9 / 10
8
しおりを挟む
次は川上くんだ。優菜は亜美子ちゃんのグループに、他の女子のグループをどれだけ味方につけられたか、聞いてみた。亜美子ちゃんが促して、長髪の眼鏡の女子が答える。
「あたしも八方、手は尽くしたんだけどさ、味方になってくれたのは半分ってところね。後は日和見だわ。優菜ちゃんが実際に川上くんに議論を挑んで、どこまで説き伏せられるかによって、残りの女子グループの帰趨が決まるわ」
優菜は「う~ん、半分か……」と顔を曇らせた。八割は味方につけたいところだったが。それでも、半分なら、無いよりマシだ。優菜は内海くんを捕まえようとして、半分の女子グループの手を借りることにした。昼休みに内海くんが男子トイレに逃げ込もうとすると、女子グループで男子トイレの入口をふさいで、内海くんを捕まえてしまったのだ。何をされるのかと、怖がって青い顔をしている内海くんに、優菜はお願いするように語りかける。
「私はただ、川上くんと話す場を設けてほしいだけなの。別に内海くんをどうこうしようなんて気はないわ。だいたい、内海くんだって、ただ川上くんの駒として、使い捨てられるのは嫌でしょう。中原派との間にケンカやイジメが起これば、駒にされる可能性だってあるのよ。その辺をどう考えているのかな?」
「いや、秋月さんの言うことはわかるけど、川上くんはマジで怖いんだって。ここだけの話、オレだって、弱みを握られていて、川上くんを裏切ったら弱みを学校中にバラすと脅されてるんだ。こんな状態で、逆らえるわけないじゃないか!」
優菜はようやく納得がいった。川上くんが権謀術数に長けているとは、相手の弱みを握ることなのだ。弱みをバラすのは、最大の脅し文句になる。でも、これでは川上くんの駒として利用される男子が増えるだけだ。放ってはおけない。
「お願いだよぉ。オレは、これ以上、川上くんの機嫌をそこねたくないんだ。そうなれば、オレの弱みが学校中にバラされちまう……」
優菜は内海くんがかわいそうになってきたので、心中で少したじろいだ。かといって、たじろいだのを悟られたくなかったので、あえて意地悪に振る舞う。
「内海くんの言いたいことはわかったわ。でも、ここで内海くんを蹴ったりして、力ずくで弱みを聞き出しても良いのよ。弱みさえ私に話せば、もう失うものは何も無いんだから、ビクビクする必要はないじゃん。どうせ、私は弱みをしゃべったりしないしさ。さあ、話してごらんよ。さもないと、亜美子ちゃんグループが蹴飛ばすよ!」
もっとも、亜美子ちゃんは「話が違うよ。ウチは蹴飛ばしたりしない」と優菜に耳打ちしてきたが、優菜は「とにかく今は話を合わせて」と耳打ちで返したので、亜美子ちゃんは様子を見ることにしたようだ。内海くんは、しばらく迷っていたが、やがて話し始める。
「……オレ、実は他クラスの連中と一緒に万引きしたんだ。理由は特に無い。ただ、スリルを楽しみたいというだけの理由さ。今から考えたら、本当に身勝手な理由だよな。でも、現場を川上くんに見られたらしくて、以来、『万引きのことをバラされたくなけりゃ子分になれ』と脅されてたんだ……」
内海くんは言い終えると、「……うっ……うっ……」と泣き出した。それを優菜は、手を握って優しく言う。
「ありがとうね。言いにくいことを言ってくれて。とにかく、川上くんのやっていることは許せないわ。早急に手を打たないと」
その夜、優菜は自室でスマホを起動させると、亜美子ちゃんのグループと内海くんとで作戦会議を始めた。
「川上くんに教室で接触しようとしても、絶対、川上派の誰かとケンカになってしまう」
『それはウチも考えていたよ。今回は内海くんの手を借りよう』
「具体的にどうやるの? まあ、内海くんだけにできることもあるけど」
『内海くんが、川上くんに話があるといって、川上くんに会うのよ。ウチらはその後についていく。例え、川上派の男子が邪魔してきても、ウチらが半分の女子グループを率いてるなんて思わないから、川上派の男子は数で押し返せると思う。その後は、優菜ちゃんがいかに説得できるかにかかっているから、しっかり頼むよ』
亜美子ちゃんのグループLINEでの発言は、説得力があった。確かに、この作戦しかないのかもしれない。優菜は、翌日に控えた川上くんとの問答をシミュレートしながら、眠りについた。
翌日の昼休み、内海くんも川上くんも給食の当番ではないので、食べ終わって当番が給食を下げていくと、内海くんはまっすぐ川上くんのほうへ向かう。その後ろから、優菜と亜美子ちゃんのグループ、他の女子グループが続く。川上派の男子たちが、「おい、おまえら、川上くんに何の用があるんじゃ?」とすごんでくるが、優菜たちはひるまずに、逆に男子たちをにらみ返し、川上くんの机に向かって進んでいく。さすがの男子たちも、女子たちの気迫にタジタジになってしまった。
川上くんは一番後ろの席に座っていた。優菜は川上くんの机に両手をバンと突っ立てると、「川上くん、とにかく私の話を聞いて」と叫ぶ。川上くんは一瞬、優菜の気迫にひるんだが、すぐに冷静さを取り戻し、「秋月、いきなり何の用じゃ?」とにらみ返してくる。
優菜は、背後で川上派の男子を牽制している女子グループを視界の隅に入れながら、「川上くん、今、中原くんと敵対しているでしょ。今すぐ和解して」と詰め寄る。川上くんも負けじと、「ああ? おれが中原と敵対しようが何しようが、秋月には関係なかろうが」と返してくる。
「関係ないわけないでしょ! 川上くん個人でやるなら、何しようが関係ないけどさ、大勢の罪も無い男子の弱みを握って、自分の私兵みたいに使っているくせに、それでも関係ないって言い張るわけ? 川上くんって相当、神経がねじまがっているわね」
「はぁ? おれのことをとやかく言う前に、秋月のほうはどうなんじゃ? 現に、おまえの背後を守っている女子グループも、おまえがおれにけしかけるために、何だかんだと理由をつけて集めたんじゃないのか?」
川上くんは、あくまで冷静に見えた。むしろ、急ごしらえの理屈で武装した優菜のほうが、焦っているように見える。優菜は殴りたい衝動に駆られたが、横から亜美子ちゃんが「肩に力が入りすぎてるよ。落ち着いて」と耳打ちしながら脇腹をひじで小突いたので、ようやく冷静になって周囲を見回すことができた。
(そうだ。私は話し合いに来たのに、殴ったりしたら、本末転倒だ。危ない、危ない……)
優菜は数回、深呼吸をする。川上くんは、「おまえ、何をしとるんじゃ?」と不思議そうに尋ねるが、関係ない。優菜は再び詰め寄る。
「それで、本題に入るけどさ、川上くんが中原くんに対して腹を立てている理由は、心が渇いているからじゃないの? 中原くんへの劣等感がそうさせるんじゃない? 中原くんみたいに金持ちじゃないし、お菓子を作れるわけでもない……」
だが、そこで川上くんの目つきが変わった。ギロリと優菜をにらみつけてくる視線には、殺意さえ感じられる。さすがの優菜も、この目つきには肝が冷えた。顔面が蒼白になるのが感じられる。
「おらぁ! おまえ、おれが最も気にしてることを言ってんじゃねえぞ! もう許さねぇ! ぶっ殺してやるから、そこへなおれや!」
優菜も腰が引けて動けなかった。あまりの恐怖に、腰が抜けて、ペタリとへたり込んでしまう。ろくにケンカもしたことのない優菜にとって、初めて経験する恐怖だった。そうこうしているうちに、川上くんが腕をまくる。腕には、しなやかな筋肉がついていた。そのまま、優菜の胸倉を掴もうとするが、優菜は必死で後ずさる。そのまま、川上くんは優菜にこぶしを振り下ろす。さすがの優菜も、殴られると覚悟して、目をつむった。しかし、殴る音は確かにしたのだが、優菜は全く痛くない。うっすら目を開けてみると、優菜に振り下ろされたこぶしを、内海くんが両手で受け止めていた。
「あぁ、どういうつもりだ、内海? てめえ、おれに逆らえば、秘密をバラされるって、わかっているのか?」
「わかってるさ。でも、秋月さんがこれだけの勇気をふりしぼってくれたのに、もうオレだけ逃げるなんて、嫌なんだよ! オレが万引きしたことなら、もう秋月さんに話してしまったんだ。つまり、今のオレには、怖いものなんて無いんだよ!」
内海くんの行動で、優菜は勇気百倍だった。話を再開する。
「とにかく、川上くんの心が渇いている以上、中原くんに何をやっても、根本的に満たされることはないわ。心の渇きってのは、物理的な攻撃では満たされないものなのよ。それよりも、まずは趣味を持って、趣味友達を作ってみたらどう? 『平和とは自分の心を平和にするところから始まる』だよ」
川上くんは、優菜と内海くんと、その背後の亜美子ちゃんの女子グループに気圧されて、戦意をくじかれていた。一方、川上派の男子たちも、「そうだな。ボクも弱みを握られているけど、これ以上、川上くんの手下でいるのは嫌だ」だの「ああ、もう弱みをバラすなら勝手にバラせ」だのと言いながら、持ち場を離れてしまった。川上くんは孤立してしまい、敗北を悟った川上くんは、優菜に降参した。ここに、クラスを二分した派閥は、二つとも消滅したのだった。
「あたしも八方、手は尽くしたんだけどさ、味方になってくれたのは半分ってところね。後は日和見だわ。優菜ちゃんが実際に川上くんに議論を挑んで、どこまで説き伏せられるかによって、残りの女子グループの帰趨が決まるわ」
優菜は「う~ん、半分か……」と顔を曇らせた。八割は味方につけたいところだったが。それでも、半分なら、無いよりマシだ。優菜は内海くんを捕まえようとして、半分の女子グループの手を借りることにした。昼休みに内海くんが男子トイレに逃げ込もうとすると、女子グループで男子トイレの入口をふさいで、内海くんを捕まえてしまったのだ。何をされるのかと、怖がって青い顔をしている内海くんに、優菜はお願いするように語りかける。
「私はただ、川上くんと話す場を設けてほしいだけなの。別に内海くんをどうこうしようなんて気はないわ。だいたい、内海くんだって、ただ川上くんの駒として、使い捨てられるのは嫌でしょう。中原派との間にケンカやイジメが起これば、駒にされる可能性だってあるのよ。その辺をどう考えているのかな?」
「いや、秋月さんの言うことはわかるけど、川上くんはマジで怖いんだって。ここだけの話、オレだって、弱みを握られていて、川上くんを裏切ったら弱みを学校中にバラすと脅されてるんだ。こんな状態で、逆らえるわけないじゃないか!」
優菜はようやく納得がいった。川上くんが権謀術数に長けているとは、相手の弱みを握ることなのだ。弱みをバラすのは、最大の脅し文句になる。でも、これでは川上くんの駒として利用される男子が増えるだけだ。放ってはおけない。
「お願いだよぉ。オレは、これ以上、川上くんの機嫌をそこねたくないんだ。そうなれば、オレの弱みが学校中にバラされちまう……」
優菜は内海くんがかわいそうになってきたので、心中で少したじろいだ。かといって、たじろいだのを悟られたくなかったので、あえて意地悪に振る舞う。
「内海くんの言いたいことはわかったわ。でも、ここで内海くんを蹴ったりして、力ずくで弱みを聞き出しても良いのよ。弱みさえ私に話せば、もう失うものは何も無いんだから、ビクビクする必要はないじゃん。どうせ、私は弱みをしゃべったりしないしさ。さあ、話してごらんよ。さもないと、亜美子ちゃんグループが蹴飛ばすよ!」
もっとも、亜美子ちゃんは「話が違うよ。ウチは蹴飛ばしたりしない」と優菜に耳打ちしてきたが、優菜は「とにかく今は話を合わせて」と耳打ちで返したので、亜美子ちゃんは様子を見ることにしたようだ。内海くんは、しばらく迷っていたが、やがて話し始める。
「……オレ、実は他クラスの連中と一緒に万引きしたんだ。理由は特に無い。ただ、スリルを楽しみたいというだけの理由さ。今から考えたら、本当に身勝手な理由だよな。でも、現場を川上くんに見られたらしくて、以来、『万引きのことをバラされたくなけりゃ子分になれ』と脅されてたんだ……」
内海くんは言い終えると、「……うっ……うっ……」と泣き出した。それを優菜は、手を握って優しく言う。
「ありがとうね。言いにくいことを言ってくれて。とにかく、川上くんのやっていることは許せないわ。早急に手を打たないと」
その夜、優菜は自室でスマホを起動させると、亜美子ちゃんのグループと内海くんとで作戦会議を始めた。
「川上くんに教室で接触しようとしても、絶対、川上派の誰かとケンカになってしまう」
『それはウチも考えていたよ。今回は内海くんの手を借りよう』
「具体的にどうやるの? まあ、内海くんだけにできることもあるけど」
『内海くんが、川上くんに話があるといって、川上くんに会うのよ。ウチらはその後についていく。例え、川上派の男子が邪魔してきても、ウチらが半分の女子グループを率いてるなんて思わないから、川上派の男子は数で押し返せると思う。その後は、優菜ちゃんがいかに説得できるかにかかっているから、しっかり頼むよ』
亜美子ちゃんのグループLINEでの発言は、説得力があった。確かに、この作戦しかないのかもしれない。優菜は、翌日に控えた川上くんとの問答をシミュレートしながら、眠りについた。
翌日の昼休み、内海くんも川上くんも給食の当番ではないので、食べ終わって当番が給食を下げていくと、内海くんはまっすぐ川上くんのほうへ向かう。その後ろから、優菜と亜美子ちゃんのグループ、他の女子グループが続く。川上派の男子たちが、「おい、おまえら、川上くんに何の用があるんじゃ?」とすごんでくるが、優菜たちはひるまずに、逆に男子たちをにらみ返し、川上くんの机に向かって進んでいく。さすがの男子たちも、女子たちの気迫にタジタジになってしまった。
川上くんは一番後ろの席に座っていた。優菜は川上くんの机に両手をバンと突っ立てると、「川上くん、とにかく私の話を聞いて」と叫ぶ。川上くんは一瞬、優菜の気迫にひるんだが、すぐに冷静さを取り戻し、「秋月、いきなり何の用じゃ?」とにらみ返してくる。
優菜は、背後で川上派の男子を牽制している女子グループを視界の隅に入れながら、「川上くん、今、中原くんと敵対しているでしょ。今すぐ和解して」と詰め寄る。川上くんも負けじと、「ああ? おれが中原と敵対しようが何しようが、秋月には関係なかろうが」と返してくる。
「関係ないわけないでしょ! 川上くん個人でやるなら、何しようが関係ないけどさ、大勢の罪も無い男子の弱みを握って、自分の私兵みたいに使っているくせに、それでも関係ないって言い張るわけ? 川上くんって相当、神経がねじまがっているわね」
「はぁ? おれのことをとやかく言う前に、秋月のほうはどうなんじゃ? 現に、おまえの背後を守っている女子グループも、おまえがおれにけしかけるために、何だかんだと理由をつけて集めたんじゃないのか?」
川上くんは、あくまで冷静に見えた。むしろ、急ごしらえの理屈で武装した優菜のほうが、焦っているように見える。優菜は殴りたい衝動に駆られたが、横から亜美子ちゃんが「肩に力が入りすぎてるよ。落ち着いて」と耳打ちしながら脇腹をひじで小突いたので、ようやく冷静になって周囲を見回すことができた。
(そうだ。私は話し合いに来たのに、殴ったりしたら、本末転倒だ。危ない、危ない……)
優菜は数回、深呼吸をする。川上くんは、「おまえ、何をしとるんじゃ?」と不思議そうに尋ねるが、関係ない。優菜は再び詰め寄る。
「それで、本題に入るけどさ、川上くんが中原くんに対して腹を立てている理由は、心が渇いているからじゃないの? 中原くんへの劣等感がそうさせるんじゃない? 中原くんみたいに金持ちじゃないし、お菓子を作れるわけでもない……」
だが、そこで川上くんの目つきが変わった。ギロリと優菜をにらみつけてくる視線には、殺意さえ感じられる。さすがの優菜も、この目つきには肝が冷えた。顔面が蒼白になるのが感じられる。
「おらぁ! おまえ、おれが最も気にしてることを言ってんじゃねえぞ! もう許さねぇ! ぶっ殺してやるから、そこへなおれや!」
優菜も腰が引けて動けなかった。あまりの恐怖に、腰が抜けて、ペタリとへたり込んでしまう。ろくにケンカもしたことのない優菜にとって、初めて経験する恐怖だった。そうこうしているうちに、川上くんが腕をまくる。腕には、しなやかな筋肉がついていた。そのまま、優菜の胸倉を掴もうとするが、優菜は必死で後ずさる。そのまま、川上くんは優菜にこぶしを振り下ろす。さすがの優菜も、殴られると覚悟して、目をつむった。しかし、殴る音は確かにしたのだが、優菜は全く痛くない。うっすら目を開けてみると、優菜に振り下ろされたこぶしを、内海くんが両手で受け止めていた。
「あぁ、どういうつもりだ、内海? てめえ、おれに逆らえば、秘密をバラされるって、わかっているのか?」
「わかってるさ。でも、秋月さんがこれだけの勇気をふりしぼってくれたのに、もうオレだけ逃げるなんて、嫌なんだよ! オレが万引きしたことなら、もう秋月さんに話してしまったんだ。つまり、今のオレには、怖いものなんて無いんだよ!」
内海くんの行動で、優菜は勇気百倍だった。話を再開する。
「とにかく、川上くんの心が渇いている以上、中原くんに何をやっても、根本的に満たされることはないわ。心の渇きってのは、物理的な攻撃では満たされないものなのよ。それよりも、まずは趣味を持って、趣味友達を作ってみたらどう? 『平和とは自分の心を平和にするところから始まる』だよ」
川上くんは、優菜と内海くんと、その背後の亜美子ちゃんの女子グループに気圧されて、戦意をくじかれていた。一方、川上派の男子たちも、「そうだな。ボクも弱みを握られているけど、これ以上、川上くんの手下でいるのは嫌だ」だの「ああ、もう弱みをバラすなら勝手にバラせ」だのと言いながら、持ち場を離れてしまった。川上くんは孤立してしまい、敗北を悟った川上くんは、優菜に降参した。ここに、クラスを二分した派閥は、二つとも消滅したのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる