悪魔が運営する秘密クラブですから性癖全開で遊べます

ひふみ しごろく

文字の大きさ
5 / 5

第5話 こうして私はミツキと出会いました

しおりを挟む
続・ゴローちゃん

『えっと、お名前教えてもらえるかな?』

「敷島吾郎と申します。本日はよろしくお願いいたします」

ゴローはいつもどおりの所作で名刺を取り出し、相手より腰を低くして名刺を差し出そうとした。

…しかし相手はフワフワと飛んでいる30cm程度の妖精。
身長差は絶対的。これはどうしたものか。
とっさの機転でゴローはしゃがみ、片膝をついて名刺を差し出した。

『ご丁寧にありがとう。ふむふむ、ゴローさんね。いい名前だわ。
私はサキ。ここの案内人を務めているのよ』

どうみても彼女には大きすぎるが、丁寧に両手で受け取る妖精。
そしてどこからともなく現れ彼女から名刺をうやうやしく受け取る初老の執事。

応接セットに案内され、促されるままに着席する。
店内は豪華で清掃が行き届いており気持ちが良い。
チラシの怪しい雰囲気とのギャップがすごい。
この手の店は営業の付き合いで訪れたことこそあったが、これほどまでに怪しげな店を見たことがなかった。普段なら100%近づくことはないのだが、今日は違う。

自分を壊すには、自分の行動規範から外れたことをする。
そのためにも一番怪しい店を選ぶ。
それがゴローの出した答えだった。

『で、エリートサラリーマンなお兄さんは、どんな変態なの?』

「…ッ!」

愛くるしい姿をした妖精が、ド直球で剛速球を投げてきた。
いいお天気ですね的な世間話からスタートするビジネス会話に慣れたゴローは戸惑いを覚えた。

『…要するに、S男クンになって女性をいたぶりまくりたいワケね!
どんな責めをするの?
拘束?
排泄管理?
ローソク?
殴る蹴る?
拷問?
もしかして…殺してみたかったり?』

…危うくコーヒーを噴きこぼしそうになった。
ものすごくワクワクしながら彼女の妄想が炸裂しているようだ。
やはりこの店で受付係をしていると様々な性癖の人物と相対するのだろう。
彼女の言う「いたぶる」は自分の想像を超えている。

『それでそれでふたりの関係は?
SMらしくボンテージ?
それともメイドさんとご主人さま?
兄弟で禁断の関係?
おとなりの奥さんと禁断の関係?
親子で禁断の関係?』

…禁断の関係が好きなのだろうか。

「さまざまなバリエーションをご提示いただきましたが、シチュエーションは不要。お店にきて、女性を買った男と買われた女。事実そのままで結構です。
プレイ内容はいわゆるSMプレイを一通り試してみたい。
動画などで知識はあるが実際にやったことはありません。
やりながら趣味に合うか確かめていきたいと思います。
暴力は好みません。
無論殺人もしません。
自分からは以上です」

『ふ~ん…』

妖精は目を細めて値踏みしているようだが、私の発言に嘘はない。

『おっけ~!
お兄さん、任せておいて!
でもお兄さんの協力も必要よ。
すべてはお兄さん次第なの。
S志望なんだから、躊躇せずガンガンいたぶってあげて!』

「そうか…私次第か…」

『んじゃ今日は初めてのご来店だし、さっきの設定でいってみよ~!』

パッと明るい調子で彼女が告げる。

『ではお兄さ… いやゴローちゃん。
このままあの明かりが見える奥の部屋まで行ってね』

暗闇を通り抜けた先のドアに「310 SMルーム」とプレートがあった。
部屋の中央にクイーンベッド。
壁面にX字の磔。
SMチェアもある。
トイレには扉がなく、シャワールームはガラス張りだ。

枕元にあるタブレット端末が点滅している。
手に取ると「人身売買サイト」なる怪しいページが表示されている。
首輪と鎖で繋がれた女性写真が並ぶリスト。
写真をタップすると詳細が表示される。

なるほど、先ほど「買った男と買われた女」と言ったのをこう表現したのか。
リストから好みのタイプの女性をタップし、決定を押す。
名前は…
ミツキか。

即、部屋をノックする音が聞こえた。

「どなたか?」

返事はない。
ドアを開けると大型のスーツケースが置いてある。

まさか…と思いつつスーツケースを部屋へ運び込みゆっくりと倒す。
非常に重い。
ロックを解除して開くとそこには写真と同じように首輪とつけた女性が入っていた。
手足は縛り上げられ、口をガムテープで塞がれている。

あまりの衝撃に声も出ないでいると、先ほどのタブレットから着信音が聞こえる。

『やっほ~サキだよ。
その子はね、すごい借金をしてて身体を売って返済してるの。
どんなプレイもNGなしだから、好きにしていいのよ~
んで、いろんなことをすればするほど返済が進む仕組みだから、いいいいいいいっっぱいいろいろやってあげて!

…という設定よ。
じゃあね!』

…設定。
これはあくまでプレイの一環…

口に貼られたガムテープをゆっくりと剥がしてやり、起き上がる手助けをする。
裸体のまま縛られている姿が艶めかしい。

『お、お買い上げありがとうございます。
私はお客様のモノです。お客様が飽きるまでどうぞご自由になさってください』

彼女が怯えた目つきで言う。

…ここでいつものように気遣って優しくしてしまってはここに来た意味がない。
全ては私次第なのだ。

「いろいろなプレイをすれば、お前を助けることになるんだな?」

コクリとうなずく彼女。

『あちらのクローゼットにありとあらゆるプレイグッズが取り揃えてあります。それで私を辱めてください…』

手足の拘束を解いてやる。
きつく縛り付けられた跡にドキリとする。

彼女を自由にしたものの『さあSMをどうぞ』と言われても何をしていいものか。
思案していると彼女が首に手を回して抱きついてきた。

『一度、抱きしめてください』

誘われるままにベッドへ倒れ込み彼女の全身を愛撫していく。
徐々に大きくなる喘ぎ声に私の興奮も高まる。

『電マ…電マが欲しいです…』

「どこにだ?」

『クリトリスが好きです』

電マを彼女のクリトリスにそっと当てスイッチを入れる。

『あっ!』

ビクンと彼女の腰が跳ねる。

『いいの、電マ好きなんです…
指… あなたの指をオマンコに挿れて…』

電マを彼女に渡してオナニーさせ、私は彼女のオマンコに指を這わせる。充分に濡れたオマンコに指がヌルヌルと入っていく。

『とてもいいわ。あなたの指、好きよ。そのままゆっくりと動かして』

ヌルヌルした愛液で滑る指を押し込み、抜く。
努めてゆっくりと動かしながら指の角度を変えて彼女の反応を確かめる。
指のピストンに合わせて彼女が喘ぐ。

『ああ、すごくいい。電マとあなたの指でイかされちゃう!』

腰をビクビクと痙攣させながらミツキは私の前でイッた。
シーツに大きなシミができている。

『私、感じるとたくさん出ちゃうんです。恥ずかしい…」

ミツキが腕で表情を隠して照れている。

「ミツキの身体はとてもエロくていいね。
イッたまま電マを当て続けたらどうなっちゃうのかな?」

足を押し広げ再びクリトリスに電マを押し当てる。

『ひっ、ダメです!
イッたあとは敏感すぎて…
やめ…て…』

甘い声に誘われ電マを押し当て続ける。
本当にイヤならもっと抵抗するだろう。
再度指も挿れてやる。
先ほどよりもねっとりとした愛液で溢れんばかりに濡れている。
もっとも感じていた場所を念入りにゆっくり優しく指でこすってやる。

『ダメ、ダメです!
そこいいのっ!
おしっこ漏れちゃう!
漏れちゃうの!』

ひときわ大きく甘い声をあげるとミツキは本当に失禁した。
電マの振動で飛び散り、挿入した指を伝って温かい液体がシーツにあふれていく。
みるみるうちに大きな水たまりができあがり生暖かい感触がする。

『やだ、見ないで…
ごめんなさい。我慢できなかったんです』

「ミツキは悪い子だ。これはたっぷりお仕置きが必要だな」

指を濡らす彼女の愛液とおしっこをぺろりと舐めながら私はつぶやいた。
しおりを挟む
感想 1

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(1件)

スパークノークス

お気に入りに登録しました~

2021.09.21 ひふみ しごろく

ありがとうございます。楽しんでいただければ幸いです。

解除

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

乳首当てゲーム

はこスミレ
恋愛
会社の同僚に、思わず口に出た「乳首当てゲームしたい」という独り言を聞かれた話。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

今日の授業は保健体育

にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり) 僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。 その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。 ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。