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26章
コハルと花①
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我が家のドラゴン、グリムレインとアクエレインに冒険者試験を邪魔されたティルナールとエルシオンが、世界の中心イルブールの街へ試験を受けに行くことになった。
連れて行くのは、長男のリュエール。
ティルナールとエルシオンは「兄上は忙しいでしょ! 父上でいいから!」と騒いでいたが、リュエールに首根っこを掴まれて、移動魔法で早々に連れて行かれた。
「あらら~、リューちゃんが弟達を連れて行くなんて、珍しいね」
「なんでも、イルブールの街にエルフの耳飾りを作る有名な職人が滞在しているらしくてな。材料さえ持ち込めば作ってくれるとか言っていたぞ」
「なるほど。リューちゃんはキリンちゃんにプレゼントしたいのね」
納得しかない。我が息子ながら、ワーカーホリック気味なくせに、この忙しい湯治の時期に、よく動いたなぁとは思ったけど……弟達の冒険者試験はついでなのね。
愛妻家なだけはある。
「アカリは何か欲しいものは無いのか?」
「んーっ、今欲しいのは栗の入った緑茶かなぁ?」
「わかった。淹れてこよう」
「ふふっ、ありがとう」
ルーファスがお茶を淹れに行き、私はさっきまで追いかけっこをしていた、我が家のやんちゃな末っ子のコハルと、魔獣のクロとフェネシーを引き離しにかかる。
コハルはエネルギー切れで寝入ってしまったのだけど、クロとフェネシーの尻尾をガッチリ掴んで寝ている為に、二匹は逃げられなかったのだ。
流石の二匹も、赤ちゃん相手に爪で引っ掻いたりは出来なくて、なすがままの玩具状態にされていた。
「ごめんねークロ、フェネシー。二匹とも手を出さずに偉かったよ」
「ナーウー……」
「キュゥー……」
コハルの指を少しずつ解いて、尻尾がスルリと抜けるとクロとフェネシーは一目散に逃げだした。
最近は赤ん坊が二人いるから、中々屋敷に戻ってこなかった二匹が、久々に顔を覗かせたけど、これは当分帰ってこないかもしれない。
二匹は玩具にされないように、大抵は可愛がってくれそうな従業員宿舎にある食堂に出入りしている。
ご飯もそこで貰うことが多くて、少しばかり、またふくふくしたボディになってきているから、そろそろメタボ魔獣な二匹を、どうにかしないといけないかもしれない。
「アカリ、茶が入ったぞ」
「うーん。いい香り。ありがとうルーファス」
去年の秋に拾った栗を干して大雑把に砕いた物を緑茶に一緒に入れると、栗の風味と香りが緑茶にも出て、ほっこりして美味しいのよね。
お茶を飲んで、ああ、この味の為に栗拾い頑張ったのよ~。ハガネ達が。と、栗拾いを頑張ってくれたハガネやドラゴン達の冬眠している部屋の方に向かって、微笑んでおく。
「コハルは体力切れか」
「ええ。あれだけハイハイして回れば、直ぐに疲れちゃうよねぇ」
「足腰の強い子になれば、獣化した時のパワーも違うから、今のうちに体力を付けているんだろうさ」
「んーっ、うちの子達で、こんなにハイハイスピードが凄い子いたかしら?」
「コハルが特別凄いんだろう」
コハルをゆっくりと抱き上げて、ルーファスが目尻を下げている。
本当に親ばかなんだから。でも、コハルも寝ている時だけは、天使のように可愛いのよね。
起きると何かしら悪いことをしちゃう悪魔になるけど。
ルーファスがコハルを連れて子供部屋に寝かせに行き、お茶をまたゆっくり飲んでいると、「なっ!」と、ルーファスの驚いた様な声がして、何かあったのかと階段を上っていくと、子供部屋にはルーファスの着物が脱げていて、ルーファスにしては体格の小さい普通サイズの黒い狼が居た。
「えーと、ルーファス?」
「ウォン……」
「どうしちゃったの? いつもより体が小さい気がするんだけど……?」
ルーファスが鼻でベビーベッドを差し、首を振る。
ベビーベッドではコハルがニパーッとした笑顔で寝ているだけだ。
コハルに触ろうとすると、ルーファスが後ろから私の着物の裾を引っ張る。
「え、え? なにルーファス?」
「ウォンッ!」
「もしかして、コハルに触ったら、いけないってこと?」
コクコクとルーファスが頷き、少しコハルから離れてルーファスの落ちた着物を拾い上げる。
言葉が通じないのは少し困った……
「あっ、私が狼になっていた時のボードがまだあったハズ! あれで会話をしましょう!」
ルーファスが尻尾を振って、コハルを起こさないように子供部屋から二人で出た。
自分達の部屋に行って、狼の時に使っていたボードを探し、ようやくクローゼットの奥から見つけ出してベッドの上に置いて、会話を始めようとした時、「ふにゃあー」とコハルの泣き声がして、立ち上がるとベッドが大きく揺れて、ルーファスが元に戻っていた。
「ルーファス、一体何があったの?」
「よくわからん。コハルをベビーベッドに横にして離れた瞬間、動物の狼にされていた」
「あんまり思いたくないけど、女神が私を狼にしたみたいな力が、コハルにあったら、どうしよー?」
「考えたくないが、それが一番濃厚な気もする……」
ベッドの上で二人で「どうすべきか?」と悩んでいるうちに、コハルの泣き声が「ふああぁぁん!」と激しくなり、ルーファスが着物を軽く羽織ってコハルの部屋へ行った。
「ルーファス、コハルは大丈夫?」
「おしめが濡れただけだ。大丈夫だ。アカリは部屋に入らないようにな?」
「うーん、でも、コハルに触らないとお世話は出来ないし……」
「コハルの何が引き金で狼にされているのか分かるまでは、オレがしばらくコハルの面倒をみる」
「ルーファスが狼にされた時に、コハルのお世話をしなきゃいけなくなったら?」
「それも考えておかないといけないな……」
ひとまず、コハルがまた落ち着いて寝始め、ルーファスと対策を練る為に、今夜あたりに家族を集めて、家族会議を開く事になりそうだ。
連れて行くのは、長男のリュエール。
ティルナールとエルシオンは「兄上は忙しいでしょ! 父上でいいから!」と騒いでいたが、リュエールに首根っこを掴まれて、移動魔法で早々に連れて行かれた。
「あらら~、リューちゃんが弟達を連れて行くなんて、珍しいね」
「なんでも、イルブールの街にエルフの耳飾りを作る有名な職人が滞在しているらしくてな。材料さえ持ち込めば作ってくれるとか言っていたぞ」
「なるほど。リューちゃんはキリンちゃんにプレゼントしたいのね」
納得しかない。我が息子ながら、ワーカーホリック気味なくせに、この忙しい湯治の時期に、よく動いたなぁとは思ったけど……弟達の冒険者試験はついでなのね。
愛妻家なだけはある。
「アカリは何か欲しいものは無いのか?」
「んーっ、今欲しいのは栗の入った緑茶かなぁ?」
「わかった。淹れてこよう」
「ふふっ、ありがとう」
ルーファスがお茶を淹れに行き、私はさっきまで追いかけっこをしていた、我が家のやんちゃな末っ子のコハルと、魔獣のクロとフェネシーを引き離しにかかる。
コハルはエネルギー切れで寝入ってしまったのだけど、クロとフェネシーの尻尾をガッチリ掴んで寝ている為に、二匹は逃げられなかったのだ。
流石の二匹も、赤ちゃん相手に爪で引っ掻いたりは出来なくて、なすがままの玩具状態にされていた。
「ごめんねークロ、フェネシー。二匹とも手を出さずに偉かったよ」
「ナーウー……」
「キュゥー……」
コハルの指を少しずつ解いて、尻尾がスルリと抜けるとクロとフェネシーは一目散に逃げだした。
最近は赤ん坊が二人いるから、中々屋敷に戻ってこなかった二匹が、久々に顔を覗かせたけど、これは当分帰ってこないかもしれない。
二匹は玩具にされないように、大抵は可愛がってくれそうな従業員宿舎にある食堂に出入りしている。
ご飯もそこで貰うことが多くて、少しばかり、またふくふくしたボディになってきているから、そろそろメタボ魔獣な二匹を、どうにかしないといけないかもしれない。
「アカリ、茶が入ったぞ」
「うーん。いい香り。ありがとうルーファス」
去年の秋に拾った栗を干して大雑把に砕いた物を緑茶に一緒に入れると、栗の風味と香りが緑茶にも出て、ほっこりして美味しいのよね。
お茶を飲んで、ああ、この味の為に栗拾い頑張ったのよ~。ハガネ達が。と、栗拾いを頑張ってくれたハガネやドラゴン達の冬眠している部屋の方に向かって、微笑んでおく。
「コハルは体力切れか」
「ええ。あれだけハイハイして回れば、直ぐに疲れちゃうよねぇ」
「足腰の強い子になれば、獣化した時のパワーも違うから、今のうちに体力を付けているんだろうさ」
「んーっ、うちの子達で、こんなにハイハイスピードが凄い子いたかしら?」
「コハルが特別凄いんだろう」
コハルをゆっくりと抱き上げて、ルーファスが目尻を下げている。
本当に親ばかなんだから。でも、コハルも寝ている時だけは、天使のように可愛いのよね。
起きると何かしら悪いことをしちゃう悪魔になるけど。
ルーファスがコハルを連れて子供部屋に寝かせに行き、お茶をまたゆっくり飲んでいると、「なっ!」と、ルーファスの驚いた様な声がして、何かあったのかと階段を上っていくと、子供部屋にはルーファスの着物が脱げていて、ルーファスにしては体格の小さい普通サイズの黒い狼が居た。
「えーと、ルーファス?」
「ウォン……」
「どうしちゃったの? いつもより体が小さい気がするんだけど……?」
ルーファスが鼻でベビーベッドを差し、首を振る。
ベビーベッドではコハルがニパーッとした笑顔で寝ているだけだ。
コハルに触ろうとすると、ルーファスが後ろから私の着物の裾を引っ張る。
「え、え? なにルーファス?」
「ウォンッ!」
「もしかして、コハルに触ったら、いけないってこと?」
コクコクとルーファスが頷き、少しコハルから離れてルーファスの落ちた着物を拾い上げる。
言葉が通じないのは少し困った……
「あっ、私が狼になっていた時のボードがまだあったハズ! あれで会話をしましょう!」
ルーファスが尻尾を振って、コハルを起こさないように子供部屋から二人で出た。
自分達の部屋に行って、狼の時に使っていたボードを探し、ようやくクローゼットの奥から見つけ出してベッドの上に置いて、会話を始めようとした時、「ふにゃあー」とコハルの泣き声がして、立ち上がるとベッドが大きく揺れて、ルーファスが元に戻っていた。
「ルーファス、一体何があったの?」
「よくわからん。コハルをベビーベッドに横にして離れた瞬間、動物の狼にされていた」
「あんまり思いたくないけど、女神が私を狼にしたみたいな力が、コハルにあったら、どうしよー?」
「考えたくないが、それが一番濃厚な気もする……」
ベッドの上で二人で「どうすべきか?」と悩んでいるうちに、コハルの泣き声が「ふああぁぁん!」と激しくなり、ルーファスが着物を軽く羽織ってコハルの部屋へ行った。
「ルーファス、コハルは大丈夫?」
「おしめが濡れただけだ。大丈夫だ。アカリは部屋に入らないようにな?」
「うーん、でも、コハルに触らないとお世話は出来ないし……」
「コハルの何が引き金で狼にされているのか分かるまでは、オレがしばらくコハルの面倒をみる」
「ルーファスが狼にされた時に、コハルのお世話をしなきゃいけなくなったら?」
「それも考えておかないといけないな……」
ひとまず、コハルがまた落ち着いて寝始め、ルーファスと対策を練る為に、今夜あたりに家族を集めて、家族会議を開く事になりそうだ。
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