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「我が母上は一体、何になってしまったんだ?」
「きっと公務が終わって、機嫌がよろしいのですよ」
ソアリスは何も言わないが、ルルエは顔を見ただけで、本日の公務が終わっていることは明らかであった。
「ナイルスと遊んでくれるなんて、有難いことですわ」
「確かにそれはそうだが……」
「お義母様のお顔を見るだけで、楽しい気持ちになりますのよ」
「そうか、それならいいが……」
ユリウスもソアリスのハツラツとした姿は好きではあるが、何を言い出すのか、何を仕出かすのか、驚かされるばかりで、緊張感とは違う、日々のメリハリにはなっているだろうとは思っていた。
「マイノスのところにも孫攫いに行ったんだろうか」
「イレナ様をお攫いになっているのではないかしら?」
「お攫いにな」
その通りで、今度はマイノスとエクシアーヌのところに行き、同様に孫攫い婆が登場していた。
「孫攫い婆だ!悪い口を開かせたくなければ、孫を寄こしなさい!」
もはや、母親でも祖母でもなくなっており、マイノスはユリウスと同じように呆れたが、エクシアーヌは目を輝かせている。
「はい、是非とも攫ってください」
丁度、イレナを抱いていたエクシアーヌは速攻で、孫攫い婆にイレナを渡そうとしていた。イレナもソアリスを見て、笑っている。
「シア、そんな簡単に」
「フハハハハ!孫攫い婆にそなたの妻は従順だな!」
「はい!もちろんです!」
「シア……」
ソアリスはひょいとイレナをいただき、軽々と抱きかかえた。
「おばあちゃ」
イレナはソアリスに抱きついて、声を上げた。
「そうだ!イレナ、おばあちゃだ!クソばばあだがな!ハハハハハ!」
「母上、悪い口が出てますよ。孫は渡したのに」
「それは、失礼した!おばあちゃんだ!」
「おばあちゃ」
イレナは嬉しそうに笑いかけており、ソアリスも釣られて満面の笑みである。
ソアリスは久し振りに午前中に公務が終わって、怒るような申請もなかったことで、ご機嫌であった。
「文句を言って来る娘とは違って、孫娘は可愛いな!いただいていくぞ!あっ、ちゃんとパンツに着替えさせるからな、心配するな!ハハハハハ!さらばだ!」
「よろしくお願いいたします~」
エクシアーヌに手を振りながら、ソアリスはまた颯爽と去って行った。
エマリーもケイトと同い年であるために、授業を受けているので、ソアリスはナイルスとイレナを攫って行ったのである。
「まさか母親が孫攫い婆になっていたとは」
「ふふふふふっ」
「どこに孫攫い婆だと自分で言う王妃がいるのだろうか」
「ふふっ、そうね。でもお義母様しか言えませんし、格好良かったですわ」
「後で様子を見に行ってみよう」
「そうですわね」
遊ぶことに関しては、ソアリスに右に出る者はいないことは、マイノスも身を持って知っている。
そして、芝生の上で三人で遊び、イレナも足取りがおぼつかない時もあるが、歩けることが楽しいようで、ナイルスに習ってソアリスに飛び込んでいる。
侍女も護衛も、昔ははらはらすることもあったが、今はちょっとやそっと転がったくらいでは動じないようになり、慣れと共に時間の流れを感じていた。
そこへ、上から遊んでいるのが見えたアンセムがやって来た。
「お祖母様に遊んでもらっておるのか」
「おっ!ナイルス、イレナ、じいさんがやって来たぞ!両足に捕まってやれ!行け!」
祖母が言うようなことではないが、ナイルスとイレナの背中をポンと押すと、嬉しそうにアンセムに飛び付いて行った。
「おお!」
「おじいさま、つかまえた!」
「た!」
アンセムも可愛い孫たちが両足にそれぞれ捕まる姿に、目じりを下げた。
「捕まってしまったな」
二人は嬉しそうに笑っており、アンセムも頭を撫でようと思ったが、とんでもない言葉がソアリスから放たれた。
「きっと公務が終わって、機嫌がよろしいのですよ」
ソアリスは何も言わないが、ルルエは顔を見ただけで、本日の公務が終わっていることは明らかであった。
「ナイルスと遊んでくれるなんて、有難いことですわ」
「確かにそれはそうだが……」
「お義母様のお顔を見るだけで、楽しい気持ちになりますのよ」
「そうか、それならいいが……」
ユリウスもソアリスのハツラツとした姿は好きではあるが、何を言い出すのか、何を仕出かすのか、驚かされるばかりで、緊張感とは違う、日々のメリハリにはなっているだろうとは思っていた。
「マイノスのところにも孫攫いに行ったんだろうか」
「イレナ様をお攫いになっているのではないかしら?」
「お攫いにな」
その通りで、今度はマイノスとエクシアーヌのところに行き、同様に孫攫い婆が登場していた。
「孫攫い婆だ!悪い口を開かせたくなければ、孫を寄こしなさい!」
もはや、母親でも祖母でもなくなっており、マイノスはユリウスと同じように呆れたが、エクシアーヌは目を輝かせている。
「はい、是非とも攫ってください」
丁度、イレナを抱いていたエクシアーヌは速攻で、孫攫い婆にイレナを渡そうとしていた。イレナもソアリスを見て、笑っている。
「シア、そんな簡単に」
「フハハハハ!孫攫い婆にそなたの妻は従順だな!」
「はい!もちろんです!」
「シア……」
ソアリスはひょいとイレナをいただき、軽々と抱きかかえた。
「おばあちゃ」
イレナはソアリスに抱きついて、声を上げた。
「そうだ!イレナ、おばあちゃだ!クソばばあだがな!ハハハハハ!」
「母上、悪い口が出てますよ。孫は渡したのに」
「それは、失礼した!おばあちゃんだ!」
「おばあちゃ」
イレナは嬉しそうに笑いかけており、ソアリスも釣られて満面の笑みである。
ソアリスは久し振りに午前中に公務が終わって、怒るような申請もなかったことで、ご機嫌であった。
「文句を言って来る娘とは違って、孫娘は可愛いな!いただいていくぞ!あっ、ちゃんとパンツに着替えさせるからな、心配するな!ハハハハハ!さらばだ!」
「よろしくお願いいたします~」
エクシアーヌに手を振りながら、ソアリスはまた颯爽と去って行った。
エマリーもケイトと同い年であるために、授業を受けているので、ソアリスはナイルスとイレナを攫って行ったのである。
「まさか母親が孫攫い婆になっていたとは」
「ふふふふふっ」
「どこに孫攫い婆だと自分で言う王妃がいるのだろうか」
「ふふっ、そうね。でもお義母様しか言えませんし、格好良かったですわ」
「後で様子を見に行ってみよう」
「そうですわね」
遊ぶことに関しては、ソアリスに右に出る者はいないことは、マイノスも身を持って知っている。
そして、芝生の上で三人で遊び、イレナも足取りがおぼつかない時もあるが、歩けることが楽しいようで、ナイルスに習ってソアリスに飛び込んでいる。
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そこへ、上から遊んでいるのが見えたアンセムがやって来た。
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「おっ!ナイルス、イレナ、じいさんがやって来たぞ!両足に捕まってやれ!行け!」
祖母が言うようなことではないが、ナイルスとイレナの背中をポンと押すと、嬉しそうにアンセムに飛び付いて行った。
「おお!」
「おじいさま、つかまえた!」
「た!」
アンセムも可愛い孫たちが両足にそれぞれ捕まる姿に、目じりを下げた。
「捕まってしまったな」
二人は嬉しそうに笑っており、アンセムも頭を撫でようと思ったが、とんでもない言葉がソアリスから放たれた。
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