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21. 次なる舞台は体育祭
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地獄の中間試験が終わり、私と騎士団、そして莉緒ちゃんの奇妙な共同戦線は、一応の勝利をもって幕を閉じた。
ダメ騎士二人が叩き出した奇跡的なギリギリの点数は、学年中でちょっとした伝説となり、「やればできる子だったんだな、一条と早苗」「いや、教えた夢見ヶ崎さんがすごいんだ」などと、様々な憶測を呼んだ。
そのおかげか、私に対するクラスメイトたちの視線も、以前の「謎多きクールビューティー(笑)」という畏怖と嫉妬の混じったものから、「猛獣使い」あるいは「すごい家庭教師」といった、一種の尊敬(?)のようなものへと変化していた。
話しかけられることは相変わらず少ないけれど、以前のような針の筵に座っている感覚は薄れている。
騎士団の面々も、あの一件以来、どこか私に対して一目置くようになった……気がする。少なくとも、私の「やめて」という言葉に、以前よりは耳を傾けてくれるようになった。
ほんの少しだけ、本当に指の先ほどの僅かな変化かもしれないけれど、私の高校生活は、ようやく「平穏」と呼べなくもない軌道に乗り始めたのだ。
「はぁ~、平和だ……」
私は教室の窓から校庭を眺めながら、しみじみと呟いた。
昼休み、莉緒ちゃんは隣のクラスの友達に呼ばれて不在。騎士団の四人は、珍しく教室の後方で静かに談笑している。誰も私に絡んでこない、穏やかな時間。これだ。これこそが、私が求めていたもの。
そんな、つかの間の平穏を噛み締めていた、その時だった。
昼休み終了のチャイムと共に教室に戻ってきた担任が、教壇に立ち、一つの爆弾を投下した。
「えー、連絡事項だ。来月の頭、六月の第一金曜日に、本校の体育祭を開催する。今日から放課後、各クラスで準備期間に入る。出場種目や応援団の割り振りなんかを、ホームルームで決めていくから、そのつもりでな」
体育祭。その言葉が、教室にパッと明るい色のインクを落としたように、空気を一変させた。
「よっしゃー!」
「リレーの選手、誰やる?」
「応援団、楽しそうだよね!」
あちこちで、生徒たちの弾んだ声が上がる。
私の心も、例外ではなかった。
(た、体育祭……!)
なんて、青春の響きだろう!
クラスメイトと心を一つにして、勝利を目指す。汗と、涙と、友情の祭典。テレビドラマでしか見たことのなかった、あのキラキラしたイベントに、私も参加できるのだ!
冒険家の両親に連れ回されていた頃には、想像もできなかったことだ。ジャングルで、現地の部族と槍投げの正確さを競ったことはあるけれど、それは体育祭とは似て非なるものだ。
今度こそ、普通の女子高生として、このビッグウェーブに乗るのだ。
できれば、目立たない競技に出て、クラスの勝利にささやかに貢献し、打ち上げでみんなと喜びを分かち合う。完璧な計画だ。
私の胸は、希望で大きく膨らんだ。
――しかし。
私が、この学園に来てから学んだ、たった一つの、しかし最も重要な教訓を、この時の私はすっかり忘れていた。
それは、『夢見ヶ崎乃蒼の希望は、常に、騎士団によって打ち砕かれる運命にある』ということだ。
私が青春の妄想に浸っている間、教室の後方、騎士団のテーブルでは、全く別の議題についての、静かだが、熱を帯びた議論が交わされていた。
「……体育祭、か」
最初に口火を切ったのは、軍師・如月伊呂波だった。彼は、眼鏡の位置を直しながら、冷静にその言葉を分析する。
「文字通りに解釈すれば、『体育の祭典』。すなわち、日頃の鍛錬の成果を披露し、その優劣を競う場、ということになるな」
「ほう……」
一条彰人が、腕を組んで深く頷く。
「つまり、伊呂波。それは、我々が前世で経験してきた『御前試合』と、ほぼ同義と捉えて、相違ないか?」
御前試合。
その言葉が出た瞬間、場の空気が変わった。
「御前試合……!」
早苗翔の目が、カッと見開かれる。
「女王陛下の御前で、我ら騎士が、己の武勇と名誉を懸けて戦う、あの……!」
「左様です」
倉吉凪が、うっとりとした表情で、小さく頷いた。
「我らが主君、乃蒼様に、我々の鍛え抜かれた肉体と、卓越した戦闘技術を、心ゆくまでご披露できる、またとない機会……」
彼らの脳内で、「体育祭」という、日本の高校生にとってはごくありふれた学校行事が、とんでもなく物々しく、そして壮大なイベントへと、完璧に変換されてしまった瞬間だった。
「「「「…………おおっ!」」」」
四人の声が、奇跡的にハモった。
その瞳には、中間試験の時とは比べ物にならないほどの、ギラギラとした、燃え盛るような炎が宿っていた。
一条くんが、ガタリと椅子から立ち上がる。
「皆の者、聞いたか! これは、ただの祭りではない! 我らが騎士としての存在意義を、乃蒼様に証明するための、聖戦だ!」
おうと、早苗くんが拳を突き上げる。
「中間試験の失態は、ここで挽回するしかねえ! 俺たちの本当の力は、ペンを握る腕力じゃなく、勝利を掴むこの身体にあるってことを、乃蒼さまに見せてやるんだ!」
「戦略目標は、全種目における完全勝利」
如月くんが、ノートパソコンを取り出し、猛烈な勢いでタイピングを始める。
「乃蒼様の幸福度を最大化するためには、我々が中途半端な結果を残すことなど許されない。全ての競技を圧倒的な実力で制圧し、この学園に、四聖獣の騎士団の名を轟かせる」
「乃蒼様が、我々の勇姿をご覧になる……。その視線を一身に浴びながら戦えるなど、騎士として、これ以上の誉れはありませんね……」
倉吉くんは、早くも恍惚の表情で、胸の前でそっと手を組んでいた。
彼らのボルテージは、一瞬にして、最高潮に達していた。
それは、もはや「やる気」などという生易しいレベルではない。狂信的とすら言えるほどの、熱狂。
彼らにとって、体育祭とは、もはやクラスの親睦を深めるためのイベントなどではなく、愛する女王に己の全てを捧げるための、神聖な儀式なのだ。
私は、そんな彼らの異常な盛り上がりを、教室の反対側から、呆然と眺めていた。
(……なんか、すごく、嫌な予感がする)
中間試験で、ようやく手に入れたはずの、ささやかな平穏。
それが、ガラガラと音を立てて崩れ去っていく、幻聴が聞こえた。
私の、慎ましくて、目立たない、普通の体育祭参加計画。
それは、彼らの「聖戦」という名の暴走によって、おそらく、開始前から無に帰すことが、ほぼ確定した。
ダメ騎士二人が叩き出した奇跡的なギリギリの点数は、学年中でちょっとした伝説となり、「やればできる子だったんだな、一条と早苗」「いや、教えた夢見ヶ崎さんがすごいんだ」などと、様々な憶測を呼んだ。
そのおかげか、私に対するクラスメイトたちの視線も、以前の「謎多きクールビューティー(笑)」という畏怖と嫉妬の混じったものから、「猛獣使い」あるいは「すごい家庭教師」といった、一種の尊敬(?)のようなものへと変化していた。
話しかけられることは相変わらず少ないけれど、以前のような針の筵に座っている感覚は薄れている。
騎士団の面々も、あの一件以来、どこか私に対して一目置くようになった……気がする。少なくとも、私の「やめて」という言葉に、以前よりは耳を傾けてくれるようになった。
ほんの少しだけ、本当に指の先ほどの僅かな変化かもしれないけれど、私の高校生活は、ようやく「平穏」と呼べなくもない軌道に乗り始めたのだ。
「はぁ~、平和だ……」
私は教室の窓から校庭を眺めながら、しみじみと呟いた。
昼休み、莉緒ちゃんは隣のクラスの友達に呼ばれて不在。騎士団の四人は、珍しく教室の後方で静かに談笑している。誰も私に絡んでこない、穏やかな時間。これだ。これこそが、私が求めていたもの。
そんな、つかの間の平穏を噛み締めていた、その時だった。
昼休み終了のチャイムと共に教室に戻ってきた担任が、教壇に立ち、一つの爆弾を投下した。
「えー、連絡事項だ。来月の頭、六月の第一金曜日に、本校の体育祭を開催する。今日から放課後、各クラスで準備期間に入る。出場種目や応援団の割り振りなんかを、ホームルームで決めていくから、そのつもりでな」
体育祭。その言葉が、教室にパッと明るい色のインクを落としたように、空気を一変させた。
「よっしゃー!」
「リレーの選手、誰やる?」
「応援団、楽しそうだよね!」
あちこちで、生徒たちの弾んだ声が上がる。
私の心も、例外ではなかった。
(た、体育祭……!)
なんて、青春の響きだろう!
クラスメイトと心を一つにして、勝利を目指す。汗と、涙と、友情の祭典。テレビドラマでしか見たことのなかった、あのキラキラしたイベントに、私も参加できるのだ!
冒険家の両親に連れ回されていた頃には、想像もできなかったことだ。ジャングルで、現地の部族と槍投げの正確さを競ったことはあるけれど、それは体育祭とは似て非なるものだ。
今度こそ、普通の女子高生として、このビッグウェーブに乗るのだ。
できれば、目立たない競技に出て、クラスの勝利にささやかに貢献し、打ち上げでみんなと喜びを分かち合う。完璧な計画だ。
私の胸は、希望で大きく膨らんだ。
――しかし。
私が、この学園に来てから学んだ、たった一つの、しかし最も重要な教訓を、この時の私はすっかり忘れていた。
それは、『夢見ヶ崎乃蒼の希望は、常に、騎士団によって打ち砕かれる運命にある』ということだ。
私が青春の妄想に浸っている間、教室の後方、騎士団のテーブルでは、全く別の議題についての、静かだが、熱を帯びた議論が交わされていた。
「……体育祭、か」
最初に口火を切ったのは、軍師・如月伊呂波だった。彼は、眼鏡の位置を直しながら、冷静にその言葉を分析する。
「文字通りに解釈すれば、『体育の祭典』。すなわち、日頃の鍛錬の成果を披露し、その優劣を競う場、ということになるな」
「ほう……」
一条彰人が、腕を組んで深く頷く。
「つまり、伊呂波。それは、我々が前世で経験してきた『御前試合』と、ほぼ同義と捉えて、相違ないか?」
御前試合。
その言葉が出た瞬間、場の空気が変わった。
「御前試合……!」
早苗翔の目が、カッと見開かれる。
「女王陛下の御前で、我ら騎士が、己の武勇と名誉を懸けて戦う、あの……!」
「左様です」
倉吉凪が、うっとりとした表情で、小さく頷いた。
「我らが主君、乃蒼様に、我々の鍛え抜かれた肉体と、卓越した戦闘技術を、心ゆくまでご披露できる、またとない機会……」
彼らの脳内で、「体育祭」という、日本の高校生にとってはごくありふれた学校行事が、とんでもなく物々しく、そして壮大なイベントへと、完璧に変換されてしまった瞬間だった。
「「「「…………おおっ!」」」」
四人の声が、奇跡的にハモった。
その瞳には、中間試験の時とは比べ物にならないほどの、ギラギラとした、燃え盛るような炎が宿っていた。
一条くんが、ガタリと椅子から立ち上がる。
「皆の者、聞いたか! これは、ただの祭りではない! 我らが騎士としての存在意義を、乃蒼様に証明するための、聖戦だ!」
おうと、早苗くんが拳を突き上げる。
「中間試験の失態は、ここで挽回するしかねえ! 俺たちの本当の力は、ペンを握る腕力じゃなく、勝利を掴むこの身体にあるってことを、乃蒼さまに見せてやるんだ!」
「戦略目標は、全種目における完全勝利」
如月くんが、ノートパソコンを取り出し、猛烈な勢いでタイピングを始める。
「乃蒼様の幸福度を最大化するためには、我々が中途半端な結果を残すことなど許されない。全ての競技を圧倒的な実力で制圧し、この学園に、四聖獣の騎士団の名を轟かせる」
「乃蒼様が、我々の勇姿をご覧になる……。その視線を一身に浴びながら戦えるなど、騎士として、これ以上の誉れはありませんね……」
倉吉くんは、早くも恍惚の表情で、胸の前でそっと手を組んでいた。
彼らのボルテージは、一瞬にして、最高潮に達していた。
それは、もはや「やる気」などという生易しいレベルではない。狂信的とすら言えるほどの、熱狂。
彼らにとって、体育祭とは、もはやクラスの親睦を深めるためのイベントなどではなく、愛する女王に己の全てを捧げるための、神聖な儀式なのだ。
私は、そんな彼らの異常な盛り上がりを、教室の反対側から、呆然と眺めていた。
(……なんか、すごく、嫌な予感がする)
中間試験で、ようやく手に入れたはずの、ささやかな平穏。
それが、ガラガラと音を立てて崩れ去っていく、幻聴が聞こえた。
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