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やっとこさ本編
……今日は来客多し
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「こんにちは~」
はぁい。晋が玄関へ駆けていく、隼人君です。お昼ご飯も出来てるよ、本日は簡単で大量に作れるカレーライスにしました。
「うわぁ、カレーだ♪」
小学生の男の子は基本カレーライスが大好きです、今日は定番の具材であるニンジン、タマネギ、ジャガイモ、チキンで作りました。夏野菜カレーも考えましたが、隼人君はナスが苦手なので取り止めです。
「まこちゃん、僕お手伝いする!」
隼人君は早速手を洗ってカレー皿の準備をしてくれます。晋は……冷蔵庫から麦茶を出して三人分のグラスに注ぎ分けてます、偉いぞ、弟よ。
二人の手伝いのお陰で支度はスムーズに進んで正午のサイレンを待たずに昼食、いただきます。隼人君も晋も美味しそうに食べてくれる、僕は自分の作った料理を食べてくれる姿を見てると幸せな気持ちになります。
「ねぇまこちゃん」
隼人君は一旦手を休めて僕の顔を見つめてきます。口の端っこにカレーがちょっと付いてる、僕は自分の口の端を突っついてティッシュの箱を差し出すと、頬を赤くして慌ててティッシュで口を拭ってます。可愛いなぁ。
「どうしてそんなにお料理上手なの?」
えっ?そ、その質問難しいなぁ……僕そこまで料理上手じゃないし、最近毎日台所に立ってないからなぁ。でも強いて答えられるとしたら……。
「出来る限り食事の支度の手伝いはするようにして、お父さんやお母さんが台所に立つときはなるべく隣に居て手さばきを見てたんだ。覚えてきたらそれを真似てみて、練習を積んだら上手になってくる……と思うよ」
「やっぱりお手伝いしないとダメだよね?」
「少しずつで良いと思うよ、嫌な時までする必要無いって」
うん。隼人君はにっこりと微笑みを見せて頷きました。ホント可愛いんだ、彼。この前親御さんは『誠君の言うことだけは素直に聞く』なんて仰ってたけど、真っ直ぐな良い子だと思います。だた一人の例外を除いては……。
と昼食を摂ってる矢先にメールが、伽月君だ。
『もう着くぞ~、腹減った』
……ホント口癖みたくなってるじゃない、二言目には『腹減った~』って。僕は食事を中断して伽月君とお友達の分……要るよね?お口に合うかなぁ?ちょっとドキドキしながらも二人分のカレーライスとポテトサラダを準備します。伽月君の分は大皿で、お友達は……普通サイズで良いよね?
そんな風に変な気を回してる間にインターフォンが鳴ります。
「僕が出るね」
晋が玄関のドアを開けると伽月君の声が聞こえてきました。もう一方の声を聞こえてきます。
『初めまして、田丸礼於梛と申します。お近づきの印のどうぞ』
『ありがとうございます、どうぞ御上がりください』
ん?この声どこかで聞いた事が……友達ではないけど知ってる方だと思います。彼は晋の案内でキッチンに入ってきた様です、隼人君もこんにちは、と挨拶する声が聞こえてきました。僕はガスを使ってるので音で様子を伺っているのですが……伽月君が最後に入ってきた途端隼人君の態度は一変します。
「まぁた来やがったか、伽月ぃ」
「相も変わらず態度でけぇなお前、たまにしか来ねぇ割には」
……また始まりました、隼人君彼に対してだけは生意気少年に早変わりしてしまうんです。晋に言わせると『ライバル視してる』らしいのですが……。
「今日こそ決着を付けてやるっ!」
「何のだよ?連戦連敗のへなちょこが」
ったく、伽月君も大人げないなぁ……小学生vs高校生、ましてアナタ大柄なんだから。まぁ手加減はしてる様だけど。
「こんにちは、お邪魔してます」
はっ!そうだ、伽月君のお友達……僕は支度の手を止めて振り返ると、パンダ模様の子猫をすぐに思い出しました。
「あっ!あの時の……」
「良かった、覚えててくださって。田丸礼於梛と申します」
「小田原誠と申します……宜しければ昼食、いかがですか?」
「僕も頂いちゃって良いんですか?」
「もちろんです、お口に合うかは分かりませんが是非……」
いただきます。田丸君はとっても綺麗な笑顔を見せてくれた上にお手伝いまで買って出てくださいます。
「お、お客様にそんな事……」
「気にしないでください……それより敬語止めましょうか、同い年だから」
「そ、そうですね……じゃなかった。そう、だね」
慌てて訂正する僕を見て、田丸君はふふふと上品に笑いました。
はぁい。晋が玄関へ駆けていく、隼人君です。お昼ご飯も出来てるよ、本日は簡単で大量に作れるカレーライスにしました。
「うわぁ、カレーだ♪」
小学生の男の子は基本カレーライスが大好きです、今日は定番の具材であるニンジン、タマネギ、ジャガイモ、チキンで作りました。夏野菜カレーも考えましたが、隼人君はナスが苦手なので取り止めです。
「まこちゃん、僕お手伝いする!」
隼人君は早速手を洗ってカレー皿の準備をしてくれます。晋は……冷蔵庫から麦茶を出して三人分のグラスに注ぎ分けてます、偉いぞ、弟よ。
二人の手伝いのお陰で支度はスムーズに進んで正午のサイレンを待たずに昼食、いただきます。隼人君も晋も美味しそうに食べてくれる、僕は自分の作った料理を食べてくれる姿を見てると幸せな気持ちになります。
「ねぇまこちゃん」
隼人君は一旦手を休めて僕の顔を見つめてきます。口の端っこにカレーがちょっと付いてる、僕は自分の口の端を突っついてティッシュの箱を差し出すと、頬を赤くして慌ててティッシュで口を拭ってます。可愛いなぁ。
「どうしてそんなにお料理上手なの?」
えっ?そ、その質問難しいなぁ……僕そこまで料理上手じゃないし、最近毎日台所に立ってないからなぁ。でも強いて答えられるとしたら……。
「出来る限り食事の支度の手伝いはするようにして、お父さんやお母さんが台所に立つときはなるべく隣に居て手さばきを見てたんだ。覚えてきたらそれを真似てみて、練習を積んだら上手になってくる……と思うよ」
「やっぱりお手伝いしないとダメだよね?」
「少しずつで良いと思うよ、嫌な時までする必要無いって」
うん。隼人君はにっこりと微笑みを見せて頷きました。ホント可愛いんだ、彼。この前親御さんは『誠君の言うことだけは素直に聞く』なんて仰ってたけど、真っ直ぐな良い子だと思います。だた一人の例外を除いては……。
と昼食を摂ってる矢先にメールが、伽月君だ。
『もう着くぞ~、腹減った』
……ホント口癖みたくなってるじゃない、二言目には『腹減った~』って。僕は食事を中断して伽月君とお友達の分……要るよね?お口に合うかなぁ?ちょっとドキドキしながらも二人分のカレーライスとポテトサラダを準備します。伽月君の分は大皿で、お友達は……普通サイズで良いよね?
そんな風に変な気を回してる間にインターフォンが鳴ります。
「僕が出るね」
晋が玄関のドアを開けると伽月君の声が聞こえてきました。もう一方の声を聞こえてきます。
『初めまして、田丸礼於梛と申します。お近づきの印のどうぞ』
『ありがとうございます、どうぞ御上がりください』
ん?この声どこかで聞いた事が……友達ではないけど知ってる方だと思います。彼は晋の案内でキッチンに入ってきた様です、隼人君もこんにちは、と挨拶する声が聞こえてきました。僕はガスを使ってるので音で様子を伺っているのですが……伽月君が最後に入ってきた途端隼人君の態度は一変します。
「まぁた来やがったか、伽月ぃ」
「相も変わらず態度でけぇなお前、たまにしか来ねぇ割には」
……また始まりました、隼人君彼に対してだけは生意気少年に早変わりしてしまうんです。晋に言わせると『ライバル視してる』らしいのですが……。
「今日こそ決着を付けてやるっ!」
「何のだよ?連戦連敗のへなちょこが」
ったく、伽月君も大人げないなぁ……小学生vs高校生、ましてアナタ大柄なんだから。まぁ手加減はしてる様だけど。
「こんにちは、お邪魔してます」
はっ!そうだ、伽月君のお友達……僕は支度の手を止めて振り返ると、パンダ模様の子猫をすぐに思い出しました。
「あっ!あの時の……」
「良かった、覚えててくださって。田丸礼於梛と申します」
「小田原誠と申します……宜しければ昼食、いかがですか?」
「僕も頂いちゃって良いんですか?」
「もちろんです、お口に合うかは分かりませんが是非……」
いただきます。田丸君はとっても綺麗な笑顔を見せてくれた上にお手伝いまで買って出てくださいます。
「お、お客様にそんな事……」
「気にしないでください……それより敬語止めましょうか、同い年だから」
「そ、そうですね……じゃなかった。そう、だね」
慌てて訂正する僕を見て、田丸君はふふふと上品に笑いました。
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