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王城の中で
怪しすぎる使者
しおりを挟む「勇者様、体調はいかがですか?」
白髪が少し混じった黒髪で黒目のおっさんが入ってきた。
ピロリン♪
ん?なんの音だ?
《鑑定探知…鑑定探知…隠蔽魔法を覚えますか? YES/NO》
機械みたいな音声が頭の中に響く。
さっき川嶋が話してた魔法使う時に頭に直接 声が聞こえてくるって言ってたのはこれのことか。
鑑定探知ってことは鑑定されてると思っていいんだな?
それなら隠蔽を覚えた方が良さそうだな。ってことでYESっと。ついでに発動。
《隠蔽魔法発動………成功》
おー、どうやら隠蔽に成功したらしい。
鑑定してきたのってこの入ってきたおっさんだよな?
なんの断りもなく見ようとしてくるってどうなんだ?
この世界ではプライバシーもくそもないってか。
だったらこっちもしてやるよ。
《鑑定発動……成功》
⌜鑑定結果
ナイア・ラトルテップ 48歳
宰相
(人と魔族のハーフ)
HP 10000 MP156000
属性 闇
魔法 変身(変幻の下級互換),暗黒魔法,鑑定,隠蔽
称号 王殺し,黒き使者,貌無き者,⌟
………って、んん?
魔族??ハーフ??…王殺し!!?
え、ちょ、この人王様殺してんの?しかも黒き使者ってなんなんだ?!
「勇者様!勇者様!やはりまだ体調が……」
うわぁ……怪しさ全開だな。
とりあえずハッパかけてみるか。
「…あ、いや、すみません。大丈夫です。それよりもあなたは?」
「これはこれは、失礼しました。近衛騎士兼執事をしております、ナイトと申します。以後お見知りおきを。」
はい、ダウトー!!
本当の名前すら教える気ないじゃんこの人。
まぁ、いいや。色々と気になるけど今は黙っておいて、あとで永山と川嶋に相談しよ。
「おれは瀧って言います。さっき、大体のことは川嶋に聞きました。」
「え、瀧、おれもおしえt「ところで、僕達は今から何をすればいいのか教えてください。」
「はい、それではステータスを見せて頂けますか?」
うわぁ、思いのほかど直球で聞いてきた。
俺のステータスばれたらやばそうだし、ここはいったん とぼけてみよう。
「ステータス?どうしてですか?」
「はい、この後すぐにあなた方3人にも特訓を受けてもらいます。
そして、その際の勇者様方の特訓はステータスによって決めさせて頂きます。
なので、ステータスを見せて頂けないとなるとちょっと………。」
「?なんですか?」
「いえ、ちょっとオススメはしないんですけど、特訓ではなくとあるミッションをあなたにはやって頂くことになります。」
「そのミッションとは?」
「はい、少し込み入った話になるんですけど、先月急に陛下が謎の病気にかかりました。
医者が言うには、今までにない発症事例だから手の打ちようがないと……。」
王殺しの《王様》って、まさかその陛下じゃないだろうな?
あーあ、こんな時に〈嘘を見抜く眼〉とかあったら便利なんだけどなぁ。
ピロリン♪
《心裏の眼を獲得しました》
?俺いま魔法使ったっけ?
まぁ、いいや。
それよりも心裏の眼ってなんだ?
って聞いてもわからn《心裏の眼とは常時発動型魔法であり、人の心の深層心理を感知できる魔法です。》
お…おう…。
説明もできたんだな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
長くなりそうなので、一旦ここで区切ります。<(_ _)>
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