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158 18歳 last phase ドワーフの国
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あれからかれこれ数日が経過した。
気の良いビルさんが毎日やって来ては僕たちを手の空いた仲間に紹介してくれるが、村長の言った通りだ…。誰一人としてその首を縦に振ることは無い…。
ぐ…、なんて保守的。なんたる頑固。物作りを生業にするならもっと視野広げてこうよ!
「それよりビル。お前もいい加減ビフの奴は見切って村へ戻ってはどうだ?いくら兄弟といえ、お前まで不便な暮らしを強いられる謂れはないのだぞ」
「あんな小さな鍛冶場ではお前の腕まで腐ってしまうぞ!それに剣先だけでは大して稼げまい」
「だがわしがついててやらねば…」
「それがいかん!あいつは一度困ったほうがいいのだ。そうすればもう少し人に譲ることも覚えるだろうよ。道具も窯も譲り合わねば混乱のもとだ!」
「それはお前の使うはずだったあの特大金切バサミをあいつが強引に持って行ってしまったことを言っておるんだな?その折はすまんかった」
「よすんだビル。お前のせいでは無いだろう…」
「そもそもあいつはお前がこうして頭を下げて回っておることを知っておるのか!」
彼らと話せば話すほど明らかになるビフさんの蛮行…。そりゃハブられる訳だ…。彼はビルさんに足を向けて寝ちゃ駄目だと思う。
ぞろぞろと集会所を出て行く職人たち。勤勉な彼らは休憩時間以外に手を休めることは無い。
「これが最後の職人だ。あとは家事や農作に従事する普通の村民、悪いが諦めろ」
「くっ…‼ 招聘が無理でもせめて制作依頼だけは…と思ったのに…!」
「おいビル。話聞いてて思ったんだけどな、ビフと他の職人はそんなに腕前に差があんのか?」
「ビフの奴は若いころ濃度の高い魔石欲しさにわしらの制止を振り切り独りで魔獣の出る島へ渡ってな、何とか一命は取り留めたが死にかけた。そのおかげで魔石を扱う力が格段に上がっておるのだ。他の奴らとは一線を画す。もちろんわしとも」
ほほう?つまりドワーフには魔石を扱う独特な力が有りそれによって魔道具作成を可能にしているわけか。そしてその力は僕らの魔力と同じで鍛錬によりレベル上げが可能で…、そして死線をくぐると爆上がりする法則も同じ…と。
熱いな…!
「良く生きて帰れましたね…。魔獣の出る島って…ベルト地帯の海洋バージョンですよね?」
ゲーム内に存在の無かった魔獣の住む島とは当然僕にとっても未知の島である。エトゥーリアの沖に位置するその魔島は、ウエストエンドでいいう樹海の代わりに暗黒海域によって島から出ないよう封印されている。
エトゥーリアとナバテアの休戦、それはまさに、ナバテアがベルト地帯の封印を、エトゥーリアがこの魔島の封印を強化するためのものであるのだが、ナバテアの封印は難航しているのだとか。
なんでもベルト地帯のウエストエンド側がモース硬度10のダイアモンドなみに強化されたせいで、魔獣たちはこぞってナバテア側に移動したとかしないとか…。
へー、大変。
「ビフは自作の防具を持っておったし、新作の魔道具を片っ端から売りさばいて高価なポーションを手に入れていったのだ。人を透明化する箱など相当高く売れたとぬかしておった」
おいおい、あれかい…。
隣のヴォルフも同じことを思い出したようだ。納得顔でこちらを見る。
「…レジナルド。いっそあの男を連れていってはどうだ。」
「ヴォルフ…、そうしたいのはやまやまだけど…あの偏屈なビフがドワーフの国を出ると思う?」
「…おいビル。ビフがもし行くっつったら連れてっていいか?」
「…どうだかな。わしらは係の者と村長以外、誰一人この村を離れたことは無い。小心者と笑うなら笑え。だがわしらは先祖も含め、この地に生まれし古から他族には理解されず生きてきたのだ。頑固者だ偏屈者だと笑われながらな。今さら外の世界で生きられるとは思わんよ」
そりゃまあ、あれほど排他的ではなかなか難しいものがある。
職人としての誇り、生き方を大切にする彼ら。それを凡人の決めた小さな枠組みの中に閉じ込めるのは…、双方にとってストレスでしかないだろう。
「おいレジー、一応ビフに聞いてみようぜ。話して見なきゃ分かんねぇだろ」
どうせここまで来たら言うだけタダだ。当たって砕けろ!
「ってなわけだ。おいビフ、俺たちと来いよ。こんな山奥に燻ってるより面白い暮らしが出来ると約束するぜ」
「やかましい!面白い暮らしなどわしは望まん!納得のいく仕事が出来ればそれでいい!」
「その納得いく仕事が今出来てんのかよ。こんなちいせぇ鍛冶場で剣先作って…満足だとは言わせねぇ」
ムキになるアーニーの説得はどんどん熱を帯びていく。
「いいか、あそこにはデカくて使い勝手の良い工房がある。設計したのは俺だ。お前が自分の腕に自信があるよう、俺もあの設計でお前を満足させる自信がある。」
おおっ!
「それに聞いたな?オリハルコン、アダマンタイト…それ以外にも普通なら手に入らないようなモンが何でもある。」
何故知っている!?
「この機会を見過ごすならお前は職人として三流だ!」
「…とだ…」
「はぁ?なんつった?」
「何処へ行こうと同じことだ!どうせ誰もわしの考えを理解は出来ん!村の者なら我慢も出来よう…。だが外の者にまで馬鹿にされるのは我慢がならん!」
「ビフ、お前…」
「わしを理解できるのは血の繋がったビルだけだ!」
孤高の天才鍛冶師。その苦悩を初めて垣間見た気がした…。
「いいや。俺なら理解できる。少なくとも俺はレジーのあの紙を見て、スゲー!とは思ったが無理だ!とは思わなかったぜ。村の奴らは頭が固い。じじいってなそういうもんだ…。けどな、俺の信頼するシュバルツならきっとお前を理解する。あいつはお前に負けず劣らず頑固で一途で…」
「そしてとても誠実に他者に向き合う人だ。あなたの上司になる人だよ」
「ばかもん!だ、誰が行くと言った!」
「えー、もう良いじゃん。行こうよ。こんなに奥地に追いやられてどうしてそんなにここにこだわるの?」
「…ちゃらちゃらした貴族なんぞと暮らせるものか!わしは偉大なるドワーフの漢ぞ!漢なら茶ではなく酒を飲まんか!」
えー、そこっ?
「確かにそこは俺も同感だ。だがシュバルツは愚直なエトゥーリアの民。クラレンスやウルグレイスに比べ幾分マシだ。」
「何?エトゥーリアと言ったか…?」
ヴォルフのなんだかな…な台詞に反応したのはビルさんである。
「ビフよ。わしは村の史録で読んだことがある…。わしらの祖は安住の地を求めさすらううちに、その一部が海と山に囲まれたある集落の女と子を生しそこから新たな国を興していったと…。その国の名が」
「まさかエトゥーリア?」
「そうだ」
今明かされる真実…。ウルグレイスの始祖がエルフであるようにエトゥーリアの祖先がドワーフだったなんて…。でもなんか納得。
「我らの血を引く人間種…だと言うのか…」
「そうだビフ。ええい!それを早く言わんか!」
いや、今初めて知ったから…。
「わしは昔から気になっておったのだ。なにしろ三月も歩けばその国に行きつくのだからな。だがこの山を出てそこに行く気にはなれんかった。わしらは貴族の地では馬鹿にされると聞く。なにしろこの風貌だからの。」
「関係ない。こいつの治める地は貴族も居るが半数が俺と同じ獣人だ」
「シュバルツも貴族だがシロクマ獣人と仲いいぜ。お前らと同じ毛むくじゃらのな」
「それにスイギュウさんは相当お酒強いって言ってたよ。やった!飲み友だ!」
「獣人か…」
あ…これはキタんじゃない?
「それで?他に断る理由があるか?」
「ビルよ…。潮時なのかもしれん。わしはここではうまくやれぬ」
「ビフ…、ではわしも共に行こう!」
おお…最終関門突破!
気の良いビルさんが毎日やって来ては僕たちを手の空いた仲間に紹介してくれるが、村長の言った通りだ…。誰一人としてその首を縦に振ることは無い…。
ぐ…、なんて保守的。なんたる頑固。物作りを生業にするならもっと視野広げてこうよ!
「それよりビル。お前もいい加減ビフの奴は見切って村へ戻ってはどうだ?いくら兄弟といえ、お前まで不便な暮らしを強いられる謂れはないのだぞ」
「あんな小さな鍛冶場ではお前の腕まで腐ってしまうぞ!それに剣先だけでは大して稼げまい」
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彼らと話せば話すほど明らかになるビフさんの蛮行…。そりゃハブられる訳だ…。彼はビルさんに足を向けて寝ちゃ駄目だと思う。
ぞろぞろと集会所を出て行く職人たち。勤勉な彼らは休憩時間以外に手を休めることは無い。
「これが最後の職人だ。あとは家事や農作に従事する普通の村民、悪いが諦めろ」
「くっ…‼ 招聘が無理でもせめて制作依頼だけは…と思ったのに…!」
「おいビル。話聞いてて思ったんだけどな、ビフと他の職人はそんなに腕前に差があんのか?」
「ビフの奴は若いころ濃度の高い魔石欲しさにわしらの制止を振り切り独りで魔獣の出る島へ渡ってな、何とか一命は取り留めたが死にかけた。そのおかげで魔石を扱う力が格段に上がっておるのだ。他の奴らとは一線を画す。もちろんわしとも」
ほほう?つまりドワーフには魔石を扱う独特な力が有りそれによって魔道具作成を可能にしているわけか。そしてその力は僕らの魔力と同じで鍛錬によりレベル上げが可能で…、そして死線をくぐると爆上がりする法則も同じ…と。
熱いな…!
「良く生きて帰れましたね…。魔獣の出る島って…ベルト地帯の海洋バージョンですよね?」
ゲーム内に存在の無かった魔獣の住む島とは当然僕にとっても未知の島である。エトゥーリアの沖に位置するその魔島は、ウエストエンドでいいう樹海の代わりに暗黒海域によって島から出ないよう封印されている。
エトゥーリアとナバテアの休戦、それはまさに、ナバテアがベルト地帯の封印を、エトゥーリアがこの魔島の封印を強化するためのものであるのだが、ナバテアの封印は難航しているのだとか。
なんでもベルト地帯のウエストエンド側がモース硬度10のダイアモンドなみに強化されたせいで、魔獣たちはこぞってナバテア側に移動したとかしないとか…。
へー、大変。
「ビフは自作の防具を持っておったし、新作の魔道具を片っ端から売りさばいて高価なポーションを手に入れていったのだ。人を透明化する箱など相当高く売れたとぬかしておった」
おいおい、あれかい…。
隣のヴォルフも同じことを思い出したようだ。納得顔でこちらを見る。
「…レジナルド。いっそあの男を連れていってはどうだ。」
「ヴォルフ…、そうしたいのはやまやまだけど…あの偏屈なビフがドワーフの国を出ると思う?」
「…おいビル。ビフがもし行くっつったら連れてっていいか?」
「…どうだかな。わしらは係の者と村長以外、誰一人この村を離れたことは無い。小心者と笑うなら笑え。だがわしらは先祖も含め、この地に生まれし古から他族には理解されず生きてきたのだ。頑固者だ偏屈者だと笑われながらな。今さら外の世界で生きられるとは思わんよ」
そりゃまあ、あれほど排他的ではなかなか難しいものがある。
職人としての誇り、生き方を大切にする彼ら。それを凡人の決めた小さな枠組みの中に閉じ込めるのは…、双方にとってストレスでしかないだろう。
「おいレジー、一応ビフに聞いてみようぜ。話して見なきゃ分かんねぇだろ」
どうせここまで来たら言うだけタダだ。当たって砕けろ!
「ってなわけだ。おいビフ、俺たちと来いよ。こんな山奥に燻ってるより面白い暮らしが出来ると約束するぜ」
「やかましい!面白い暮らしなどわしは望まん!納得のいく仕事が出来ればそれでいい!」
「その納得いく仕事が今出来てんのかよ。こんなちいせぇ鍛冶場で剣先作って…満足だとは言わせねぇ」
ムキになるアーニーの説得はどんどん熱を帯びていく。
「いいか、あそこにはデカくて使い勝手の良い工房がある。設計したのは俺だ。お前が自分の腕に自信があるよう、俺もあの設計でお前を満足させる自信がある。」
おおっ!
「それに聞いたな?オリハルコン、アダマンタイト…それ以外にも普通なら手に入らないようなモンが何でもある。」
何故知っている!?
「この機会を見過ごすならお前は職人として三流だ!」
「…とだ…」
「はぁ?なんつった?」
「何処へ行こうと同じことだ!どうせ誰もわしの考えを理解は出来ん!村の者なら我慢も出来よう…。だが外の者にまで馬鹿にされるのは我慢がならん!」
「ビフ、お前…」
「わしを理解できるのは血の繋がったビルだけだ!」
孤高の天才鍛冶師。その苦悩を初めて垣間見た気がした…。
「いいや。俺なら理解できる。少なくとも俺はレジーのあの紙を見て、スゲー!とは思ったが無理だ!とは思わなかったぜ。村の奴らは頭が固い。じじいってなそういうもんだ…。けどな、俺の信頼するシュバルツならきっとお前を理解する。あいつはお前に負けず劣らず頑固で一途で…」
「そしてとても誠実に他者に向き合う人だ。あなたの上司になる人だよ」
「ばかもん!だ、誰が行くと言った!」
「えー、もう良いじゃん。行こうよ。こんなに奥地に追いやられてどうしてそんなにここにこだわるの?」
「…ちゃらちゃらした貴族なんぞと暮らせるものか!わしは偉大なるドワーフの漢ぞ!漢なら茶ではなく酒を飲まんか!」
えー、そこっ?
「確かにそこは俺も同感だ。だがシュバルツは愚直なエトゥーリアの民。クラレンスやウルグレイスに比べ幾分マシだ。」
「何?エトゥーリアと言ったか…?」
ヴォルフのなんだかな…な台詞に反応したのはビルさんである。
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「まさかエトゥーリア?」
「そうだ」
今明かされる真実…。ウルグレイスの始祖がエルフであるようにエトゥーリアの祖先がドワーフだったなんて…。でもなんか納得。
「我らの血を引く人間種…だと言うのか…」
「そうだビフ。ええい!それを早く言わんか!」
いや、今初めて知ったから…。
「わしは昔から気になっておったのだ。なにしろ三月も歩けばその国に行きつくのだからな。だがこの山を出てそこに行く気にはなれんかった。わしらは貴族の地では馬鹿にされると聞く。なにしろこの風貌だからの。」
「関係ない。こいつの治める地は貴族も居るが半数が俺と同じ獣人だ」
「シュバルツも貴族だがシロクマ獣人と仲いいぜ。お前らと同じ毛むくじゃらのな」
「それにスイギュウさんは相当お酒強いって言ってたよ。やった!飲み友だ!」
「獣人か…」
あ…これはキタんじゃない?
「それで?他に断る理由があるか?」
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「ビフ…、ではわしも共に行こう!」
おお…最終関門突破!
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