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23話 そうかこんな形での帰省か
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ドンドンドンドン!!
「入れ」
「いきなりすみません。団長…アルのことで…」
「あぁ、よくきたなセラピア、そしてコルテーゼ、コル…弟のことはすまなかった…わたしの監督不届きだ…」
「いいえ、ぼくもアルの様子がおかしいことは気が付いてました…でもまさかこんなことになるなんて…わがままを言っているとは重々承知してのことなのですが、ヴィルトゥオース・アルディートの捕獲または討伐の任務、僕にいかせてください!」
「あぁ、そのつもりだ…ある程度プローディギウムに忍ばせている者に調べさせたとこ、次にプローディギウムが攻める場所のめどがたった…【ナトゥーラ】だ…」
「ナトゥーラって…アルがそんなこと出来るはずがないじゃない?ねぇコル?」
「うん…そう思いたいよ」
「それなんだが、わたしが調べたところ憶測だがアルは洗脳されているとみている」
「洗脳ってだれがどうやって…」
「マリーツィアとわたしは考えている…おそらく精神魔法を継続てきにかけれ洗脳したのだろう。あれほど正義感が強かったから洗脳にかかるのも時間がかかる分洗脳をとくのもかなり苦労するだろうな…それができるとしたらコルテーゼお前ただ1人だ!!」
「はい、ぼくにとってもたった一人の弟なので…それに父さんからも頼まれているので必ずアルを捕まえて目を覚まさせます!!」
「そうよ!!ぶん殴ってでも元のアルにもどすわよ!!」
「それでだが…異例ではあるが…臨時部隊として今隊長不在の五番隊をコルお前に仕切ってほしい…お願いできるか?」
「それって…」
「そうだ、1年目にして歴代最速での隊長になれコルテーゼ!!」
「はい!!」
「出陣は明日の朝、しっかりと準備しておけ。」
リーベとの会話も終わりコルは明日の出陣まえに行っておきたい場所があった。
そう母さんの師匠がいるという楽器やだ
笛のメンテナンスもかねセラピアとコルは楽器やに向かう。
カランコロン♪
「はい、いらっしゃい。」
「こんにちは、いきなりすみません、母さん…エリーゼのむすこのヴィルトゥオース・コルテーゼといいます。かあさんから魔笛のメンテナンスをお願いするならここを訪ねてみるようにと言われて来てみたのですが…あとこれかあさんからの手紙です。」
師匠のおばさんはエリーゼからの手紙んび目を通すと
「コルか!!大きくなったな。」
「えっ!僕と会ったことありますか?」
「まだ赤子のときに一度だけな、やはりコルが魔笛吹きになったか!どれどれ笛を見せてみなさい」
「はい、母さんの魔笛ともう1本あるのですが組み換えで1本に出来たりしますか?」
「うむ、どれどれ…これならすぐ組み換えできるぞ!それにしてもこの赤い笛…これハーメルンの笛じゃないのか?」
「そうですよ!譲っていただきました」
「はよ言わんかい!!あのババアがコルに渡したということわ…おまえ…ちょちょちょっと待ってろ」
ドカバタドカバタ
「おまえ、女神の加護うけとるだろ?ほれこの魔笛おまえにやるよ!」
「女神…なんでそれを??」
「あの雑貨屋のババアとわ昔からの仲でな、あいつが言っていたのを思い出したんだ…ハーメルンを救えるのわ女神の加護をうけた者だけ、ってな」
「それで…この魔笛わなんでぼくに?」
「この魔笛も女神の加護を受けてないと音も出んからな!かなり昔だが女神から加護をうけたものが使っていたたお言われている魔笛だ!これも魔笛を組み替えるとき一緒に組み換えといてやる」
「そんな、何からなにまでありがとうございます。」
「なあにエリーゼのガキだこのくらい、そう言えばおまえの双子の弟はどうした?」
「弟…えっと、いま別件で任務に行っていますよ!アハハっ」
「ほぅ、そうか…まぁいつか連れてきてくれ。」
そういうとおばさんは、ものすごい手さばきで魔笛の組み換えをおわらせた。
「ほれ、少し吹いてみろ!」
「はい…」
♪~♪~♪
「コルの曲…ゆっくりきくの久々だわ…落ち着く」
「あぁ、さすがエリーゼの息子だな、魔笛の具合はどうだ?コル」
「うん…!!完璧です、音も透き通って心地いい!ありがとうございました!」
「あぁ、またいつでも顔をだせ!それと…どんな任務にいくのかわからんが…死ぬなよ!!」
こうしてコルたちは魔笛のメンテナンスを終わらせ騎士団の宿舎へと帰った。
その夜、明日アルと戦うことになるかもしれないこの状況で寝れるわけもなく宿舎の外を散歩していると噴水のとこに1人の人影をみつけた。
「なんだコルか…」
「団長…どうしたんですか??こんな時間に、」
「こんな時間ってコルおまえもだぞ?そうだな…少し昔のこと思いだしてな、そうだコル何か一曲変わった歌でも吹いてくれんか?」
「いいですよ、変わった曲…そうだ絶対団長たちが聞いたこともない曲を1曲吹きましょう」
そういうとコルは前世の自分のオリジナル曲を吹く
♪~♪~♪~
「どうですか?団長?」
リーベの方をみてみると、なぜかビックリしている
「お気に召しませんでした?」
「なんで…??…なんでお前がその曲をしってんだ?コル…」
「なんでってこれぼくのオリジナル曲ですよ?」
「そんなはずがなかろう…コルお前まさか…おいコルお前異世界転生とかしんじるか?」
「団長…まさか団長も…でもそうだとしてもなぜ団長がこの曲知って…もしかして【すずは】さん?」
「!!!!!お前やっぱり…あの時倒れた配信者か!いやー何かすっきり自分のなかの不思議が繋がったよ!!」
「団長の中での不思議って?」
「コルも転生者なら女神には会っただろ?その時わたしは言われたんだ…お前はこの世界の主人公じゃない、主人公が現れたらそいつを助けろ!そいつがうまくいけば魔王を倒しこの世界を助けるって…コルお前がこの世界の主人公だったんだな?」
「主人公?僕はそんなこと言われてませんよ?それにうまくいけばってあの女神かなり適当ですね…」
「それにコルわたしはお前に初めて会ったときから、なんだか前から知っている様な不思議な感覚はあったんだよ」
「そうですか?でも僕もなんだか納得しています。リーベ隊長のでたらめな強さ…こんなの女神の力がないとチートクラスですよ!」
「まぁそうだな!がははははっ!」
「それにしても心強い、じつは敵国の王は魔王が操ってるという情報が入ったが、女神がいう主人公が現れてないで本当にかてるのか?と少し不安になってたんだよ…というかアルがその主人公と思っていたんだ。それがこんな事になってしまい…」
「いや現に状況はあまり良くありません…そして僕よりアルは強い…これは確かです。でも僕にしかアルの目をさまさせることはできないので、もしアルがナトゥーラに来たときには僕が命をかけてでも止めます!」
「あぁ、大事にならなければいいが…さぁもう夜も遅いぞ、明日に備えて寝るか!」
そういい2人は明日の出陣に備える
そうかこんな形での帰省か…
「入れ」
「いきなりすみません。団長…アルのことで…」
「あぁ、よくきたなセラピア、そしてコルテーゼ、コル…弟のことはすまなかった…わたしの監督不届きだ…」
「いいえ、ぼくもアルの様子がおかしいことは気が付いてました…でもまさかこんなことになるなんて…わがままを言っているとは重々承知してのことなのですが、ヴィルトゥオース・アルディートの捕獲または討伐の任務、僕にいかせてください!」
「あぁ、そのつもりだ…ある程度プローディギウムに忍ばせている者に調べさせたとこ、次にプローディギウムが攻める場所のめどがたった…【ナトゥーラ】だ…」
「ナトゥーラって…アルがそんなこと出来るはずがないじゃない?ねぇコル?」
「うん…そう思いたいよ」
「それなんだが、わたしが調べたところ憶測だがアルは洗脳されているとみている」
「洗脳ってだれがどうやって…」
「マリーツィアとわたしは考えている…おそらく精神魔法を継続てきにかけれ洗脳したのだろう。あれほど正義感が強かったから洗脳にかかるのも時間がかかる分洗脳をとくのもかなり苦労するだろうな…それができるとしたらコルテーゼお前ただ1人だ!!」
「はい、ぼくにとってもたった一人の弟なので…それに父さんからも頼まれているので必ずアルを捕まえて目を覚まさせます!!」
「そうよ!!ぶん殴ってでも元のアルにもどすわよ!!」
「それでだが…異例ではあるが…臨時部隊として今隊長不在の五番隊をコルお前に仕切ってほしい…お願いできるか?」
「それって…」
「そうだ、1年目にして歴代最速での隊長になれコルテーゼ!!」
「はい!!」
「出陣は明日の朝、しっかりと準備しておけ。」
リーベとの会話も終わりコルは明日の出陣まえに行っておきたい場所があった。
そう母さんの師匠がいるという楽器やだ
笛のメンテナンスもかねセラピアとコルは楽器やに向かう。
カランコロン♪
「はい、いらっしゃい。」
「こんにちは、いきなりすみません、母さん…エリーゼのむすこのヴィルトゥオース・コルテーゼといいます。かあさんから魔笛のメンテナンスをお願いするならここを訪ねてみるようにと言われて来てみたのですが…あとこれかあさんからの手紙です。」
師匠のおばさんはエリーゼからの手紙んび目を通すと
「コルか!!大きくなったな。」
「えっ!僕と会ったことありますか?」
「まだ赤子のときに一度だけな、やはりコルが魔笛吹きになったか!どれどれ笛を見せてみなさい」
「はい、母さんの魔笛ともう1本あるのですが組み換えで1本に出来たりしますか?」
「うむ、どれどれ…これならすぐ組み換えできるぞ!それにしてもこの赤い笛…これハーメルンの笛じゃないのか?」
「そうですよ!譲っていただきました」
「はよ言わんかい!!あのババアがコルに渡したということわ…おまえ…ちょちょちょっと待ってろ」
ドカバタドカバタ
「おまえ、女神の加護うけとるだろ?ほれこの魔笛おまえにやるよ!」
「女神…なんでそれを??」
「あの雑貨屋のババアとわ昔からの仲でな、あいつが言っていたのを思い出したんだ…ハーメルンを救えるのわ女神の加護をうけた者だけ、ってな」
「それで…この魔笛わなんでぼくに?」
「この魔笛も女神の加護を受けてないと音も出んからな!かなり昔だが女神から加護をうけたものが使っていたたお言われている魔笛だ!これも魔笛を組み替えるとき一緒に組み換えといてやる」
「そんな、何からなにまでありがとうございます。」
「なあにエリーゼのガキだこのくらい、そう言えばおまえの双子の弟はどうした?」
「弟…えっと、いま別件で任務に行っていますよ!アハハっ」
「ほぅ、そうか…まぁいつか連れてきてくれ。」
そういうとおばさんは、ものすごい手さばきで魔笛の組み換えをおわらせた。
「ほれ、少し吹いてみろ!」
「はい…」
♪~♪~♪
「コルの曲…ゆっくりきくの久々だわ…落ち着く」
「あぁ、さすがエリーゼの息子だな、魔笛の具合はどうだ?コル」
「うん…!!完璧です、音も透き通って心地いい!ありがとうございました!」
「あぁ、またいつでも顔をだせ!それと…どんな任務にいくのかわからんが…死ぬなよ!!」
こうしてコルたちは魔笛のメンテナンスを終わらせ騎士団の宿舎へと帰った。
その夜、明日アルと戦うことになるかもしれないこの状況で寝れるわけもなく宿舎の外を散歩していると噴水のとこに1人の人影をみつけた。
「なんだコルか…」
「団長…どうしたんですか??こんな時間に、」
「こんな時間ってコルおまえもだぞ?そうだな…少し昔のこと思いだしてな、そうだコル何か一曲変わった歌でも吹いてくれんか?」
「いいですよ、変わった曲…そうだ絶対団長たちが聞いたこともない曲を1曲吹きましょう」
そういうとコルは前世の自分のオリジナル曲を吹く
♪~♪~♪~
「どうですか?団長?」
リーベの方をみてみると、なぜかビックリしている
「お気に召しませんでした?」
「なんで…??…なんでお前がその曲をしってんだ?コル…」
「なんでってこれぼくのオリジナル曲ですよ?」
「そんなはずがなかろう…コルお前まさか…おいコルお前異世界転生とかしんじるか?」
「団長…まさか団長も…でもそうだとしてもなぜ団長がこの曲知って…もしかして【すずは】さん?」
「!!!!!お前やっぱり…あの時倒れた配信者か!いやー何かすっきり自分のなかの不思議が繋がったよ!!」
「団長の中での不思議って?」
「コルも転生者なら女神には会っただろ?その時わたしは言われたんだ…お前はこの世界の主人公じゃない、主人公が現れたらそいつを助けろ!そいつがうまくいけば魔王を倒しこの世界を助けるって…コルお前がこの世界の主人公だったんだな?」
「主人公?僕はそんなこと言われてませんよ?それにうまくいけばってあの女神かなり適当ですね…」
「それにコルわたしはお前に初めて会ったときから、なんだか前から知っている様な不思議な感覚はあったんだよ」
「そうですか?でも僕もなんだか納得しています。リーベ隊長のでたらめな強さ…こんなの女神の力がないとチートクラスですよ!」
「まぁそうだな!がははははっ!」
「それにしても心強い、じつは敵国の王は魔王が操ってるという情報が入ったが、女神がいう主人公が現れてないで本当にかてるのか?と少し不安になってたんだよ…というかアルがその主人公と思っていたんだ。それがこんな事になってしまい…」
「いや現に状況はあまり良くありません…そして僕よりアルは強い…これは確かです。でも僕にしかアルの目をさまさせることはできないので、もしアルがナトゥーラに来たときには僕が命をかけてでも止めます!」
「あぁ、大事にならなければいいが…さぁもう夜も遅いぞ、明日に備えて寝るか!」
そういい2人は明日の出陣に備える
そうかこんな形での帰省か…
応援ありがとうございます!
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