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やっとこさ本編
……何だかとってもほっこりしてます
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それから一週間が経過して、僕たちは期末テストに臨みます。前回はちょっと良くなかったんだよね、赤点こそありませんでしたが。今日は保育と数学です、僕今回保育の試験勉強結構頑張ったよ!まんべんなく勉強したつもりだけど、ことごとくヤマが外れたらちょっとショックかも……。
「始めっ!」
先生の合図と共に裏返っている問題用紙を表に向けると……うわっ!いきなり分かんないよ!授業でやった問題ばかりのはずなのに。仕方無い、次の問題に向かいます。らっきぃ♪この問題は解けます、だってさっき教科書に載ってたのを暗記した項目だったから。
きっと僕以外の皆もそんな事を思いながら一喜一憂して試験に臨んでいたと思います。地獄の試験も金曜日の倫理を最後に、出来はともかく何とか無事に乗り切る事が出来ました。
「あ~今回の被服悲惨かも……」
テストを終えた僕たちは、以前伽月君と輝君と出会った大型スーパーのフードコートでたむろしてます。ひかりちゃんは飲み物を持って席に着くなりおっさんみたいな溜め息を吐いてテーブルに突っ伏しています。
「何言ってんの?技能あんなに得意なのに」
「筆記はダメなの、あんなの頭で学ぶモンじゃないってぇ」
やべぇよぉ~。彼女時々言葉遣いが粗野になります、折角の美人が台無しだよ、このあと颯天君と待ち合わせなんだから。
「〇〇高校ってテスト明日までだよね?」
「うん、そう聞いてるけど一科目だけなんだって」
……このところ伽月君から連絡が無いんです、先週末の試験勉強以来〇〇高校の事はほぼ輝君からの情報なんです。僕たちは毎日の様にメールのやり取りをしています、テスト期間中も『頑張ろうね!』とお互いを励まし合って試験に臨んでいました。僕はお蔭様で前回よりも出来は良かったと思います、彼の優しい気遣いと励ましは僕にたくさんの力をくれました。来週末に老舗の遊園地で遊ぶ予定なんです、今からドキドキワクワクしながら彼に会えるのを指折り数えて待っているんです。こんな気持ち初めてかもしれません、心がとってもほっこりしてて、つまらないと思っていた毎日に色が増えたみたいにいつもと違う様に見えるんです。日常生活って案外幸せなんだな、そんな事を考えている小田原誠です。
「ゴメン、ホームルーム長引いちゃってさ」
颯天君がひかりちゃんに嬉しそうに声を掛けています。あれ?今日一人じゃないんだね……って、て、輝君!?
「お邪魔します、付いて来ちゃいま……誠君!?」
輝君も僕を見てびっくりしてるみたいです、だって約束してこうなってる訳じゃないもんね。僕は何だか戸惑ってしまいます、心の準備全然出来てなかったよ……。
「まさかここでも会えるとはね」
輝君はすっと僕の隣の椅子に座ります。
「うん、びっくりしちゃった」
彼は今日も変わらず綺麗な笑顔を見せてくれます。僕の心はちょっぴりときめいて自然と笑顔になってしまいます。颯天君とひかりちゃんはすっかりラブラブモード、ピンクのハートがゴロゴロと転がってきます。
「伽月も誘ったんだけど……」
そうなの?こういうの基本断らないのに、珍しい事もあるもんだなぁ。
「因みに明日は?」
「数学だよ、ただ一昨日辺りから体調悪そうなんだよね……」
そうだったんだ……日曜日に『テスト頑張ろうね』ってメール送ったきりだもんね。この前会った時は元気だったのに、ちょっと心配だなぁ……。
「風邪でも引いたのかな?」
「う~ん、昨日病院に行ってきたらしいんだけど、ウイルス性のものじゃないって。それでも咳が止まらなくて、最近ずっとマスク着けてるよ」
丈夫そうな印象あったんだけど。最近知り合った輝君にはそう見えても当然だと思います。僕も話でしか知らないけど、彼子供の頃は喘息持ちだったそうで、気管支は本当に弱いんです。
「明日でテスト終わるから、日曜日にでもお見舞いに行ってみない?」
「うん、先にご家族の方に聞いてみる、返答貰えたら連絡するね」
「そうだね、いきなり押し掛けるのもご迷惑になりかねないから」
僕はケータイを取り出して波那ちゃんにメールを送信します、今は仕事中だろうからお昼過ぎに返信ありそうだな。
この後颯天君とひかりちゃんは一足先にここを出て二人きりの時間を過ごし、僕たちはここで軽食を摂ってから図書館の近所にある歴史博物館へ行きました。輝君は歴史が好きみたいで色んな事を教えてくれました。そして初めて手を繋いで歩き、恥ずかしさもあったけど優しくエスコートしてくれる彼に、僕の気持ちは完全に傾き始めていました。
「始めっ!」
先生の合図と共に裏返っている問題用紙を表に向けると……うわっ!いきなり分かんないよ!授業でやった問題ばかりのはずなのに。仕方無い、次の問題に向かいます。らっきぃ♪この問題は解けます、だってさっき教科書に載ってたのを暗記した項目だったから。
きっと僕以外の皆もそんな事を思いながら一喜一憂して試験に臨んでいたと思います。地獄の試験も金曜日の倫理を最後に、出来はともかく何とか無事に乗り切る事が出来ました。
「あ~今回の被服悲惨かも……」
テストを終えた僕たちは、以前伽月君と輝君と出会った大型スーパーのフードコートでたむろしてます。ひかりちゃんは飲み物を持って席に着くなりおっさんみたいな溜め息を吐いてテーブルに突っ伏しています。
「何言ってんの?技能あんなに得意なのに」
「筆記はダメなの、あんなの頭で学ぶモンじゃないってぇ」
やべぇよぉ~。彼女時々言葉遣いが粗野になります、折角の美人が台無しだよ、このあと颯天君と待ち合わせなんだから。
「〇〇高校ってテスト明日までだよね?」
「うん、そう聞いてるけど一科目だけなんだって」
……このところ伽月君から連絡が無いんです、先週末の試験勉強以来〇〇高校の事はほぼ輝君からの情報なんです。僕たちは毎日の様にメールのやり取りをしています、テスト期間中も『頑張ろうね!』とお互いを励まし合って試験に臨んでいました。僕はお蔭様で前回よりも出来は良かったと思います、彼の優しい気遣いと励ましは僕にたくさんの力をくれました。来週末に老舗の遊園地で遊ぶ予定なんです、今からドキドキワクワクしながら彼に会えるのを指折り数えて待っているんです。こんな気持ち初めてかもしれません、心がとってもほっこりしてて、つまらないと思っていた毎日に色が増えたみたいにいつもと違う様に見えるんです。日常生活って案外幸せなんだな、そんな事を考えている小田原誠です。
「ゴメン、ホームルーム長引いちゃってさ」
颯天君がひかりちゃんに嬉しそうに声を掛けています。あれ?今日一人じゃないんだね……って、て、輝君!?
「お邪魔します、付いて来ちゃいま……誠君!?」
輝君も僕を見てびっくりしてるみたいです、だって約束してこうなってる訳じゃないもんね。僕は何だか戸惑ってしまいます、心の準備全然出来てなかったよ……。
「まさかここでも会えるとはね」
輝君はすっと僕の隣の椅子に座ります。
「うん、びっくりしちゃった」
彼は今日も変わらず綺麗な笑顔を見せてくれます。僕の心はちょっぴりときめいて自然と笑顔になってしまいます。颯天君とひかりちゃんはすっかりラブラブモード、ピンクのハートがゴロゴロと転がってきます。
「伽月も誘ったんだけど……」
そうなの?こういうの基本断らないのに、珍しい事もあるもんだなぁ。
「因みに明日は?」
「数学だよ、ただ一昨日辺りから体調悪そうなんだよね……」
そうだったんだ……日曜日に『テスト頑張ろうね』ってメール送ったきりだもんね。この前会った時は元気だったのに、ちょっと心配だなぁ……。
「風邪でも引いたのかな?」
「う~ん、昨日病院に行ってきたらしいんだけど、ウイルス性のものじゃないって。それでも咳が止まらなくて、最近ずっとマスク着けてるよ」
丈夫そうな印象あったんだけど。最近知り合った輝君にはそう見えても当然だと思います。僕も話でしか知らないけど、彼子供の頃は喘息持ちだったそうで、気管支は本当に弱いんです。
「明日でテスト終わるから、日曜日にでもお見舞いに行ってみない?」
「うん、先にご家族の方に聞いてみる、返答貰えたら連絡するね」
「そうだね、いきなり押し掛けるのもご迷惑になりかねないから」
僕はケータイを取り出して波那ちゃんにメールを送信します、今は仕事中だろうからお昼過ぎに返信ありそうだな。
この後颯天君とひかりちゃんは一足先にここを出て二人きりの時間を過ごし、僕たちはここで軽食を摂ってから図書館の近所にある歴史博物館へ行きました。輝君は歴史が好きみたいで色んな事を教えてくれました。そして初めて手を繋いで歩き、恥ずかしさもあったけど優しくエスコートしてくれる彼に、僕の気持ちは完全に傾き始めていました。
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