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15. 紅蓮の獅子は座学が苦手
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地獄の勉強会が始まってから、数日が経過した。
放課後の図書室は、もはや完全に私たちの「作戦司令室」と化しており、司書の先生も、私たちの奇行に何かを言うのを諦めたのか、遠くから生暖かい視線を送ってくるだけになっていた。
如月伊呂波のスパルタ教育は、ある程度の成果を上げていた。
彼は全ての学習単元を巧みに「前世の戦い」に例えることで、一条彰人と早苗翔のモチベーションを巧みに引き出し続けている。
英語の不定詞は「任務の目的、to doを明確にするための基本戦術」、化学式は「ポーションを調合するための秘伝のレシピ」、古典の助動詞は「敵の罠を見破るための古文書解読」といった具合だ。
その結果、二人の脳みそにもほんの少しずつではあるが、現代日本の知識が刻み込まれ始めていた。少なくとも、鎌倉幕府を開いたのが英雄王アストルではないことくらいは、理解したらしい。
しかし。
その学習効率は、亀の歩みよりもなお遅々としていた。
原因は騎士団長・一条彰人の、ある致命的な欠点にあった。
「――だから、なぜそうなる! 一条!」
その日も、図書室には如月くんの怒声が響き渡っていた。
「この問題の答えは選択肢の『ウ』だと、昨日、三回は説明したはずだ! なぜ、貴様は毎回『ア』を選ぶ!?」
「む……。しかし、伊呂波。どう考えてもこの選択肢『ア』の『徳川家康』という男が、最も天下人にふさわしい覇気を放っているではないか! 俺の騎士としての直感が、そう告げているのだ!」
「貴様の直感など一文の価値もない! ここで問われているのは、歴史的〝事実〟だ!」
そうなのだ。
一条くんは絶望的なまでに、「座学」というものが苦手だった。
椅子にじっと座って教科書の文字を追い、知識を頭に詰め込む。その行為自体が、彼の性分に全く合っていないのだ。
彼は快活で、カリスマ性があり、常に体を動かしていることで輝く太陽のような男。前世でも、おそらくは訓練場で剣を振り、戦場で馬を駆ることで、そのリーダーシップを発揮してきたのだろう。
そんな彼にとって机にかじりついてペンを動かす作業は、拷問にも等しい苦行らしかった。
「だああああ! もう、だめだ! 脳が、脳が沸騰しそうだ!」
勉強開始から一時間が経過した頃、ついに一条くんが限界を迎えた。彼はガタリと椅子から立ち上がると、髪をぐしゃぐしゃとかきむしり、獣のように唸り始めた。
「落ち着け、一条。まだノルマの半分も終わってないぞ」
「無理だ! 俺は、獅子だぞ! 紅蓮の獅子だ! 檻の中に閉じ込められていては、戦う力が湧いてこない!」
彼は意味不明な供述を繰り返しながら、ぐるぐるとミーティングスペースの中を歩き回り始めた。
「乃蒼さま……。なんか、彰人の奴、ヤバくね?」
早苗くんが少し怯えた様子で私に囁く。
「……うん。野生に還りかけてるね」
莉緒ちゃんは、「お、面白いことになってきた」と、スマホで動画を撮る準備を始めていた。やめてほしい。
「そうだ!」
その時、何かを閃いたように一条くんがパンと手を打った。そして、彼は決意に満ちた表情で、私たち全員を見回して宣言した。
「俺には、俺のやり方がある! 机の上で文字を睨んでいるだけが、勉強ではないはずだ! やはり、知識とは身体で覚えるものだ!」
「……一条、何を言っている?」
如月くんの訝しげな声にも、彼は満面の笑みで答える。
「見ていろ、皆! 俺が、真の学習法というものを見せてやる!」
そう言い残し、一条くんは教科書とノートをひっつかむと、嵐のように図書室を飛び出していってしまった。
「あ、こら! 一条!」
如月くんの制止も間に合わなかった。
残された私たちは顔を見合わせる。
「……どうする? 追いかける?」
莉緒ちゃんの言葉に、全員が頷いた。というか、放置しておけば彼が一体何をしでかすか、わかったものではない。
私たちは大急ぎで荷物をまとめ、一条くんを追って校庭へと向かった。
そして、そこで信じられない光景を目の当たりにすることになる。
夕暮れの校庭。
そのトラックの上を一条くんが、猛然としたスピードで走り抜けていた。
ただ走っているのではない。彼は、英語の教科書を片手に掲げ、そこに書かれた例文を、腹の底から絶叫しながら走っていたのだ。
「I have a pen! 」
「This is an apple! 」
その声は校庭中に、いや、おそらくは近隣の住宅街にまで響き渡っていたに違いない。
時折、トラックの隅で立ち止まっては、地面に突き立てたノートに汗だくになりながら単語を書きなぐり、そしてまた走り出す。
「…………」
私たちは校舎の陰から、その奇行を呆然と眺めることしかできなかった。
「……あいつ、本気でやってるぜ」
早苗くんが、尊敬と呆れが混じった声で呟く。
「……非効率の極みだな。消費カロリーと学習効果が、全く比例していない」
如月くんは、冷静に分析しながらも、その額には青筋が浮かんでいた。
「あはははは! 最高! これ、SNSに上げたら絶対バズるって!」
莉緒ちゃんは、腹を抱えて笑い転げている。
そして、私は。
私のSAN値、すなわち正気度ポイントが、ゴリゴリと音を立てて削られていくのを感じていた。
SAN値とは、クトゥルフ神話TRPGに登場する概念で、恐怖や異常な出来事に遭遇することで減少していく精神力のことだ。冒険家の両親のせいで、多少のことでは動じない強靭な精神を持っていると自負していたが、彼のこの奇行はアマゾンの奥地で遭遇した巨大アナコンダよりも、サハラ砂漠で追いかけられた肉食のサソリよりも、よっぽど私の正気度を削り取っていった。
「乃蒼様、ご安心を」
いつの間にか隣にいた倉吉くんが、そっと囁いた。
「万が一、貴女様のSAN値がゼロになったとしても、私が必ずや正気を取り戻させてご覧に入れます。例えば、私のこのスケッチブックに描かれた、貴女様の輝かしいお姿を見せることで……」
「結構です」
私は彼の申し出を即座に断ると、大きく、深いため息をついた。
紅蓮の獅子は、座学が苦手。
その事実は私たちの前途に、あまりにも暗く、そして、あまりにも騒がしい影を落としていた。
この調子で本当に中間試験を乗り切ることができるのだろうか。
夕日に照らされながら英文を絶叫し続ける一条くんの背中を見つめながら、私の不安は、募る一方だった。
放課後の図書室は、もはや完全に私たちの「作戦司令室」と化しており、司書の先生も、私たちの奇行に何かを言うのを諦めたのか、遠くから生暖かい視線を送ってくるだけになっていた。
如月伊呂波のスパルタ教育は、ある程度の成果を上げていた。
彼は全ての学習単元を巧みに「前世の戦い」に例えることで、一条彰人と早苗翔のモチベーションを巧みに引き出し続けている。
英語の不定詞は「任務の目的、to doを明確にするための基本戦術」、化学式は「ポーションを調合するための秘伝のレシピ」、古典の助動詞は「敵の罠を見破るための古文書解読」といった具合だ。
その結果、二人の脳みそにもほんの少しずつではあるが、現代日本の知識が刻み込まれ始めていた。少なくとも、鎌倉幕府を開いたのが英雄王アストルではないことくらいは、理解したらしい。
しかし。
その学習効率は、亀の歩みよりもなお遅々としていた。
原因は騎士団長・一条彰人の、ある致命的な欠点にあった。
「――だから、なぜそうなる! 一条!」
その日も、図書室には如月くんの怒声が響き渡っていた。
「この問題の答えは選択肢の『ウ』だと、昨日、三回は説明したはずだ! なぜ、貴様は毎回『ア』を選ぶ!?」
「む……。しかし、伊呂波。どう考えてもこの選択肢『ア』の『徳川家康』という男が、最も天下人にふさわしい覇気を放っているではないか! 俺の騎士としての直感が、そう告げているのだ!」
「貴様の直感など一文の価値もない! ここで問われているのは、歴史的〝事実〟だ!」
そうなのだ。
一条くんは絶望的なまでに、「座学」というものが苦手だった。
椅子にじっと座って教科書の文字を追い、知識を頭に詰め込む。その行為自体が、彼の性分に全く合っていないのだ。
彼は快活で、カリスマ性があり、常に体を動かしていることで輝く太陽のような男。前世でも、おそらくは訓練場で剣を振り、戦場で馬を駆ることで、そのリーダーシップを発揮してきたのだろう。
そんな彼にとって机にかじりついてペンを動かす作業は、拷問にも等しい苦行らしかった。
「だああああ! もう、だめだ! 脳が、脳が沸騰しそうだ!」
勉強開始から一時間が経過した頃、ついに一条くんが限界を迎えた。彼はガタリと椅子から立ち上がると、髪をぐしゃぐしゃとかきむしり、獣のように唸り始めた。
「落ち着け、一条。まだノルマの半分も終わってないぞ」
「無理だ! 俺は、獅子だぞ! 紅蓮の獅子だ! 檻の中に閉じ込められていては、戦う力が湧いてこない!」
彼は意味不明な供述を繰り返しながら、ぐるぐるとミーティングスペースの中を歩き回り始めた。
「乃蒼さま……。なんか、彰人の奴、ヤバくね?」
早苗くんが少し怯えた様子で私に囁く。
「……うん。野生に還りかけてるね」
莉緒ちゃんは、「お、面白いことになってきた」と、スマホで動画を撮る準備を始めていた。やめてほしい。
「そうだ!」
その時、何かを閃いたように一条くんがパンと手を打った。そして、彼は決意に満ちた表情で、私たち全員を見回して宣言した。
「俺には、俺のやり方がある! 机の上で文字を睨んでいるだけが、勉強ではないはずだ! やはり、知識とは身体で覚えるものだ!」
「……一条、何を言っている?」
如月くんの訝しげな声にも、彼は満面の笑みで答える。
「見ていろ、皆! 俺が、真の学習法というものを見せてやる!」
そう言い残し、一条くんは教科書とノートをひっつかむと、嵐のように図書室を飛び出していってしまった。
「あ、こら! 一条!」
如月くんの制止も間に合わなかった。
残された私たちは顔を見合わせる。
「……どうする? 追いかける?」
莉緒ちゃんの言葉に、全員が頷いた。というか、放置しておけば彼が一体何をしでかすか、わかったものではない。
私たちは大急ぎで荷物をまとめ、一条くんを追って校庭へと向かった。
そして、そこで信じられない光景を目の当たりにすることになる。
夕暮れの校庭。
そのトラックの上を一条くんが、猛然としたスピードで走り抜けていた。
ただ走っているのではない。彼は、英語の教科書を片手に掲げ、そこに書かれた例文を、腹の底から絶叫しながら走っていたのだ。
「I have a pen! 」
「This is an apple! 」
その声は校庭中に、いや、おそらくは近隣の住宅街にまで響き渡っていたに違いない。
時折、トラックの隅で立ち止まっては、地面に突き立てたノートに汗だくになりながら単語を書きなぐり、そしてまた走り出す。
「…………」
私たちは校舎の陰から、その奇行を呆然と眺めることしかできなかった。
「……あいつ、本気でやってるぜ」
早苗くんが、尊敬と呆れが混じった声で呟く。
「……非効率の極みだな。消費カロリーと学習効果が、全く比例していない」
如月くんは、冷静に分析しながらも、その額には青筋が浮かんでいた。
「あはははは! 最高! これ、SNSに上げたら絶対バズるって!」
莉緒ちゃんは、腹を抱えて笑い転げている。
そして、私は。
私のSAN値、すなわち正気度ポイントが、ゴリゴリと音を立てて削られていくのを感じていた。
SAN値とは、クトゥルフ神話TRPGに登場する概念で、恐怖や異常な出来事に遭遇することで減少していく精神力のことだ。冒険家の両親のせいで、多少のことでは動じない強靭な精神を持っていると自負していたが、彼のこの奇行はアマゾンの奥地で遭遇した巨大アナコンダよりも、サハラ砂漠で追いかけられた肉食のサソリよりも、よっぽど私の正気度を削り取っていった。
「乃蒼様、ご安心を」
いつの間にか隣にいた倉吉くんが、そっと囁いた。
「万が一、貴女様のSAN値がゼロになったとしても、私が必ずや正気を取り戻させてご覧に入れます。例えば、私のこのスケッチブックに描かれた、貴女様の輝かしいお姿を見せることで……」
「結構です」
私は彼の申し出を即座に断ると、大きく、深いため息をついた。
紅蓮の獅子は、座学が苦手。
その事実は私たちの前途に、あまりにも暗く、そして、あまりにも騒がしい影を落としていた。
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