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58.最終話
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「卒業おめでとう、アレク」
アレクシアの卒業式の日、卒業パーティーのパートナーとしてマクシミリアンが迎えに来た。
「ありがとうマックス、ふふ、何だか懐かしいわね」
「アレクも俺達の卒業パーティーを思い出したのか? まぁ、あの時より更に綺麗になってるけどな。閉じ込めて他の奴の目に触れさせたくないと思うのは変わらないが」
「ダメよ、ちゃんと卒業してマックスのお嫁さんになるんだから」
「……っ! だからそういう事を不意打ちで言わないでくれ、すぐに連れて帰りたくなるじゃないか」
「そこのお二方、これから卒業パーティーだというのにイチャつき過ぎでは?」
振り向くと入学当初から横に2倍に育ったレティシアが、揶揄いの色を含んだ笑顔で寮から出てきた。
アレクシア的には勿体ないと思うが、この4年間食べる努力をしてポッチャリ体型を手に入れたレティシアは卒業したら同級生の伯爵家嫡男と婚約する事になっている。
リリアンは王太子が既に迎えに来て王宮でドレスアップしている頃だろう。
今日が学園生として最後の日だと思うとアレクシアの胸に寂しさが込み上げたが、思い出を振り返った瞬間卒業出来て心底良かったと思えた。
1、2年生ではマクシミリアンと婚約出来て嬉しかったし、オデット王女も同級生の令嬢と親交を深めていたので特に関わらなかったが、第3王子のリシャールが入学してきて何かと一緒に居たがった。
弟のように可愛がっていた事もありリリアンやレティシアも一緒に食事する事も多かったが、4年生になる頃にはマクシミリアンとの婚約を破棄しないのかと言ってくるようになり、入学して来たエミールを餌に私を側に置こうとしていた。
結果的に裏技を使って不敬罪にならなように王妃様に根回しをしてからキッパリ、ハッキリとマクシミリアン以外と結婚する気はないし、マクシミリアンに何かあった時は修道院に入ると宣言してやっとおさまった。
後にリシャール王子は美人に叱責されるのも悪く無いと言い、新たな扉を開いたとか開かなかったとか。
そして4年生で生徒会長になると決まっていたリリアンに頼まれて会計として生徒会に入る事になった。
社会人経験者で元事務職としては無駄を省いて効率良く仕事を出来るようにしていたら、噂を聞いた王宮の文官から就職の誘いを受けたり。
卒業後すぐに結婚が決まっているからとお断りしたが、将来子供が大きくなってからでもいいから仕事をする気があれば連絡して欲しいとまで言われた。
マクシミリアンは卒業後父親と同じ第5騎士団に入団してメキメキと頭角を現している。
卒業パーティーは王太子であるジェルマンと婚約者の麗しい公爵令嬢であるリリアン、国1番の美女だと言われるアレクシアが出席した事により大いに盛り上がった。
マクシミリアンの時の卒業パーティーとは違い、最後だからと出来るだけ希望する令息達とも踊り、教師も出席していたのでコロニー先生とも踊った。
父親である家庭教師だったジュスタン先生が知ったらずるいと言いそうだと笑っていた。
帰る頃にはヘトヘトになって歩くのも辛い状態でヨタヨタと歩いていたら、不意にマクシミリアンが抱き上げた。
「きゃっ、どうしたの!?」
アレクシアは突然のお姫様抱っこに慌ててマクシミリアンの首にしがみつく。
「脚が辛いんだろう? それに……、以前国立公園で野犬が出た時カルロスに抱き上げられて避難した事があったのを覚えているか?」
「ええ……、アネットがフランソワの第2夫人になる切っ掛けになった日よね?」
「あの時の俺はアレクを抱き上げて全力で走れる程の体力は無かった……、それが凄く悔しかったんだ。だけど今は鍛えたからこうやってアレクを運ぶのも余裕だ」
「ふふ、私の旦那様はとても頼もしいわね」
嬉しそうな笑顔を見せるマクシミリアンにギュッと抱きつくと学生時代よりひと回り身体に厚みがあるように思えた。
「本当はこのまま連れて帰りたい……、だが明日1度ラビュタン家に帰さないとエミールから恨まれそうだしな」
「そうね、エミールが入学しても生徒会で忙しくてあまり構ってあげられなかったのに卒業と同時に結婚で家から出て行ってしまうもの。でも残念がるのも少しの間だと思うわ、きっと素敵な令嬢と仲良くなって私の事なんて2の次になるでしょうから」
「いやぁ、エミールは暫く姉離れしそうに無いと思うが……、一応いつでも遊びに来るように言っておいてくれ。新婚早々義弟に恨まれたくは無いからな、エミールが来たらエドモンも喜ぶし」
「ふふっ、そんな事言ったら入り浸るかもしれないわよ?」
「かまわないさ、アレクも嬉しいだろ?」
「嬉しいけど……、マックスと2人だけの時間も大事よ?」
甘える様にコテリと頭をマクシミリアンの肩に預けると、すぐそこが寮という場所まで来てマクシミリアンの歩みが止まった。
「このまま方向転換して連れて帰ってもいいだろうか……」
「ダメよ、部屋でニコルが待ってるもの。あと数日の我慢だからそれまで待ってね、そうしたら……私の全部はマックスのモノだから」
チュッとマクシミリアンの頬にキスすると、身体を捻って腕の中から抜け出した。
少し悲しそうな情けない表情のまま、アレクシアを見送るマクシミリアンを小悪魔的な笑みを浮かべて手を振りながら寮へと帰った。
翌日寮を引き払い実家に帰ったが、翌週には結婚式が行われる。
結婚式には騎士団の人達も大勢参加した、というよりマクシミリアンの妻となる噂の美女をひと目見たいという野次馬目的のせいで大勢になったのだが。
式の際にアレクシアがマクシミリアンの父親に「お義父様」と呼んだ事により、嬉し涙を流して騎士団員を驚愕させた、『あの』鬼の副団長が泣いた、と。
そしてその夜は当然お預け解禁となったマクシミリアンは、水を得た魚の如くアレクシアに愛を注いだ。
そのせいで色んな所が軋んだりヒリヒリしたりと大変な状態になった為、アレクシアから3日間のお触り禁止を突きつけられたマクシミリアンは使用人達に暫くの間白い目で見られる事となる。
そして時は流れてアレクシアは3男2女の母となった、長男は瞳の色はマクシミリアンと同じだったが他は伯父であるウィリアムにそっくりだった。
次男は顔のパーツはマクシミリアンだったが成長と共にぷくぷくと丸くなり、5歳になる頃にはマクシミリアンとは親子とわからないレベルになった。
その次に産まれた長女は顔のパーツはアレクシアの母によく似ていたが、色合いがマクシミリアンそのものだった。
次女はミニチュア版アレクシアのような子で、末っ子の三男は男版のアレクシアだった、年子の2人は時々双子に間違われる事もある程に似ている。
そして長い年月が流れ、何世代か後にはリオンヌ家といえば美貌の剣神を輩出する名家として歴史に名を残した。
◇◇◇
最後までお読み頂きありがとうございました!
アレクシアの卒業式の日、卒業パーティーのパートナーとしてマクシミリアンが迎えに来た。
「ありがとうマックス、ふふ、何だか懐かしいわね」
「アレクも俺達の卒業パーティーを思い出したのか? まぁ、あの時より更に綺麗になってるけどな。閉じ込めて他の奴の目に触れさせたくないと思うのは変わらないが」
「ダメよ、ちゃんと卒業してマックスのお嫁さんになるんだから」
「……っ! だからそういう事を不意打ちで言わないでくれ、すぐに連れて帰りたくなるじゃないか」
「そこのお二方、これから卒業パーティーだというのにイチャつき過ぎでは?」
振り向くと入学当初から横に2倍に育ったレティシアが、揶揄いの色を含んだ笑顔で寮から出てきた。
アレクシア的には勿体ないと思うが、この4年間食べる努力をしてポッチャリ体型を手に入れたレティシアは卒業したら同級生の伯爵家嫡男と婚約する事になっている。
リリアンは王太子が既に迎えに来て王宮でドレスアップしている頃だろう。
今日が学園生として最後の日だと思うとアレクシアの胸に寂しさが込み上げたが、思い出を振り返った瞬間卒業出来て心底良かったと思えた。
1、2年生ではマクシミリアンと婚約出来て嬉しかったし、オデット王女も同級生の令嬢と親交を深めていたので特に関わらなかったが、第3王子のリシャールが入学してきて何かと一緒に居たがった。
弟のように可愛がっていた事もありリリアンやレティシアも一緒に食事する事も多かったが、4年生になる頃にはマクシミリアンとの婚約を破棄しないのかと言ってくるようになり、入学して来たエミールを餌に私を側に置こうとしていた。
結果的に裏技を使って不敬罪にならなように王妃様に根回しをしてからキッパリ、ハッキリとマクシミリアン以外と結婚する気はないし、マクシミリアンに何かあった時は修道院に入ると宣言してやっとおさまった。
後にリシャール王子は美人に叱責されるのも悪く無いと言い、新たな扉を開いたとか開かなかったとか。
そして4年生で生徒会長になると決まっていたリリアンに頼まれて会計として生徒会に入る事になった。
社会人経験者で元事務職としては無駄を省いて効率良く仕事を出来るようにしていたら、噂を聞いた王宮の文官から就職の誘いを受けたり。
卒業後すぐに結婚が決まっているからとお断りしたが、将来子供が大きくなってからでもいいから仕事をする気があれば連絡して欲しいとまで言われた。
マクシミリアンは卒業後父親と同じ第5騎士団に入団してメキメキと頭角を現している。
卒業パーティーは王太子であるジェルマンと婚約者の麗しい公爵令嬢であるリリアン、国1番の美女だと言われるアレクシアが出席した事により大いに盛り上がった。
マクシミリアンの時の卒業パーティーとは違い、最後だからと出来るだけ希望する令息達とも踊り、教師も出席していたのでコロニー先生とも踊った。
父親である家庭教師だったジュスタン先生が知ったらずるいと言いそうだと笑っていた。
帰る頃にはヘトヘトになって歩くのも辛い状態でヨタヨタと歩いていたら、不意にマクシミリアンが抱き上げた。
「きゃっ、どうしたの!?」
アレクシアは突然のお姫様抱っこに慌ててマクシミリアンの首にしがみつく。
「脚が辛いんだろう? それに……、以前国立公園で野犬が出た時カルロスに抱き上げられて避難した事があったのを覚えているか?」
「ええ……、アネットがフランソワの第2夫人になる切っ掛けになった日よね?」
「あの時の俺はアレクを抱き上げて全力で走れる程の体力は無かった……、それが凄く悔しかったんだ。だけど今は鍛えたからこうやってアレクを運ぶのも余裕だ」
「ふふ、私の旦那様はとても頼もしいわね」
嬉しそうな笑顔を見せるマクシミリアンにギュッと抱きつくと学生時代よりひと回り身体に厚みがあるように思えた。
「本当はこのまま連れて帰りたい……、だが明日1度ラビュタン家に帰さないとエミールから恨まれそうだしな」
「そうね、エミールが入学しても生徒会で忙しくてあまり構ってあげられなかったのに卒業と同時に結婚で家から出て行ってしまうもの。でも残念がるのも少しの間だと思うわ、きっと素敵な令嬢と仲良くなって私の事なんて2の次になるでしょうから」
「いやぁ、エミールは暫く姉離れしそうに無いと思うが……、一応いつでも遊びに来るように言っておいてくれ。新婚早々義弟に恨まれたくは無いからな、エミールが来たらエドモンも喜ぶし」
「ふふっ、そんな事言ったら入り浸るかもしれないわよ?」
「かまわないさ、アレクも嬉しいだろ?」
「嬉しいけど……、マックスと2人だけの時間も大事よ?」
甘える様にコテリと頭をマクシミリアンの肩に預けると、すぐそこが寮という場所まで来てマクシミリアンの歩みが止まった。
「このまま方向転換して連れて帰ってもいいだろうか……」
「ダメよ、部屋でニコルが待ってるもの。あと数日の我慢だからそれまで待ってね、そうしたら……私の全部はマックスのモノだから」
チュッとマクシミリアンの頬にキスすると、身体を捻って腕の中から抜け出した。
少し悲しそうな情けない表情のまま、アレクシアを見送るマクシミリアンを小悪魔的な笑みを浮かべて手を振りながら寮へと帰った。
翌日寮を引き払い実家に帰ったが、翌週には結婚式が行われる。
結婚式には騎士団の人達も大勢参加した、というよりマクシミリアンの妻となる噂の美女をひと目見たいという野次馬目的のせいで大勢になったのだが。
式の際にアレクシアがマクシミリアンの父親に「お義父様」と呼んだ事により、嬉し涙を流して騎士団員を驚愕させた、『あの』鬼の副団長が泣いた、と。
そしてその夜は当然お預け解禁となったマクシミリアンは、水を得た魚の如くアレクシアに愛を注いだ。
そのせいで色んな所が軋んだりヒリヒリしたりと大変な状態になった為、アレクシアから3日間のお触り禁止を突きつけられたマクシミリアンは使用人達に暫くの間白い目で見られる事となる。
そして時は流れてアレクシアは3男2女の母となった、長男は瞳の色はマクシミリアンと同じだったが他は伯父であるウィリアムにそっくりだった。
次男は顔のパーツはマクシミリアンだったが成長と共にぷくぷくと丸くなり、5歳になる頃にはマクシミリアンとは親子とわからないレベルになった。
その次に産まれた長女は顔のパーツはアレクシアの母によく似ていたが、色合いがマクシミリアンそのものだった。
次女はミニチュア版アレクシアのような子で、末っ子の三男は男版のアレクシアだった、年子の2人は時々双子に間違われる事もある程に似ている。
そして長い年月が流れ、何世代か後にはリオンヌ家といえば美貌の剣神を輩出する名家として歴史に名を残した。
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