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第45話 共同制作?
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『さて、最初から作ると時間がかかるからある物を媒体にしてマジックアイテムを作ろうか』
凄く声が嬉しそうなんだけど。
『自分で作れないのが残念だが、創作は私の生きがいだからな』
そうですか。で、何をどうすればいいの。
『そうだな。いい事を思いついた。君自身、魔素空間に入ってみようか』
へ? それって入って大丈夫? 出れなくなるって事はない?
『そこまではわからないが』
そこから実験なの? そんなの怖くてできないよ!
『うーむ。しかたがないな。そのままでやるか』
何がしかたがないだよ。一生そのなかで暮らすなんていやじゃないか。
『それもそうだな。今回はその本を使おう。これまで通り一度きり、魔法を覚えられればいいのだからな』
わかったよ。で、この本をどうすればいいの?
『魔力を練りこみながら作りたい魔法を吹き込む』
……簡単そうに言わないでほしい。なにそれ? 魔法を吹き込むって。
『イメージだな。こういう魔法という。リムーバルが作れたのだからできるだろう。さあやってみるのだ!』
わかった。
僕は、本の上に手を置き魔法をイメージする。アイテムから僕に魔法を移動させるイメージ。そうしながら魔力を本に流し込む。
「ひゃ~!」
本の上に置いた手をペロっとリルが舐めた。忘れていたよ。ミルクを与えたままだった。走り回らなくてよかった。
僕は、リルを抱き上げた。
『一応できたのではないか?』
そういえば一瞬力んじゃったんだけど大丈夫かな?
『鑑定してみればいい』
そうだね。
「鑑定」
『ポーション素材集』アイテムランク:E
ポーションの素材の一覧と散布図が記載された本。
◆品質:中古
◆契約魔法:マジックリカバリー
「ついてる!」
『やるではないか! さっそく契約だ!』
「うん!」
【マジックリカバリー】
アイテムに付与されている魔法を自分自身に取り込む。
『リル合同』
◆MP消費:100
◆リルが半径1メートル以内に居る場合はこちらになる。
◆どのような魔法も取り込む事が可能。
『リル不在』
◆MP消費:全消費
◆リルが半径1メートル以内に居ない場合はこちらになる。
◆どのような魔法も取り込む事が可能。
◆成功率:50%
マジックリカバリーを契約し、魔法としますか?
何これ……。
『リルが舐めたタイミングが悪かったみたいだな。これなら呪いの方がいいだろう。まあリルがずっと一緒なら問題ない』
まあ、そうだけど。居ないと成功率が半分だなんて……。
これって作り直す事ってできるの?
『できるが、この本の魔法は今は消せないぞ。だから違う物を使ってする事になる。そして同じ様な魔法ができるとも限らん。リル合同の条件はかなりいいのだが』
そうだね。じゃこれで。
――契約魔法『マジックリカバリー』を取得しました。
ふう。これでアイテムが見つかったら対処できそうだね。
『そうだな。まずはミリラの魔法を消す事からだな』
ミリラ? あぁチェミンさんのお母さんの名前か。母親も呼び捨てなんて、リレイスタルさんって一体いくつだったんだろう?
『歳の事はいいだろう。ほら出来たと報告してやろう』
まあ僕以外聞こえないからどう呼ぼうと問題ないけどね。
僕は片づけをして、リムーバルを手に部屋に戻った。
「お待たせ」
「マルリードさんできたの?」
「うん」
「お父さんまだなの。休んでいて。あ、何か飲む?」
「あ、出来たのはスラポ液だけじゃなくて、治す薬もね」
「え!?」
驚くチェミンさんからミリラさんの方へと向かった。
「これ飲んでいただけますか? ミルク味なので飲みやすいと思います」
ミリラさんは、恐る恐る僕からリムーバルを受け取った。
そりゃ怖いよね。僕錬金術師でも医者でもないんだから。しかも材料がそろってないから違う材料を使ったとわかっているだろうし。入っている物は言えないけどね。
「お母さん、飲んでみて」
「わかったわ」
ごくん、と一口飲んでみた。それからごくごくと飲み干した。
「鑑定」
契約魔法が消えている! 成功だ!
『よかったな』
本当だよ。
「ハイヒール」
「あ……体が軽くなったわ!」
「お母さん!」
鳴きながらチェミンさんが、ミリラさんに抱き着いた。
「ありがとうございます。なんとお礼を言ったらいいか」
「いえ。よかったです」
誰かさんの仕業だと知れる前に治せてよかった。
『ごほん。それでだな。お礼に女神の雷を見せてもらえないか頼んでくれ』
うん? それって短剣? そういえばやけに気にして……ってまさか! あれもリレイスタルさんが作ったマジックアイテムなの?
『そうだ。今回覚えた魔法で回収しよう』
だからか! 黙っているなんて!
『言っておくが、あの枕以外はほぼ強制的に奪われた物だからな』
わかったよ。このまま放っておいて彼女達がまた呪われても困るからね。
凄く声が嬉しそうなんだけど。
『自分で作れないのが残念だが、創作は私の生きがいだからな』
そうですか。で、何をどうすればいいの。
『そうだな。いい事を思いついた。君自身、魔素空間に入ってみようか』
へ? それって入って大丈夫? 出れなくなるって事はない?
『そこまではわからないが』
そこから実験なの? そんなの怖くてできないよ!
『うーむ。しかたがないな。そのままでやるか』
何がしかたがないだよ。一生そのなかで暮らすなんていやじゃないか。
『それもそうだな。今回はその本を使おう。これまで通り一度きり、魔法を覚えられればいいのだからな』
わかったよ。で、この本をどうすればいいの?
『魔力を練りこみながら作りたい魔法を吹き込む』
……簡単そうに言わないでほしい。なにそれ? 魔法を吹き込むって。
『イメージだな。こういう魔法という。リムーバルが作れたのだからできるだろう。さあやってみるのだ!』
わかった。
僕は、本の上に手を置き魔法をイメージする。アイテムから僕に魔法を移動させるイメージ。そうしながら魔力を本に流し込む。
「ひゃ~!」
本の上に置いた手をペロっとリルが舐めた。忘れていたよ。ミルクを与えたままだった。走り回らなくてよかった。
僕は、リルを抱き上げた。
『一応できたのではないか?』
そういえば一瞬力んじゃったんだけど大丈夫かな?
『鑑定してみればいい』
そうだね。
「鑑定」
『ポーション素材集』アイテムランク:E
ポーションの素材の一覧と散布図が記載された本。
◆品質:中古
◆契約魔法:マジックリカバリー
「ついてる!」
『やるではないか! さっそく契約だ!』
「うん!」
【マジックリカバリー】
アイテムに付与されている魔法を自分自身に取り込む。
『リル合同』
◆MP消費:100
◆リルが半径1メートル以内に居る場合はこちらになる。
◆どのような魔法も取り込む事が可能。
『リル不在』
◆MP消費:全消費
◆リルが半径1メートル以内に居ない場合はこちらになる。
◆どのような魔法も取り込む事が可能。
◆成功率:50%
マジックリカバリーを契約し、魔法としますか?
何これ……。
『リルが舐めたタイミングが悪かったみたいだな。これなら呪いの方がいいだろう。まあリルがずっと一緒なら問題ない』
まあ、そうだけど。居ないと成功率が半分だなんて……。
これって作り直す事ってできるの?
『できるが、この本の魔法は今は消せないぞ。だから違う物を使ってする事になる。そして同じ様な魔法ができるとも限らん。リル合同の条件はかなりいいのだが』
そうだね。じゃこれで。
――契約魔法『マジックリカバリー』を取得しました。
ふう。これでアイテムが見つかったら対処できそうだね。
『そうだな。まずはミリラの魔法を消す事からだな』
ミリラ? あぁチェミンさんのお母さんの名前か。母親も呼び捨てなんて、リレイスタルさんって一体いくつだったんだろう?
『歳の事はいいだろう。ほら出来たと報告してやろう』
まあ僕以外聞こえないからどう呼ぼうと問題ないけどね。
僕は片づけをして、リムーバルを手に部屋に戻った。
「お待たせ」
「マルリードさんできたの?」
「うん」
「お父さんまだなの。休んでいて。あ、何か飲む?」
「あ、出来たのはスラポ液だけじゃなくて、治す薬もね」
「え!?」
驚くチェミンさんからミリラさんの方へと向かった。
「これ飲んでいただけますか? ミルク味なので飲みやすいと思います」
ミリラさんは、恐る恐る僕からリムーバルを受け取った。
そりゃ怖いよね。僕錬金術師でも医者でもないんだから。しかも材料がそろってないから違う材料を使ったとわかっているだろうし。入っている物は言えないけどね。
「お母さん、飲んでみて」
「わかったわ」
ごくん、と一口飲んでみた。それからごくごくと飲み干した。
「鑑定」
契約魔法が消えている! 成功だ!
『よかったな』
本当だよ。
「ハイヒール」
「あ……体が軽くなったわ!」
「お母さん!」
鳴きながらチェミンさんが、ミリラさんに抱き着いた。
「ありがとうございます。なんとお礼を言ったらいいか」
「いえ。よかったです」
誰かさんの仕業だと知れる前に治せてよかった。
『ごほん。それでだな。お礼に女神の雷を見せてもらえないか頼んでくれ』
うん? それって短剣? そういえばやけに気にして……ってまさか! あれもリレイスタルさんが作ったマジックアイテムなの?
『そうだ。今回覚えた魔法で回収しよう』
だからか! 黙っているなんて!
『言っておくが、あの枕以外はほぼ強制的に奪われた物だからな』
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