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二人のニュースタイル
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浴室でバッサリ髪を切られるという衝撃的な出来事に幾何かの動揺はあったものの、彼が言うように髪はいずれ伸びるのだしここは自由の国サルディーニャだ。
また伸ばせばいい、そう自分を納得させて私は一人寝室で彼を待った。待ったが…
待てど暮らせど彼は戻らない。私よりも先に出たはずだというのにこれはどういうことだろう。
二時間もたっただろうか。鼻歌交じりに戻ったと思えば「明日も早いからもう寝るね。お休み」といって次の瞬間には寝息をたてる…
寝付きが良いのだな、健康な証だ…
そうとも、妻は健康な方が良いのだし、そうだ。これは良いことだ。
一抹の落胆はあれど、私は自分をそう納得させて眠りについた。
イヴ、彼の朝は早い。
早いといっても我々貴族階級は総じて朝が遅く陽はまだ低い。
「うーん、…もう朝か…」
「もう起きるのかい?」
「今日は忙しいから早くしなくっちゃ」
彼の朝に気怠い…という言葉は似合わない。跳ね上がるようにベッドを降りるとあくびをしながら扉に手をかける。
「フラヴィオはゆっくりしてて。先行くね」
ゆったりベッドで朝食を摂る日はいつか来るのだろうか…?
…無理だな。食事を用意できるのがイヴしか居ない限りそれは無理な話だろう。私はその問題についてロデオと検討を重ねる必要を感じていた。
暫くすると、なんとも食欲をそそる匂いが漂ってくる。
その匂いにまんまと誘い出されてみれば、楽しそうな笑い声をたてるルイージ、リコ、エルモに囲まれた私の妻がいる。なんと温かな良い光景だ。
「楽しそうだね、何をしているんだい?」
「兄様。イヴァーノ様が動物を描いてくださるのです」
「動物?」
「パンケーキにネコをちょっと」
「こんなことが出来るのか…」
「上手でしょ?」
「なんと器用な…ではイヴ、私にはぜひ馬を」
「…大人が何言ってんですか。さっさとお皿運んじゃって」
叱られてしまった…
それにしてもイヴの多彩さには毎日驚かされる。
そんな和やかな時間を打ち破ったのは驚きに満ちたロデオの声だ。
「フラヴィオ様!その髪は一体!」
「あ、ああ…、傷んでいたのでね。イヴに切ってもらったのだよ」
「で、ですが些か短すぎるのではないですかな?」
「私もそうは思うのだが…」
「でもフラヴィオの端整な顔にすごく似合ってるでしょ?ショートのフラヴィオってば超素敵!うんうん!この方が僕は好きだな」
…そうだったのか…
「ロデオ、そういうことだ」
「これはこれは。では仕方ありませんな」
イヴの好みは短い髪か…。そう思えばこの髪もなかなか悪くはない。
「あっそうだ。このあと僕は昼から出かける用意をします。フラヴィオは書斎の片づけ進めてて下さいね」
「分かった」
この屋敷は、玄関を入ってすぐが夜会には少し手狭なホールとサロン、他に書斎、そして上級使用人のための部屋が一室あり、その部屋こそが現在ロデオの居室だ。
廊下を進むと奥にはダイニング、厨房、貯蔵庫と続き、それらの向かい側に浴室などの水回りがある。
そして二階には衣裳部屋、納戸があり、衣裳部屋の向かいにある最も広い居室が私たちの寝室となっている。
二階には他に三つの部屋があり、そのうち一番離れた対角線上の部屋がルイージの部屋である。
のこった二部屋のうち、衣裳部屋の隣に続く小さな部屋をイヴは初日より私室として使用しているのだが、そう言ったまま彼は一度も部屋から出てこない。
そしてもう昼になるという頃だろうか。
昨日の反省も兼ね、早くより書斎へこもる私の耳に書斎の扉をノックする音が聞こえたのは。
開いた扉の向こう側には…
真っ白な衣装を身に着けた、それは清楚で可憐な少女がこちらを見て悪戯そうに微笑んでいた。
-------------
昨晩手に入れたフラヴィオの髪束。
モーブシルバーが見事なこれを、僕は買い込んでいたヘナ粉を使い苦渋の選択で赤毛に染め上げていた。
傷んでいるとはいえ見事なフラヴィオの髪…出来る事ならこのまま使いたい。使いたいのは山々だが…
シルバー・ブロンド系の髪は高位に多い。貴族階級にも黒髪や茶髪は存在するが、逆にシルバー・ブロンドと言った折り紙のスペシャルカラーは庶民階級において、ゼロではないがほとんどいない。
つまり素性を隠し平民の少女になりたい僕は、茶髪か赤毛、もしくは黒の髪にするのが最も無難なのである。
朝食後、乾かしておいた髪をこれに組み合わせれば…
出来た!僕のナースキャップ一体型ウィッグ!
え?フルウィッグじゃないのかって?…足りなくてね…長さが…
それにしても、この世界のメイク用品が〝素肌を生かした”とか〝すっぴん風”とかのキャッチコピーでなくて良かった。おかげでたれ目作成テープがキッチリ隠せる。
さすがにカラコンは存在しないが…見よ!この全力のアイラインと涙袋!
完璧な目細工。サイズ1.5割増し。
自作のパッド入りブラを装着して詰襟の真っ白なワンピースに着替えたら男性用ストッキングで作ったネットの上にキャップをかぶって…
じゃじゃーん!我ながらほれぼれするクラッシックナース完成!
サプライズに行っちゃおーっと!
幸いロデじいとルイルイはリコたちを連れて裏庭に居る。やっぱり初めに見せるのはなんとなくフラヴィオがいいじゃん?
コンコン
静かに扉を開けたフラヴィオの第一声は…
「……どちらのご令嬢だろう。イヴの友人だろうか?」
はい!期待通りの返事いただきましたー!
「ぷぷっ!フラヴィオ、僕ですよ。イヴァーノです!」
「イ、イヴ!? まさか!いやその、だが、ああなんてことだ…君は女性だったのかい?」
「…んなわけないでしょう。一緒にお風呂入っといて何言ってるんですか」
「そうだった…。ならばその姿は一体…」
「少女に化けて仕事へ行こうと思って。似合うでしょ?」
「イヴ、ああイヴ…、駄目だ!君にそんなことをさせる訳には…」
「いーんです!これは僕の使命…とでも言うか、必要なことなんですから」
「必要?」
「そう!みんなが幸せになるために!」
みんな安心してここで暮らせてフラヴィオも当主としての体面保てて…、それで僕は毎日コス気分で仕事が出来て…
これぞまさにwin-winってね☆
また伸ばせばいい、そう自分を納得させて私は一人寝室で彼を待った。待ったが…
待てど暮らせど彼は戻らない。私よりも先に出たはずだというのにこれはどういうことだろう。
二時間もたっただろうか。鼻歌交じりに戻ったと思えば「明日も早いからもう寝るね。お休み」といって次の瞬間には寝息をたてる…
寝付きが良いのだな、健康な証だ…
そうとも、妻は健康な方が良いのだし、そうだ。これは良いことだ。
一抹の落胆はあれど、私は自分をそう納得させて眠りについた。
イヴ、彼の朝は早い。
早いといっても我々貴族階級は総じて朝が遅く陽はまだ低い。
「うーん、…もう朝か…」
「もう起きるのかい?」
「今日は忙しいから早くしなくっちゃ」
彼の朝に気怠い…という言葉は似合わない。跳ね上がるようにベッドを降りるとあくびをしながら扉に手をかける。
「フラヴィオはゆっくりしてて。先行くね」
ゆったりベッドで朝食を摂る日はいつか来るのだろうか…?
…無理だな。食事を用意できるのがイヴしか居ない限りそれは無理な話だろう。私はその問題についてロデオと検討を重ねる必要を感じていた。
暫くすると、なんとも食欲をそそる匂いが漂ってくる。
その匂いにまんまと誘い出されてみれば、楽しそうな笑い声をたてるルイージ、リコ、エルモに囲まれた私の妻がいる。なんと温かな良い光景だ。
「楽しそうだね、何をしているんだい?」
「兄様。イヴァーノ様が動物を描いてくださるのです」
「動物?」
「パンケーキにネコをちょっと」
「こんなことが出来るのか…」
「上手でしょ?」
「なんと器用な…ではイヴ、私にはぜひ馬を」
「…大人が何言ってんですか。さっさとお皿運んじゃって」
叱られてしまった…
それにしてもイヴの多彩さには毎日驚かされる。
そんな和やかな時間を打ち破ったのは驚きに満ちたロデオの声だ。
「フラヴィオ様!その髪は一体!」
「あ、ああ…、傷んでいたのでね。イヴに切ってもらったのだよ」
「で、ですが些か短すぎるのではないですかな?」
「私もそうは思うのだが…」
「でもフラヴィオの端整な顔にすごく似合ってるでしょ?ショートのフラヴィオってば超素敵!うんうん!この方が僕は好きだな」
…そうだったのか…
「ロデオ、そういうことだ」
「これはこれは。では仕方ありませんな」
イヴの好みは短い髪か…。そう思えばこの髪もなかなか悪くはない。
「あっそうだ。このあと僕は昼から出かける用意をします。フラヴィオは書斎の片づけ進めてて下さいね」
「分かった」
この屋敷は、玄関を入ってすぐが夜会には少し手狭なホールとサロン、他に書斎、そして上級使用人のための部屋が一室あり、その部屋こそが現在ロデオの居室だ。
廊下を進むと奥にはダイニング、厨房、貯蔵庫と続き、それらの向かい側に浴室などの水回りがある。
そして二階には衣裳部屋、納戸があり、衣裳部屋の向かいにある最も広い居室が私たちの寝室となっている。
二階には他に三つの部屋があり、そのうち一番離れた対角線上の部屋がルイージの部屋である。
のこった二部屋のうち、衣裳部屋の隣に続く小さな部屋をイヴは初日より私室として使用しているのだが、そう言ったまま彼は一度も部屋から出てこない。
そしてもう昼になるという頃だろうか。
昨日の反省も兼ね、早くより書斎へこもる私の耳に書斎の扉をノックする音が聞こえたのは。
開いた扉の向こう側には…
真っ白な衣装を身に着けた、それは清楚で可憐な少女がこちらを見て悪戯そうに微笑んでいた。
-------------
昨晩手に入れたフラヴィオの髪束。
モーブシルバーが見事なこれを、僕は買い込んでいたヘナ粉を使い苦渋の選択で赤毛に染め上げていた。
傷んでいるとはいえ見事なフラヴィオの髪…出来る事ならこのまま使いたい。使いたいのは山々だが…
シルバー・ブロンド系の髪は高位に多い。貴族階級にも黒髪や茶髪は存在するが、逆にシルバー・ブロンドと言った折り紙のスペシャルカラーは庶民階級において、ゼロではないがほとんどいない。
つまり素性を隠し平民の少女になりたい僕は、茶髪か赤毛、もしくは黒の髪にするのが最も無難なのである。
朝食後、乾かしておいた髪をこれに組み合わせれば…
出来た!僕のナースキャップ一体型ウィッグ!
え?フルウィッグじゃないのかって?…足りなくてね…長さが…
それにしても、この世界のメイク用品が〝素肌を生かした”とか〝すっぴん風”とかのキャッチコピーでなくて良かった。おかげでたれ目作成テープがキッチリ隠せる。
さすがにカラコンは存在しないが…見よ!この全力のアイラインと涙袋!
完璧な目細工。サイズ1.5割増し。
自作のパッド入りブラを装着して詰襟の真っ白なワンピースに着替えたら男性用ストッキングで作ったネットの上にキャップをかぶって…
じゃじゃーん!我ながらほれぼれするクラッシックナース完成!
サプライズに行っちゃおーっと!
幸いロデじいとルイルイはリコたちを連れて裏庭に居る。やっぱり初めに見せるのはなんとなくフラヴィオがいいじゃん?
コンコン
静かに扉を開けたフラヴィオの第一声は…
「……どちらのご令嬢だろう。イヴの友人だろうか?」
はい!期待通りの返事いただきましたー!
「ぷぷっ!フラヴィオ、僕ですよ。イヴァーノです!」
「イ、イヴ!? まさか!いやその、だが、ああなんてことだ…君は女性だったのかい?」
「…んなわけないでしょう。一緒にお風呂入っといて何言ってるんですか」
「そうだった…。ならばその姿は一体…」
「少女に化けて仕事へ行こうと思って。似合うでしょ?」
「イヴ、ああイヴ…、駄目だ!君にそんなことをさせる訳には…」
「いーんです!これは僕の使命…とでも言うか、必要なことなんですから」
「必要?」
「そう!みんなが幸せになるために!」
みんな安心してここで暮らせてフラヴィオも当主としての体面保てて…、それで僕は毎日コス気分で仕事が出来て…
これぞまさにwin-winってね☆
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