彼の愛は不透明◆◆若頭からの愛は深く、底が見えない…沼愛◆◆ 【完結】

まぁ

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光と影 15

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「もう会わない、中山さんからの伝言です」

コクン…私が悠仁を選んだ結果だ。

「玖未ちゃーん。アイス食うか?」
「…たっくん、ありがと」
「オレ、これ」
「……たっくんの大盛りだね」
「気にすんな」

悠仁と一緒に座る私の隣へ濡れたまま座るたっくんの持って来てくれたチョコレートのアイスを食べる。ここは少しモワァッとしてるから美味しい。

「悠仁も食べる?たっくんのアイス…」
「一口食う」
「ん」

スプーンを差し出すと私の手を掴んで悠仁がアイスを食べ

「たく…甘いけどうまい」
「だろ、わか?」
「ん」

私を挟んで二人が言葉を交わす。

「たく…あれ、競争してんのか?」
「わかんないけど、父ちゃんと母ちゃんが遊んでる。玖未ちゃんも入るか?」
「私、泳げない…水に顔…浸けられない」
「風呂は?」
「ふふっ…お風呂は入れるよ」
「ふーん、大きい風呂と一緒なのに…父ちゃーん、休憩終わりー」
「いいぞー飛び込んで来い」
「ぃえーぃ」

バシャーッーン…たっくんはアイスのボウルとスプーンをポロンとここに置いて、足からプールに飛び込んだ。

「すごいなぁ…あれ…たっくんのお父さんは妖怪?鬼?」
「三つ目鬼」
「デザインは無限なの?」
「ん」

こうして見ると大西さんと森川兄弟にはないけれど、あとの人は大なり小なり刺青かタトゥーがあるようだ。

「こうして貸し切りじゃねぇとなかなか楽しめねぇ」
「…カラフルな家族だからね」

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