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やっとこさ本編
……素直が一番な様です
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「ところで誠君、光畑諒って憶えてる?」
光畑諒君……文化祭の練り歩きの時に丁寧なメッセージカードとプリザーブドフラワーをくれたイケメン君です。その時は私服で来てたから分からなかったけど、確か○○高校の方だよね?
「うん、憶えてるよ」
「アイツとは元々君をめぐるライバルだったんだ。最初こそ多少バチバチモードだったけど、喋ってみたら良い奴と言うか馬が合うと言うか……」
うん、確かに光畑君は好青年でした。僕を知ったきっかけは、彼の幼馴染でクラスメイトの外村舞ちゃんに入学式の集合写真を見せてもらったって言ってました。
『その写真見て君に一目惚れしちゃって。外村に文化祭のチケット入手してもらったんだ』
う~ん、世の中案外狭いよね……なんて考えていましたが、輝君の話の途中でした。
「……一緒に居て気楽なんだよね、それから何日かして『フラレたから頑張れ』って真剣に相談とか乗ってくれて。今じゃヘタしたらクラスの連中とよりも一緒に居るようになって、登下校も一緒にしてる状態なんだ」
そうだったんだ……僕は文化祭が終わって何日か後にメッセージカードに書いてあったケータイ番号に通話して、直接会って交際の申し込みはお断りしたんです。彼は何で僕なんかに?と思う様な素敵な人で、最後まで紳士的な態度で接してくれました。
『輝は本当に良い奴だから真剣に考えて欲しい……って言わなくても君ならそうしてそうだね』
光畑君は友達への気遣いも忘れない人なので、これからもっと素敵な人に出会えるはず……。案外輝君良いんじゃないかな?なんて勝手に思っていると、彼の口から衝撃告白が飛び出しました。
「昨日諒が見舞いに来てくれたんだけど……何を思ったか告られちゃって」
へっ?光畑君輝君の事好きになってたんだね。でも彼戸惑っちゃってるみたいです。どうするのかな?
「返事はしたの?」
「まだ。『考えるのは体調が戻ってからでいい』って……それなら昨日聞きたくなかったんだけど」
「告られて嫌な気持ちになった?」
僕はついお節介な事を訊ねてしまいます。
「『好き』って言われて悪い気はしないよ。ただ諒を恋愛対象で見てなかったからそれが意外で……焦らす様だけど時間掛けてじっくり考えたいんだ、形はともかく大事にしたい相手ではあるから。距離を置きたいとかそう言う考えは無いかな」
「そっか……光畑君なら解ってくれると思うよ、きちんとお話したのは一度だけだけど」
うん……輝君はこれまで見せてこなかった乙女の様なはにかんだ表情をしていました。僕はどちらかと言えば秀麗で男っぽい姿しか見た事が無かったので、失礼とは思いながらも可愛いなぁと思ってしまいました。
それから少し世間話的な会話をして輝君の家をあとにします。
「今日はありがとう、伽月と仲良くね」
「うん、ありがとう」
またね。僕たちはお互いに手を振って別れました。輝君とは友達としてもっと仲良くなりたいから、ここできちんと話せてスッキリしました。彼はとっても優しい人です、素敵な恋をして欲しいなぁと願わずにはいられません。お節介なのは重々承知していますが……勝手ながら光畑君の告白を受け入れるんじゃないかと思っています。そしたら四人で遊んだりしたいなぁ……なんて考えていたら前方から男の人の声で僕の名前を呼んできました。ふと顔を上げると○○高校の制服を着た背の高い男の子……光畑君です。
「みっ光畑君?」
噂(?)をすれば何とやら、今日も輝君のお見舞いなのかな?
「憶えててくれてたんだね、嬉しいよ」
「うん……ご自宅この辺なの?」
僕は当たり障り無い質問を投げ掛けます、間違い無く違うと思いますが……。
「いや、輝の見舞い。君もそうだったんでしょ?」
「うん、さっきまでお邪魔してた」
「そう……じゃあ話、出来たんだね」
えっ?話?もしかして知ってるの?
「そうなる気はちょっとしてたんだ」
「……ごめんなさい」
「謝る事無いよ、真剣に考えた上で出した答えなんでしょ?それに俺にとってもその方が好都合だから、言葉は悪いけど」
そっか、輝君の事好きで告ってる状態だもんね。
「昨日畠中とも話ししたんだ」
「えっ?」
「最初は輝から君を掠め取る様な真似しやがって!ってぶん殴ってやろうかとも思ったんだけど……こんなとこで争ったって誰得だよ?って感じだし、そんなの輝も君も望んでないだろうから。
結局畠中に背中押してもらって輝に告って今に至るけど……昨日の今日だから門前払いされんじゃないかとここに来て怖気付いてんの、俺」
あ~伽月君またやっちゃったんだね……それぞれタイミングってのがあるのにぃ、余計な事吹き込んでないよね?
「きっと会ってくれると思うよ、本当に嫌ならとっくに断ってるんじゃないかな?」
「だと良いけど……言伝もあるから行ってくるよ」
それじゃまた。光畑君は長い腕をさっと上げて爽やかに『マカロワさん』ヘ向かいました。彼、誰かに似てる気がするんだけど……すぐには思い出せなかったので僕もいそいそと家路に向かいました。
光畑諒君……文化祭の練り歩きの時に丁寧なメッセージカードとプリザーブドフラワーをくれたイケメン君です。その時は私服で来てたから分からなかったけど、確か○○高校の方だよね?
「うん、憶えてるよ」
「アイツとは元々君をめぐるライバルだったんだ。最初こそ多少バチバチモードだったけど、喋ってみたら良い奴と言うか馬が合うと言うか……」
うん、確かに光畑君は好青年でした。僕を知ったきっかけは、彼の幼馴染でクラスメイトの外村舞ちゃんに入学式の集合写真を見せてもらったって言ってました。
『その写真見て君に一目惚れしちゃって。外村に文化祭のチケット入手してもらったんだ』
う~ん、世の中案外狭いよね……なんて考えていましたが、輝君の話の途中でした。
「……一緒に居て気楽なんだよね、それから何日かして『フラレたから頑張れ』って真剣に相談とか乗ってくれて。今じゃヘタしたらクラスの連中とよりも一緒に居るようになって、登下校も一緒にしてる状態なんだ」
そうだったんだ……僕は文化祭が終わって何日か後にメッセージカードに書いてあったケータイ番号に通話して、直接会って交際の申し込みはお断りしたんです。彼は何で僕なんかに?と思う様な素敵な人で、最後まで紳士的な態度で接してくれました。
『輝は本当に良い奴だから真剣に考えて欲しい……って言わなくても君ならそうしてそうだね』
光畑君は友達への気遣いも忘れない人なので、これからもっと素敵な人に出会えるはず……。案外輝君良いんじゃないかな?なんて勝手に思っていると、彼の口から衝撃告白が飛び出しました。
「昨日諒が見舞いに来てくれたんだけど……何を思ったか告られちゃって」
へっ?光畑君輝君の事好きになってたんだね。でも彼戸惑っちゃってるみたいです。どうするのかな?
「返事はしたの?」
「まだ。『考えるのは体調が戻ってからでいい』って……それなら昨日聞きたくなかったんだけど」
「告られて嫌な気持ちになった?」
僕はついお節介な事を訊ねてしまいます。
「『好き』って言われて悪い気はしないよ。ただ諒を恋愛対象で見てなかったからそれが意外で……焦らす様だけど時間掛けてじっくり考えたいんだ、形はともかく大事にしたい相手ではあるから。距離を置きたいとかそう言う考えは無いかな」
「そっか……光畑君なら解ってくれると思うよ、きちんとお話したのは一度だけだけど」
うん……輝君はこれまで見せてこなかった乙女の様なはにかんだ表情をしていました。僕はどちらかと言えば秀麗で男っぽい姿しか見た事が無かったので、失礼とは思いながらも可愛いなぁと思ってしまいました。
それから少し世間話的な会話をして輝君の家をあとにします。
「今日はありがとう、伽月と仲良くね」
「うん、ありがとう」
またね。僕たちはお互いに手を振って別れました。輝君とは友達としてもっと仲良くなりたいから、ここできちんと話せてスッキリしました。彼はとっても優しい人です、素敵な恋をして欲しいなぁと願わずにはいられません。お節介なのは重々承知していますが……勝手ながら光畑君の告白を受け入れるんじゃないかと思っています。そしたら四人で遊んだりしたいなぁ……なんて考えていたら前方から男の人の声で僕の名前を呼んできました。ふと顔を上げると○○高校の制服を着た背の高い男の子……光畑君です。
「みっ光畑君?」
噂(?)をすれば何とやら、今日も輝君のお見舞いなのかな?
「憶えててくれてたんだね、嬉しいよ」
「うん……ご自宅この辺なの?」
僕は当たり障り無い質問を投げ掛けます、間違い無く違うと思いますが……。
「いや、輝の見舞い。君もそうだったんでしょ?」
「うん、さっきまでお邪魔してた」
「そう……じゃあ話、出来たんだね」
えっ?話?もしかして知ってるの?
「そうなる気はちょっとしてたんだ」
「……ごめんなさい」
「謝る事無いよ、真剣に考えた上で出した答えなんでしょ?それに俺にとってもその方が好都合だから、言葉は悪いけど」
そっか、輝君の事好きで告ってる状態だもんね。
「昨日畠中とも話ししたんだ」
「えっ?」
「最初は輝から君を掠め取る様な真似しやがって!ってぶん殴ってやろうかとも思ったんだけど……こんなとこで争ったって誰得だよ?って感じだし、そんなの輝も君も望んでないだろうから。
結局畠中に背中押してもらって輝に告って今に至るけど……昨日の今日だから門前払いされんじゃないかとここに来て怖気付いてんの、俺」
あ~伽月君またやっちゃったんだね……それぞれタイミングってのがあるのにぃ、余計な事吹き込んでないよね?
「きっと会ってくれると思うよ、本当に嫌ならとっくに断ってるんじゃないかな?」
「だと良いけど……言伝もあるから行ってくるよ」
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