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第1部 ブルー王国編
第5話
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「ただいまー」
僕は仕事を終えて我が家に帰宅した。
いつも、疲れた僕を癒すために最大限のもてなしをメイドたちはしてくれる。
本当に幸せだ。
食事をおえ、風呂に入り、風呂上りに休憩をしていたところで、僕はメイドの一人に声をかけた。
「あのさ、何か子供がよろこぶような遊び道具って用意できないかな。今度、孤児院のこどもたちに遊び道具を持っていくと約束しちゃって、何かいいのは無いかなと思ったんだけど」
僕がそう質問した相手はイオニアというメイドだ。
イオニアは、服の上からでもわかるほどの妖艶な肢体をもち、輝くようなブロンドの髪が腰まで伸びている。
控えめに言って絶世の美女だろう。
こんな美女が僕に仕えてくれてホントに良いのかなと思う時がある。
そのイオニアが振り向いて僕に目を向け、微笑みながら嬉しそうに、
「誇らしきご主人様、わたくしに声を掛けてくださり嬉しくて感激でございますわ。ご主人様がなされたお約束、たとえ相手が子供といえど完璧に果たされますよう手を尽くしましょう」
僕は相変わらず反応が大げさだなと感じるが、約束がまもれなかったら子供に申し訳ないので協力してくれるなら助かると思った。
「たとえば、ボールなどはいかがでしょうか。孤児院の男の子にはちょうど良いものかと思います」
とにっこりほほ笑むイオニア。
「ボールか・・・。さすがイオニア。目の付け所がいい。僕に異存はないよ」
「お誉めいただき恐縮ですわ」
そう言うとイオニアは後ろに手を組む。
その瞬間、手が輝き魔力がほとばしる。
そしてすっと手を前にだすと、その手には頭の大きさほどのボール・・・・・ボールのような球体のようなものが存在していた。
外見は丸い。
丸いうえに、うっすら光っていて内部には相当の魔力が込められている。
そのボール?を持ちながらにこやかな表情でイオニアは、
「これなどはどうでしょう。遊び道具にふさわしく軽くて丈夫、さらに表面を魔力の薄い膜で張り巡らして怪我をしないようにしたボールでございますわ」
そう言って艶やかな仕草でボール?を僕の前に捧げるポーズをとった。
僕はイオニアからそのボール?を受け取りじっくり見た。
黒々としているけど光沢がありとてもきれいなものだ。
これなら子供たちも喜んでくれそうだ。
人差し指でボール?をツンツンしてみる。
硬くない。でも表面に張られた魔力の膜があるから子供は怪我しないだろう。
それに軽い。中は魔力で渦巻いている。
これってもしかして魔石のたぐいになるのかな。
・・・・・・・・まあ、いいか。
「うん、これは丈夫でいいね。こどもの遊び道具にぴったりだ。でも、これ、もらっちゃっていいものなのかな。魔力が込められているみたいだし。あまり高価なものだとちょつと・・・・」
という不安げな僕の質問に対し、イオニアは艶やかな笑顔で、
「いえいえ、もともと家にあったものですし置き場所に困っていたぐらいでして。(本当はさきほど創造したものですし)それよりご主人様のお気に召したのならこれに優る喜びはございません。ぜひ子供たちにもっていってあげてくださいませ」
僕はその言葉に安心して、
「じゃあ、お言葉にあまえるね」
そう言ってそれをもらいうけることにし、翌日、孤児院にもっていった。
子供は最初、軽くて弾力がある魔石のようなボールを不思議そうに触っていたが、すぐに仲間とボール遊びをし始めた。
この世界でのボールは草や動物の皮でかためたものが一般的で硬くてゴツゴツして怪我をしてしまうこともしょっちゅうだったが、このボールだとそんな心配はない。
院長は信じられないようなものを見る目で、僕が持ってきたボール?を凝視していたがよほど珍しいものなのだろう。
でもすぐ慣れるよね。
「さて、見回りの続きにもどるか」
そう独り言をいって、僕は町のほうへ足を向けたのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ブルー王国の王と大臣たちで決めた結果、大臣が貴族のもとへ訪れ保有する魔石を調査し、該当する大きな魔石があればそれを召し上げる・・・・・は外聞が悪いので、なんとか穏便に譲り受けるという形で納得してもらうという方針に落ち着いた。
ブーゲンビリア第一大臣は、王族と公爵家を担当し、第二大臣のマロー侯爵が上級貴族以外の商会を含めた全てを受け持つことになった。
マロー侯爵の具体的な調査対象は王都に在籍する商会と下位貴族である。
先のお触れにもあったようにこの件はブルー王国全体の浮沈にかかわる問題だ。
強権を発動してでも各家が保有している魔石の調査をしていく必要があった。
しかし、しかしである。
とは言ってもお触れを出したとはいえ人の家の宝物庫をいきなり調査し、該当する魔石があればそれを持っていくなんて盗賊行為であろう。
マロー侯爵はブツブ文句を言いながら
「わしだっていやだよこんなこと。でも四の五の言ってられない。なんとか拳2つぶんを超える大きさの魔石を見つけ出さなきゃあならん・・・・」
ブルー王国内にある4つの町の冒険者ギルドにも伝令をとばしたが、結果はだめだった。
こぶし大の魔石など到底地方の町で保有できるものではなかった。
また、それほどの魔石をもつ高ランクの魔物の討伐依頼も無い。
上級貴族の連中なら保有している可能性は高いが、私のうけもつ商会もどんなコネを持っているか分からない。
もしかしたらAランク冒険者とのつながりを持っているかもしれないし、拳2つ分を超える大きさの魔石を持っているかもしれない。
そう少しの期待をこめてマロー侯爵は魔石の調査をはじめたのだった。
ブルー王国の王都に8つある商会の屋敷で魔石の調査をおこなったが、結果は思わしくなかった。
かろうじてこぶし大ほどの魔石をもつ商会があったのみである。
こぶし大ほどの魔石を保有していたのはブルー王国どころか周辺の国を含めても一番の規模をほこるラズベリー商会であった。
ラズベリー商会のブルー王国の支部にそれがあったが、差し出すことはものすごく渋られた。
当然の反応である。
あまり強気にでて今後の関係が悪くなるとそれこそ国民の生活に悪影響を及ぼすかもしれない。
強くでるのは最後の手段だと思い、とりあえず保留にした。
結局、他の商会や貴族からは魔石は発見できず、どうしたものかと途方に暮れていると、引き連れている騎士団の一人が孤児院の方角に強い魔力を感知したというのだ。
騎士団の一人が最初は魔物でも入り込んだかといぶかしんだが、どうもそうではない。
よくよく魔力を探ると生命反応でないようだ。
生命反応ではないので魔物ではないだろうとのこと。
むしろ魔石に近い反応だという。
しかし、これほど強い魔力の反応は初めてですと騎士団の者は言う。
この王都に、しかも孤児院の方角にそこまで強い魔力の魔石なぞあるか??
そういぶかしんだが、マロ―侯爵は藁にも縋る思いで孤児院に足を延ばしてみた。
「孤児院にまで足を延ばすは初めてかもしれぬな」
わしはそうつぶやきながら孤児院に続く道を歩いていた。
孤児院の近くまで来て、目に入る光景はこどもたちが楽しく遊んでいる様子だった。
両親を失い、訳ありの子供たちが集められていると聞いていたが、楽しく過ごしている姿を目にし、この国の為政者の1人としてわしの目にはすこし熱いものが感じられ・・・・・・・
「んんんんん!?」
「おい、あの男の子が投げているあれ、魔石じゃね?」
わしが指す方向から魔力を感知した騎士団員も目を見開いて驚いている。
あの子供たちがキャッチボールしているボール?からものすごい魔力を感じる。
あれが魔石だとしたらこぶし大どころか頭一つ分くらいの大きさだ。
わしは興奮して、走り出した。
こどもはびっくりしてこちらを見るが、それどころじゃない。
「その手にしているボールをみせてくれえええええええい!!!」
子供からボール?を取り上げ確認する。
間違いない。魔石だ。頭一つ分は優にある。
「よかった。これで我が国は救われたぞ」
創造神様。この奇跡に感謝いたします。
あまり信仰に熱心では無かったが、今は違う。
こんな巨大な魔石が孤児院で見つかるなど奇跡以外の何物でもない。
もちろん、孤児院にはさらなる支援と見返りを約束して、その魔石を王宮に持ち帰ったのだった。
その後、魔石をプラチナ帝国に献上したおかげで、ブルー王国はプラチナ帝国の傘下の国のなかで序列3位にまで格上げする事が決まった。
僕は仕事を終えて我が家に帰宅した。
いつも、疲れた僕を癒すために最大限のもてなしをメイドたちはしてくれる。
本当に幸せだ。
食事をおえ、風呂に入り、風呂上りに休憩をしていたところで、僕はメイドの一人に声をかけた。
「あのさ、何か子供がよろこぶような遊び道具って用意できないかな。今度、孤児院のこどもたちに遊び道具を持っていくと約束しちゃって、何かいいのは無いかなと思ったんだけど」
僕がそう質問した相手はイオニアというメイドだ。
イオニアは、服の上からでもわかるほどの妖艶な肢体をもち、輝くようなブロンドの髪が腰まで伸びている。
控えめに言って絶世の美女だろう。
こんな美女が僕に仕えてくれてホントに良いのかなと思う時がある。
そのイオニアが振り向いて僕に目を向け、微笑みながら嬉しそうに、
「誇らしきご主人様、わたくしに声を掛けてくださり嬉しくて感激でございますわ。ご主人様がなされたお約束、たとえ相手が子供といえど完璧に果たされますよう手を尽くしましょう」
僕は相変わらず反応が大げさだなと感じるが、約束がまもれなかったら子供に申し訳ないので協力してくれるなら助かると思った。
「たとえば、ボールなどはいかがでしょうか。孤児院の男の子にはちょうど良いものかと思います」
とにっこりほほ笑むイオニア。
「ボールか・・・。さすがイオニア。目の付け所がいい。僕に異存はないよ」
「お誉めいただき恐縮ですわ」
そう言うとイオニアは後ろに手を組む。
その瞬間、手が輝き魔力がほとばしる。
そしてすっと手を前にだすと、その手には頭の大きさほどのボール・・・・・ボールのような球体のようなものが存在していた。
外見は丸い。
丸いうえに、うっすら光っていて内部には相当の魔力が込められている。
そのボール?を持ちながらにこやかな表情でイオニアは、
「これなどはどうでしょう。遊び道具にふさわしく軽くて丈夫、さらに表面を魔力の薄い膜で張り巡らして怪我をしないようにしたボールでございますわ」
そう言って艶やかな仕草でボール?を僕の前に捧げるポーズをとった。
僕はイオニアからそのボール?を受け取りじっくり見た。
黒々としているけど光沢がありとてもきれいなものだ。
これなら子供たちも喜んでくれそうだ。
人差し指でボール?をツンツンしてみる。
硬くない。でも表面に張られた魔力の膜があるから子供は怪我しないだろう。
それに軽い。中は魔力で渦巻いている。
これってもしかして魔石のたぐいになるのかな。
・・・・・・・・まあ、いいか。
「うん、これは丈夫でいいね。こどもの遊び道具にぴったりだ。でも、これ、もらっちゃっていいものなのかな。魔力が込められているみたいだし。あまり高価なものだとちょつと・・・・」
という不安げな僕の質問に対し、イオニアは艶やかな笑顔で、
「いえいえ、もともと家にあったものですし置き場所に困っていたぐらいでして。(本当はさきほど創造したものですし)それよりご主人様のお気に召したのならこれに優る喜びはございません。ぜひ子供たちにもっていってあげてくださいませ」
僕はその言葉に安心して、
「じゃあ、お言葉にあまえるね」
そう言ってそれをもらいうけることにし、翌日、孤児院にもっていった。
子供は最初、軽くて弾力がある魔石のようなボールを不思議そうに触っていたが、すぐに仲間とボール遊びをし始めた。
この世界でのボールは草や動物の皮でかためたものが一般的で硬くてゴツゴツして怪我をしてしまうこともしょっちゅうだったが、このボールだとそんな心配はない。
院長は信じられないようなものを見る目で、僕が持ってきたボール?を凝視していたがよほど珍しいものなのだろう。
でもすぐ慣れるよね。
「さて、見回りの続きにもどるか」
そう独り言をいって、僕は町のほうへ足を向けたのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ブルー王国の王と大臣たちで決めた結果、大臣が貴族のもとへ訪れ保有する魔石を調査し、該当する大きな魔石があればそれを召し上げる・・・・・は外聞が悪いので、なんとか穏便に譲り受けるという形で納得してもらうという方針に落ち着いた。
ブーゲンビリア第一大臣は、王族と公爵家を担当し、第二大臣のマロー侯爵が上級貴族以外の商会を含めた全てを受け持つことになった。
マロー侯爵の具体的な調査対象は王都に在籍する商会と下位貴族である。
先のお触れにもあったようにこの件はブルー王国全体の浮沈にかかわる問題だ。
強権を発動してでも各家が保有している魔石の調査をしていく必要があった。
しかし、しかしである。
とは言ってもお触れを出したとはいえ人の家の宝物庫をいきなり調査し、該当する魔石があればそれを持っていくなんて盗賊行為であろう。
マロー侯爵はブツブ文句を言いながら
「わしだっていやだよこんなこと。でも四の五の言ってられない。なんとか拳2つぶんを超える大きさの魔石を見つけ出さなきゃあならん・・・・」
ブルー王国内にある4つの町の冒険者ギルドにも伝令をとばしたが、結果はだめだった。
こぶし大の魔石など到底地方の町で保有できるものではなかった。
また、それほどの魔石をもつ高ランクの魔物の討伐依頼も無い。
上級貴族の連中なら保有している可能性は高いが、私のうけもつ商会もどんなコネを持っているか分からない。
もしかしたらAランク冒険者とのつながりを持っているかもしれないし、拳2つ分を超える大きさの魔石を持っているかもしれない。
そう少しの期待をこめてマロー侯爵は魔石の調査をはじめたのだった。
ブルー王国の王都に8つある商会の屋敷で魔石の調査をおこなったが、結果は思わしくなかった。
かろうじてこぶし大ほどの魔石をもつ商会があったのみである。
こぶし大ほどの魔石を保有していたのはブルー王国どころか周辺の国を含めても一番の規模をほこるラズベリー商会であった。
ラズベリー商会のブルー王国の支部にそれがあったが、差し出すことはものすごく渋られた。
当然の反応である。
あまり強気にでて今後の関係が悪くなるとそれこそ国民の生活に悪影響を及ぼすかもしれない。
強くでるのは最後の手段だと思い、とりあえず保留にした。
結局、他の商会や貴族からは魔石は発見できず、どうしたものかと途方に暮れていると、引き連れている騎士団の一人が孤児院の方角に強い魔力を感知したというのだ。
騎士団の一人が最初は魔物でも入り込んだかといぶかしんだが、どうもそうではない。
よくよく魔力を探ると生命反応でないようだ。
生命反応ではないので魔物ではないだろうとのこと。
むしろ魔石に近い反応だという。
しかし、これほど強い魔力の反応は初めてですと騎士団の者は言う。
この王都に、しかも孤児院の方角にそこまで強い魔力の魔石なぞあるか??
そういぶかしんだが、マロ―侯爵は藁にも縋る思いで孤児院に足を延ばしてみた。
「孤児院にまで足を延ばすは初めてかもしれぬな」
わしはそうつぶやきながら孤児院に続く道を歩いていた。
孤児院の近くまで来て、目に入る光景はこどもたちが楽しく遊んでいる様子だった。
両親を失い、訳ありの子供たちが集められていると聞いていたが、楽しく過ごしている姿を目にし、この国の為政者の1人としてわしの目にはすこし熱いものが感じられ・・・・・・・
「んんんんん!?」
「おい、あの男の子が投げているあれ、魔石じゃね?」
わしが指す方向から魔力を感知した騎士団員も目を見開いて驚いている。
あの子供たちがキャッチボールしているボール?からものすごい魔力を感じる。
あれが魔石だとしたらこぶし大どころか頭一つ分くらいの大きさだ。
わしは興奮して、走り出した。
こどもはびっくりしてこちらを見るが、それどころじゃない。
「その手にしているボールをみせてくれえええええええい!!!」
子供からボール?を取り上げ確認する。
間違いない。魔石だ。頭一つ分は優にある。
「よかった。これで我が国は救われたぞ」
創造神様。この奇跡に感謝いたします。
あまり信仰に熱心では無かったが、今は違う。
こんな巨大な魔石が孤児院で見つかるなど奇跡以外の何物でもない。
もちろん、孤児院にはさらなる支援と見返りを約束して、その魔石を王宮に持ち帰ったのだった。
その後、魔石をプラチナ帝国に献上したおかげで、ブルー王国はプラチナ帝国の傘下の国のなかで序列3位にまで格上げする事が決まった。
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