異世界クラス召喚

ire

文字の大きさ
2 / 5
王城の中で

特典という名のチート

しおりを挟む



……………………………ん……?……なんかまわりが騒がしい……?


「あっ、やっと目ぇ開けた!俺達のこと分かるか?」

「……川嶋と…永山か?」

「あぁ、そうだ。起きれるか?」

「大丈夫だ。ありがとう。」


俺はそう言いながらフカフカのベッドを出て、川嶋の隣に座る。

今思ったが、この部屋少し……いや、だいぶ広くないか?
学校でいう体育館と同じくらいの大きさだぞ?

まぁいっか。
聞きたいことがあったらこいつらに聞こう。


たきはさ、どこまで覚えてるんだ?」

「俺は、授業後に寝て……そして気づいたらここにいた。」

「じゃあ全部だな!」


永山は相変わらずうるさい。


「今、ちょっと俺に失礼なこと思わなかったか?」


………あと変に鋭い。


「気のせいじゃないか?」

「そうか?」


「それよりもまず、ここはどこで、俺が寝たあと何があったんだ??」

「あ、そうだった!言うの忘れてたが、ここは異世界で、俺らは勇者らしいぞ!!」

「異世界?勇者??」

「はぁ、おまえ説明雑すぎ…。俺が詳しく説明するよ。」


そう言いながら、川嶋が俺の正面に座る。


「うん、よろしく頼む。」

「あぁ、まずはここがどこか、だな?
ここはさっき永山が言ったが、異世界だ。地球ではない。
そして俺らは、クラスごとこの世界に呼ばれた。」

「どうしてクラスごとなんだ?」

「まぁ、正確に言えば、んだ。」

「巻き込まれただと?」

「うん。  クラスの中に聖川 勇せいかわ ゆうって奴がいるだろ?」


あぁ、あの無駄にイケメンなムカつく態度のやつか。


「いるな。 そいつがどうした?
まさか、そいつに巻き込まれたとか言うんじゃないんだろうな?」

「そのまさかだよ。クラスごとアイツに巻き込まれた。
本来なら聖川だけが勇者召喚に呼ばれるはずだった。
だが、巻き込まれたせいで、俺らまで勇者扱い。んで、魔族と魔王を倒すべく3ヶ月訓練しろって王様に言われて、今ここ。
だから他の奴らは訓練所でいま騎士達に特訓を受けてる。」

「その特訓って俺もやらないといけないのか?」

「まぁ、そうだろうな。」

「倒すってことは、イコール魔王と魔族を殺せってことだろ?
魔王と魔族は何をやったんだ?」

「王様が言うには、そいつらは魔力が強く人間を襲う。だから襲われる前に殺すのだ、って。」

「…ん?襲われる前にってことは、まだ襲われてないんじゃないのか?」

「…そう言われれば確かにそうだな。」

「しかも、魔力が強いってなんだ?」

「あ、言うの忘れてた。 
瀧、ステータスって言ってみて。」

「? ステータス。」


頭の中に勝手に文字が浮かぶ。

……これがこの世界の普通なのか?
基準が分からないからどうしようもないんだが…。


「川嶋、基準が分からないんだが…」

「基準? まぁ、だいたいHPは5000あったらいい方で、MPは1000あったら魔導師になれるらしいぞ。」

「…川嶋と永山は?」

「ん?俺?俺は…見せた方が早いから見せるわ。
ステータスオープン。」


川嶋の目の前に白っぽい板がいきなり出てきた。 
そこに文字が書いてある。


川嶋 輝幸かわしま てるゆき
17歳  男

Lv1

HP  20000/20000
MP 40000/40000

属性  浮,草,

魔法  浮遊,植操,




「…永山は?」

「おぅ!見せてやる!
ステータスオープン!」


川嶋同様、白っぽい板が出てくる。


永山 莉暉ながやま りき
17歳  男

HP  50000/50000
MP 20000/20000

属性  圧,力,

魔法  体操,圧力,



「ふふん!俺らそこそこ強いだろ?」

「調子に乗るなよ(笑) 
で、お前はどうなんだ?瀧?」

「……見ても引くなよ。
あと、誰にも言うな。」

「おう。わかったよ。」

「うん、言わないし、引いたりしないよ。」

「ステータスオープン。」


瀧 秀也たき しゅうや
17歳  男

Lv 1

HP  1200000/1200000
MP 7800000/7800000

属性  光,闇,聖,音,幻,堕,雷,    
         妖,火,風,土,水,呪,解,    
         時,波,地,創

魔法  鑑定,地図,変幻自在,堕落,
         贈与,影操,

加護  堕天使(創造神)の加護
         精霊王の加護




ーーーーーーーーーーーーーーーーー








11月29日/ステータスを少し変えました
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

俺が死んでから始まる物語

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。 だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。 余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。 そこからこの話は始まる。 セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

異世界配信中。幼馴染みに捨てられた俺に、神々(視聴者)がコメントしてくるんだが。

葉月
ファンタジー
コルネ村で、幼なじみであり恋人でもあったユリアナと、ささやかな幸福を分かち合って生きていたロイド。 だがある日、ユリアナは女神の愛子として目覚め、国王の命により王都へと連れ去られる。 突然、日常を奪われ、運命に引き裂かれたロイドは、抗う術も持たぬまま、否応なく大きな流れへと呑み込まれていく。 これは、奪われたものを取り戻すため、そして理不尽な運命に抗おうとする、一人の少年の物語である。

悪役令嬢が処刑されたあとの世界で

重田いの
ファンタジー
悪役令嬢が処刑されたあとの世界で、人々の間に静かな困惑が広がる。 魔術師は事態を把握するため使用人に聞き取りを始める。 案外、普段踏まれている側の人々の方が真実を理解しているものである。

木を叩いただけでレベルアップ⁉︎生まれついての豪運さんの豪快無敵な冒険譚!

神崎あら
ファンタジー
運動も勉強も特に秀でていないがめっちゃ運が良い、ただそれだけのオルクスは15歳になり冒険者としてクエストに挑む。 そこで彼は予想だにしない出来事に遭遇する。 これは初期ステータスを運だけに全振りしたオルクスの豪運冒険譚である。  

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした

有賀冬馬
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。

最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)

みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。 在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。

処理中です...