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アリス、不思議な世界に落ちる。
Ⅹ お出かけの約束(泊まりで)
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「さっぱりしたね」
「ええ、私は少し動きにくいけれど……」
初エッチを終えた私達。
お姉ちゃんがそれを見ながら慰めていたっていう驚きの事実が判明したけど、とりあえずお風呂(部屋に備え付け)に入って綺麗に。
まあ、フィリスはぷるぷるしてるから手伝ってあげないと危なかったけど。……やり過ぎました!
ちなみに、小さいお風呂だからお姉ちゃんだけ一人で入ってたよ。あのままじゃ下着が――こほん、なんでもなーい。
「エルティナって凄いのね、ベッドが新品にしか見えないわ」
「そこで凄いって言われても嬉しくないと思う……」
お姉ちゃんの〝終滅の魔眼〟っていう物騒な名前をした姫能で、ベッドの色んな汚れだけを消して貰ったの。魔眼とか神眼がいっぱいあって便利らしいよ。チートかな?
そんなことより……
「フィリスっ、ん~♪」
「もう、アリスったら甘えん坊なんだから……」
ベッドで女の子座りするフィリスを押し倒して、薄いけど柔らかい胸にすりすり。恋人だからこんな事をしても優しく撫でてくれるフィリス。いい匂いもするし、ずっとこうしてたいくらい。
そうして甘えていると、あの人の声が。
「アリス、お姉ちゃんに甘えても良いんですよ?」
「えー、でも、お姉ちゃんはフィリスの事嫌いなんでしょ?」
「べ、別に、そういう訳じゃないんですけど……」
さっきからフィリスを軽く睨んでるんだよね。
私を取られたと思ってるのかは分からないけど、本人も意識しない内にそうなってるみたい。
「本当は私が先だったはずなのに、と思ってしまって……自業自得ではあるんですが……」
「自業自得? エルティナの?」
「はい。実は、フィリスさんが私達の方にくるよう誘導していたんですが、途中で終わってしまったのでお二人だけが結ばれる形に……」
フィリスが見に来てたのはお姉ちゃんがメイドとかを下がらせてたからで、私とお姉ちゃんの行為を見せつけ、フィリスも混ざり三人で……っていう予定が崩れちゃったから、一人勝ち組なフィリスが羨ましいそう。
「……アリス、エルティナの事も私と同じくらい……かどうかは置いておくとして、かなり好きよね?」
「え? う、うん。ずっと一緒に居て欲しいって思うくらいに……」
「なら、その……処女をあげる、とか」
「……それって、私のっ!?」
こくりと頷くフィリス。
私の、私の処女って……フィリスはいらないのかな?
「本当は私が欲しいと思っていたんだけど」
あ、思ってたんだ。安心。……安心?
でも、自分が欲しいって言われたら嬉しいよね。処女はちょっとあれだけど。うん、元男としてはね?
「これから一生の付き合いになるでしょうし、私もエルティナとは仲良くしていきたいもの」
真剣な顔でそんな事を言うフィリス。
私もね、二人がいがみ合ってるのは見たくないかな。
「えっと、フィリスに童貞、お姉ちゃんに処女、って事? そんなのでいい――」
「「そんなのじゃないわよっ!(ありませんっ!)」」
なんが怒られた。
そんなのじゃないって、別にそこまで……
「アリス、エルティナの初めてを他の人に奪われたらどうする?」
「その男の四肢を生きたまますり潰す」
「そ、そう……私達もあなたの事はそれだけ大切なのよ」
「あ、そっか……」
フィリスはどうして汗をかいてるのかな?
まあでも、うん。そんなのじゃないっていうのはよく分かったよ。もう言わないようにしよう。
「お姉ちゃんは、それでいい?」
「は、はい、アリスが良いなら……」
お姉ちゃんの前に座って手を握る。
「心の準備は要るけど……お姉ちゃんなら、いいよ」
「アリス……!」
若干涙目のお姉ちゃんにぎゅっと抱き締められる。大きいおっぱいも良いと思います。こう、むにゅって息が出来ないくらいに顔が幸せに包まれてるから。
「ぷはっ……あれ、フィリス?」
何かに引っ張られたと思ったら、フィリスにぎゅっとされてた。ムッとした表情でお姉ちゃんを見てる。
「何よ、エルティナの方がよかった? 胸が大きいものね」
「ううん、フィリスも大好きだよ」
フィリスのは小さいだけで無いわけじゃないからね。それに可愛い。さっきも乳首を弄るだけで……よく考えたらおかしい。そんなに感度が高かったら普段の生活に支障をきたすんじゃ? シンキュヴィアにはサキュバスも含まれてるし、媚薬を分泌できるみたいなのはありそう。
「っと、そういえば、学園の編入試験? みたいなのっていつ受けるの?」
「それはですね……え? 明日ですっ!?」
「なんであなたが驚いてるの?」
「その、お二人は特待生なので、試験の結果を見ずに寮へ移るのですが……明日、なんです」
明日、それはつまり、ここに泊まるのは今日限りと?
非常にそれはよろしくないね。
「エッチできるのも今日までってこと!?」
「そう、なります……」
私とお姉ちゃんでフィリスをじっと見つめる。
今日、今日だけなんだって、フィリス。そんな私たちの視線を受けて、軽くため息をつく。
「あのねぇ、王女様の部屋でそんなことが出来ると思う?」
「……無理」
「それは、そうですね……」
やばい、バレたら首が……死にたくないっ!
でもなぁ、お姉ちゃんと繋がりが無いっていうのも寂しいし……泊まりでお出かけとかよくない?
「お休みの日にホテルで、というのはどうでしょうか?」
「やっぱりそう思うよね? もちろんいいよ!」
お姉ちゃんの方に行こうとしたけど、フィリスが抱きしめたまま離してくれない。そうだよね、自分以外とエッチする話を聞かされて楽しいはずないもん。
「フィリスも今度一緒にお出かけする?」
「アリスが行って欲しいって言うなら、行ってあげてもいいわよ」
「乗り気でないのなら私が代わりに……」
「アリスは私を誘ってるのっ!」
フィリス、からかわれてる事に気付こう?
それと、力を込められすぎて痛い。ヤキモチ妬くフィリスが可愛すぎるからこのまま甘えさせてもらうけど。
「フィリスとお出かけしたい……だめ?」
「良いに決まってるじゃないっ♡」
ちょっと不安になって聞いてみたんだけど、客観的に見ると凄いあざとさだこれ。恋人に向かって、上目遣いの「……だめ?」とか反則。フィリスにやられたらなんでもしちゃう気がする。
「イチャイチャし過ぎです」
「拗ねないでよ、お姉ちゃん」
優しくお姉ちゃんの頭を撫でてみる。
さらさらでふわっといい香りが……楽しい。
「私はフィリスさん程単純じゃありません」
「ちょっと、それは私に喧嘩を売っているのかしら? ……後、発言と行動が合ってないわよ」
「お姉ちゃんも甘えん坊さんなんだねー♪」
私がフィリスにしてたように、お姉ちゃんが私の胸に顔を押し付けてる。少しくすぐったいけど、お姉ちゃんに甘えられてるんだと思うと嬉しいかも。王女様だから誰かに甘える事なんてそうそうないだろうし。
「……も?」
フィリス、細かい事は気にしちゃいけないんだよ?
「――と言う訳で、お姉ちゃんはどうして戻ってきたの?」
暫くイチャイチャしてから話し合う私達。
本当はさっき始めるつもりだったんだけど、二人が可愛すぎるからつい……ホント、可愛すぎるんだもん。(大事なことだから二回言いました)
「えっとですね、お二人は……」
「待ってエルティナ。さっきも思ったんだけれど、〝お二人〟じゃなくて二人でいいんじゃない?」
「あ、私も思った。距離を感じるよね」
「そ、そうですか? では、そうしましょう」
で、「二人は、」と続けるお姉ちゃん。
話としては、手続きの方が予想以上に早く終わってしまったので街の案内でもどうか、というもの。服や下着のお店、学校の場所すら分からないのは困るだろうからって。
「うん、行ってみたいかな」
「ええ、私も行きたいわ」
準備を終えたら、街へ行ってみよーっ!
「ええ、私は少し動きにくいけれど……」
初エッチを終えた私達。
お姉ちゃんがそれを見ながら慰めていたっていう驚きの事実が判明したけど、とりあえずお風呂(部屋に備え付け)に入って綺麗に。
まあ、フィリスはぷるぷるしてるから手伝ってあげないと危なかったけど。……やり過ぎました!
ちなみに、小さいお風呂だからお姉ちゃんだけ一人で入ってたよ。あのままじゃ下着が――こほん、なんでもなーい。
「エルティナって凄いのね、ベッドが新品にしか見えないわ」
「そこで凄いって言われても嬉しくないと思う……」
お姉ちゃんの〝終滅の魔眼〟っていう物騒な名前をした姫能で、ベッドの色んな汚れだけを消して貰ったの。魔眼とか神眼がいっぱいあって便利らしいよ。チートかな?
そんなことより……
「フィリスっ、ん~♪」
「もう、アリスったら甘えん坊なんだから……」
ベッドで女の子座りするフィリスを押し倒して、薄いけど柔らかい胸にすりすり。恋人だからこんな事をしても優しく撫でてくれるフィリス。いい匂いもするし、ずっとこうしてたいくらい。
そうして甘えていると、あの人の声が。
「アリス、お姉ちゃんに甘えても良いんですよ?」
「えー、でも、お姉ちゃんはフィリスの事嫌いなんでしょ?」
「べ、別に、そういう訳じゃないんですけど……」
さっきからフィリスを軽く睨んでるんだよね。
私を取られたと思ってるのかは分からないけど、本人も意識しない内にそうなってるみたい。
「本当は私が先だったはずなのに、と思ってしまって……自業自得ではあるんですが……」
「自業自得? エルティナの?」
「はい。実は、フィリスさんが私達の方にくるよう誘導していたんですが、途中で終わってしまったのでお二人だけが結ばれる形に……」
フィリスが見に来てたのはお姉ちゃんがメイドとかを下がらせてたからで、私とお姉ちゃんの行為を見せつけ、フィリスも混ざり三人で……っていう予定が崩れちゃったから、一人勝ち組なフィリスが羨ましいそう。
「……アリス、エルティナの事も私と同じくらい……かどうかは置いておくとして、かなり好きよね?」
「え? う、うん。ずっと一緒に居て欲しいって思うくらいに……」
「なら、その……処女をあげる、とか」
「……それって、私のっ!?」
こくりと頷くフィリス。
私の、私の処女って……フィリスはいらないのかな?
「本当は私が欲しいと思っていたんだけど」
あ、思ってたんだ。安心。……安心?
でも、自分が欲しいって言われたら嬉しいよね。処女はちょっとあれだけど。うん、元男としてはね?
「これから一生の付き合いになるでしょうし、私もエルティナとは仲良くしていきたいもの」
真剣な顔でそんな事を言うフィリス。
私もね、二人がいがみ合ってるのは見たくないかな。
「えっと、フィリスに童貞、お姉ちゃんに処女、って事? そんなのでいい――」
「「そんなのじゃないわよっ!(ありませんっ!)」」
なんが怒られた。
そんなのじゃないって、別にそこまで……
「アリス、エルティナの初めてを他の人に奪われたらどうする?」
「その男の四肢を生きたまますり潰す」
「そ、そう……私達もあなたの事はそれだけ大切なのよ」
「あ、そっか……」
フィリスはどうして汗をかいてるのかな?
まあでも、うん。そんなのじゃないっていうのはよく分かったよ。もう言わないようにしよう。
「お姉ちゃんは、それでいい?」
「は、はい、アリスが良いなら……」
お姉ちゃんの前に座って手を握る。
「心の準備は要るけど……お姉ちゃんなら、いいよ」
「アリス……!」
若干涙目のお姉ちゃんにぎゅっと抱き締められる。大きいおっぱいも良いと思います。こう、むにゅって息が出来ないくらいに顔が幸せに包まれてるから。
「ぷはっ……あれ、フィリス?」
何かに引っ張られたと思ったら、フィリスにぎゅっとされてた。ムッとした表情でお姉ちゃんを見てる。
「何よ、エルティナの方がよかった? 胸が大きいものね」
「ううん、フィリスも大好きだよ」
フィリスのは小さいだけで無いわけじゃないからね。それに可愛い。さっきも乳首を弄るだけで……よく考えたらおかしい。そんなに感度が高かったら普段の生活に支障をきたすんじゃ? シンキュヴィアにはサキュバスも含まれてるし、媚薬を分泌できるみたいなのはありそう。
「っと、そういえば、学園の編入試験? みたいなのっていつ受けるの?」
「それはですね……え? 明日ですっ!?」
「なんであなたが驚いてるの?」
「その、お二人は特待生なので、試験の結果を見ずに寮へ移るのですが……明日、なんです」
明日、それはつまり、ここに泊まるのは今日限りと?
非常にそれはよろしくないね。
「エッチできるのも今日までってこと!?」
「そう、なります……」
私とお姉ちゃんでフィリスをじっと見つめる。
今日、今日だけなんだって、フィリス。そんな私たちの視線を受けて、軽くため息をつく。
「あのねぇ、王女様の部屋でそんなことが出来ると思う?」
「……無理」
「それは、そうですね……」
やばい、バレたら首が……死にたくないっ!
でもなぁ、お姉ちゃんと繋がりが無いっていうのも寂しいし……泊まりでお出かけとかよくない?
「お休みの日にホテルで、というのはどうでしょうか?」
「やっぱりそう思うよね? もちろんいいよ!」
お姉ちゃんの方に行こうとしたけど、フィリスが抱きしめたまま離してくれない。そうだよね、自分以外とエッチする話を聞かされて楽しいはずないもん。
「フィリスも今度一緒にお出かけする?」
「アリスが行って欲しいって言うなら、行ってあげてもいいわよ」
「乗り気でないのなら私が代わりに……」
「アリスは私を誘ってるのっ!」
フィリス、からかわれてる事に気付こう?
それと、力を込められすぎて痛い。ヤキモチ妬くフィリスが可愛すぎるからこのまま甘えさせてもらうけど。
「フィリスとお出かけしたい……だめ?」
「良いに決まってるじゃないっ♡」
ちょっと不安になって聞いてみたんだけど、客観的に見ると凄いあざとさだこれ。恋人に向かって、上目遣いの「……だめ?」とか反則。フィリスにやられたらなんでもしちゃう気がする。
「イチャイチャし過ぎです」
「拗ねないでよ、お姉ちゃん」
優しくお姉ちゃんの頭を撫でてみる。
さらさらでふわっといい香りが……楽しい。
「私はフィリスさん程単純じゃありません」
「ちょっと、それは私に喧嘩を売っているのかしら? ……後、発言と行動が合ってないわよ」
「お姉ちゃんも甘えん坊さんなんだねー♪」
私がフィリスにしてたように、お姉ちゃんが私の胸に顔を押し付けてる。少しくすぐったいけど、お姉ちゃんに甘えられてるんだと思うと嬉しいかも。王女様だから誰かに甘える事なんてそうそうないだろうし。
「……も?」
フィリス、細かい事は気にしちゃいけないんだよ?
「――と言う訳で、お姉ちゃんはどうして戻ってきたの?」
暫くイチャイチャしてから話し合う私達。
本当はさっき始めるつもりだったんだけど、二人が可愛すぎるからつい……ホント、可愛すぎるんだもん。(大事なことだから二回言いました)
「えっとですね、お二人は……」
「待ってエルティナ。さっきも思ったんだけれど、〝お二人〟じゃなくて二人でいいんじゃない?」
「あ、私も思った。距離を感じるよね」
「そ、そうですか? では、そうしましょう」
で、「二人は、」と続けるお姉ちゃん。
話としては、手続きの方が予想以上に早く終わってしまったので街の案内でもどうか、というもの。服や下着のお店、学校の場所すら分からないのは困るだろうからって。
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