3 / 225
アスタリア国の事情 ②
しおりを挟む
王の追悼を終えたその日、第二王子カッシオは現王妃ミランダ様と共に、王宮のほど近くにある〝太陽の広場”にて国民に向かい高らかに宣言した。「我こそがこのアスタリアを繁栄へと導く太陽の王である!」と。
それを受け王宮のバルコニーから今度は第一王子ファブリチオが宣言した。「我こそがアスタリアの正当な後継者。この国にどんな脅威も寄せ付けぬ頑強の王である!」と。
切って落とされた火蓋。日夜流される血と涙。
「ファブリチオ派の筆頭である宰相が凶刃に倒れました!」
「何!」
「カッシオ派の重鎮、ハノーバー侯爵が領地へ向かう道中何者かに襲われ亡くなったと…」
「くっ…」
日々報告される訃報に己の無力さを思い知らされる…
だが、今の私に一体何が出来るというのか、私は何をすべきなのか…
兄上たちはお分かりでないのか!優秀な人材を次々と失い国は荒れ民は疲弊し、これではカッシオの望む繁栄もファブリチオの望む驚異の無い国も遠ざかるばかりだと言うのに…
「大変です!仲裁に入ろうとしたアレクサ様が両派閥の刺客に狙われております!」
「それはどういうことだ!」
アレクサ様は昨年落馬により亡くなられた王弟殿下の妃であり、二人の王女と一人の王子に恵まれた賢明な才女であられる。その王子こそが継承順位第五位のルイージであり、ルイージは王の葬儀を終えた後、母であるアレクサ様の指示のもと、もっとも安全であろう私の宮に留まっていた。
アレクサ様はお二人の諍いを止めようと陰で奔走しておいでだったが、それを煩わしく思う何者かがどちらの派閥にも存在したと言うことだろう…
「アレクサ様はどこに居られる」
「はっ、王城南の大門にほど近い中立家で折衝に当たっておりました」
「ロデオ、加勢は出来ないか」
「フラヴィオ様、正直申してそれほどの手勢フラヴィオ様にはございませぬ。あったとしてもそれはあなた様のために使わねば」
「それはどういう意味だ」
ロデオは言う。アレクサ様は隣国の王族から嫁がれた由緒正しき王弟妃。南の大門はその隣国へ続くもっとも都合のいい出入口だと。
「あの賢明な王弟妃アレクサ様であれば即座に母国である隣国へ救援を要請し上手く国外へ脱出なされましょう」
「そうかもしれない…、ロデオ、お前のいう通りだ」
「そして側妃様でございますが…」
「うむ、母か…」
「側妃様は葬儀の後ミランダ様より王宮からの退去を命じられております。とうにご実家へ到着されておりますでしょう。心配には及びますまい」
…ミランダ様も随分嫌な真似をなさると思っていたが…今となっては幸いだったと言うしかない。
母の生家シリル男爵領は王都のある国の東側から最も遠い西側に位置する争いの届かぬ僻地だ。この状況下で向かうには長く危険な道中となるが、二人が狼煙を上げるより前に王宮を後にしたのは何より幸運だった。
「そうなると問題はこの第四宮に留まられたフラヴィオ様とルイージ様でございます。お二人は第五第六といえまごうこと無き王位継承者。あのお二人が一切の脅威を取り除こうとお考えである以上、いずれお命を狙われましょう」
「そう…なのであろうな…」
ああ…私自身は何も望んではいないと言うのに。だがロデオの見立ては正しいのだろう。私はまだ二十歳を超えたばかりの若輩者、ルイージに至ってはまだ十歳にも満たない子供だ。だからこそ今の今まで捨て置かれていたが…あのファブリチオであればいずれ驚異の芽は取り除くだろうし、非情なカッシオも懐に入らぬと分かれば切り捨てよう…
私の前には二つの道がある。一つは王子としての責任を担い、この地に残りなんとか争いを止めること。だがそれは今の私の力では不可能に近い。
そしてもう一つの道、それはなんとかこの争いからルイージを遠ざけ、いつか来るかもしれぬその日に備えることだ。
ルイージは人格者であられた亡き王弟と、聡明と名高い王弟妃の血を引く王子。その片鱗はいまですらすでに見て取れる。
そして…
争いを続ける二人の王子を見て思う…。遅かれ早かれこの王朝はどちらが王座に付こうがいずれ潰える。ならばその日に備えルイージに力をつけさせるのが私に出来る唯一なのではないか…
だが仮にも〝王子”と呼ばれる私とルイージが国を捨て逃げ出す、そのようなことが許されるのだろうか…
思い悩むそんな折、その文は届けられたのだ。
「フラヴィオ様、アレクサ様からの文でございます」
「な、何と書いてある!」
「…ルイージを頼みます、と。使者どのが言われるには、アレクサ様は王女様をお連れになって母国へと向かわれたようでございます」
であればこの文は王弟妃殿下から私への信頼と言えよう。ならば心は決まった!これは逃避ではない。生きるための戦略なのだ!
ーわぁぁぁ!ー
ーそこをどけぇい!ー
「あれは何だ!」
「…もしやルイージ様を狙う刺客…!」
やはり魔の手はここまできたか!
「ルイージ!ルイージはどこだ!王弟妃殿下に託されたのだ!何があろうとあの子だけは護らねば!」
「フラヴィオ殿下!こちらへ!お早く!」
「ルイージ!ルイージ!」
「うぅ…フラヴィオ兄様、ここです…」
サロンの暖炉の中に小さく丸まるルイージ。可哀想に…。暴漢の声に怯え切った彼は何とか身を隠そうと必死だったのだろう。煤にまみれたまま震える背を見て、私はどんなことをしようがこの子を守り次代へつなげる。そしていつかこのアスタリアへ帰還しルイージを王座につけるそう固く心に誓った!
それを受け王宮のバルコニーから今度は第一王子ファブリチオが宣言した。「我こそがアスタリアの正当な後継者。この国にどんな脅威も寄せ付けぬ頑強の王である!」と。
切って落とされた火蓋。日夜流される血と涙。
「ファブリチオ派の筆頭である宰相が凶刃に倒れました!」
「何!」
「カッシオ派の重鎮、ハノーバー侯爵が領地へ向かう道中何者かに襲われ亡くなったと…」
「くっ…」
日々報告される訃報に己の無力さを思い知らされる…
だが、今の私に一体何が出来るというのか、私は何をすべきなのか…
兄上たちはお分かりでないのか!優秀な人材を次々と失い国は荒れ民は疲弊し、これではカッシオの望む繁栄もファブリチオの望む驚異の無い国も遠ざかるばかりだと言うのに…
「大変です!仲裁に入ろうとしたアレクサ様が両派閥の刺客に狙われております!」
「それはどういうことだ!」
アレクサ様は昨年落馬により亡くなられた王弟殿下の妃であり、二人の王女と一人の王子に恵まれた賢明な才女であられる。その王子こそが継承順位第五位のルイージであり、ルイージは王の葬儀を終えた後、母であるアレクサ様の指示のもと、もっとも安全であろう私の宮に留まっていた。
アレクサ様はお二人の諍いを止めようと陰で奔走しておいでだったが、それを煩わしく思う何者かがどちらの派閥にも存在したと言うことだろう…
「アレクサ様はどこに居られる」
「はっ、王城南の大門にほど近い中立家で折衝に当たっておりました」
「ロデオ、加勢は出来ないか」
「フラヴィオ様、正直申してそれほどの手勢フラヴィオ様にはございませぬ。あったとしてもそれはあなた様のために使わねば」
「それはどういう意味だ」
ロデオは言う。アレクサ様は隣国の王族から嫁がれた由緒正しき王弟妃。南の大門はその隣国へ続くもっとも都合のいい出入口だと。
「あの賢明な王弟妃アレクサ様であれば即座に母国である隣国へ救援を要請し上手く国外へ脱出なされましょう」
「そうかもしれない…、ロデオ、お前のいう通りだ」
「そして側妃様でございますが…」
「うむ、母か…」
「側妃様は葬儀の後ミランダ様より王宮からの退去を命じられております。とうにご実家へ到着されておりますでしょう。心配には及びますまい」
…ミランダ様も随分嫌な真似をなさると思っていたが…今となっては幸いだったと言うしかない。
母の生家シリル男爵領は王都のある国の東側から最も遠い西側に位置する争いの届かぬ僻地だ。この状況下で向かうには長く危険な道中となるが、二人が狼煙を上げるより前に王宮を後にしたのは何より幸運だった。
「そうなると問題はこの第四宮に留まられたフラヴィオ様とルイージ様でございます。お二人は第五第六といえまごうこと無き王位継承者。あのお二人が一切の脅威を取り除こうとお考えである以上、いずれお命を狙われましょう」
「そう…なのであろうな…」
ああ…私自身は何も望んではいないと言うのに。だがロデオの見立ては正しいのだろう。私はまだ二十歳を超えたばかりの若輩者、ルイージに至ってはまだ十歳にも満たない子供だ。だからこそ今の今まで捨て置かれていたが…あのファブリチオであればいずれ驚異の芽は取り除くだろうし、非情なカッシオも懐に入らぬと分かれば切り捨てよう…
私の前には二つの道がある。一つは王子としての責任を担い、この地に残りなんとか争いを止めること。だがそれは今の私の力では不可能に近い。
そしてもう一つの道、それはなんとかこの争いからルイージを遠ざけ、いつか来るかもしれぬその日に備えることだ。
ルイージは人格者であられた亡き王弟と、聡明と名高い王弟妃の血を引く王子。その片鱗はいまですらすでに見て取れる。
そして…
争いを続ける二人の王子を見て思う…。遅かれ早かれこの王朝はどちらが王座に付こうがいずれ潰える。ならばその日に備えルイージに力をつけさせるのが私に出来る唯一なのではないか…
だが仮にも〝王子”と呼ばれる私とルイージが国を捨て逃げ出す、そのようなことが許されるのだろうか…
思い悩むそんな折、その文は届けられたのだ。
「フラヴィオ様、アレクサ様からの文でございます」
「な、何と書いてある!」
「…ルイージを頼みます、と。使者どのが言われるには、アレクサ様は王女様をお連れになって母国へと向かわれたようでございます」
であればこの文は王弟妃殿下から私への信頼と言えよう。ならば心は決まった!これは逃避ではない。生きるための戦略なのだ!
ーわぁぁぁ!ー
ーそこをどけぇい!ー
「あれは何だ!」
「…もしやルイージ様を狙う刺客…!」
やはり魔の手はここまできたか!
「ルイージ!ルイージはどこだ!王弟妃殿下に託されたのだ!何があろうとあの子だけは護らねば!」
「フラヴィオ殿下!こちらへ!お早く!」
「ルイージ!ルイージ!」
「うぅ…フラヴィオ兄様、ここです…」
サロンの暖炉の中に小さく丸まるルイージ。可哀想に…。暴漢の声に怯え切った彼は何とか身を隠そうと必死だったのだろう。煤にまみれたまま震える背を見て、私はどんなことをしようがこの子を守り次代へつなげる。そしていつかこのアスタリアへ帰還しルイージを王座につけるそう固く心に誓った!
1,096
あなたにおすすめの小説
溺愛の加速が尋常じゃない!?~味方作りに全振りしたら兄たちに溺愛されました~
液体猫(299)
BL
毎日投稿だけど時間は不定期
【《血の繋がりは"絶対"ではない。》この言葉を胸にクリスがひたすら愛され、大好きな兄と暮らす】
アルバディア王国の第五皇子クリスは冤罪によって処刑されてしまう。
次に目を覚ましたとき、九年前へと戻っていた。
巻き戻す前の世界とは異なるけれど同じ場所で、クリスは生き残るために知恵を振り絞る。
かわいい末っ子が過保護な兄たちに可愛がられ、溺愛されていく。
やり直しもほどほどに。罪を着せた者への復讐はついで。そんな気持ちで新たな人生を謳歌する、コミカル&シリアスなハッピーエンド確定物語。
主人公は後に18歳へと成長します(*・ω・)*_ _)ペコリ
⚠️濡れ場のサブタイトルに*のマークがついてます。冒頭のみ重い展開あり。それ以降はコミカルでほのぼの✌
⚠️本格的な塗れ場シーンは三章(18歳になって)からとなります。
婚約破棄された婚活オメガの憂鬱な日々
月歌(ツキウタ)
BL
運命の番と巡り合う確率はとても低い。なのに、俺の婚約者のアルファが運命の番と巡り合ってしまった。運命の番が出逢った場合、二人が結ばれる措置として婚約破棄や離婚することが認められている。これは国の法律で、婚約破棄または離婚された人物には一生一人で生きていけるだけの年金が支給される。ただし、運命の番となった二人に関わることは一生禁じられ、破れば投獄されることも。
俺は年金をもらい実家暮らししている。だが、一人で暮らすのは辛いので婚活を始めることにした。
お前らの目は節穴か?BLゲーム主人公の従者になりました!
MEIKO
BL
本編完結しています。お直し中。第12回BL大賞奨励賞いただきました。
僕、エリオット・アノーは伯爵家嫡男の身分を隠して公爵家令息のジュリアス・エドモアの従者をしている。事の発端は十歳の時…家族から虐げられていた僕は、我慢の限界で田舎の領地から家を出て来た。もう二度と戻る事はないと己の身分を捨て、心機一転王都へやって来たものの、現実は厳しく死にかける僕。薄汚い格好でフラフラと彷徨っている所を救ってくれたのが完璧貴公子ジュリアスだ。だけど初めて会った時、不思議な感覚を覚える。えっ、このジュリアスって人…会ったことなかったっけ?その瞬間突然閃く!
「ここって…もしかして、BLゲームの世界じゃない?おまけに僕の最愛の推し〜ジュリアス様!」
知らぬ間にBLゲームの中の名も無き登場人物に転生してしまっていた僕は、命の恩人である坊ちゃまを幸せにしようと奔走する。そして大好きなゲームのイベントも近くで楽しんじゃうもんね〜ワックワク!
だけど何で…全然シナリオ通りじゃないんですけど。坊ちゃまってば、僕のこと大好き過ぎない?
※貴族的表現を使っていますが、別の世界です。ですのでそれにのっとっていない事がありますがご了承下さい。
【更新再開】ショコラ伯爵の悩ましい日常〜イケメン騎士様とのBL営業が甘すぎる!〜
あさひてまり
BL
コンフォール伯爵家の三男シエラはある日、口にした「薬」によって前世である日本人としての記憶を思い出す。
「これ、チョコじゃん!!」
甘いチョコレートが無い今世を憂いたシエラは、人々に広めようとショコラトリーをオープン。
「ショコラ伯爵」の通り名で知られるようになるが、ショコラを口にするのは貴族ばかり。
どうにか庶民にも広めたい!
それにはインパクトあるプロモーションを考えないと…。
え、BL営業⁉︎……それだ!!
女子に大人気のイケメン騎士の協力を得るも、相手役はまさかのシエラ自身。
お互いの利害が一致したニセモノの「恋人」だったけど…あれ?何だろうこの気持ち。
え、ちょっと待って!距離近くない⁉︎
溺愛系イケメン騎士(21)×チョコマニアの無自覚美人(19)
たまに魔法の描写がありますが、恋愛には関係ありません。
☆23話「碧」あたりから少しずつ恋愛要素が入ってきます。
初投稿です!お楽しみいただけますように(^^)
某国の皇子、冒険者となる
くー
BL
俺が転生したのは、とある帝国という国の皇子だった。
転生してから10年、19歳になった俺は、兄の反対を無視して従者とともに城を抜け出すことにした。
俺の本当の望み、冒険者になる夢を叶えるために……
異世界転生主人公がみんなから愛され、冒険を繰り広げ、成長していく物語です。
主人公は魔法使いとして、仲間と力をあわせて魔物や敵と戦います。
※ BL要素は控えめです。
2020年1月30日(木)完結しました。
[離婚宣告]平凡オメガは結婚式当日にアルファから離婚されたのに反撃できません
月歌(ツキウタ)
BL
結婚式の当日に平凡オメガはアルファから離婚を切り出された。お色直しの衣装係がアルファの運命の番だったから、離婚してくれって酷くない?
☆表紙絵
AIピカソとAIイラストメーカーで作成しました。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
【完結】塩対応の同室騎士は言葉が足らない
ゆうきぼし/優輝星
BL
騎士団養成の寄宿学校に通うアルベルトは幼いころのトラウマで閉所恐怖症の発作を抱えていた。やっと広い二人部屋に移動になるが同室のサミュエルは塩対応だった。実はサミュエルは継承争いで義母から命を狙われていたのだ。サミュエルは無口で無表情だがアルベルトの優しさにふれ少しづつ二人に変化が訪れる。
元のあらすじは塩彼氏アンソロ(2022年8月)寄稿作品です。公開終了後、大幅改稿+書き下ろし。
無口俺様攻め×美形世話好き
*マークがついた回には性的描写が含まれます。表紙はpome村さま
他サイトも転載してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる