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30扉の秘密1
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「おじいちゃん!」
「おじい様!」
私達は嬉しくて泣きそうになった! もうさすが魔法使い!
「全くお前達はこんなところで何をしているのだ? ロサーノさんまで……」
あ、この訪問者のお兄さん、ロサーノさんって言うんだ。やっぱり知り合いだったんだ。そのロサーノさんは、おじいちゃんをほおけた顔で見ている。
「リ、リアムさん……どうしてここに?」
「アメリアさんからヌガー殿をお借りして出かけていたのだが、そのヌガー殿がアメリアさんの気配が消えたと言うので、慌てて戻って来たのだが……。一体何があったのだ? シュトル殿が動けなる程消費するとは……」
おじいちゃんは、アメリアさんの異変をキャッチしたヌガーさんの言葉で戻って来たのね。おじいちゃんが気が付いた訳じゃなかったのね! でもよかったぁ。
ロサーノさんは私達を見ておじいちゃんを見た。
「お、お知り合い?」
おじいちゃんは頷いた。
「えっと、ありがとうございます……」
聞いてもまだよくわかってないのか、安心して頭が回らないのか、ロサーノさんはやっと、礼を言った感じだ。
『リアムさん、ありがとう。もうだめかと思ったよ』
「復活したか。よかった」
シュトルちゃんが元気になり、ロサーノさんの頭の上を飛び回り言った。
『アメリア~! 無事でよかった!』
「ヌガーさん、ありがとう。あなたのお蔭でシュトルさんも消滅せずにすんだわ」
ヌガーちゃんもアメリアさんが無事で嬉しかったのか、彼女の上を飛び回る。
「さて、詳しい説明を聞くのは家に入ってからにしよう。お前達は目立ち過ぎだ」
おじいちゃんに言われ、私は辺りを見渡した。扉だかに入る前は人はいなかったが、数人の人がこちらジッと見ている。
多分、私とマリアさんだけでなく、アメリアさんとロサーノさんも見えているかもしれない……。
「二人の姿も見えているようで、コスプレした男を三人の女が囲んで何かしているような構図になっているぞ」
「まあ、嫌ですわ」
「コスプレ?」
アメリアさんは、意味がわからず首を傾げている。まあ、知らないよね……。
って、やっぱり見えているんだ。魔力全部使っちゃったもんね。じゃなくて! SNSにでもUPされたら大変だ!
「直ぐに移動しよう!」
私は慌てて先を急ぐ。学校にでも知れたら大変だ! 説明のしようがない……。
家に到着すると、マリアさんが「少しお待ちになって」と言って中に入って行って、三枚の雑巾を持って来て床に置いた。
あぁ、ブーツのままで上がれるようにね。
アメリアさんは一度、家に上がっているので、雑巾の上で靴の裏を拭き中へ入って行く。ロサーノさんもおじいちゃん達のを真似、雑巾に靴裏をこすり中に入った。勿論私は、靴を脱いであがった。
私は居間のソファーにアメリアさん、私、マリアさんと出掛ける前と同じく座り、アメリアさんの前におじいちゃんが座ると、ロサーノさんも隣に腰を下ろした。
「さて、一体何があったのだ?」
そう聞かれても私達にはさっぱりわからない。勿論ロサーノさんが答えた。
「俺はアメリアさんという女性が精霊の本を持って地球に逃亡したので、本を奪還し彼女を連れて帰る支持を受けて地球に来たのです」
ロサーノさんって偶然いたんじゃなくて、アメリアさんを追って来ていたんだ!
「あなたはエリーヌ会ったか?」
「え? エリーヌさんですか? 地球でですか? 俺は見かけてませんが」
「いや、向こうの……私達の世界でだ」
「いいえ。戻られていたのですか? 私は戻って直ぐに支持を受けたので、何も聞いておりませんが……」
ロサーノさんは、おじいちゃんの質問に首を横に振って答えた。まあ、おばあちゃんの事は知っているよね。偉い人の娘だもんね。
「先に戻ったんだが。全くこっそりと人に頼むから……」
ため息交じりにおじいちゃんは呟いた。
「そう言えば、彼女――アメリアさんとリアムさんってお知り合いだったのですか? 何も聞かされていなくて……」
知っていればと思って聞いたんだろうね。捕まえてこいって命令だったからあんなに強引だったんだ。
「私がリアムさんを訪ねて、さきほどお会いしたのです」
アメリアさんが、さらっと説明する。
「先ほど? ……もしかして、あの時に結界を張って飛び立ったのは、リアムさんだったのですか?」
「そうだが。見ていたのか」
ロサーノさんは、頷いた。もしかしてつけられていたのかも。ドアからでる時には結界で姿が見えなかったからおじいちゃんだとわからなかったんだ。そうして、私達がこの世界の魔法使いと知った訳だ。
「おじい様!」
私達は嬉しくて泣きそうになった! もうさすが魔法使い!
「全くお前達はこんなところで何をしているのだ? ロサーノさんまで……」
あ、この訪問者のお兄さん、ロサーノさんって言うんだ。やっぱり知り合いだったんだ。そのロサーノさんは、おじいちゃんをほおけた顔で見ている。
「リ、リアムさん……どうしてここに?」
「アメリアさんからヌガー殿をお借りして出かけていたのだが、そのヌガー殿がアメリアさんの気配が消えたと言うので、慌てて戻って来たのだが……。一体何があったのだ? シュトル殿が動けなる程消費するとは……」
おじいちゃんは、アメリアさんの異変をキャッチしたヌガーさんの言葉で戻って来たのね。おじいちゃんが気が付いた訳じゃなかったのね! でもよかったぁ。
ロサーノさんは私達を見ておじいちゃんを見た。
「お、お知り合い?」
おじいちゃんは頷いた。
「えっと、ありがとうございます……」
聞いてもまだよくわかってないのか、安心して頭が回らないのか、ロサーノさんはやっと、礼を言った感じだ。
『リアムさん、ありがとう。もうだめかと思ったよ』
「復活したか。よかった」
シュトルちゃんが元気になり、ロサーノさんの頭の上を飛び回り言った。
『アメリア~! 無事でよかった!』
「ヌガーさん、ありがとう。あなたのお蔭でシュトルさんも消滅せずにすんだわ」
ヌガーちゃんもアメリアさんが無事で嬉しかったのか、彼女の上を飛び回る。
「さて、詳しい説明を聞くのは家に入ってからにしよう。お前達は目立ち過ぎだ」
おじいちゃんに言われ、私は辺りを見渡した。扉だかに入る前は人はいなかったが、数人の人がこちらジッと見ている。
多分、私とマリアさんだけでなく、アメリアさんとロサーノさんも見えているかもしれない……。
「二人の姿も見えているようで、コスプレした男を三人の女が囲んで何かしているような構図になっているぞ」
「まあ、嫌ですわ」
「コスプレ?」
アメリアさんは、意味がわからず首を傾げている。まあ、知らないよね……。
って、やっぱり見えているんだ。魔力全部使っちゃったもんね。じゃなくて! SNSにでもUPされたら大変だ!
「直ぐに移動しよう!」
私は慌てて先を急ぐ。学校にでも知れたら大変だ! 説明のしようがない……。
家に到着すると、マリアさんが「少しお待ちになって」と言って中に入って行って、三枚の雑巾を持って来て床に置いた。
あぁ、ブーツのままで上がれるようにね。
アメリアさんは一度、家に上がっているので、雑巾の上で靴の裏を拭き中へ入って行く。ロサーノさんもおじいちゃん達のを真似、雑巾に靴裏をこすり中に入った。勿論私は、靴を脱いであがった。
私は居間のソファーにアメリアさん、私、マリアさんと出掛ける前と同じく座り、アメリアさんの前におじいちゃんが座ると、ロサーノさんも隣に腰を下ろした。
「さて、一体何があったのだ?」
そう聞かれても私達にはさっぱりわからない。勿論ロサーノさんが答えた。
「俺はアメリアさんという女性が精霊の本を持って地球に逃亡したので、本を奪還し彼女を連れて帰る支持を受けて地球に来たのです」
ロサーノさんって偶然いたんじゃなくて、アメリアさんを追って来ていたんだ!
「あなたはエリーヌ会ったか?」
「え? エリーヌさんですか? 地球でですか? 俺は見かけてませんが」
「いや、向こうの……私達の世界でだ」
「いいえ。戻られていたのですか? 私は戻って直ぐに支持を受けたので、何も聞いておりませんが……」
ロサーノさんは、おじいちゃんの質問に首を横に振って答えた。まあ、おばあちゃんの事は知っているよね。偉い人の娘だもんね。
「先に戻ったんだが。全くこっそりと人に頼むから……」
ため息交じりにおじいちゃんは呟いた。
「そう言えば、彼女――アメリアさんとリアムさんってお知り合いだったのですか? 何も聞かされていなくて……」
知っていればと思って聞いたんだろうね。捕まえてこいって命令だったからあんなに強引だったんだ。
「私がリアムさんを訪ねて、さきほどお会いしたのです」
アメリアさんが、さらっと説明する。
「先ほど? ……もしかして、あの時に結界を張って飛び立ったのは、リアムさんだったのですか?」
「そうだが。見ていたのか」
ロサーノさんは、頷いた。もしかしてつけられていたのかも。ドアからでる時には結界で姿が見えなかったからおじいちゃんだとわからなかったんだ。そうして、私達がこの世界の魔法使いと知った訳だ。
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