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やっとこさ本編
…おかしなおかしな急展開?…
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僕がした一斉一代のお願いに伽月君はキョトンとしています。ひょっとして意味が分かんなかったのかな?
「伽月君……?」
お願いだから黙ってないで何か言ってよ、嫌ならそれでも良いから何か言ってよ。今僕この間がすっごくイヤ!
「……お前、自分で何言ってるか分かってんのか?」
「分かってるよ……」
だって僕そのためにここに来たんだもん、あなたが嫌ならこのまま帰るけど。
僕は返事をしてくれない伽月君の傍まで歩き、ベッドの上に座ります。彼はギョッとした表情をしていましたが、逃げる素振りは見せなかったので、それを良い事に彼の細い頬を両手で挟みました。
「お願い……」
僕は懇願する様に言って、えいっ!と思いっきり伽月君の唇に自分の唇を押し当てました。僕にオトナのキスは出来ません、僕たちはあくまでも友達だからこれで十分過ぎるくらいです……。
伽月君は何もせずただただ固まっています。僕は目を閉じているので表情までは分かりませんが、きっと動揺して困惑してると思います。これまでの僕はこんな事絶対に出来ませんでしたから。
僕は唇を離して伽月君の頬から手を離しました。もう帰ろう、このまま居ても気まずいだけだから……ベッドから降りてお礼だけ言って帰ろうと思ったら、急に腕を掴まれて再びベッドに引き寄せられました。一瞬何が起こったのか分からなくて記憶が飛んでしまいましたが、今僕の体は伽月君の腕の中です。
「伽月君……?」
何でこうなってるの?疑問には思いましたが、“抵抗する”という選択肢は存在しません。だって……今の状況がとっても幸せだから、夏のクソ暑さなんてへっちゃらです。
「お前の、せいだからな……」
「……ふぇ?」
僕はモソモソと頭を動かして伽月君の顔を見上げます。彼はこっちを見ていませんでしたが、耳まで真っ赤にしています。
「耳、赤いよ……」
「うっせぇ、これもお前のせいだ」
「僕のせいにばっかしないでよ……」
僕は折り畳まれている腕をにょきっと出して、そっと耳に手を当てました。すると彼の腕の力が弛んで、左手が僕の頬に触れて長い親指が唇をなぞっていきます。こういう時ってどうするの?
「どうせするならさぁ……」
伽月君は僕の唇をなぞり続けています。
「何てぇか、もうちょい色気のあるのが良かったよ」
「ぜっ贅沢言わないでよ、僕がそんな高度な事……!」
出来ないの分かってるくせに!と言おうとしたところで唇を塞がれてしまいました。
(公表してる)ファーストキスの時より緊張してる……俺は誠に『上書き』という名目のキス(というよりチューだな)をお願いされ、むちゅーっ、なだけのそれに息子は思いっきり勃っちまってる。イヤイヤ早いだろ、頼むから落ち着いてくれ……。
「ありがとう……」
用が済んだらさっさと帰るってか?お前はプロか?レンタルか?経験値底辺の割にビミョーに手練れな事すんなバカタレが!俺はこのまま帰したくなくて誠を捕まえ、多少強引な気もしたけどキスまで持ち込んでる状態だ。
「……」
部屋は異様な静けさで、キスの音がやたら大きく聞こえる(様な気がする)。当然の流れで舌を入れるとビクッとして一旦逃げようとしてたけど、体をガッチリとホールドして舌を捕まえるとさほどの抵抗も無く徐々に受け入れ始めてきた。ひょっとしてイケんじゃね?とは思ったけどそれはさすがにダメだよな、とありったけの理性を働かせて唇を離す。
「誠……」
誠はぽや~っとした表情で肩で息をしてる。気持ち目がうるうるしてっけど大丈夫か?まさかとは思うけど……。
「お前、ちゃんと呼吸してたか?」
「え?だって……//」
俺の腕の中にいるうるうる目の男は顔を真っ赤にして俯いた。要はキスの最中にどう息すりゃ良いんだ?って言いたいところだけど、その単語出すのが恥ずかしいんだろ。
「鼻で息すりゃ良いんだよ」
「あっ、そっか」
誠はぱっと顔を上げてニッコリと笑いかけてきた。もうそこそこ見慣れてる表情なのに妙に照れ臭くなる、完全にそっち方向で意識しちまってるからだろうな。ってか鼻呼吸忘れんなよ……見た目にはさほど分からないが多分かなりテンパってたか。
いや、それより今は大事な事がある。ここでちゃんとこいつに気持ち伝えねぇと……降って涌いた様なこのチャンス、みすみす逃す訳にいかねぇんだよ!
それでもやっぱ緊張する、心臓バクバク言ってる……見掛け倒しのチキンヤローの俺だって男だ、ここで見せなきゃどうすんだ!俺は一つ大きく息を吐いて誠の顔を見つめ直す。
「あのな、誠」
うん……誠の顔から笑みが消える。まぁキスの直後だからさすがに想像付くだろうな、でも取り敢えず言わせてくれ。
「好きなんだ、お前の事」
「伽月君……?」
お願いだから黙ってないで何か言ってよ、嫌ならそれでも良いから何か言ってよ。今僕この間がすっごくイヤ!
「……お前、自分で何言ってるか分かってんのか?」
「分かってるよ……」
だって僕そのためにここに来たんだもん、あなたが嫌ならこのまま帰るけど。
僕は返事をしてくれない伽月君の傍まで歩き、ベッドの上に座ります。彼はギョッとした表情をしていましたが、逃げる素振りは見せなかったので、それを良い事に彼の細い頬を両手で挟みました。
「お願い……」
僕は懇願する様に言って、えいっ!と思いっきり伽月君の唇に自分の唇を押し当てました。僕にオトナのキスは出来ません、僕たちはあくまでも友達だからこれで十分過ぎるくらいです……。
伽月君は何もせずただただ固まっています。僕は目を閉じているので表情までは分かりませんが、きっと動揺して困惑してると思います。これまでの僕はこんな事絶対に出来ませんでしたから。
僕は唇を離して伽月君の頬から手を離しました。もう帰ろう、このまま居ても気まずいだけだから……ベッドから降りてお礼だけ言って帰ろうと思ったら、急に腕を掴まれて再びベッドに引き寄せられました。一瞬何が起こったのか分からなくて記憶が飛んでしまいましたが、今僕の体は伽月君の腕の中です。
「伽月君……?」
何でこうなってるの?疑問には思いましたが、“抵抗する”という選択肢は存在しません。だって……今の状況がとっても幸せだから、夏のクソ暑さなんてへっちゃらです。
「お前の、せいだからな……」
「……ふぇ?」
僕はモソモソと頭を動かして伽月君の顔を見上げます。彼はこっちを見ていませんでしたが、耳まで真っ赤にしています。
「耳、赤いよ……」
「うっせぇ、これもお前のせいだ」
「僕のせいにばっかしないでよ……」
僕は折り畳まれている腕をにょきっと出して、そっと耳に手を当てました。すると彼の腕の力が弛んで、左手が僕の頬に触れて長い親指が唇をなぞっていきます。こういう時ってどうするの?
「どうせするならさぁ……」
伽月君は僕の唇をなぞり続けています。
「何てぇか、もうちょい色気のあるのが良かったよ」
「ぜっ贅沢言わないでよ、僕がそんな高度な事……!」
出来ないの分かってるくせに!と言おうとしたところで唇を塞がれてしまいました。
(公表してる)ファーストキスの時より緊張してる……俺は誠に『上書き』という名目のキス(というよりチューだな)をお願いされ、むちゅーっ、なだけのそれに息子は思いっきり勃っちまってる。イヤイヤ早いだろ、頼むから落ち着いてくれ……。
「ありがとう……」
用が済んだらさっさと帰るってか?お前はプロか?レンタルか?経験値底辺の割にビミョーに手練れな事すんなバカタレが!俺はこのまま帰したくなくて誠を捕まえ、多少強引な気もしたけどキスまで持ち込んでる状態だ。
「……」
部屋は異様な静けさで、キスの音がやたら大きく聞こえる(様な気がする)。当然の流れで舌を入れるとビクッとして一旦逃げようとしてたけど、体をガッチリとホールドして舌を捕まえるとさほどの抵抗も無く徐々に受け入れ始めてきた。ひょっとしてイケんじゃね?とは思ったけどそれはさすがにダメだよな、とありったけの理性を働かせて唇を離す。
「誠……」
誠はぽや~っとした表情で肩で息をしてる。気持ち目がうるうるしてっけど大丈夫か?まさかとは思うけど……。
「お前、ちゃんと呼吸してたか?」
「え?だって……//」
俺の腕の中にいるうるうる目の男は顔を真っ赤にして俯いた。要はキスの最中にどう息すりゃ良いんだ?って言いたいところだけど、その単語出すのが恥ずかしいんだろ。
「鼻で息すりゃ良いんだよ」
「あっ、そっか」
誠はぱっと顔を上げてニッコリと笑いかけてきた。もうそこそこ見慣れてる表情なのに妙に照れ臭くなる、完全にそっち方向で意識しちまってるからだろうな。ってか鼻呼吸忘れんなよ……見た目にはさほど分からないが多分かなりテンパってたか。
いや、それより今は大事な事がある。ここでちゃんとこいつに気持ち伝えねぇと……降って涌いた様なこのチャンス、みすみす逃す訳にいかねぇんだよ!
それでもやっぱ緊張する、心臓バクバク言ってる……見掛け倒しのチキンヤローの俺だって男だ、ここで見せなきゃどうすんだ!俺は一つ大きく息を吐いて誠の顔を見つめ直す。
「あのな、誠」
うん……誠の顔から笑みが消える。まぁキスの直後だからさすがに想像付くだろうな、でも取り敢えず言わせてくれ。
「好きなんだ、お前の事」
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