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epilogue
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あれから、ボクたちの毎日は穏やかに過ぎている。
同じ時間に起きて同じ時間に眠る毎日はボクが望んだ生活で、どこにいても大輝の気配がすることがボクを安定させる。
そしてそれは大輝も同じことだとボクは知っている。
時には仕事で大輝が家を開ける日があるけれど、そんな時は望まれるままに指定された部屋で自撮りするのが日課になっている。
そんなことをしなくても見守りカメラでボクの姿はいつでも観られるはずだけど、大輝の指示にボクが従うことで束縛しているつもりなのかもしれない。
見守りカメラを設置したいと言われた時は呆れたふりをしたけれど、心の中では歓喜していた。動きを感知して作動するそれに、大輝は縛られ続けることになるのだから。
どこにいても、何をしていてもボクの動きに合わせて感知するカメラを無視することは大輝にはできない。
どこで何をしているのか、大輝に隠れて誰かと連絡を取っていないか。自分がそばにいない時の行動を常に気にしているということは、それだけ意識がボクに向いている証拠なのだと悦びを感じてしまう。
束縛は嫌いじゃないけれど、本当に束縛されているのはボクなのか、大輝なのか。
写真のことは、あれから追求していない。追求しようとしたボクを絞め落とした行動は、言葉では認めていなくてもその行為を肯定したと同じだから。
大輝はあのままボクの世界を終わらせようとしたのだろうか。それとも手足を拘束し、声を奪い、物理的に拘束するつもりだったのか。
どちらにしてもボクにしてみれば同じことだった。
命を奪われたとしても、自由を奪われたとしても、それが大輝の手によるものなら受け入れることができる。
命を奪って永遠に大輝のものになるのも良いし、自由を奪われ、大輝がいなければ生きていけなくなるのも良い。
手足を拘束され、声を奪われ、大輝のためだけに存在することはボクにとって何事にも変えがたい幸せになるだろう。
《何してる?》
仕事の都合で外出した大輝からは事あるごとにメッセージが送られてくる。
〈仕事〉
《でも、キッチンにいるでしょ?》
見守りカメラでボクが移動したことを確認したのだろう。
〈お茶〉
《そっか》
束縛されているのはボクのはずなのに、ボクこそが大輝を束縛しているのだろう。
《写真、送って》
〈キッチンでいい?〉
《寝室》
メッセージを見て寝室に移動する。
寝室の見守りカメラが起動することで従順なボクに安堵するのだろう。
〈どこで撮る?〉
《ベッドで》
大輝が望むままにベッドに腰掛け、自撮りしたものを送信する。ボクの行動も全て見守りカメラで見ているはずなのに。
《脱いで》
〈まだ仕事中だよ〉
《脱ぐだけ》
〈それで終わると思う?〉
ベッドの上で、自分の姿がカメラに映る位置に座り、言われるがままに服を脱ぐ。口では逆らうようなことを言ってみるけれど、従順なボクは大輝に逆らったりしない。
これは、プレイの一環だから。
身につけていたものを全て脱ぎ捨てるとこの先のことを期待するように、ボクの身体は反応してしまう。
大輝に抱かれるためのこの場所で、大輝の指示されて服を脱ぎ捨てたことで次に起こることを身体が覚えているのだから。
「誰にも触らせてない?」
一日中監視していたくせに、それでも安心できないのか、寝室のドアを開けながらベッドに座るボクを視姦する。
お互いにGPSが入れてあるのだから大輝がどこに居るのかなんて把握しているし、ボクの動作に合わせて見守りカメラが作動するのだから何をしているのかなんて大輝だって把握している。
だけど、知らないふりをして、従うふりをする。
監視されているのはボクなのか、大輝なのか。
「誰かが触ってたらどうする?」
ボクの全てを見ているはずの大輝を煽るようにそう言えば「絶対に許さない」とチェックするかのようにボクの全身を視診する。
ボクの顔に向けられていた視線は少しずつ降りていく。
目を合わせるように瞳を覗き込み、唇を舐めるように視線を這わせる。
誰かの痕跡がないか探すように、ボクの少しの変化も見逃さないように。
「今日は何してたの?」
視姦に満足したのか、ボクの座るベッドに移動して触れることで変化がないかを確かめ始める。
唇を重ね、ボクの言葉を待ちながら指で、唇で自分以外の痕跡がないかを確認していく。
「ずっと見てたでしょ?」
されるがままにベッドに横たわり、大輝の望むような答えを口にする。
「大輝以外とは誰とも話してないし、誰にも触らせてないって、知ってるくせに」
「誰にも触らせてないけど、自分では?」
これから始めることへの期待で反応し始めたボクの身体は大輝に触れられるのを待ちきれず、部屋のドアが開く前に自分で触れたことも見ていたのだろう。
「それも、見てたでしょ?」
見ていることを意識にながら痴態を演じ、劣情を煽る。恥じらうようにそっと触れるだけの行為は快楽を得るものではなくて、大輝を煽るための儀式でしかない。
「見てたけど、確かめさせて」
これだけ全てを晒しているのにそれでもなお不安になるようで、帰宅してすぐにボクを組み伏せないと安心できなくなっていることに大輝は気付いているのだろうか。
「そんなに心配なら縛ってもいいんだよ?」
あの日、手足を拘束し、声を奪ったことを引き合いに出し提案してみるのも大気を煽るための儀式のようなもの。
「そしたら大輝がいなくなったらボク、死んじゃうんだろうね」
大輝に抱かれながらそんな自分を夢想する。
縛られ、身動きがとれないまま、声も出せないまま朽ちていくのはどんな気持ちなのだろう。
貴哉に捨てられ、家族に捨てられ、大輝に捨てられてしまったらボクは生きる意味を失うだろう。
誰からも必要とされないのなら、この世界はボクを必要としないし、ボクもこの世界を必要としない。
だから、今度こそこの世界を終わらせることになるだろう。
誰にも必要とされず、人知れず終わっていく世界。
いつか、そんな日が来るのかも知れない。
「オレはいなくならないし、紗凪が死んだらオレも生きていけないよ」
「大輝は大丈夫だよ、きっと」
大輝の愛撫を受けながら投げやりな言葉が口ら溢れる。
ボクにはもう大輝しかいないけれど、大輝ならきっとボクがいなくなってもボクじゃない誰かと新しい世界で生きることができるだろう。
「大輝がいなくなったら、ボクの世界は今度こそきっと、終わるんだ」
ボクの言葉を遮るようにボクを啼かせ、ボクの自由を奪う。
ボクに名前を呼ばせ、嬌声をあげ続かせる。
あの日、ボクが望んだように、ボクを壊すかのように、ボクを逃さないように酷く抱かれるのは嫌いじゃ無い。
貴哉がいなくなった時、この世界が終わるのならば最後に大輝に会いたいと邪魔者だと知りながらもふたりで暮らした家を訪ねた。
彼女と別れたと知り、ボクのことを想っていたと告げられ、想いを交わし、身体を交わし、世界が終わらなかったとこを嬉しく思った。
義兄からの電話に戸惑いはしたけれど、貴哉との関係を絶ったボクには関係無いと忘れることにした。
穏やかで、幸せな日常。
だけどそれは家族によって邪魔され、その原因となったのが大輝だったのだと知ってしまった。
考えてみれば簡単なことだった。
貴哉の関係者だとしても、姉の関係者だとしても、そんなにも執拗に付き纏う理由は無い。
冷静に考えることができれば大輝がボクのことを想ってくれていたと知った時に、大輝に対して疑いを持つことができただろう。
気付いてしまえば簡単なことだった。
大輝なら貴哉の部屋も、ボクの実家も知っている。そして、ボクのスケジュールも把握しているのだから写真を撮るタイミングを探ることも難しくなかったはずだ。
あの時に気付かなかったら、あの時に気付いたことを告げなかったらボクたちはパートナーとして良好な関係を保てていただろう。
今のように偽りの穏やかさではなく、本当の穏やかさを手に入れることができたはずだ。
だけど、束縛され、執着される毎日はボクに安穏をもたらす。
偽りであってもそばに居てくれるなら、そばに居られるならそれがボクの生きる意味になるのだか、。
だから、生きる意味がなくなった時にはボクはこの世界を終わらせることを選ぶだろう。
だけど大輝は気付いているのだろうか。
ボクに執着して、ボクを束縛しているけれど、ボクに執着され、ボクに束縛されている自分に。
縛り付けているのはボクだから。
執着しているのはボクだから。
もしも大輝がボクから離れる時が来たら、貴哉の時のように姿を消すことはしない。
大輝と過ごした部屋で、大輝に知られるように、大輝に迷惑をかけることを承知でこの世界を終わらせるつもりだ。
仕事で使うPCも、大輝としか繋がっていないスマホも、使い方ひとつで世界に向けて発信できるのだから。
大輝がボクのことを捨て、ボクの世界を終わらせるのならその時は大輝の世界も終わらせることを選ぶだろう。
ボクとの関係を晒し、ボクが世界を終わらせる様子を配信する。
確実に世界を終わらせるのならこの部屋のベランダから地面を目指すのが確実だろう。だけど、地面に叩きつけられたボクは片付けられ、洗い流されて時と共に忘れ去られてしまう。部屋に対して物理的なダメージは無いに等しい。
だから、大輝に抱かれながら、この部屋でボクの世界を終わらせる方法を夢想する。
啼かされながら、揺さぶられながら、心も身体も満たされているはずなのに、終わる方法を探し続ける。
ボクの世界が終わる次の日に、大輝の世界を終わらせるために。
同じ時間に起きて同じ時間に眠る毎日はボクが望んだ生活で、どこにいても大輝の気配がすることがボクを安定させる。
そしてそれは大輝も同じことだとボクは知っている。
時には仕事で大輝が家を開ける日があるけれど、そんな時は望まれるままに指定された部屋で自撮りするのが日課になっている。
そんなことをしなくても見守りカメラでボクの姿はいつでも観られるはずだけど、大輝の指示にボクが従うことで束縛しているつもりなのかもしれない。
見守りカメラを設置したいと言われた時は呆れたふりをしたけれど、心の中では歓喜していた。動きを感知して作動するそれに、大輝は縛られ続けることになるのだから。
どこにいても、何をしていてもボクの動きに合わせて感知するカメラを無視することは大輝にはできない。
どこで何をしているのか、大輝に隠れて誰かと連絡を取っていないか。自分がそばにいない時の行動を常に気にしているということは、それだけ意識がボクに向いている証拠なのだと悦びを感じてしまう。
束縛は嫌いじゃないけれど、本当に束縛されているのはボクなのか、大輝なのか。
写真のことは、あれから追求していない。追求しようとしたボクを絞め落とした行動は、言葉では認めていなくてもその行為を肯定したと同じだから。
大輝はあのままボクの世界を終わらせようとしたのだろうか。それとも手足を拘束し、声を奪い、物理的に拘束するつもりだったのか。
どちらにしてもボクにしてみれば同じことだった。
命を奪われたとしても、自由を奪われたとしても、それが大輝の手によるものなら受け入れることができる。
命を奪って永遠に大輝のものになるのも良いし、自由を奪われ、大輝がいなければ生きていけなくなるのも良い。
手足を拘束され、声を奪われ、大輝のためだけに存在することはボクにとって何事にも変えがたい幸せになるだろう。
《何してる?》
仕事の都合で外出した大輝からは事あるごとにメッセージが送られてくる。
〈仕事〉
《でも、キッチンにいるでしょ?》
見守りカメラでボクが移動したことを確認したのだろう。
〈お茶〉
《そっか》
束縛されているのはボクのはずなのに、ボクこそが大輝を束縛しているのだろう。
《写真、送って》
〈キッチンでいい?〉
《寝室》
メッセージを見て寝室に移動する。
寝室の見守りカメラが起動することで従順なボクに安堵するのだろう。
〈どこで撮る?〉
《ベッドで》
大輝が望むままにベッドに腰掛け、自撮りしたものを送信する。ボクの行動も全て見守りカメラで見ているはずなのに。
《脱いで》
〈まだ仕事中だよ〉
《脱ぐだけ》
〈それで終わると思う?〉
ベッドの上で、自分の姿がカメラに映る位置に座り、言われるがままに服を脱ぐ。口では逆らうようなことを言ってみるけれど、従順なボクは大輝に逆らったりしない。
これは、プレイの一環だから。
身につけていたものを全て脱ぎ捨てるとこの先のことを期待するように、ボクの身体は反応してしまう。
大輝に抱かれるためのこの場所で、大輝の指示されて服を脱ぎ捨てたことで次に起こることを身体が覚えているのだから。
「誰にも触らせてない?」
一日中監視していたくせに、それでも安心できないのか、寝室のドアを開けながらベッドに座るボクを視姦する。
お互いにGPSが入れてあるのだから大輝がどこに居るのかなんて把握しているし、ボクの動作に合わせて見守りカメラが作動するのだから何をしているのかなんて大輝だって把握している。
だけど、知らないふりをして、従うふりをする。
監視されているのはボクなのか、大輝なのか。
「誰かが触ってたらどうする?」
ボクの全てを見ているはずの大輝を煽るようにそう言えば「絶対に許さない」とチェックするかのようにボクの全身を視診する。
ボクの顔に向けられていた視線は少しずつ降りていく。
目を合わせるように瞳を覗き込み、唇を舐めるように視線を這わせる。
誰かの痕跡がないか探すように、ボクの少しの変化も見逃さないように。
「今日は何してたの?」
視姦に満足したのか、ボクの座るベッドに移動して触れることで変化がないかを確かめ始める。
唇を重ね、ボクの言葉を待ちながら指で、唇で自分以外の痕跡がないかを確認していく。
「ずっと見てたでしょ?」
されるがままにベッドに横たわり、大輝の望むような答えを口にする。
「大輝以外とは誰とも話してないし、誰にも触らせてないって、知ってるくせに」
「誰にも触らせてないけど、自分では?」
これから始めることへの期待で反応し始めたボクの身体は大輝に触れられるのを待ちきれず、部屋のドアが開く前に自分で触れたことも見ていたのだろう。
「それも、見てたでしょ?」
見ていることを意識にながら痴態を演じ、劣情を煽る。恥じらうようにそっと触れるだけの行為は快楽を得るものではなくて、大輝を煽るための儀式でしかない。
「見てたけど、確かめさせて」
これだけ全てを晒しているのにそれでもなお不安になるようで、帰宅してすぐにボクを組み伏せないと安心できなくなっていることに大輝は気付いているのだろうか。
「そんなに心配なら縛ってもいいんだよ?」
あの日、手足を拘束し、声を奪ったことを引き合いに出し提案してみるのも大気を煽るための儀式のようなもの。
「そしたら大輝がいなくなったらボク、死んじゃうんだろうね」
大輝に抱かれながらそんな自分を夢想する。
縛られ、身動きがとれないまま、声も出せないまま朽ちていくのはどんな気持ちなのだろう。
貴哉に捨てられ、家族に捨てられ、大輝に捨てられてしまったらボクは生きる意味を失うだろう。
誰からも必要とされないのなら、この世界はボクを必要としないし、ボクもこの世界を必要としない。
だから、今度こそこの世界を終わらせることになるだろう。
誰にも必要とされず、人知れず終わっていく世界。
いつか、そんな日が来るのかも知れない。
「オレはいなくならないし、紗凪が死んだらオレも生きていけないよ」
「大輝は大丈夫だよ、きっと」
大輝の愛撫を受けながら投げやりな言葉が口ら溢れる。
ボクにはもう大輝しかいないけれど、大輝ならきっとボクがいなくなってもボクじゃない誰かと新しい世界で生きることができるだろう。
「大輝がいなくなったら、ボクの世界は今度こそきっと、終わるんだ」
ボクの言葉を遮るようにボクを啼かせ、ボクの自由を奪う。
ボクに名前を呼ばせ、嬌声をあげ続かせる。
あの日、ボクが望んだように、ボクを壊すかのように、ボクを逃さないように酷く抱かれるのは嫌いじゃ無い。
貴哉がいなくなった時、この世界が終わるのならば最後に大輝に会いたいと邪魔者だと知りながらもふたりで暮らした家を訪ねた。
彼女と別れたと知り、ボクのことを想っていたと告げられ、想いを交わし、身体を交わし、世界が終わらなかったとこを嬉しく思った。
義兄からの電話に戸惑いはしたけれど、貴哉との関係を絶ったボクには関係無いと忘れることにした。
穏やかで、幸せな日常。
だけどそれは家族によって邪魔され、その原因となったのが大輝だったのだと知ってしまった。
考えてみれば簡単なことだった。
貴哉の関係者だとしても、姉の関係者だとしても、そんなにも執拗に付き纏う理由は無い。
冷静に考えることができれば大輝がボクのことを想ってくれていたと知った時に、大輝に対して疑いを持つことができただろう。
気付いてしまえば簡単なことだった。
大輝なら貴哉の部屋も、ボクの実家も知っている。そして、ボクのスケジュールも把握しているのだから写真を撮るタイミングを探ることも難しくなかったはずだ。
あの時に気付かなかったら、あの時に気付いたことを告げなかったらボクたちはパートナーとして良好な関係を保てていただろう。
今のように偽りの穏やかさではなく、本当の穏やかさを手に入れることができたはずだ。
だけど、束縛され、執着される毎日はボクに安穏をもたらす。
偽りであってもそばに居てくれるなら、そばに居られるならそれがボクの生きる意味になるのだか、。
だから、生きる意味がなくなった時にはボクはこの世界を終わらせることを選ぶだろう。
だけど大輝は気付いているのだろうか。
ボクに執着して、ボクを束縛しているけれど、ボクに執着され、ボクに束縛されている自分に。
縛り付けているのはボクだから。
執着しているのはボクだから。
もしも大輝がボクから離れる時が来たら、貴哉の時のように姿を消すことはしない。
大輝と過ごした部屋で、大輝に知られるように、大輝に迷惑をかけることを承知でこの世界を終わらせるつもりだ。
仕事で使うPCも、大輝としか繋がっていないスマホも、使い方ひとつで世界に向けて発信できるのだから。
大輝がボクのことを捨て、ボクの世界を終わらせるのならその時は大輝の世界も終わらせることを選ぶだろう。
ボクとの関係を晒し、ボクが世界を終わらせる様子を配信する。
確実に世界を終わらせるのならこの部屋のベランダから地面を目指すのが確実だろう。だけど、地面に叩きつけられたボクは片付けられ、洗い流されて時と共に忘れ去られてしまう。部屋に対して物理的なダメージは無いに等しい。
だから、大輝に抱かれながら、この部屋でボクの世界を終わらせる方法を夢想する。
啼かされながら、揺さぶられながら、心も身体も満たされているはずなのに、終わる方法を探し続ける。
ボクの世界が終わる次の日に、大輝の世界を終わらせるために。
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