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part 14-13
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そして彼は自分の着ている物を脱ぎ捨て、私のニットの裾に手を掛けると浮いたブラごと脱がせ、それが床に落ちる前に胸をしゃぶり始めた…っん…当然という風にもう片方の胸は大きな手で揉み上げられ、ウエストから背中にも彼の手が這う。
玄関ですっかり熱された私の肌は真後ろの鏡を曇らせるほどの湿度なんじゃないか…熱い。
「りゅ…う…龍之介っ…待って…このカッコ…つらい…の…」
両胸を刺激され快感に浸りたいのに…自分の足が宙ぶらりんで後ろにも凭れず座っているのは、腹筋を使うようで筋肉痛が気になって集中出来ない。
「ん、ベッドだな」
「…途中で…ごめん…」
「ちゃんと嫌なことも、いいことも言えて対等で当たり前。それを紗栄子が出来てこそ、俺のパートナーだ」
そう言いながら私を手早く裸にした龍之介は
「今日は一段と綺麗だな、紗栄子」
自分の熱く大きな昂りを私に突き立てる勢いで強く抱きしめた。
「…龍之介…ありがとう…好き…いっぱい…」
「ん…やっぱり我慢できねぇな…これだけ誘われちゃ」
私を抱きしめたまま、片手で洗面台の扉を開けた龍之介は海外製の小袋をピッ…私の頭の後ろで開けると
「俺が支えてるからな。紗栄子は倒れる心配ない」
それを着けながらセクシーさをバリトンに乗せる。
「ぇ…っ……と…」
私はどうすればいいの…と言う前に、0.02ミリ太くなった彼自身に龍之介が手を添えて私の中心をなぞる。
「…っぅ…ん…」
「ぐしょぐしょ…ん…」
そのまま少し侵入した彼は
「後ろの方が体が楽か…」
と出ていき、くるりと洗面台に私の手をつかせた。そしてぐるりと私のお腹に腕を回し
「紗栄子が手を放しても大丈夫だ」
私の耳元でそう言いながら…っぅ…ぁん…一気に…でもたぶん半分…私の中へ熱を届け始めた。
玄関ですっかり熱された私の肌は真後ろの鏡を曇らせるほどの湿度なんじゃないか…熱い。
「りゅ…う…龍之介っ…待って…このカッコ…つらい…の…」
両胸を刺激され快感に浸りたいのに…自分の足が宙ぶらりんで後ろにも凭れず座っているのは、腹筋を使うようで筋肉痛が気になって集中出来ない。
「ん、ベッドだな」
「…途中で…ごめん…」
「ちゃんと嫌なことも、いいことも言えて対等で当たり前。それを紗栄子が出来てこそ、俺のパートナーだ」
そう言いながら私を手早く裸にした龍之介は
「今日は一段と綺麗だな、紗栄子」
自分の熱く大きな昂りを私に突き立てる勢いで強く抱きしめた。
「…龍之介…ありがとう…好き…いっぱい…」
「ん…やっぱり我慢できねぇな…これだけ誘われちゃ」
私を抱きしめたまま、片手で洗面台の扉を開けた龍之介は海外製の小袋をピッ…私の頭の後ろで開けると
「俺が支えてるからな。紗栄子は倒れる心配ない」
それを着けながらセクシーさをバリトンに乗せる。
「ぇ…っ……と…」
私はどうすればいいの…と言う前に、0.02ミリ太くなった彼自身に龍之介が手を添えて私の中心をなぞる。
「…っぅ…ん…」
「ぐしょぐしょ…ん…」
そのまま少し侵入した彼は
「後ろの方が体が楽か…」
と出ていき、くるりと洗面台に私の手をつかせた。そしてぐるりと私のお腹に腕を回し
「紗栄子が手を放しても大丈夫だ」
私の耳元でそう言いながら…っぅ…ぁん…一気に…でもたぶん半分…私の中へ熱を届け始めた。
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