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懲りずに続編
……女装はやっぱり恥ずかしいです
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夜から楽しみにしてた夏祭り……なのですが、僕は女性用の浴衣を着る事になっているため少々憂鬱……それでも約束は約束なので、ちょっと早い時間ではありますがひかりちゃん、梨乃ちゃん、明日香ちゃんが必要な道具を持って家に集合しています。僕たち子供だけでは浴衣を着るのは難しいので、助っ人としてお母さん、お姉ちゃん、三人の送迎を引き受けてくださった梨乃ちゃんのお母さんも参戦。梨乃ちゃんのお母さんは美容師さんなので、着付けもメイクもヘアアレンジもお仕事でなさるんです。
「髪の毛伸びたね誠君」
おばさんは順番の来た僕の髪の毛を触っています。
「この長さならウィッグ足せばアップ出来るわね。可愛くしてあげるから期待してて~」
腕が鳴るわぁ。おばさんは嬉しそうに言いながら僕の髪の毛を梳かしていきます。結構な癖っ毛だから扱いにくいと思うんだけど、普段から髪の毛の事ではお世話になっているのですっかりお手の物です。ヘアアレンジを終えているひかりちゃんは自分で、明日香ちゃんはお姉ちゃんに、梨乃ちゃんはお母さんにメイクしてもらっています。
「やっぱりJKなだけあってお肌プルプルよね~」
「ホントだよね、あの頃が懐かしいよ」
「綾はまだ二十代でしょうが、五十過ぎたら水分入れたくても入ってくれないんだから」
……そういう話やめて、生々し過ぎるから。
「もうねぇ、一晩寝たくらいじゃ疲れが取れなくて」
分かるぅ~。オトナ三人は僕たちでは返事の出来ない会話で盛り上がってしまっています。お、お姉ちゃん、二十代でもそうなの?僕たち十六歳だから二十代ってそう遠い未来でもないのですが。
「「「「……」」」」
僕たち子供はそこに入れる話術は持ち合わせておりません、それでもここが女性の凄いところで、会話をしっかり楽しみつつも手を休めずにメイクが仕上がっていくんだからホント凄い……その辺り僕は男の子なんでしょうね、一点集中しておかないと作業が全部止まってしまうんです。
僕は鏡の前の自分が段々と女の子っぽくなるのをじっと見つめていました。男として何かを失っていってるんじゃないかという寂しさもありつつ、心の何処かでは変身願望を疼かせるワクワク感も持っている状態です。初めて女装を経験した文化祭の時もそうでした、男としてのプライド的なものからの拒否反応はありましたが嫌で嫌で仕方がないという訳でもなかったんです。女の子になりたいとは思いませんがコレって一体何なんでしょうか?文化祭とバーベキューパーティーで行ったイベントで好評だったから味占めちゃってるのかな?今でも人前に出るのは苦手だし、恥ずかしさが消えた訳じゃないんだけど……。
「……ヨシッ、完成!見て見て我ながら上出来だわ~」
と完成した僕のメイクを見て自画自賛なさってるおばさん。女の子たち三人もメイクを終え、視線は僕に集中しています。はっ恥ずい……//
「「さすがはプロ!素晴らしいわぁ」」
お母さんとお姉ちゃんは早速ケータイで僕の撮影、それに追随するようおばさんも三人の友達も僕にケータイを向けてきます。
「コレ拡散決定でしょ、先ずはクラスのグループに送信……っと」
ひかりちゃんは何やら怪しい事を言いながら必死にケータイをいじってます。
「うわあぁぁん!待って待って!僕の許可無し!?」
「え~っ!それ待ってたらいつまで経っても広まらないじゃない。どのみち外には出るんだし」
そっそうだけど……この後伽月に見せるのを思うだけでドキドキものなのにぃ。
「ひかりぃ、それ畠中君が見た後でも良かったんじゃないの?」
明日香ちゃんは若干暴走気味のひかりちゃんを窘めていますが、当人の表情はしまった!という表情に変わり今更ながらあたふたとしています。
「……あ~すっかり忘れてた。ゴメンまこちゃん、順番間違えた」
まぁ送っちゃったものは仕方無いし怒ってないから良いよ、なんて思ってたら玄関からチャイム音が聞こえてきます。わぁ~きっと○○高校の四人組だよね?
「私が出るよ」
とお姉ちゃんが部屋を出て玄関に行ってくれます。は~ドキドキしてきた、僕は必死に胸の高鳴りを抑えていました。
「髪の毛伸びたね誠君」
おばさんは順番の来た僕の髪の毛を触っています。
「この長さならウィッグ足せばアップ出来るわね。可愛くしてあげるから期待してて~」
腕が鳴るわぁ。おばさんは嬉しそうに言いながら僕の髪の毛を梳かしていきます。結構な癖っ毛だから扱いにくいと思うんだけど、普段から髪の毛の事ではお世話になっているのですっかりお手の物です。ヘアアレンジを終えているひかりちゃんは自分で、明日香ちゃんはお姉ちゃんに、梨乃ちゃんはお母さんにメイクしてもらっています。
「やっぱりJKなだけあってお肌プルプルよね~」
「ホントだよね、あの頃が懐かしいよ」
「綾はまだ二十代でしょうが、五十過ぎたら水分入れたくても入ってくれないんだから」
……そういう話やめて、生々し過ぎるから。
「もうねぇ、一晩寝たくらいじゃ疲れが取れなくて」
分かるぅ~。オトナ三人は僕たちでは返事の出来ない会話で盛り上がってしまっています。お、お姉ちゃん、二十代でもそうなの?僕たち十六歳だから二十代ってそう遠い未来でもないのですが。
「「「「……」」」」
僕たち子供はそこに入れる話術は持ち合わせておりません、それでもここが女性の凄いところで、会話をしっかり楽しみつつも手を休めずにメイクが仕上がっていくんだからホント凄い……その辺り僕は男の子なんでしょうね、一点集中しておかないと作業が全部止まってしまうんです。
僕は鏡の前の自分が段々と女の子っぽくなるのをじっと見つめていました。男として何かを失っていってるんじゃないかという寂しさもありつつ、心の何処かでは変身願望を疼かせるワクワク感も持っている状態です。初めて女装を経験した文化祭の時もそうでした、男としてのプライド的なものからの拒否反応はありましたが嫌で嫌で仕方がないという訳でもなかったんです。女の子になりたいとは思いませんがコレって一体何なんでしょうか?文化祭とバーベキューパーティーで行ったイベントで好評だったから味占めちゃってるのかな?今でも人前に出るのは苦手だし、恥ずかしさが消えた訳じゃないんだけど……。
「……ヨシッ、完成!見て見て我ながら上出来だわ~」
と完成した僕のメイクを見て自画自賛なさってるおばさん。女の子たち三人もメイクを終え、視線は僕に集中しています。はっ恥ずい……//
「「さすがはプロ!素晴らしいわぁ」」
お母さんとお姉ちゃんは早速ケータイで僕の撮影、それに追随するようおばさんも三人の友達も僕にケータイを向けてきます。
「コレ拡散決定でしょ、先ずはクラスのグループに送信……っと」
ひかりちゃんは何やら怪しい事を言いながら必死にケータイをいじってます。
「うわあぁぁん!待って待って!僕の許可無し!?」
「え~っ!それ待ってたらいつまで経っても広まらないじゃない。どのみち外には出るんだし」
そっそうだけど……この後伽月に見せるのを思うだけでドキドキものなのにぃ。
「ひかりぃ、それ畠中君が見た後でも良かったんじゃないの?」
明日香ちゃんは若干暴走気味のひかりちゃんを窘めていますが、当人の表情はしまった!という表情に変わり今更ながらあたふたとしています。
「……あ~すっかり忘れてた。ゴメンまこちゃん、順番間違えた」
まぁ送っちゃったものは仕方無いし怒ってないから良いよ、なんて思ってたら玄関からチャイム音が聞こえてきます。わぁ~きっと○○高校の四人組だよね?
「私が出るよ」
とお姉ちゃんが部屋を出て玄関に行ってくれます。は~ドキドキしてきた、僕は必死に胸の高鳴りを抑えていました。
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