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第38話》魔法の石のいい稼ぎ方がありました
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――ダイス4で、魔法の石×2を取得しました。
いやぁレベル20の敵からアイテムが2つドロップするなんて思わなかった。それでも500回倒さないといけないけどね。でも倒す回数が半分になるのは嬉しい。
『マスター。朗報です。次回のトーナメント戦の賞金が、魔法の石です』
「え! 本当? あ、でも一位は無理だろうな。参加賞ある?」
『はい、参加賞的な物はあります。次回のトーナメント戦は、戦闘前にダイスを振り、魔法の石の受け取り数を決めます。勝てばダイスの数を取得し次の対戦に、負けても半分取得できます。ですので勝ち進めれば、それなりに手に入ると思います。また優勝すれば、負けて貰えなかった半分の魔法の石を総取りできます』
「え? じゃ、参加者が多ければそれだけ優勝賞品の魔法の石も多いって事?」
『はい。今回は、レベル20以下のクラスに出場なさってはいかがでしょうか?』
「うーん。そうだね。俺、レベル一桁だもんな。他のクラスってどんなの?」
「ランク別に、後はレベル別の30以下40以下と10レベル刻みに続きます。勿論、マスターはどのトーナメントにも参加可能です」
いや、40レベル以下とかに参加しても勝てないから。
優勝出来ないまでも勝ち進められれば、魔法の石をそれなりに溜められそうだな。
「参加しようと思うけど、参加するのにお金かかったりする?」
『かかりません。ですので、参加した方がお得です』
お得って。まあその通りだけど。じゃ登録しに行くかな。
「街に戻ろう。登録する場所ってどこ?」
『街の中央にある大会会場受付になります』
「OK。行こう」
大会会場受付に行くと、それなりの人がいた。
受付も10か所以上あって、ほとんど並ばない。
「ねえ、街にはこういう場所があって共通なの?」
『はい。どの町でも登録可能です』
やっぱりそうなのか。すぐに自分の番が来た。
「どの大会に参加希望ですか?」
「えっと、20レベル以下のトーナメント戦です」
「はい。わかりました。初参加の様なのでこちらをご確認下さい」
何かボードを渡された。
――参加者のルールときまり
◎参加者は、対戦の準備時間になると強制的に準備室に移動します。ダンジョン中ですと、リタイア扱いになりますのでご注意下さい。
◎レベル制限のトーナメント戦に出場予定の方は、準備時間までに既定のレベル以上にならないようにお気を付け下さい。上限のレベルを超えてしまわれますと、不戦敗となります。この場合、何も取得出来ません。
◎武器については、ルール戦以外ではどれを使われても構いません。戦闘中に、武器を交換して攻撃も可能です。
◎アイテムは、鞄に入っている物は使えます。また使った物は、勝敗に関係なく消費された事になります。
◎対戦中に装備品が壊れた場合は自己責任となり、当方では修理は行っておりません。
◎勝敗は、トーナメント戦とランク戦は、相手のHPをゼロにした方が勝ちとなります。
◎入場した時に、相手のステータスが表示され、対戦が開始されますと相手の頭上にHPバーが表示されます。
◎最後に、正々堂々と勝負しましょう。
「はい。読みました」
「では、健闘をお祈ります。準備室に詳細がございますので、そちらも確認お願いします」
「はい。ありがとうございます」
受付が終わった。さて、準備期間まで魔法の石集めでもしてようかなぁ。
ミチ――『終わったわ。今、ズルランに戻って来ているわ』
ママル――『了解。私も戻る』
『悪いけど俺、ズルランの北にあるババール街にいるんだ。そう遠くないし、二人で来てくれない? あ、俺、レベル20以下のトーナメント戦に出る事にしたんだ。二人も間に合ったら参加してみたら? 参加料はかからないからさ』――ミチ,ママル
ミチ――『え? トーナメント戦? 私は勝てそうもないなからね。遠慮しておくわ』
ママル――『わかった。二人で向かうよ。私は参加してみようかな。面白そう!』
『じゃ、気を付けて来て。待ってる』――ミチ,ママル
さてと俺は二人が来るまで、レベル20の敵を倒してますか。
いやぁレベル20の敵からアイテムが2つドロップするなんて思わなかった。それでも500回倒さないといけないけどね。でも倒す回数が半分になるのは嬉しい。
『マスター。朗報です。次回のトーナメント戦の賞金が、魔法の石です』
「え! 本当? あ、でも一位は無理だろうな。参加賞ある?」
『はい、参加賞的な物はあります。次回のトーナメント戦は、戦闘前にダイスを振り、魔法の石の受け取り数を決めます。勝てばダイスの数を取得し次の対戦に、負けても半分取得できます。ですので勝ち進めれば、それなりに手に入ると思います。また優勝すれば、負けて貰えなかった半分の魔法の石を総取りできます』
「え? じゃ、参加者が多ければそれだけ優勝賞品の魔法の石も多いって事?」
『はい。今回は、レベル20以下のクラスに出場なさってはいかがでしょうか?』
「うーん。そうだね。俺、レベル一桁だもんな。他のクラスってどんなの?」
「ランク別に、後はレベル別の30以下40以下と10レベル刻みに続きます。勿論、マスターはどのトーナメントにも参加可能です」
いや、40レベル以下とかに参加しても勝てないから。
優勝出来ないまでも勝ち進められれば、魔法の石をそれなりに溜められそうだな。
「参加しようと思うけど、参加するのにお金かかったりする?」
『かかりません。ですので、参加した方がお得です』
お得って。まあその通りだけど。じゃ登録しに行くかな。
「街に戻ろう。登録する場所ってどこ?」
『街の中央にある大会会場受付になります』
「OK。行こう」
大会会場受付に行くと、それなりの人がいた。
受付も10か所以上あって、ほとんど並ばない。
「ねえ、街にはこういう場所があって共通なの?」
『はい。どの町でも登録可能です』
やっぱりそうなのか。すぐに自分の番が来た。
「どの大会に参加希望ですか?」
「えっと、20レベル以下のトーナメント戦です」
「はい。わかりました。初参加の様なのでこちらをご確認下さい」
何かボードを渡された。
――参加者のルールときまり
◎参加者は、対戦の準備時間になると強制的に準備室に移動します。ダンジョン中ですと、リタイア扱いになりますのでご注意下さい。
◎レベル制限のトーナメント戦に出場予定の方は、準備時間までに既定のレベル以上にならないようにお気を付け下さい。上限のレベルを超えてしまわれますと、不戦敗となります。この場合、何も取得出来ません。
◎武器については、ルール戦以外ではどれを使われても構いません。戦闘中に、武器を交換して攻撃も可能です。
◎アイテムは、鞄に入っている物は使えます。また使った物は、勝敗に関係なく消費された事になります。
◎対戦中に装備品が壊れた場合は自己責任となり、当方では修理は行っておりません。
◎勝敗は、トーナメント戦とランク戦は、相手のHPをゼロにした方が勝ちとなります。
◎入場した時に、相手のステータスが表示され、対戦が開始されますと相手の頭上にHPバーが表示されます。
◎最後に、正々堂々と勝負しましょう。
「はい。読みました」
「では、健闘をお祈ります。準備室に詳細がございますので、そちらも確認お願いします」
「はい。ありがとうございます」
受付が終わった。さて、準備期間まで魔法の石集めでもしてようかなぁ。
ミチ――『終わったわ。今、ズルランに戻って来ているわ』
ママル――『了解。私も戻る』
『悪いけど俺、ズルランの北にあるババール街にいるんだ。そう遠くないし、二人で来てくれない? あ、俺、レベル20以下のトーナメント戦に出る事にしたんだ。二人も間に合ったら参加してみたら? 参加料はかからないからさ』――ミチ,ママル
ミチ――『え? トーナメント戦? 私は勝てそうもないなからね。遠慮しておくわ』
ママル――『わかった。二人で向かうよ。私は参加してみようかな。面白そう!』
『じゃ、気を付けて来て。待ってる』――ミチ,ママル
さてと俺は二人が来るまで、レベル20の敵を倒してますか。
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