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やっとこさ本編
語り部ジャック 波那編 あとは静観するのみ……?
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「伽月やっぱり気付いたよ、ゼリーの事」
僕はリビングでくつろいでる泰地に早速報告、そう言えば秘密兵器(勇君)の事もまだ話せてない。
「アイツ誠の事は鼻が効くから。それと勇に会ってきたんだよね?」
「うん。あの子凄いよ」
僕は純喫茶で話した内容を聞かせました。
「って事は小一の時からそんな事考えてたんだ……確かに兄弟の事は冷静に観察してるな、くらいは思ってたけど」
「真ん中っ子って冷静なのかな?泰地も正確には真ん中っ子じゃない?」
とは言ってみたけど、星哉と一緒に暮らしてた訳じゃないから長男感覚の方が強いかな?
「う~ん、俺長男してた方が長いから。でも兄さんが居るとそうかも知れない」
やっぱり安心するよ。泰地は笑顔でそう言いました。ただ今日はちょっと疲れちゃったなぁ……そう考えていたら、泰地がお風呂を勧めてくれました。
「今日は早めに休んだら?明日も仕事あるんだしさ」
「うん、そうさせてもらうね」
僕はあとの事を泰地に任せて先に休む事にしましたが……。
寝室に入って休んでいた僕は途中でふと目を覚ますと、パジャマ姿の星哉が添い寝をして頬に手を当ててきます。何か言いたげな表情を見せていますが……。
「……いつからここに?」
「三十分前くらいからかな?……それにしても疲れた顔してんな」
「そお?」
確かに今日は結構な寄り道をしたからね。とは口に出しませんでしたが、僕と弟二人絡みとなると時々勘が冴え渡る様なんです。因みに定期検診の方は何の問題も無かったから心配しないでね。
「波那、お前何か企んでんだろ?」
「えっ?何を?」
僕は彼に笑顔を見せてすっとぼけます。大概はそれでそっか、で終わるのですが、今日はそうもいきませんでした。
「このところ伽月の様子が変だったからな。一昨日病院での二人の空気おかしかったからさ、お前だって気付いてんだろ?」
さすがにそこは気付いてたんだ……これまでの僕の発言(彼には言ってないけど)撤回しなきゃいけなくなりそうだなぁ。
「うん……この短期間に何があったのかな?」
「伽月が誠への気持ちを自覚した、以外無いだろ?」
「えっ!?気付いてたの!?」
わわっ、思わず本音が出ちゃった……基本この手の事は鈍感極まりないのに。
「たりめぇだろ?弟の事だぞ」
「それで今まで誠君の事に気付いてなかった、ってのが不思議なんだけど」
「それはだな……俺家族と仕事以外の勘は働かねぇ様に出来てるみたいなんだ」
……まぁ彼仕事の勘はかなり良いから。中途採用にしては出世も早くてこの春から係長だからね、これまで居た係長が異動になっての昇格なんです。ヘタに仕事熱心なもんだから残業や休日出勤も多くて、正直そこだけちょっと不満なんです……ってまた話脱線しちゃいました。
「まさかとは思うけど、誠と伽月をくっ付けようなんて画策、してんじゃねぇだろうな」
「しないよ、そんな事……」
僕はなるべく表情を変えないまま返事したつもりだけど、内心結構動揺してます。ちょっと、今日の星哉神掛かってない?
「ホントか?」
「ホントだって……」
ゴメン、嘘です。でも今は教えられません。信用はしてるけど、彼小細工だってこの手口嫌う傾向があるんです。本人ら次第の周囲がコソコソ誘導するやり方は気に入らねぇ、そう言われるのは目に見えてるので。
「……分かった、そろそろ休もう」
星哉はそっと僕の体を抱きしめてくれます。空梅雨のクソ暑さも何のその、彼の体に身を寄せて朝までぐっすりと眠りにつきました。
僕はリビングでくつろいでる泰地に早速報告、そう言えば秘密兵器(勇君)の事もまだ話せてない。
「アイツ誠の事は鼻が効くから。それと勇に会ってきたんだよね?」
「うん。あの子凄いよ」
僕は純喫茶で話した内容を聞かせました。
「って事は小一の時からそんな事考えてたんだ……確かに兄弟の事は冷静に観察してるな、くらいは思ってたけど」
「真ん中っ子って冷静なのかな?泰地も正確には真ん中っ子じゃない?」
とは言ってみたけど、星哉と一緒に暮らしてた訳じゃないから長男感覚の方が強いかな?
「う~ん、俺長男してた方が長いから。でも兄さんが居るとそうかも知れない」
やっぱり安心するよ。泰地は笑顔でそう言いました。ただ今日はちょっと疲れちゃったなぁ……そう考えていたら、泰地がお風呂を勧めてくれました。
「今日は早めに休んだら?明日も仕事あるんだしさ」
「うん、そうさせてもらうね」
僕はあとの事を泰地に任せて先に休む事にしましたが……。
寝室に入って休んでいた僕は途中でふと目を覚ますと、パジャマ姿の星哉が添い寝をして頬に手を当ててきます。何か言いたげな表情を見せていますが……。
「……いつからここに?」
「三十分前くらいからかな?……それにしても疲れた顔してんな」
「そお?」
確かに今日は結構な寄り道をしたからね。とは口に出しませんでしたが、僕と弟二人絡みとなると時々勘が冴え渡る様なんです。因みに定期検診の方は何の問題も無かったから心配しないでね。
「波那、お前何か企んでんだろ?」
「えっ?何を?」
僕は彼に笑顔を見せてすっとぼけます。大概はそれでそっか、で終わるのですが、今日はそうもいきませんでした。
「このところ伽月の様子が変だったからな。一昨日病院での二人の空気おかしかったからさ、お前だって気付いてんだろ?」
さすがにそこは気付いてたんだ……これまでの僕の発言(彼には言ってないけど)撤回しなきゃいけなくなりそうだなぁ。
「うん……この短期間に何があったのかな?」
「伽月が誠への気持ちを自覚した、以外無いだろ?」
「えっ!?気付いてたの!?」
わわっ、思わず本音が出ちゃった……基本この手の事は鈍感極まりないのに。
「たりめぇだろ?弟の事だぞ」
「それで今まで誠君の事に気付いてなかった、ってのが不思議なんだけど」
「それはだな……俺家族と仕事以外の勘は働かねぇ様に出来てるみたいなんだ」
……まぁ彼仕事の勘はかなり良いから。中途採用にしては出世も早くてこの春から係長だからね、これまで居た係長が異動になっての昇格なんです。ヘタに仕事熱心なもんだから残業や休日出勤も多くて、正直そこだけちょっと不満なんです……ってまた話脱線しちゃいました。
「まさかとは思うけど、誠と伽月をくっ付けようなんて画策、してんじゃねぇだろうな」
「しないよ、そんな事……」
僕はなるべく表情を変えないまま返事したつもりだけど、内心結構動揺してます。ちょっと、今日の星哉神掛かってない?
「ホントか?」
「ホントだって……」
ゴメン、嘘です。でも今は教えられません。信用はしてるけど、彼小細工だってこの手口嫌う傾向があるんです。本人ら次第の周囲がコソコソ誘導するやり方は気に入らねぇ、そう言われるのは目に見えてるので。
「……分かった、そろそろ休もう」
星哉はそっと僕の体を抱きしめてくれます。空梅雨のクソ暑さも何のその、彼の体に身を寄せて朝までぐっすりと眠りにつきました。
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