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王城の中で
色の説明と宰相の闇
しおりを挟むとりあえず要約すると、《心裏の眼》とは色の変化で人の心を見抜くことの出来るスキルだ。
ためしに目の前の宰相を見てみた。
ん?なんだ?
体のまわりに、もやもやした黒いものがものがある。
あと、よく見ると、赤色と黄色がところどころまざっている。
たしか説明では、黒は恨みや嫉妬などの暗い感情、黄色は楽しいや面白いなどの興奮、赤色は嘘をついているときに出る色だと言っていた。
そしていま、赤が出ているということは、宰相が話している話はほとんど嘘。
それに、黒がベースになっているということは、宰相の心の大半を占めているのが恨みか嫉妬になる。
だとすると、この宰相は少なくとも俺たちにはいい感情を持っていないようだ。
とにかく、宰相とはいったん離れた方が良さそうだな。
「……要約すると、なんでも治せる《仁喰草》という薬草をあなた方に取ってきていただきたいのです。
ちなみに、このミッションを無事成功させた場合、あなた方3人への特訓はすべて免除となります。」
あ、スキルと考え事に夢中でまったく話を聞いてなかった。
…仁喰草?名前からして怪しくないかその薬草。
「すみません、その《仁喰草》ってどこにあるんですか?」
川嶋が宰相に質問した。
「それより、このミッションを受けますか?」
「あ、あの、場所「受けますか??」」
永嶋………そんな顔でこっち見るな。
もうちょい頑張れ。
「………………………………」
………はぁ、分かったよ。
だから一旦、その捨てられた子犬みたいな顔でずっと見るのをやめてくれ。
さて、どう言いくるめようかな…
「そのミッション受けます!!!」
え、は!?永山!?!!!?
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