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神さまが創った神聖な儀式?
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なんとなく、話の流れが、私の好まない話題になりつつあるんだよね(汗)
でも、幼稚園とか小学生の恋じゃあるまいし、身体の関係が無いままで
続くはずもない。別に嫌いってワケではないんだけど、話をするとなると、
やっぱり、ちょっと抵抗があるっていうか・・・。
でも、苦手だって思ってることにも問題があったりするのかもしれない
よね。だって、神さまが創ったプログラムっていうの?プログラムって
いうのも、なんか変な感じではあるけど、そういうことでしょ?
必要が無かったら、神さまが創るはずないもんね。
「ミウ、『苦手な方向に話が進んじゃってるなぁ』って思っている
でしょ?(笑)」
「いや、別に・・・。っていうか、後は、アトランティーナはいつも
私のこと、全部お見通しなんだから、いちいち確認しなくても良くない?」
「あら、それは失礼しました。でも、この機会に、ミウの中にある
苦手意識も取り除きたいなと思っているの。それで、どうなの?
実際のところ、セックスの話題は苦手なのかしら?」
「はい、苦手です(汗)」
「でも、行為そのものが苦手ということではないんでしょ?」
「そ、それは・・・そうです(汗)」
「行為そのものは苦手ではないけど、話題にするのは苦手。それは、ミウに
限ったことではないんでしょうね。セックスに関して、誤解している人が
あまりにも多い。汚いものとか、いけないこと、恥ずかしいことっていう
認識が、ここまで深く根づいてしまっていることをとても残念に思うわ。
ミウも気づいていると思うけど、セックスも神さまが創ったことだからね。
目的は子孫繁栄なんだけど、それだけではないのよ。エネルギーを高める
ためにもセックスは有効な手段なの。だから、決して汚いものでもないし、
いけないものでもない。それに、恥ずかしいことでもないのよ」
「そうなのかもしれないけど、なんか、簡単には話題に出来ないって
いうか、人前で話すのはタブーな気がするよ」
「僕も人間になって、それは感じました。守護天使でいる時は、
食事したり、お風呂に入ったり、眠ったりするのと同じことのように感じて
いたんですよ。でも、人間は違いますよね。ミウさんが言うように
タブー視されているんだなって、少し驚きました」
「そうね。確かに、そういうところはあるかもしれないわね。でも、それは、
一部のことなのよね。例えば、愛情もないのに、快楽を求めるためだけに
身体を重ねるとか、他の利害を得るためにとか、愛以外の動機で
セックスを用いるのは、あまり感心しないわよね(苦笑)
だから、弦夜は、どうだったのかなと思って。いくら『人生に恋愛は不要だ!』
と思っていたとしても、人間の生理として、特に男性は、思春期くらいから
欲求が高まってくるでしょ?もちろん、自分で処理することも出来るけど、
それだけでは満足できないと思うのよ。行為そのものだけじゃなくて、
女性の肌や身体への好奇心も高まるだろうしね」
「そうですね。確かに女性とおつきあいをしようと思ったキッカケは、
身体なのかもしれません。だからと言って、愛情もないのに身体の処理だけの
ために女性とつきあうということにも抵抗感があったので、ちょっと
困りました(苦笑)
僕の方から積極的に女性を誘わなかったのは、そのせいもあるかも
しれませんね。なんというか、相手から告白される分には、責任を回避できる
っていうか・・・。ちょっとズルい考え方かもしれませんけど、自分に
罪悪感が残らない方法として、そうしていたような気がします(苦笑)
でも、告白されたら誰でも良いのかということではなくて、少しでも
僕の気持ちが動く人とだけ、おつきあいしたんですけどね(汗)
とはいえ、本気で好きだったのかと聞かれたら、胸を張って<はい!>とは
言えませんよね(苦笑)」
「弦夜は、欲望の処理としてセックスを捉えているの?」
「いいえ、そういう捉え方はしていません。先ほど、アトランティーナが
言ったように、互いのエネルギーを高め合うためには有効だと思いますし、
本来は、とても神聖な儀式のようなものだという理解もあります。
但し、それが叶うのは、お互いがお互いに対して、深い愛情を持っている
場合に限りますけどね」
「弦夜は、頭では理解しているのね。そう、弦夜が言う通りなのよ、ミウ。
セックスというのは、忌み嫌うものではなくて、神聖な儀式なのよ。
互いの愛情を交換し合うという意味合いがあるの。セックスで、得られる
快楽によって、宇宙との繋がりを深めることも出来るし、健康にも効果が
あるし、良質の睡眠を得る効果もあるのよ」
「えっ、そうなの!?」
「そうよ!セックス=恥ずべきもの、という感覚は、今すぐに捨てた方が
良いわね。身体を重ねて初めて、相手との本当の相性も分かるものなのよ。
愛情があって、その愛情がお互いに高まって、相手を求めることは、汚いこと
でもなければ、いけないことでもないし、恥ずかしいことでもないの。
人間の3つの本能は何か知っているわよね?」
「食欲、睡眠欲、性欲?」
「そうよ。本能って何のためにあると思う?」
「人が健康に生きていくために必要なもの?」
「そうよ!分かっているじゃない、ミウ。もし、セックスが汚いもので、
いけないことで、恥ずかしいものなのだとしたら、この3つの本能の中に
組み込まれることはないと思わない?」
「まぁ、確かに、それはそうだけど、あえて話題にするようなことでも
ないような気もするかな(苦笑)」
「今、セックスの話をしているのは、ミウが持っているセックスに対する
誤解を解くためなのよ。本当に心の底から愛し合っている相手と
セックスした時には、他では味わえないほど、深い幸せと充足感に
包まれるものなの。エネルギー同士が繋がるなんて、奇跡なのよ!だから、
神聖な儀式として、天界では扱われているの。少しは、誤解が解けたかしら?」
「っていうことは、セックスをして、感動が無かった場合、私は、心の底から
相手を愛していないっていうことになるの?」
「ま、そうでしょうね」
「なんか、今後、セックスするのが、ちょっと怖くなってきた(汗)」
「ミウさん、それは僕とのセックスが怖いっていうことですか?」
「う~ん、それは・・・」
「ミウ、ハッキリしなさい。大丈夫よ、弦夜は大きな心で受け止めて
くれるはずだから(笑)」
「ま、大きな心で受け止めはしますけど、肯定されたら、それはそれで、
やっぱり傷つきますよ(苦笑)」
今はまだ、弦ちゃんとのセックスが思い浮かばないっていうか・・・。
現実味を帯びないというか、そんな感じなんだよね(汗)
でも私、そんなに経験が多い方ではないと思うけど、セックスが楽しいって
思ったことないんだよね(苦笑)そんな私が、セックスを楽しめるように
なるのかなって思ったら、自信もないし、それが、怖さに繋がったんだと
思うんだ。
<次回へ続く>
でも、幼稚園とか小学生の恋じゃあるまいし、身体の関係が無いままで
続くはずもない。別に嫌いってワケではないんだけど、話をするとなると、
やっぱり、ちょっと抵抗があるっていうか・・・。
でも、苦手だって思ってることにも問題があったりするのかもしれない
よね。だって、神さまが創ったプログラムっていうの?プログラムって
いうのも、なんか変な感じではあるけど、そういうことでしょ?
必要が無かったら、神さまが創るはずないもんね。
「ミウ、『苦手な方向に話が進んじゃってるなぁ』って思っている
でしょ?(笑)」
「いや、別に・・・。っていうか、後は、アトランティーナはいつも
私のこと、全部お見通しなんだから、いちいち確認しなくても良くない?」
「あら、それは失礼しました。でも、この機会に、ミウの中にある
苦手意識も取り除きたいなと思っているの。それで、どうなの?
実際のところ、セックスの話題は苦手なのかしら?」
「はい、苦手です(汗)」
「でも、行為そのものが苦手ということではないんでしょ?」
「そ、それは・・・そうです(汗)」
「行為そのものは苦手ではないけど、話題にするのは苦手。それは、ミウに
限ったことではないんでしょうね。セックスに関して、誤解している人が
あまりにも多い。汚いものとか、いけないこと、恥ずかしいことっていう
認識が、ここまで深く根づいてしまっていることをとても残念に思うわ。
ミウも気づいていると思うけど、セックスも神さまが創ったことだからね。
目的は子孫繁栄なんだけど、それだけではないのよ。エネルギーを高める
ためにもセックスは有効な手段なの。だから、決して汚いものでもないし、
いけないものでもない。それに、恥ずかしいことでもないのよ」
「そうなのかもしれないけど、なんか、簡単には話題に出来ないって
いうか、人前で話すのはタブーな気がするよ」
「僕も人間になって、それは感じました。守護天使でいる時は、
食事したり、お風呂に入ったり、眠ったりするのと同じことのように感じて
いたんですよ。でも、人間は違いますよね。ミウさんが言うように
タブー視されているんだなって、少し驚きました」
「そうね。確かに、そういうところはあるかもしれないわね。でも、それは、
一部のことなのよね。例えば、愛情もないのに、快楽を求めるためだけに
身体を重ねるとか、他の利害を得るためにとか、愛以外の動機で
セックスを用いるのは、あまり感心しないわよね(苦笑)
だから、弦夜は、どうだったのかなと思って。いくら『人生に恋愛は不要だ!』
と思っていたとしても、人間の生理として、特に男性は、思春期くらいから
欲求が高まってくるでしょ?もちろん、自分で処理することも出来るけど、
それだけでは満足できないと思うのよ。行為そのものだけじゃなくて、
女性の肌や身体への好奇心も高まるだろうしね」
「そうですね。確かに女性とおつきあいをしようと思ったキッカケは、
身体なのかもしれません。だからと言って、愛情もないのに身体の処理だけの
ために女性とつきあうということにも抵抗感があったので、ちょっと
困りました(苦笑)
僕の方から積極的に女性を誘わなかったのは、そのせいもあるかも
しれませんね。なんというか、相手から告白される分には、責任を回避できる
っていうか・・・。ちょっとズルい考え方かもしれませんけど、自分に
罪悪感が残らない方法として、そうしていたような気がします(苦笑)
でも、告白されたら誰でも良いのかということではなくて、少しでも
僕の気持ちが動く人とだけ、おつきあいしたんですけどね(汗)
とはいえ、本気で好きだったのかと聞かれたら、胸を張って<はい!>とは
言えませんよね(苦笑)」
「弦夜は、欲望の処理としてセックスを捉えているの?」
「いいえ、そういう捉え方はしていません。先ほど、アトランティーナが
言ったように、互いのエネルギーを高め合うためには有効だと思いますし、
本来は、とても神聖な儀式のようなものだという理解もあります。
但し、それが叶うのは、お互いがお互いに対して、深い愛情を持っている
場合に限りますけどね」
「弦夜は、頭では理解しているのね。そう、弦夜が言う通りなのよ、ミウ。
セックスというのは、忌み嫌うものではなくて、神聖な儀式なのよ。
互いの愛情を交換し合うという意味合いがあるの。セックスで、得られる
快楽によって、宇宙との繋がりを深めることも出来るし、健康にも効果が
あるし、良質の睡眠を得る効果もあるのよ」
「えっ、そうなの!?」
「そうよ!セックス=恥ずべきもの、という感覚は、今すぐに捨てた方が
良いわね。身体を重ねて初めて、相手との本当の相性も分かるものなのよ。
愛情があって、その愛情がお互いに高まって、相手を求めることは、汚いこと
でもなければ、いけないことでもないし、恥ずかしいことでもないの。
人間の3つの本能は何か知っているわよね?」
「食欲、睡眠欲、性欲?」
「そうよ。本能って何のためにあると思う?」
「人が健康に生きていくために必要なもの?」
「そうよ!分かっているじゃない、ミウ。もし、セックスが汚いもので、
いけないことで、恥ずかしいものなのだとしたら、この3つの本能の中に
組み込まれることはないと思わない?」
「まぁ、確かに、それはそうだけど、あえて話題にするようなことでも
ないような気もするかな(苦笑)」
「今、セックスの話をしているのは、ミウが持っているセックスに対する
誤解を解くためなのよ。本当に心の底から愛し合っている相手と
セックスした時には、他では味わえないほど、深い幸せと充足感に
包まれるものなの。エネルギー同士が繋がるなんて、奇跡なのよ!だから、
神聖な儀式として、天界では扱われているの。少しは、誤解が解けたかしら?」
「っていうことは、セックスをして、感動が無かった場合、私は、心の底から
相手を愛していないっていうことになるの?」
「ま、そうでしょうね」
「なんか、今後、セックスするのが、ちょっと怖くなってきた(汗)」
「ミウさん、それは僕とのセックスが怖いっていうことですか?」
「う~ん、それは・・・」
「ミウ、ハッキリしなさい。大丈夫よ、弦夜は大きな心で受け止めて
くれるはずだから(笑)」
「ま、大きな心で受け止めはしますけど、肯定されたら、それはそれで、
やっぱり傷つきますよ(苦笑)」
今はまだ、弦ちゃんとのセックスが思い浮かばないっていうか・・・。
現実味を帯びないというか、そんな感じなんだよね(汗)
でも私、そんなに経験が多い方ではないと思うけど、セックスが楽しいって
思ったことないんだよね(苦笑)そんな私が、セックスを楽しめるように
なるのかなって思ったら、自信もないし、それが、怖さに繋がったんだと
思うんだ。
<次回へ続く>
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