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やっとこさ本編
……体調は最悪だけど
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結局お父さんは仕事を休み、お姉ちゃんも家に居てくれて心細さからは解放されました。その上お姉ちゃんの恋人田ノ上爽輔さんもお見舞い……と言うか本当はデートのお迎えだったのですが、予定を変更して自宅デートにした様です。彼は両親とも仲良しだし、僕たちお子ちゃま三兄弟にも親切に接してくれます。お姉ちゃんは恋人が出来る度に自宅に連れてくるのですが、やっぱり僕は爽輔さんが一番素敵な方だと思います。両家公認のお付き合でご家族も皆良い方ばかりだし、将来も視野に入れてるっぽくて最近賃貸マンションを探してるみたいなんです。
僕は引き続きベッドに横になってケータイをいじってます。伽月君から届いたバースデーメール、このスタンプカワイイなぁ♡なんて思いながらニヤニヤしてしまいます。
……昨日は一日忙しかったなぁ……朝から輝君とほぼ半日遊園地デートして、一旦帰宅したけど本当の気持ちに気付いたら居ても立ってもいられなくて伽月君の家に行っちゃったんだよね。んで結局彼の方から『好き』って言われて……//これだけ怒涛な一日だったんだから疲れて熱を出しちゃう事もあるよね(えっ?無い?)?それに帰ってから勇にあれこれ根掘り葉掘り聞かれちゃって、珍しくお母さんに国際電話で報告まで始める始末で、『帰ったらお赤飯炊きましょ♪』って嬉しそうに……ってお祝い扱い?
そうだ、伽月君にメールのお礼と…学校休んでる事も一応伝えて……っと、するとほぼ即レスで【俺の風邪移したかも!】と言う返信。多分違うと思うよ、だって喉も鼻も正常だもん。そっか、伽月君も知ってるもんね、僕が人の病気を貰いやすい事。それで気に掛けてくれてるんだと思います。
【伽月君のせいじゃないから気に病まないで】
余計な心配掛けちゃったみたいだからここは即レスします。
【ゆっくり休めよ、俺の方はもう大丈夫だから】
【ありがとう、そうする】
伽月君の即レスにほっこりした気分になって僕は返信だけしてケータイを置きました。それからケータイに動きは無く、いつの間にかぐっすりと眠りに付いたのでした。
たっぷり眠って目を覚ますと午後の雰囲気に変わっていました。時計で時間を確認すると十五時十五分……あっ!ミルク粥食べ損ねた!僕は慌てて飛び起き(られてなかったけど)一階に降ります。朝よりも体調も良くなって階段も何とか降りられました。
「よく眠れたみたいだね」
「……ごめんなさい、起きられなくて」
「体調が悪い時は睡眠が最優先、謝る事無いよ。今からでも作ろうか?」
うん。と頷くとお父さんは体温計を手渡してきました。
「待ってる間に体温測って、今朝は八度八分あったって勇が言ってたよ」
「えっ!!?ウソッ!!?」
そんな事態になってたんだ……そりゃあ倒れるはずです。
「それで『今日学校休む!』って言い出すもんだからこれはお父さんが家に居た方が良さそうだなぁ、で今に至る」
学校休むって……部活動大事な時なのにそれダメでしょ?僕の学年の不祥事のせいで今の三年生にとっては最初で最後の公式戦なんだし、折角県大会の切符を手にしてる訳だから僕の一時の高熱くらいで……ねぇ。
「今日はクラブ活動だけだから早く帰ってくるって言ってたよ」
そうなの?と言っているとただいまぁと玄関から聞こえてきました、この声は晋です。
「お帰り、隼人君もいらっしゃい」
「こんにちは、まこちゃんの誕生日今日ですよね?土曜日のパーティーに参加出来ないからプレゼント渡したくてうかがいました」
「わざわざありがとう、誠は今こんな状態なんだけど」
晋と隼人君を連れてきたお父さんは僕のパジャマ姿を見て言います。……あっ、ちょっと油断しすぎたかな?なんて考えをよそに隼人君かなり僕を心配そうに見つめています。
「まこちゃん、体ツラくない?」
「まだちょっと辛いけど、朝よりは楽になったよ」
優しい言葉を掛けてくれる彼に僕は笑顔を返します。
「でもあんまり顔色良くないね、こんな時にアレだけどお誕生日おめでとう//」
隼人君はそう言って紙袋を手渡してきました。比較的平べったくて重さはそれなりにある……何かな?
「開けてもいい?」
うん♪と嬉しそうに頷く隼人君、相当気合を入れて選んでくれたみたいです。僕は中身を取り出してなるべく丁寧にラッピングをほどきます。中には本が……飛び出す絵本じゃない!しかも結構高いんだよこの本!小学生のお小遣いで買うのなかなか大変だったと思う、しかも大型書店でないと無い本なのに……それだけにめちゃくちゃ嬉しいっ!!!
「ありがとう……なかなか見付からなかったでしょ、この本」
「うん……でもまこちゃんに喜んで欲しかったんだ//今年はお父さんとお母さんも協力してくれたから、迎家からのプレゼントだよ」
おじさんとおばさんまで……僕自身欲しかった物の一つだし、可愛い息子のために色んな書店で探し回ってくれたんだろうなと思うと何だかとっても感動します。
「僕がこの本欲しいってよく分かったね。ありがとう、大切にする」
「うん//早く元気になってね」
隼人君は可愛い笑顔を見せてから晋と二階に上がっていきました。
僕は引き続きベッドに横になってケータイをいじってます。伽月君から届いたバースデーメール、このスタンプカワイイなぁ♡なんて思いながらニヤニヤしてしまいます。
……昨日は一日忙しかったなぁ……朝から輝君とほぼ半日遊園地デートして、一旦帰宅したけど本当の気持ちに気付いたら居ても立ってもいられなくて伽月君の家に行っちゃったんだよね。んで結局彼の方から『好き』って言われて……//これだけ怒涛な一日だったんだから疲れて熱を出しちゃう事もあるよね(えっ?無い?)?それに帰ってから勇にあれこれ根掘り葉掘り聞かれちゃって、珍しくお母さんに国際電話で報告まで始める始末で、『帰ったらお赤飯炊きましょ♪』って嬉しそうに……ってお祝い扱い?
そうだ、伽月君にメールのお礼と…学校休んでる事も一応伝えて……っと、するとほぼ即レスで【俺の風邪移したかも!】と言う返信。多分違うと思うよ、だって喉も鼻も正常だもん。そっか、伽月君も知ってるもんね、僕が人の病気を貰いやすい事。それで気に掛けてくれてるんだと思います。
【伽月君のせいじゃないから気に病まないで】
余計な心配掛けちゃったみたいだからここは即レスします。
【ゆっくり休めよ、俺の方はもう大丈夫だから】
【ありがとう、そうする】
伽月君の即レスにほっこりした気分になって僕は返信だけしてケータイを置きました。それからケータイに動きは無く、いつの間にかぐっすりと眠りに付いたのでした。
たっぷり眠って目を覚ますと午後の雰囲気に変わっていました。時計で時間を確認すると十五時十五分……あっ!ミルク粥食べ損ねた!僕は慌てて飛び起き(られてなかったけど)一階に降ります。朝よりも体調も良くなって階段も何とか降りられました。
「よく眠れたみたいだね」
「……ごめんなさい、起きられなくて」
「体調が悪い時は睡眠が最優先、謝る事無いよ。今からでも作ろうか?」
うん。と頷くとお父さんは体温計を手渡してきました。
「待ってる間に体温測って、今朝は八度八分あったって勇が言ってたよ」
「えっ!!?ウソッ!!?」
そんな事態になってたんだ……そりゃあ倒れるはずです。
「それで『今日学校休む!』って言い出すもんだからこれはお父さんが家に居た方が良さそうだなぁ、で今に至る」
学校休むって……部活動大事な時なのにそれダメでしょ?僕の学年の不祥事のせいで今の三年生にとっては最初で最後の公式戦なんだし、折角県大会の切符を手にしてる訳だから僕の一時の高熱くらいで……ねぇ。
「今日はクラブ活動だけだから早く帰ってくるって言ってたよ」
そうなの?と言っているとただいまぁと玄関から聞こえてきました、この声は晋です。
「お帰り、隼人君もいらっしゃい」
「こんにちは、まこちゃんの誕生日今日ですよね?土曜日のパーティーに参加出来ないからプレゼント渡したくてうかがいました」
「わざわざありがとう、誠は今こんな状態なんだけど」
晋と隼人君を連れてきたお父さんは僕のパジャマ姿を見て言います。……あっ、ちょっと油断しすぎたかな?なんて考えをよそに隼人君かなり僕を心配そうに見つめています。
「まこちゃん、体ツラくない?」
「まだちょっと辛いけど、朝よりは楽になったよ」
優しい言葉を掛けてくれる彼に僕は笑顔を返します。
「でもあんまり顔色良くないね、こんな時にアレだけどお誕生日おめでとう//」
隼人君はそう言って紙袋を手渡してきました。比較的平べったくて重さはそれなりにある……何かな?
「開けてもいい?」
うん♪と嬉しそうに頷く隼人君、相当気合を入れて選んでくれたみたいです。僕は中身を取り出してなるべく丁寧にラッピングをほどきます。中には本が……飛び出す絵本じゃない!しかも結構高いんだよこの本!小学生のお小遣いで買うのなかなか大変だったと思う、しかも大型書店でないと無い本なのに……それだけにめちゃくちゃ嬉しいっ!!!
「ありがとう……なかなか見付からなかったでしょ、この本」
「うん……でもまこちゃんに喜んで欲しかったんだ//今年はお父さんとお母さんも協力してくれたから、迎家からのプレゼントだよ」
おじさんとおばさんまで……僕自身欲しかった物の一つだし、可愛い息子のために色んな書店で探し回ってくれたんだろうなと思うと何だかとっても感動します。
「僕がこの本欲しいってよく分かったね。ありがとう、大切にする」
「うん//早く元気になってね」
隼人君は可愛い笑顔を見せてから晋と二階に上がっていきました。
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