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僕は屈んでオウギモンガに話しかける。
「僕はスラゼです。二人の兄の様な存在で……僕達とお友達になって一緒に来てくれませんか?」
そう言えば、こうやって話しかけてわかるんだろうか? というか、テイムの仕方って、もしかしてテイムって言えばいいのかな?
『名前をつけてあげるのが効果的よ。受けて入れてくれれば仲間になるわ』
「名前? いきなりいわれても……」
「紅葉ちゃん!」
って見たまんまの名前をサツナが叫んだ。
「うん。それにしよう」
「わかった。紅葉ね」
『あら……』
「うん? どうしたの?」
『ちょっと失敗しちゃったみたい』
「え? テイムできなかったの?」
『うん。まあね。こうなっちゃたわ。チェック』
******************************
オウギモンガ【稀代】
【ランク:S】
愛称:紅葉【命名:サツナ/レンカ/スラゼ】
状態:良好
【眷属:サツナ/レンカ/スラゼ】
スキル:滑空/サーチ/感知
******************************
あ、本当だ。ランクがSで低い。
「眷属ってなってるけど? これがテイムって事? 出来てるみたいだけど」
『うーん。逆になっちゃった。先にチェックしてからテイムに挑戦してもらえばよかったんだけど……』
うーん。言っている意味がわからないな。
「どういう事?」
『こういう事よ。チェック』
******************************
名前:スラゼ
種族:人間
レベル:10
HP:27/27
MP:202/505
力:5
素早さ:25
魔力:313
妖精ミミミラスの加護
【オウギモンガ紅葉の加護】
******************************
うん? あれ? 紅葉の加護がついている?
「え? どういう事?」
『だから、紅葉があなた達を加護に置いたのよ。まあ、あなた達を襲う事はないわね』
「もしかして二人も紅葉の加護がついたの?」
『そうよ。でもランクS以上でないと見えないから大丈夫よ』
よくわかんないけど、見えたらまずいのかな?
まあ一応、大丈夫と言う事で果物などを取って来てもらうかな。
「二人共約束通り、食べ物を……」
「うん。行ってくる!」
紅葉をサツナが抱っこして、二人は嬉しそうに森の奥へ向かった。
「あ! ラス! 二人について行って!」
『大丈夫よ。紅葉がいるから』
「え……でも」
『それより戻って来るまでに作っちゃったら?』
「……はい」
本当に大丈夫かな?
いつも通り木を切りぬいて紅葉の巣箱を作った。そして紅葉用の食料を入れるのに食料ボックスをもう一つ。
ふう。今日はいっぱい作ったな。
そうだ。紅葉も増えたし、ついでにホロ用の枠も作ろう!
「ねえ、ラス。ホロ用の枠も作りたいんだ」
『あなたも好きねぇ』
「シートとシートをくっつけるのに、糸みたいのないかな?」
『樹脂を糊にしちゃう?』
「え!? そんな事も出来るの?」
『出来るわよ。錬金術だけどね』
「へえ」
『ちなみに錬金術は、やろうと思えばスラゼでも出来る様になるわよ』
「そうなの? 魔法とは違うの?」
『うーん。違うけど。才能は必要かもね。スラゼがこうやって物を作るのと一緒よ。あなた器用だわ』
「好きなんだよね。作るの」
『では、樹脂でくっつけますか』
こうしてホロも作っていった。
僕としては、採取よりこっちの方が楽しんだけどなぁ。
うーん。ハンドメイドやってみようかな。
こうやって森に入ったら木を取っておいて、暇な時に作るとか。
リアカーには、無限に入るみたいだし……。
後でラスに相談してみよう。
「僕はスラゼです。二人の兄の様な存在で……僕達とお友達になって一緒に来てくれませんか?」
そう言えば、こうやって話しかけてわかるんだろうか? というか、テイムの仕方って、もしかしてテイムって言えばいいのかな?
『名前をつけてあげるのが効果的よ。受けて入れてくれれば仲間になるわ』
「名前? いきなりいわれても……」
「紅葉ちゃん!」
って見たまんまの名前をサツナが叫んだ。
「うん。それにしよう」
「わかった。紅葉ね」
『あら……』
「うん? どうしたの?」
『ちょっと失敗しちゃったみたい』
「え? テイムできなかったの?」
『うん。まあね。こうなっちゃたわ。チェック』
******************************
オウギモンガ【稀代】
【ランク:S】
愛称:紅葉【命名:サツナ/レンカ/スラゼ】
状態:良好
【眷属:サツナ/レンカ/スラゼ】
スキル:滑空/サーチ/感知
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あ、本当だ。ランクがSで低い。
「眷属ってなってるけど? これがテイムって事? 出来てるみたいだけど」
『うーん。逆になっちゃった。先にチェックしてからテイムに挑戦してもらえばよかったんだけど……』
うーん。言っている意味がわからないな。
「どういう事?」
『こういう事よ。チェック』
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名前:スラゼ
種族:人間
レベル:10
HP:27/27
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力:5
素早さ:25
魔力:313
妖精ミミミラスの加護
【オウギモンガ紅葉の加護】
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うん? あれ? 紅葉の加護がついている?
「え? どういう事?」
『だから、紅葉があなた達を加護に置いたのよ。まあ、あなた達を襲う事はないわね』
「もしかして二人も紅葉の加護がついたの?」
『そうよ。でもランクS以上でないと見えないから大丈夫よ』
よくわかんないけど、見えたらまずいのかな?
まあ一応、大丈夫と言う事で果物などを取って来てもらうかな。
「二人共約束通り、食べ物を……」
「うん。行ってくる!」
紅葉をサツナが抱っこして、二人は嬉しそうに森の奥へ向かった。
「あ! ラス! 二人について行って!」
『大丈夫よ。紅葉がいるから』
「え……でも」
『それより戻って来るまでに作っちゃったら?』
「……はい」
本当に大丈夫かな?
いつも通り木を切りぬいて紅葉の巣箱を作った。そして紅葉用の食料を入れるのに食料ボックスをもう一つ。
ふう。今日はいっぱい作ったな。
そうだ。紅葉も増えたし、ついでにホロ用の枠も作ろう!
「ねえ、ラス。ホロ用の枠も作りたいんだ」
『あなたも好きねぇ』
「シートとシートをくっつけるのに、糸みたいのないかな?」
『樹脂を糊にしちゃう?』
「え!? そんな事も出来るの?」
『出来るわよ。錬金術だけどね』
「へえ」
『ちなみに錬金術は、やろうと思えばスラゼでも出来る様になるわよ』
「そうなの? 魔法とは違うの?」
『うーん。違うけど。才能は必要かもね。スラゼがこうやって物を作るのと一緒よ。あなた器用だわ』
「好きなんだよね。作るの」
『では、樹脂でくっつけますか』
こうしてホロも作っていった。
僕としては、採取よりこっちの方が楽しんだけどなぁ。
うーん。ハンドメイドやってみようかな。
こうやって森に入ったら木を取っておいて、暇な時に作るとか。
リアカーには、無限に入るみたいだし……。
後でラスに相談してみよう。
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