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◇158◇出した結論
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「ふう。お腹いっぱい」
夕飯から帰って来たイラーノは、ベットにごろんと横になった。
僕は、ベットに腰を掛ける。
「ねえ、クテュール。何か気になる事でもあるの? アベガルさんに色々聞いていたよね?」
イラーノは鋭い。
「うーん。イラーノを殺そうとした理由が、本当にカギだからかなって思ってさ」
「違うって事?」
イラーノは、そう聞きながら上半身を起こした。
「二人は、イラーノを探していたと知っていた僕達も殺そうとした。そこまでして、自分達がイラーノに接触したのを隠そうとしたんだ。だからあの時もすぐに撤退した。騎士団が来るってわかっていたから。でもカギなら殺すより連れ去る方がいい。エルフの村に連れて帰れば、カギとしての役割を果たせないからね」
「そっか。俺は、カギだから狙われている訳じゃなさそうだね。じゃハーフだから?」
「かも。だとしたらその……本当の父親は殺されているかも。父さんがイラーノを連れ去ったのを知っていた。たぶんだけど、イラーノの父親は、父さんにイラーノと母親を託したんじゃないかな?」
「そっか。逃げる途中で母親は亡くなった。だから俺をお父さんの元へ……」
「少し宜しいですか?」
僕達が、しんみりとなっているとルイユが話しかけた来た。
「たぶんですが、父親の方がエルフなら生きていると思われます」
「え? なんで? イラーノ達を逃がした張本人だよきっと」
僕の言葉に、ルイユは頷く。
「絶対とは言い切れませんが、前にエルフが長寿だと話したのを覚えていますか?」
今度はルイユの言葉に、僕が頷いた。
「その為なのか、絶対数が少ないのです。子が生まれづらい。亡くなった母親の方がエルフだったのならば、父親は人間と言う事になりますので殺されているかもしれませんが、逆なら生きている可能性はあります」
「なるほど……」
僕は頷く。
勝手に父親の方がエルフと思っていたけど、人間って可能性もあったんだ。
「だったら生きてる思う」
イラーノが言った。
そう思いたいけど……。
「少なくともお父さんは、母親が死んだ事しか聞いていないと思う。だったらクテュールの父親と別れた時には、生きていた! 父親の方が人間なら一緒に逃げていると思う。何らかの理由で村に残ったんじゃないかな?」
「そうですね。私もそう思います。今も生きているかはわかりませんが」
イラーノの言葉に頷きながら、ルイユが言った。
「そうだね。生きている信じよう!」
僕がそう言うと、イラーノは希望を持って頷く。
「でも何もわからないんだよね……」
「方法は、ありますよ」
「え? あるの?」
ため息をつきつつ言ったイラーノの言葉に、驚くような返答をルイユは返した。
「私にはわかるかもしれません」
ルイユは、チラッとイラーノを見てからミサンガを着けた左腕を掲げる。
「この魔力感知を使えば可能かと……。ただし、それなりに近くにいないとわかりませんが」
「じゃ、エルフの村に行ったら俺のもう一人の父親がわかるって事?」
「そうですね。村の中に居ればわかるでしょう」
「ありがとう! ルイユ!」
イラーノは、希望に満ちた瞳でルイユを見つめお礼言った。
これで一安心だ。
「さて、あの男に見つかると煩いので、明日の早朝にここを出ましょう」
あの男とは、アベガルさんの事だろう。
何となくアベガルさんがかわいそうになる。
「起こしますので、主様はお休みください」
「ルイユは、寝なくて大丈夫なの?」
「私は、数日寝なくても大丈夫です」
「そう。じゃ寝ておくよ」
「俺も。さっき寝ちゃったから寝れるかな……」
そう言いつつもイラーノからは、30分ほどでスースーて静かな寝息が聞こえて来た。
「眠れませんか?」
目を開けると、ベットに腰掛けたルイユがいた。
薄暗い中、窓から入るほのかな光を浴び何となく神秘的だ。
「な、何か眠れない。寝ちゃったからかな?」
「そうですか。寝ないと体力が持ちませんよ」
「うん……。ねえ、さっき言っていた事って本当なの? イラーノの父親を探せるって」
「えぇ。本当です。私の中に彼の血がありますからね。主様が作ったこの魔力感知なら、血の繋がりがある物を追えると思います」
それって、イラーノの血を飲んだからって事?
イラーノには、どうやって探すか本当の事は言えないなぁ。
「少しだけ眠るお手伝いをしましょう」
ルイユがそう言った言葉を聞いた後、僕は夢の中へ落ちて行った様だった。
夕飯から帰って来たイラーノは、ベットにごろんと横になった。
僕は、ベットに腰を掛ける。
「ねえ、クテュール。何か気になる事でもあるの? アベガルさんに色々聞いていたよね?」
イラーノは鋭い。
「うーん。イラーノを殺そうとした理由が、本当にカギだからかなって思ってさ」
「違うって事?」
イラーノは、そう聞きながら上半身を起こした。
「二人は、イラーノを探していたと知っていた僕達も殺そうとした。そこまでして、自分達がイラーノに接触したのを隠そうとしたんだ。だからあの時もすぐに撤退した。騎士団が来るってわかっていたから。でもカギなら殺すより連れ去る方がいい。エルフの村に連れて帰れば、カギとしての役割を果たせないからね」
「そっか。俺は、カギだから狙われている訳じゃなさそうだね。じゃハーフだから?」
「かも。だとしたらその……本当の父親は殺されているかも。父さんがイラーノを連れ去ったのを知っていた。たぶんだけど、イラーノの父親は、父さんにイラーノと母親を託したんじゃないかな?」
「そっか。逃げる途中で母親は亡くなった。だから俺をお父さんの元へ……」
「少し宜しいですか?」
僕達が、しんみりとなっているとルイユが話しかけた来た。
「たぶんですが、父親の方がエルフなら生きていると思われます」
「え? なんで? イラーノ達を逃がした張本人だよきっと」
僕の言葉に、ルイユは頷く。
「絶対とは言い切れませんが、前にエルフが長寿だと話したのを覚えていますか?」
今度はルイユの言葉に、僕が頷いた。
「その為なのか、絶対数が少ないのです。子が生まれづらい。亡くなった母親の方がエルフだったのならば、父親は人間と言う事になりますので殺されているかもしれませんが、逆なら生きている可能性はあります」
「なるほど……」
僕は頷く。
勝手に父親の方がエルフと思っていたけど、人間って可能性もあったんだ。
「だったら生きてる思う」
イラーノが言った。
そう思いたいけど……。
「少なくともお父さんは、母親が死んだ事しか聞いていないと思う。だったらクテュールの父親と別れた時には、生きていた! 父親の方が人間なら一緒に逃げていると思う。何らかの理由で村に残ったんじゃないかな?」
「そうですね。私もそう思います。今も生きているかはわかりませんが」
イラーノの言葉に頷きながら、ルイユが言った。
「そうだね。生きている信じよう!」
僕がそう言うと、イラーノは希望を持って頷く。
「でも何もわからないんだよね……」
「方法は、ありますよ」
「え? あるの?」
ため息をつきつつ言ったイラーノの言葉に、驚くような返答をルイユは返した。
「私にはわかるかもしれません」
ルイユは、チラッとイラーノを見てからミサンガを着けた左腕を掲げる。
「この魔力感知を使えば可能かと……。ただし、それなりに近くにいないとわかりませんが」
「じゃ、エルフの村に行ったら俺のもう一人の父親がわかるって事?」
「そうですね。村の中に居ればわかるでしょう」
「ありがとう! ルイユ!」
イラーノは、希望に満ちた瞳でルイユを見つめお礼言った。
これで一安心だ。
「さて、あの男に見つかると煩いので、明日の早朝にここを出ましょう」
あの男とは、アベガルさんの事だろう。
何となくアベガルさんがかわいそうになる。
「起こしますので、主様はお休みください」
「ルイユは、寝なくて大丈夫なの?」
「私は、数日寝なくても大丈夫です」
「そう。じゃ寝ておくよ」
「俺も。さっき寝ちゃったから寝れるかな……」
そう言いつつもイラーノからは、30分ほどでスースーて静かな寝息が聞こえて来た。
「眠れませんか?」
目を開けると、ベットに腰掛けたルイユがいた。
薄暗い中、窓から入るほのかな光を浴び何となく神秘的だ。
「な、何か眠れない。寝ちゃったからかな?」
「そうですか。寝ないと体力が持ちませんよ」
「うん……。ねえ、さっき言っていた事って本当なの? イラーノの父親を探せるって」
「えぇ。本当です。私の中に彼の血がありますからね。主様が作ったこの魔力感知なら、血の繋がりがある物を追えると思います」
それって、イラーノの血を飲んだからって事?
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