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Lesson 2
アパート
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桃の部屋は想像通り小さな1Kで、まだ引っ越しの荷物が全部片付いていなかった。
それでもカーテンの色とかベッドカバー、小さなテーブルなどに若い女の子らしい好みが表れていて、ここで自炊しながら生活している姿を想うと、訳もなくいじらしくなった。
22歳の女の子の一人暮らしなど世の中にはありふれているはずなのに、相手が桃だとどうしても「けなげ」に見えてしまう。これも俺の贔屓目フィルターなのだろうかと、妙に気恥ずかしくなった。
「先生、洗面所とトイレ、自由に使ってね。あ、ここに座って。クッションどうぞ」
先に手洗いとうがいを済ませた桃が、パタパタと動き回りながら俺を気遣う。恥ずかしそうに控えめな音でうがいをしていた桃が可愛いかった。
ジャケットを脱いで腰を下ろしかけた俺もやはり落ち着かない気分だったので、ありがたく洗面所を使わせてもらうことにした。
手を洗いながら、ちらちらと周囲を見回す。鏡の前にピンクの歯ブラシとコップ、洗顔料やボディローションなどが並んでいる。擦りガラスの向こうの狭い風呂場はさすがに覗かなかったが、ここで桃が生活しているという事実が俺の心を静かに満たしていった。
部屋の至るところに桃の息遣いが感じられる。本当にもう一度、桃が俺の前に現れてくれたのだとしみじみ実感した。
部屋の方に戻ると、桃が簡素な食器棚からマグカップを出しているところだった。
こうして後ろ姿を見ると、やはりあの頃より髪が長い。艶のある、ややブラウン寄りの素直な黒髪。
俺は昔から桃の髪が好きだった。・・・好き・・・?ああ、そうか。結局俺は、自分が担任をしていたときからこいつに惹かれていたんじゃないか。
白い春物のセーターを着た後ろ姿を見ているうちに、どうにも抑えが利かなくなり、俺は背中から桃を抱きすくめた。
「・・・せんせ・・・!」
「桃。コーヒー、いいよ。後でいい」
あの日以来、初めて本人に向かって下の名前を呼んだ。
「あ、でも・・・」
「コーヒーより、しばらくこのままでいさせて」
「先生・・・」
背後から抱く俺の腕に、桃が両手を重ねてきた。身体が震えている。せつなそうな息遣い。
俺も緊張で心臓が騒いでいたが、それよりも求める気持ちの方が強くて桃の髪に顔を埋めた。
香水ではない、桃のもともとのほんのりと甘い体臭に胸が締め付けられる。腕の中の桃の柔らかさに、あの頃の記憶が一気に蘇ってくる。俺はもっと強く抱きしめた。桃が俺の腕に重ねる指先にも、痛いほど強い力が込められた。
修学旅行で神社の参道を並んで歩いた。保健室で眠っている姿を見て、この子の抱えている悩みを知りたいと思った。俺の車の助手席で、マフラーに顔を埋めていた夕刻。光を浴びて、人魚のように優雅に泳ぐ姿に心を奪われた夏の日。
できることなら時間を巻き戻して、抱きしめたいと思っていた。あの当時、一度も抱きしめなかったことを何年も後悔していた。
いま俺の腕の中に桃がいることが、本当に現実なのかまだ信じられずにいる。明日になったら、また俺の前から姿を消しやしないかと、想像しただけで恐ろしくなる。
「・・・勝手に消えやがって」
「・・・せん、せ・・・」
「黙っていなくなっちまって。いきなり、いなくなられる方の身にもなってみろ・・・!」
「ごめ・・・。先生、ごめんなさい・・・」
桃が涙声になっている。一番辛かったのは桃だ。俺に責める権利はない。それでも俺は言わずにいられなかった。
「おまえがいなくなって、俺がどれだけしんどかったか分かるか・・・!」
「先生・・・、ごめん・・・。泣かないで・・・」
言われてびっくりした。俺は自分が泣いていることに気付いていなかった。そもそも人前で泣いたことがないのだ。桃に言われ、指を自分の頬に当てたら濡れていたので驚いた。
桃がくるりと向きを変えて、俺に向き直った。
桃の方がもっと泣いていた。涙でくしゃくしゃになった顔で俺の首に抱きついてきた。さっきよりもっと、桃の匂いがする。俺は眼を閉じ、甘い体臭を思い切り吸い込んだ。
「先生・・・、逢いたかった・・・」
桃の涙で俺の首筋が濡れた。それが、俺の胸の奥のスイッチを押した。
華奢な身体を壁に強く押し当て、俺は桃の唇を乱暴に奪った。
優しくなどできなかった。俺はひたすら自分の欲望のままに、桃の唇と舌を貪った。
桃も必死に俺に喰らいついてきて、俺たちの顔は涙と唾液でひどいことになった。
「先生・・・っ、先生、好き・・・!ずっと、好きなの。忘れられなくて、死んじゃいそうなほど辛かった・・・」
「バカ、死ぬな。二度と俺の前から消えるんじゃない・・・!」
俺は桃の腰をきつく締めあげながら、更に深くくちづけた。
痛くしているかもしれない。でも抑えがまったく利かない。これほど長いこと欲していた女を眼の前にして、どうやって気持ちと身体をコントロールすればいいのかまるで分からない。
桃の唇は記憶よりもっと柔らかくて熱かった。舌も昔よりたくさん濡れて、激しく俺に絡みついた。
俺の首にすがりつきながら、懸命に俺の欲望を受け止めている桃が愛おしくてたまらない。俺の股間はみっともないほどいきり立っていて、スカート越しに桃の下腹部を押し上げていた。
俺は桃の身体を抱き上げた。狭いキッチンの調理台の上に座らせ、スカートの裾に手を入れて桃の太腿を撫で上げた。そのままストッキングと下着に包まれた桃の秘所に手を伸ばす。指先でクリトリスの辺りを強めに擦ると、桃がビクッと身体を震わせた。
「もう、誰かに抱かれたか・・・?おまえのここに、誰か触れたか・・・?」
俺は本当にカッコ悪い男に成り下がっていた。9つも下の元教え子に言うセリフではない。
桃が俺と離れている5年の間に、他の男とつきあって、セックスを経験している可能性はいくらでもあった。それが怖かった。それで気持ちが冷めるわけもないのだが、桃に俺以外の男が触れたかもしれないと思うと気が変になりそうだった。
「・・・そんなの、してない。私、先生以外の人と何もしてない」
桃が泣きながら俺の髪を撫でる。
「私、先生しか好きになれないんだよ・・・?」
俺は大きく安堵の溜息をつくと、左手で桃のうなじを引き寄せて甘い唇を貪った。
「・・・俺も、おまえしか好きになれない。5年かかって、思い知らされた」
「せんせ・・・」
桃が眼を見開き、またボロボロと涙を落とす。俺は桃の濡れた頬を親指で拭ってやると、スカートを勢いよく捲り上げて桃の下半身を露わにした。
ストッキングを脱がせる。急いていたので、もしかしたら伝線させたかもしれない。薄い水色の下着には繊細なレースの飾りがついていて、まるで人魚の鰭のようだった。
俺は桃のショーツに指を掛けて引き下ろした。桃が反射的に「あっ・・・!」と身をよじらせる。当たり前の反応だろう。処女なのにいきなりこんな乱暴な扱いを受けているのだ。
我ながら本当にひどい男だと思った。あまりにも余裕がなさすぎる。でも桃はそんな俺を一生懸命受け止めようとしていた。その気持ちがヒリヒリするほど伝わってきて、俺はこの女を誰にも渡さないと心の奥で誓った。
初めて眼にする桃の初々しい性器に、俺は年甲斐もなく激しく興奮した。
あの夏、不自由な指先で愛撫した秘密の場所に、今日の俺は顔を埋めて唇を這わせた。
「あ、は、ぁ・・・・っ!せん、せ・・・っ」
桃が掠れた甘い声を上げながら俺の髪を掴み、腰をビクビクと浮かせた。
俺は桃の秘裂を下から上へと舐め上げ、内側の襞を舌先でほぐすようにくすぐった。桃の息がますます荒くなる。唇と舌で花びらと膣の浅い部分を味わいながら、親指で紅く膨れたクリトリスを上下に優しく擦った。
「あああっ・・・!や、それ、やぁ・・・っ」
「ん。桃、イヤなのか?・・・やめたい・・・?」
「あ、んん・・・っ。や、せんせ・・・。やめちゃ、イヤ・・・」
「やめないよ・・・。桃をうんと、気持ちよくしてやる」
今度は逆にクリトリスを舐めながら、膣口に指をそっと挿入した。
桃の両脚が大きく跳ねる。悲鳴のような、甘ったるい喘ぎがたまらなく可愛い。痛くないか尋ねながら、俺は指先を軽く折り曲げてザラザラしたたくさんの突起を撫でた。窪んだ箇所を優しく擦るように刺激してやる。
「は、あああっ・・・!先、生・・・、なんか、変になる・・・っ」
「ここか?・・・桃の気持ちいいところだよ。覚えとこうな」
俺はぷくっと勃ったクリトリスをわざと音を立てて吸い、桃の膣内をいやらしく弄り続けた。
桃が震えながら身体をのけぞらせる。俺は立ち上がって桃が倒れないように背中を支え、唇にキスしながら桃の性器を手で愛撫し続けた。
膣口から蜜が面白いくらいにどんどん溢れてくる。桃が濡れれば濡れるほど、俺のペニスも呼応するように硬度を増していった。
桃がぐったりしてきたので、俺は一度指を引き抜いた。白っぽい蜜が絡みついた指をしゃぶって舐めとる。甘酸っぱいような、女の味。桃はそんな俺の仕草をとろんとした眼で見つめていたが、やがて自分から俺の唇を夢中で求めてきた。
ぴちゃぴちゃと音を立てて、舌が吸いつくようなキスをする。
「ん、んふっ・・・。せん、せぃ・・・」
「分かるか?・・・おまえの味だよ。俺の舌、おまえのいやらしい蜜の味がするだろ」
桃が何度も頷きながら、もっともっととキスをねだる。
「・・・桃。ベッド、行こう」
俺は桃の身体を調理台の上から勢いよく抱き上げた。
それでもカーテンの色とかベッドカバー、小さなテーブルなどに若い女の子らしい好みが表れていて、ここで自炊しながら生活している姿を想うと、訳もなくいじらしくなった。
22歳の女の子の一人暮らしなど世の中にはありふれているはずなのに、相手が桃だとどうしても「けなげ」に見えてしまう。これも俺の贔屓目フィルターなのだろうかと、妙に気恥ずかしくなった。
「先生、洗面所とトイレ、自由に使ってね。あ、ここに座って。クッションどうぞ」
先に手洗いとうがいを済ませた桃が、パタパタと動き回りながら俺を気遣う。恥ずかしそうに控えめな音でうがいをしていた桃が可愛いかった。
ジャケットを脱いで腰を下ろしかけた俺もやはり落ち着かない気分だったので、ありがたく洗面所を使わせてもらうことにした。
手を洗いながら、ちらちらと周囲を見回す。鏡の前にピンクの歯ブラシとコップ、洗顔料やボディローションなどが並んでいる。擦りガラスの向こうの狭い風呂場はさすがに覗かなかったが、ここで桃が生活しているという事実が俺の心を静かに満たしていった。
部屋の至るところに桃の息遣いが感じられる。本当にもう一度、桃が俺の前に現れてくれたのだとしみじみ実感した。
部屋の方に戻ると、桃が簡素な食器棚からマグカップを出しているところだった。
こうして後ろ姿を見ると、やはりあの頃より髪が長い。艶のある、ややブラウン寄りの素直な黒髪。
俺は昔から桃の髪が好きだった。・・・好き・・・?ああ、そうか。結局俺は、自分が担任をしていたときからこいつに惹かれていたんじゃないか。
白い春物のセーターを着た後ろ姿を見ているうちに、どうにも抑えが利かなくなり、俺は背中から桃を抱きすくめた。
「・・・せんせ・・・!」
「桃。コーヒー、いいよ。後でいい」
あの日以来、初めて本人に向かって下の名前を呼んだ。
「あ、でも・・・」
「コーヒーより、しばらくこのままでいさせて」
「先生・・・」
背後から抱く俺の腕に、桃が両手を重ねてきた。身体が震えている。せつなそうな息遣い。
俺も緊張で心臓が騒いでいたが、それよりも求める気持ちの方が強くて桃の髪に顔を埋めた。
香水ではない、桃のもともとのほんのりと甘い体臭に胸が締め付けられる。腕の中の桃の柔らかさに、あの頃の記憶が一気に蘇ってくる。俺はもっと強く抱きしめた。桃が俺の腕に重ねる指先にも、痛いほど強い力が込められた。
修学旅行で神社の参道を並んで歩いた。保健室で眠っている姿を見て、この子の抱えている悩みを知りたいと思った。俺の車の助手席で、マフラーに顔を埋めていた夕刻。光を浴びて、人魚のように優雅に泳ぐ姿に心を奪われた夏の日。
できることなら時間を巻き戻して、抱きしめたいと思っていた。あの当時、一度も抱きしめなかったことを何年も後悔していた。
いま俺の腕の中に桃がいることが、本当に現実なのかまだ信じられずにいる。明日になったら、また俺の前から姿を消しやしないかと、想像しただけで恐ろしくなる。
「・・・勝手に消えやがって」
「・・・せん、せ・・・」
「黙っていなくなっちまって。いきなり、いなくなられる方の身にもなってみろ・・・!」
「ごめ・・・。先生、ごめんなさい・・・」
桃が涙声になっている。一番辛かったのは桃だ。俺に責める権利はない。それでも俺は言わずにいられなかった。
「おまえがいなくなって、俺がどれだけしんどかったか分かるか・・・!」
「先生・・・、ごめん・・・。泣かないで・・・」
言われてびっくりした。俺は自分が泣いていることに気付いていなかった。そもそも人前で泣いたことがないのだ。桃に言われ、指を自分の頬に当てたら濡れていたので驚いた。
桃がくるりと向きを変えて、俺に向き直った。
桃の方がもっと泣いていた。涙でくしゃくしゃになった顔で俺の首に抱きついてきた。さっきよりもっと、桃の匂いがする。俺は眼を閉じ、甘い体臭を思い切り吸い込んだ。
「先生・・・、逢いたかった・・・」
桃の涙で俺の首筋が濡れた。それが、俺の胸の奥のスイッチを押した。
華奢な身体を壁に強く押し当て、俺は桃の唇を乱暴に奪った。
優しくなどできなかった。俺はひたすら自分の欲望のままに、桃の唇と舌を貪った。
桃も必死に俺に喰らいついてきて、俺たちの顔は涙と唾液でひどいことになった。
「先生・・・っ、先生、好き・・・!ずっと、好きなの。忘れられなくて、死んじゃいそうなほど辛かった・・・」
「バカ、死ぬな。二度と俺の前から消えるんじゃない・・・!」
俺は桃の腰をきつく締めあげながら、更に深くくちづけた。
痛くしているかもしれない。でも抑えがまったく利かない。これほど長いこと欲していた女を眼の前にして、どうやって気持ちと身体をコントロールすればいいのかまるで分からない。
桃の唇は記憶よりもっと柔らかくて熱かった。舌も昔よりたくさん濡れて、激しく俺に絡みついた。
俺の首にすがりつきながら、懸命に俺の欲望を受け止めている桃が愛おしくてたまらない。俺の股間はみっともないほどいきり立っていて、スカート越しに桃の下腹部を押し上げていた。
俺は桃の身体を抱き上げた。狭いキッチンの調理台の上に座らせ、スカートの裾に手を入れて桃の太腿を撫で上げた。そのままストッキングと下着に包まれた桃の秘所に手を伸ばす。指先でクリトリスの辺りを強めに擦ると、桃がビクッと身体を震わせた。
「もう、誰かに抱かれたか・・・?おまえのここに、誰か触れたか・・・?」
俺は本当にカッコ悪い男に成り下がっていた。9つも下の元教え子に言うセリフではない。
桃が俺と離れている5年の間に、他の男とつきあって、セックスを経験している可能性はいくらでもあった。それが怖かった。それで気持ちが冷めるわけもないのだが、桃に俺以外の男が触れたかもしれないと思うと気が変になりそうだった。
「・・・そんなの、してない。私、先生以外の人と何もしてない」
桃が泣きながら俺の髪を撫でる。
「私、先生しか好きになれないんだよ・・・?」
俺は大きく安堵の溜息をつくと、左手で桃のうなじを引き寄せて甘い唇を貪った。
「・・・俺も、おまえしか好きになれない。5年かかって、思い知らされた」
「せんせ・・・」
桃が眼を見開き、またボロボロと涙を落とす。俺は桃の濡れた頬を親指で拭ってやると、スカートを勢いよく捲り上げて桃の下半身を露わにした。
ストッキングを脱がせる。急いていたので、もしかしたら伝線させたかもしれない。薄い水色の下着には繊細なレースの飾りがついていて、まるで人魚の鰭のようだった。
俺は桃のショーツに指を掛けて引き下ろした。桃が反射的に「あっ・・・!」と身をよじらせる。当たり前の反応だろう。処女なのにいきなりこんな乱暴な扱いを受けているのだ。
我ながら本当にひどい男だと思った。あまりにも余裕がなさすぎる。でも桃はそんな俺を一生懸命受け止めようとしていた。その気持ちがヒリヒリするほど伝わってきて、俺はこの女を誰にも渡さないと心の奥で誓った。
初めて眼にする桃の初々しい性器に、俺は年甲斐もなく激しく興奮した。
あの夏、不自由な指先で愛撫した秘密の場所に、今日の俺は顔を埋めて唇を這わせた。
「あ、は、ぁ・・・・っ!せん、せ・・・っ」
桃が掠れた甘い声を上げながら俺の髪を掴み、腰をビクビクと浮かせた。
俺は桃の秘裂を下から上へと舐め上げ、内側の襞を舌先でほぐすようにくすぐった。桃の息がますます荒くなる。唇と舌で花びらと膣の浅い部分を味わいながら、親指で紅く膨れたクリトリスを上下に優しく擦った。
「あああっ・・・!や、それ、やぁ・・・っ」
「ん。桃、イヤなのか?・・・やめたい・・・?」
「あ、んん・・・っ。や、せんせ・・・。やめちゃ、イヤ・・・」
「やめないよ・・・。桃をうんと、気持ちよくしてやる」
今度は逆にクリトリスを舐めながら、膣口に指をそっと挿入した。
桃の両脚が大きく跳ねる。悲鳴のような、甘ったるい喘ぎがたまらなく可愛い。痛くないか尋ねながら、俺は指先を軽く折り曲げてザラザラしたたくさんの突起を撫でた。窪んだ箇所を優しく擦るように刺激してやる。
「は、あああっ・・・!先、生・・・、なんか、変になる・・・っ」
「ここか?・・・桃の気持ちいいところだよ。覚えとこうな」
俺はぷくっと勃ったクリトリスをわざと音を立てて吸い、桃の膣内をいやらしく弄り続けた。
桃が震えながら身体をのけぞらせる。俺は立ち上がって桃が倒れないように背中を支え、唇にキスしながら桃の性器を手で愛撫し続けた。
膣口から蜜が面白いくらいにどんどん溢れてくる。桃が濡れれば濡れるほど、俺のペニスも呼応するように硬度を増していった。
桃がぐったりしてきたので、俺は一度指を引き抜いた。白っぽい蜜が絡みついた指をしゃぶって舐めとる。甘酸っぱいような、女の味。桃はそんな俺の仕草をとろんとした眼で見つめていたが、やがて自分から俺の唇を夢中で求めてきた。
ぴちゃぴちゃと音を立てて、舌が吸いつくようなキスをする。
「ん、んふっ・・・。せん、せぃ・・・」
「分かるか?・・・おまえの味だよ。俺の舌、おまえのいやらしい蜜の味がするだろ」
桃が何度も頷きながら、もっともっととキスをねだる。
「・・・桃。ベッド、行こう」
俺は桃の身体を調理台の上から勢いよく抱き上げた。
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