Room 510

ひふみ しごろく

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共犯者

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浣腸され、排泄を人に見られる羞恥心、抵抗感、禁忌感。
繊細な弛緩筋コントロールにより彼女のアナルからは先程入れた浣腸液だけが音もなく皮膚を伝い流れ落ちる。
無論盛大な排泄ショーを見せて欲しいわけだが、人前で排泄行為をするだけでとてつもない決意が必要なことを思うと彼女の健気さにわたしの心は満たされていく。

彼女のアナルを弄び、犯す。
挿入の快感だけを問えばアナルに勝ち目は全く無い。
彼女の女性器は名器だ。
それでもわたしは彼女のアナルを愛する。
アナルパールを挿入し、引き出す。
排泄物が付着しないか怯える彼女も愛おしい。
最初は優しくほぐし、だんだんと激しく。
徐々に太いバイブへと。
彼女のアナルが大きく広がり卑猥に咥えこんでいく。
快感とも、羞恥もつかない吐息が漏れる。

彼女の口に挿入し、激しく奥まで犯す。
嗚咽が聞こえるまで繰り返す。
よだれを垂れ流し、苦しげな表情を浮かべる彼女に欲情する。

縛り付け、拘束する。
ある時はベッドに、ある時は拘束椅子に、ある時は磔台に。
隠すことも、抗うこともできない。
その姿をみると加虐心に火がつく。

薄暗い密室で異常性愛を共に楽しむ背徳感にわたしだけが知る彼女の痴態に優越感を覚える。
わたしのサディズムは、彼女なしでは成り立たない。

***

浣腸される。
広げて挿入しやすいようにしろと辱めを受けつつ。
徐々に流し込まれる浣腸液。
排泄物が出てしまう恐怖。人前で出す禁忌感。
弛緩筋をほんの少しだけ緩める。液以外が出てしまわないように。
生暖かい液がアナルから出て脚を伝っていくのがわかる。

アナルを犯される。
何度も、なんども。
ローションを塗り込まれ、指で。アナル用のオモチャで。バイブで。
様々なオモチャを繰り返し挿入され、抜かれる。
彼の眼の前で。
もう私のアナルは彼のモノも拒めない。
アナルも激しく犯されるまでに調教されてしまった。

優しく舐め、咥え、快感を与えるフェラチオ。
私の行為で彼を絶頂に導くのはたまらなく興奮する。
だけど今されているフェラは違う。
激しく、吐くほどに深くピストンされている。
慰みもののような扱い。

拘束され、身じろぎしかできない。
彼に委ねるしかない状況。
何をされるのかわからない恐怖と緊張感。
彼が興奮しているのが伝わる。
私もつられて興奮してしまう。

命令され強要される恥ずかしい行為に応じてしまう私の心。
私のマゾヒズムは彼なしでは成り立たない。



私達は秘密の性癖を共有する共犯者。








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