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21章
土竜は眠る②
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温泉大陸の西に位置する大陸タンシム方面と温泉大陸を繋いでいる大きな橋の手前には、橋の左右に分れて露店商が多く建ち並び、商人達の獣騎や荷馬車を停めている場所で、大きな雷が落ちたのを見て商人も温泉街の旅行客達もピタッと時間が止まった様に足を止める。
一瞬、間を置いた後で、一斉に蜘蛛の子を散らす様に温泉街の日常茶飯事の一つが起きたのだと、理解した人間から素早く店をたたむか、貴重品だけ持って隅に寄る。
布と木で造った簡易の露店が吹き飛ぶのを悲鳴と共に見上げ、旅行客達も一気に逃げまどい始める。
ピシャーンと大きな音が何度か轟き、バリバリとする音が露店並木に響き渡る。
【刻狼亭】の従業員達が駆け付けた頃には、大きな黒い狼が体から雷を出して子供二人を足で踏みつけていた。
「大旦那! 落ち着いて下さい!」
「大旦那様! 大女将に泣かれますよ!」
従業員が獣化してキレているルーファスにじりじりと近寄りながら、伝家の宝刀アカリの名を出す。
鼻の上にしわを寄せながら、唸り声をあげて自分の足元に踏んづけている我が子を睨みつける。
「ニクストローブを何処へやった!? お前達は何を考えている!?」
「ヒッ! だ、だって、死にそうな人が……」
「だって、人助け……」
ティルナールとルーシーが涙目になりながら口を開くも、ルーファスの雷がバリバリと周りに飛び散り、本気で怒っている事を表している。
「そんな戯言はどうでもいいっ! ニクストローブを何処へ引き渡した!!」
ドーンッと雷がまた露店並木に落ちて、ティルナールとルーシーがガクガクと震えながらルーファスを見上げ、しゃくりあげると、従業員が「赤い獣騎の荷馬車だそうです!」と声を出す。
「赤い獣騎の荷馬車を大橋の通行門から出すな! 他の荷馬車の積み荷も一応の為に検査をしろ! 港の方もだ!」
「「「承知いたしました!!」」」
従業員達が直ぐに動き始めると、ルーファスはニクストローブの卵の匂いを嗅ぎながら走り出す。
「父上……」
「父上ぇ……ぐすっ」
ティルナールとルーシーは耳を下げて、泣きながら残った従業員に【刻狼亭】まで連れて帰られる。
ここまで自分達が父親を怒らせるとは考えていなかったし、大人達がざわつく程の事なのかも理解できなかった。
だって、ドラゴンは永遠の命を持っているのだから、少し人助けの為に分けてあげるくらい大丈夫だと思ったのだ。
死んでしまうかもしれない人がいるのに、助けてあげられないのは可哀想だと、そう二人は思っていた。
黒塗りの料亭が見え、黒い暖簾が開くと、兄であるシュトラールが出てきて、ティルナールとルーシーに困った表情で首を少し傾ける。
「二人共、今回のは悪戯じゃ済まないからね?」
「兄上……」
「兄様……」
「オレも少し怒ってる。いいかい? お前達がした事は、母上のお腹に今宿ってる赤ん坊を他人にあげてしまう事と同じ事なんだよ。お前達それでも人助けだからってあげれる?」
二人はフルフルと横に顔を動かす。
「でも、ドラゴンは永遠の命があるんでしょう?」
「確かにそうだけど、卵の時は別なんだよ。卵の時に食べられてしまえば、死んでしまう。もう二度とニクストローブに会う事は出来ない」
「だけど、兄様の回復魔法があれば……」
シュトラールは首を振る。
幼い弟や妹は『死』に関して、軽く見過ぎている。それは、蘇生魔法を扱える自分がいるせいかもしれないし、『死』という物を間近で見た事が無いからかもしれない。
「オレの蘇生魔法でも、それは出来ない。ドラゴン達はオレ達を信じているのに、それを裏切る行為をした。オレはリューや父上みたいに厳しい事は言えないけど、お前達のした事は、温泉大陸を追放されても仕方がないくらい悪い事をしたんだ。反省して、帰ってきたニクストローブに謝ること、いいね?」
「はい。兄上……」
「はい。兄様……」
「じゃあ、オレは救援要請があったから行くね」
シュトラールが獣化して駆け出し、二人はしょんぼりと暖簾を潜って料亭内に入る。
料亭内では、長兄のリュエールが母親のアカリと何やら口論していた。比較的、長兄は滅多に声を荒げないし、母のアカリも長兄とこうして口論するようなところは見た事が無い。
ビクビクと顔を覗かせて二人が口論の内容を聞いてみれば、自分達の事で口論していた。
「母上、これは【刻狼亭】の当主としての僕の出した答えです! ティルとルーシーには宿舎のある学校に行ってもらう!」
「そんなの酷すぎるよ! ティルもルーシーも子供なの! まだよくわかってないだけ!」
「流石に父上も僕と同じ結論だよ。第一あの二人はもう八歳、いや、もうすぐ九歳になるのに、物の分別が付いていないのは、流石に、子供だからっていう範囲じゃないよ!」
「じゃあ、ルーファスの意見に私は従います! ルーファスはあの子達の父親なのだから、寄宿学校へ行かせるわけないわ!」
「これは父上の結論でもあるんだよ、母上」
「そんな……っ!!」
二人が言い争っていると、長女のミルアと次女のナルアが「お客様の前でお止め下さいまし!」と二人を奥へ連れて行ってしまう。
ティルナールとルーシーは耳をぺしゃんとしょげ返らせて、トボトボと料亭を出てナナメ後ろの自分達の屋敷へと帰っていく。
「ティル、どうしよう……」
ぐすぐすと泣き出したルーシーに、ティルナールも泣きながらルーシーの頭を撫でて「ごめんね」と謝って、わんわん二人は泣き始める。
「どこにも、行きたく、ないよぉーうわぁあん」
「うわぁぁん、温泉大陸から追い出されちゃうよー」
泣きながら抱き合う二人を物陰から、リュエールとアカリとミルアとナルアが覗き見して、小さく肩を下ろす。
「反省をこれで少しはしてくれたら、良いんだけどね」
「リューちゃんは回りくどい反省をさせるんだもの……少し二人が可哀想なのだけど?」
「母上、わたくし達はリュー兄様の方法でいいと思いますわ」
「そうですわよ。母上。あの子達には反省が必要ですわ」
ルーファスから、ティルナール達が【刻狼亭】に着く前にニクストローブの卵を無事に回収出来たと報告があって、急遽、ティルナールとルーシーに反省を促すために、リュエールが一芝居打ったのだが、効果はあった様で、ルーファスが卵を持って帰ってくると、泣きながら卵に「ごめんなさい」と謝っていた。
一瞬、間を置いた後で、一斉に蜘蛛の子を散らす様に温泉街の日常茶飯事の一つが起きたのだと、理解した人間から素早く店をたたむか、貴重品だけ持って隅に寄る。
布と木で造った簡易の露店が吹き飛ぶのを悲鳴と共に見上げ、旅行客達も一気に逃げまどい始める。
ピシャーンと大きな音が何度か轟き、バリバリとする音が露店並木に響き渡る。
【刻狼亭】の従業員達が駆け付けた頃には、大きな黒い狼が体から雷を出して子供二人を足で踏みつけていた。
「大旦那! 落ち着いて下さい!」
「大旦那様! 大女将に泣かれますよ!」
従業員が獣化してキレているルーファスにじりじりと近寄りながら、伝家の宝刀アカリの名を出す。
鼻の上にしわを寄せながら、唸り声をあげて自分の足元に踏んづけている我が子を睨みつける。
「ニクストローブを何処へやった!? お前達は何を考えている!?」
「ヒッ! だ、だって、死にそうな人が……」
「だって、人助け……」
ティルナールとルーシーが涙目になりながら口を開くも、ルーファスの雷がバリバリと周りに飛び散り、本気で怒っている事を表している。
「そんな戯言はどうでもいいっ! ニクストローブを何処へ引き渡した!!」
ドーンッと雷がまた露店並木に落ちて、ティルナールとルーシーがガクガクと震えながらルーファスを見上げ、しゃくりあげると、従業員が「赤い獣騎の荷馬車だそうです!」と声を出す。
「赤い獣騎の荷馬車を大橋の通行門から出すな! 他の荷馬車の積み荷も一応の為に検査をしろ! 港の方もだ!」
「「「承知いたしました!!」」」
従業員達が直ぐに動き始めると、ルーファスはニクストローブの卵の匂いを嗅ぎながら走り出す。
「父上……」
「父上ぇ……ぐすっ」
ティルナールとルーシーは耳を下げて、泣きながら残った従業員に【刻狼亭】まで連れて帰られる。
ここまで自分達が父親を怒らせるとは考えていなかったし、大人達がざわつく程の事なのかも理解できなかった。
だって、ドラゴンは永遠の命を持っているのだから、少し人助けの為に分けてあげるくらい大丈夫だと思ったのだ。
死んでしまうかもしれない人がいるのに、助けてあげられないのは可哀想だと、そう二人は思っていた。
黒塗りの料亭が見え、黒い暖簾が開くと、兄であるシュトラールが出てきて、ティルナールとルーシーに困った表情で首を少し傾ける。
「二人共、今回のは悪戯じゃ済まないからね?」
「兄上……」
「兄様……」
「オレも少し怒ってる。いいかい? お前達がした事は、母上のお腹に今宿ってる赤ん坊を他人にあげてしまう事と同じ事なんだよ。お前達それでも人助けだからってあげれる?」
二人はフルフルと横に顔を動かす。
「でも、ドラゴンは永遠の命があるんでしょう?」
「確かにそうだけど、卵の時は別なんだよ。卵の時に食べられてしまえば、死んでしまう。もう二度とニクストローブに会う事は出来ない」
「だけど、兄様の回復魔法があれば……」
シュトラールは首を振る。
幼い弟や妹は『死』に関して、軽く見過ぎている。それは、蘇生魔法を扱える自分がいるせいかもしれないし、『死』という物を間近で見た事が無いからかもしれない。
「オレの蘇生魔法でも、それは出来ない。ドラゴン達はオレ達を信じているのに、それを裏切る行為をした。オレはリューや父上みたいに厳しい事は言えないけど、お前達のした事は、温泉大陸を追放されても仕方がないくらい悪い事をしたんだ。反省して、帰ってきたニクストローブに謝ること、いいね?」
「はい。兄上……」
「はい。兄様……」
「じゃあ、オレは救援要請があったから行くね」
シュトラールが獣化して駆け出し、二人はしょんぼりと暖簾を潜って料亭内に入る。
料亭内では、長兄のリュエールが母親のアカリと何やら口論していた。比較的、長兄は滅多に声を荒げないし、母のアカリも長兄とこうして口論するようなところは見た事が無い。
ビクビクと顔を覗かせて二人が口論の内容を聞いてみれば、自分達の事で口論していた。
「母上、これは【刻狼亭】の当主としての僕の出した答えです! ティルとルーシーには宿舎のある学校に行ってもらう!」
「そんなの酷すぎるよ! ティルもルーシーも子供なの! まだよくわかってないだけ!」
「流石に父上も僕と同じ結論だよ。第一あの二人はもう八歳、いや、もうすぐ九歳になるのに、物の分別が付いていないのは、流石に、子供だからっていう範囲じゃないよ!」
「じゃあ、ルーファスの意見に私は従います! ルーファスはあの子達の父親なのだから、寄宿学校へ行かせるわけないわ!」
「これは父上の結論でもあるんだよ、母上」
「そんな……っ!!」
二人が言い争っていると、長女のミルアと次女のナルアが「お客様の前でお止め下さいまし!」と二人を奥へ連れて行ってしまう。
ティルナールとルーシーは耳をぺしゃんとしょげ返らせて、トボトボと料亭を出てナナメ後ろの自分達の屋敷へと帰っていく。
「ティル、どうしよう……」
ぐすぐすと泣き出したルーシーに、ティルナールも泣きながらルーシーの頭を撫でて「ごめんね」と謝って、わんわん二人は泣き始める。
「どこにも、行きたく、ないよぉーうわぁあん」
「うわぁぁん、温泉大陸から追い出されちゃうよー」
泣きながら抱き合う二人を物陰から、リュエールとアカリとミルアとナルアが覗き見して、小さく肩を下ろす。
「反省をこれで少しはしてくれたら、良いんだけどね」
「リューちゃんは回りくどい反省をさせるんだもの……少し二人が可哀想なのだけど?」
「母上、わたくし達はリュー兄様の方法でいいと思いますわ」
「そうですわよ。母上。あの子達には反省が必要ですわ」
ルーファスから、ティルナール達が【刻狼亭】に着く前にニクストローブの卵を無事に回収出来たと報告があって、急遽、ティルナールとルーシーに反省を促すために、リュエールが一芝居打ったのだが、効果はあった様で、ルーファスが卵を持って帰ってくると、泣きながら卵に「ごめんなさい」と謝っていた。
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