浮気など諸々だ。
しかも、たちが悪いことに彼女自身が自慢げに言いふらすのだ。
『貴女の彼に、昨晩一夜限りで抱いて貰ったわ~!とても、素敵な夜だった…彼、大きい胸が好きなのね?ずっと私の胸に顔を擦りつけて、離してくれなかったのよ~!何度も何度も求められちゃって‥フフ、まだ腰が痛むの。貴女も大変ね?いつも、あれ程激しく求められては、身体が持たなくなっちゃうわね!』
『先日は、旦那様を貸して下さってありがとうございます!お宅の水辺の別荘は、とても良い場所ですわね~!日の高い時間から、何度繋がっていても誰にも見られることがないですし…声はよく響きますし‥最高の時間でしたわ!また、奥様がご不在の際には呼んでもらえるそうですから、楽しみにしておりますわね!では、ごきげんよう』
こう言った様に、一度関係を持った相手にパートナーがいれば、わざわざ自ら報告にいくのである。そして、赤裸々に行った内容や、その回数を暴露するのだ。
その為、ここ最近不貞行為による破談や離縁が増えている。
そして、その原因として常に名前が挙げられている人物こそ、今まさに兄ダニエルに身体を擦り付けている人物だった。
"ダイナマイトボディ"こと、マリリン・クリフォード。
彼女は、酪農などの畜産業で有名なクリフォード子爵家の末娘であり、デビュー当時はその魅惑の身体と可愛らしい顔で、その人気ぶりは社交界の中でも飛び抜けたものだった。初めての社交界で、一気に注目を初めは彼女は当初はそれを純粋に喜んでいた。しかし、日を追うごとに次々と舞い込んでくる高位貴族からの縁談話に欲をみせ始めた彼女は、より条件の良い相手を求めようとした結果…失敗したのだ。
某伯爵家の嫡男との婚約が決まった後にも関わらず、声をかけてきた某公爵家と名乗る男にまんまと絆され一夜を共にしてしまったのだ。そして、後々その男が女好きと有名な公爵家のどうしようも無い三男だったことがわかり、彼女は全てを伏せたまま予定通り婚約者である伯爵家の嫡男と結婚した。
しかし…既に処女を無くしてしまったことは、到底隠し通せることはできなかった。
婚約前に、夫となった相手に処女だと公言していたこともあり、マリリンが婚約後に不貞を働いたことは明らかだった。そして、多額の慰謝料の請求と共に、彼女は社交界一の最速、たった1日で離縁されることとなったのだ。
この話は、社交界では有名な話しであり、誰しもが婚約が決まった後にこう言い聞かされる。
『マリリン・クリフォードのようにはなるなよ』と。
そんな彼女は離縁後、子爵家に籍はあるものの両親である子爵夫妻の怒りをかったため家を追い出され、仕方なく己の身体目当ての男達の元を行ったり来たりしているそうだ。そして、お小遣い稼ぎとして不貞行為を隠したい相手を選んでは、その魅惑の身体で落としていった。
そのうち『もう君との関係は終わりにする』と言ってきた相手には、素直に関係解消の了承をしつつも、裏では嫌がらせのように別れた相手のパートナーに暴露すのだ。
そして夜会が開かれるたびに、今の兄のように未だ独身の高位貴族の令息達にすり寄っては全面で自分をアピールしている。まだまだ、精力的に…いや、彼女の場合は"性欲的に頑張っている"と言った方が正しいだろうか。
婚約破棄から、既に15年…。
きっと彼女は、まだ諦めていないのだろう。誰かの"妻"であり"夫人"になることを…
しかし、どんなに若く見積もっても30代前半に差し掛かるはずの彼女は、まだ20代前半の兄をいったいどうしたいのだろうか?
必死に身体をくねらせて、ぴったりと密着している様子は、全くもって理解不能である。
若い頃のような、艶がありピンク色に染まる肌はもう無い。
唯一、あの張りのある胸だけは健在だった。
だからこそ、双子は敬意を込めて彼女をこう呼ぶ。
『おっぱいモンスター!!!』と。
キョロキョロとあたりを見渡せば、すぐにお目当ての人物を見つけることができた。
「あ、いた!」
「げっ…あれって、おっぱいモンスター?」
「え!?うわぁ~っ…あれはお兄様狙いってこと?」
そう話す双子の視線の先には、両胸にメロンかスイカでも入れているのでは?と、錯覚しそうなほど立派に育った胸を、兄であるダニエルに押しつけて上目遣いで話す女性がいた。その見るからにふわふわとした、マシュマロおっぱいに挟まれているであろうダニエルの腕は、胸の大きさのせいで見えなくなっていた。
きっと、とても柔らかいのだろう。しかし、大きいのは決して胸だけではない。
彼女の場合、全体的に大きいのである。なかなか際どい、ボン!キュッ!ボン!とでも言えばいいだろうか。それ程、ウエストが細いわけではなく…どちらかと言うと、肉付きがある、つまめるお腹である。しかし、胸とお尻が非常に大きいためボンキュッボン!になるのだ。
ただ、ぷにぷに感や弾力感が好きな人には、彼女の体付きはたまらないだろう。
そして、彼女自身それを分かっている為、ああやって狙った相手には身体を密着させてアプローチをかけるのだ。
…まぁ、あの身体を兄が好きかどうかは分からない。
当然ながら、社交界では彼女のことを"娼婦のようだ"と比喩する人は多い。
実際、婚約者がいると分かっている男性や既婚者相手でも、見境なしに身体を擦り付けているのだから当然だろう。
ちなみに、双子の母や姉は彼女のことを話す際にはこう言う。
『あの"ダイナマイトボディ"が、またやったらしいわ…』と。
因みに、何をやったかと言うと、ある程度想像がつくだろうが"男女の関係"というやつだ。
まぁ、わかりやすく言えば…不倫に浮気など諸々だ。
しかも、たちが悪いことに彼女自身が自慢げに言いふらすのだ。
『貴女の彼に、昨晩一夜限りで抱いて貰ったわ~!とても、素敵な夜だった…彼、大きい胸が好きなのね?ずっと私の胸に顔を擦りつけて、離してくれなかったのよ~!何度も何度も求められちゃって‥フフ、まだ腰が痛むの。貴女も大変ね?いつも、あれ程激しく求められては、身体が持たなくなっちゃうわね!』
『先日は、旦那様を貸して下さってありがとうございます!お宅の水辺の別荘は、とても良い場所ですわね~!日の高い時間から、何度繋がっていても誰にも見られることがないですし…声はよく響きますし‥最高の時間でしたわ!また、奥様がご不在の際には呼んでもらえるそうですから、楽しみにしておりますわね!では、ごきげんよう』
こう言った様に、一度関係を持った相手にパートナーがいれば、わざわざ自ら報告にいくのである。そして、赤裸々に行った内容や、その回数を暴露するのだ。
その為、ここ最近不貞行為による破談や離縁が増えている。
そして、その原因として常に名前が挙げられている人物こそ、今まさに兄ダニエルに身体を擦り付けている人物だった。
"ダイナマイトボディ"こと、マリリン・クリフォード。
彼女は、酪農などの畜産業で有名なクリフォード子爵家の末娘であり、デビュー当時はその魅惑の身体と可愛らしい顔で、その人気ぶりは社交界の中でも飛び抜けたものだった。初めての社交界で、一気に注目を初めは彼女は当初はそれを純粋に喜んでいた。しかし、日を追うごとに次々と舞い込んでくる高位貴族からの縁談話に欲をみせ始めた彼女は、より条件の良い相手を求めようとした結果…失敗したのだ。
某伯爵家の嫡男との婚約が決まった後にも関わらず、声をかけてきた某公爵家と名乗る男にまんまと絆され一夜を共にしてしまったのだ。そして、後々その男が女好きと有名な公爵家のどうしようも無い三男だったことがわかり、彼女は全てを伏せたまま予定通り婚約者である伯爵家の嫡男と結婚した。
しかし…既に処女を無くしてしまったことは、到底隠し通せることはできなかった。
婚約前に、夫となった相手に処女だと公言していたこともあり、マリリンが婚約後に不貞を働いたことは明らかだった。そして、多額の慰謝料の請求と共に、彼女は社交界一の最速、たった1日で離縁されることとなったのだ。
この話は、社交界では有名な話しであり、誰しもが婚約が決まった後にこう言い聞かされる。
『マリリン・クリフォードのようにはなるなよ』と。
そんな彼女は離縁後、子爵家に籍はあるものの両親である子爵夫妻の怒りをかったため家を追い出され、仕方なく己の身体目当ての男達の元を行ったり来たりしているそうだ。そして、お小遣い稼ぎとして不貞行為を隠したい相手を選んでは、その魅惑の身体で落としていった。
そのうち『もう君との関係は終わりにする』と言ってきた相手には、素直に関係解消の了承をしつつも、裏では嫌がらせのように別れた相手のパートナーに暴露すのだ。
そして夜会が開かれるたびに、今の兄のように未だ独身の高位貴族の令息達にすり寄っては全面で自分をアピールしている。まだまだ、精力的に…いや、彼女の場合は"性欲的に頑張っている"と言った方が正しいだろうか。
婚約破棄から、既に15年…。
きっと彼女は、まだ諦めていないのだろう。誰かの"妻"であり"夫人"になることを…
しかし、どんなに若く見積もっても30代前半に差し掛かるはずの彼女は、まだ20代前半の兄をいったいどうしたいのだろうか?
必死に身体をくねらせて、ぴったりと密着している様子は、全くもって理解不能である。
若い頃のような、艶がありピンク色に染まる肌はもう無い。
唯一、あの張りのある胸だけは健在だった。
だからこそ、双子は敬意を込めて彼女をこう呼ぶ。
『おっぱいモンスター!!!』と。
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