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第4部 勇者と2人の王子編
第8話
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偶然かな。
3人の探している人の名前が僕のメイドの名前に似ている気がする。
たまたまかな。聞き間違えたのかな?
そしてもう一度つぶやいてしまった。
「シェラ・・・・、イオニア・・・・、ホーネット」
その声は小さく言ったのだが、その場にいる人全員に聞こえた。
大賢者とよばれる老婆らしき人物は僕のほうをじっと見つめていた。
しかし、アカエール様も、パンジー・マリーゴールドも、マホガニー様も僕の言った名前に反応するかのように声をあげた。
「大将軍シェーラ様だ」
「大魔道士イオニーア様よ」
「大宰相ホーネント様と呼んでくれぬか」
と言い直されてしまった。
だけど・・・・うん、やっぱりよく似てる。偶然とは思えない。
僕は勇気をだして3人に言った。
「あの・・・・シェラにイオニアにホーネットという名前なら、僕、知ってますよ。それに、会おうと思えば多分会えます。その人たちなら」
だけど本当は嘘だ。会えないかもしれない。もう僕に愛想を尽かしているかもしれないから。
だけど優しいから、こんな僕でも会うだけは会ってくれるかもしれないとも思った。
僕の言葉にアカエール様が返した。
「その話は本当か。いやしかし君はたしかに大将軍シェーラ様の魔力痕がのこる短剣を持っていたな。・・・・・・聞きたいのだが、君の護身用の短剣はだれからもらったのだ??シェーラ様からもらったのではないのか」
と聞いてきた。だから正直に、「シェラからもらったものだよ」と答えた。
「シェラだと。・・・・・・大将軍シェーラ様ではないのか。しかし名前がよく似ている」
うむむむむ。と唸っている。
僕はその様子を見てやっぱりただの勘違いだと思い、
「やっぱりやめましょう。僕の勘違いだと思います。変なこと言ってすいませんでした」
と謝った。しかし、その言葉をさえぎりマホガニー様が言う。
「わぬし、それは待ってくれ。1度そのホーネットという方に会わせてくれないか。どうか頼む。5年探してきてやっとつかんだ手がかりなのだ。こんなに似た名前は初めて聞いた。どうか頼む」
と言って頭を下げる。
龍族が人族に頭を下げるなんて聞いたことがない。龍族は誇り高い種族だ。
それを見てパンジー・マリーゴールドも
「私からもお願い。そのイオニア?・・・・・という方に会えるなら会わせてもらえないかしら。たとえ違っていても、責めないわ。どうかお願い」
と僕に頭を下げる。観念したのかアカエール様も、
「俺もこの通りだ。頼む」
と頭をさげた。僕はそれを見て決心した。
エクレアたちを呼んでみよう。あれ以来、会っていない僕の家族に。
自分の心の弱さのせいでエクレアたちを遠ざけたことを謝るためにも。
「分りました。皆さんがそこまでおっしゃるなら会わせようと思います。実は僕も彼女たちに気まずいことをしてしまいしばらく会っていないんです」
「だからもしかしたら会ってくれないかもしれない。でも、勇気が出ました」
僕はそういってゆっくりと目を閉じた。そして祈るように、
「聞こえているかい。もし聞こえていたら、戻ってきてくれないか。謝りたいんだ」
そう静かにつぶやいた。
僕は不安だった。
本当に現れてくれるだろうかそもそも僕が口にしただけで彼女たちに届くのかどうかもわからない。
しかし、あの別れ際の時に、エクレアは言った。
いつでもどこでも念じれば会いに来ると。
その言葉を信じて僕は声を出したのだ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
いま、僕の目の前には5人の美女が立っている。
アカエール様が膝をついて頭を下げ涙を流していた。
「おおおおおおおお。お会いしたかった。お久しぶりでございます。大将軍シェーラ様ああああ」
と、慟哭している。他の2人も同様だ。
「うわああああああ。大魔導士イオニーアさまああああああ。会いたかった。会いたかったあああああ」
「大宰相ホーネントさまお会いしとうございましたあああああっ。この出会いを創造神様に感謝します」
・・・・・・・うるさい。
けど、そんなこといっちゃだめだよな。
そういう僕も目の前にいる5人を見つめていた。そして謝罪の言葉を口にした。
「本当に来てくれたんだね。ありがとう。そしてずっと謝りたかった。ほんとにごめん。あの時は本当にごめん。ずっと後悔してた」
「許してくれとは言わないが、来てくれて本当に嬉しいよ。ありがとう」
その言葉を聞きながら5人がそばに来る。
そしてエクレアが最初に口を開いた。
「何も謝る事はございませんわ親愛なるご主人様。わたくしどもを再び必要としてくれるだけで、それだけで、わたくしどもは無上の幸せにございます」
次にリューシェが、
「わたくしどもはご主人様の喜びのためなら使い捨てられても構わない存在です。ご主人様が満足なさるのであればこれに勝る喜びはありませんわ。英明なるご主人様は何も気にする必要はございません」
変わってない。何も変わらず僕を気にかけてくれることに嬉しさが増す。
続いてシェラが、
「・・・・あの者たちがうるさいので、先に声をかけてきますね。ご主人様しばしお待ちを」
そう言って、シェラとイオニアとホーネットが3人の元へ向かった。
3人の探している人の名前が僕のメイドの名前に似ている気がする。
たまたまかな。聞き間違えたのかな?
そしてもう一度つぶやいてしまった。
「シェラ・・・・、イオニア・・・・、ホーネット」
その声は小さく言ったのだが、その場にいる人全員に聞こえた。
大賢者とよばれる老婆らしき人物は僕のほうをじっと見つめていた。
しかし、アカエール様も、パンジー・マリーゴールドも、マホガニー様も僕の言った名前に反応するかのように声をあげた。
「大将軍シェーラ様だ」
「大魔道士イオニーア様よ」
「大宰相ホーネント様と呼んでくれぬか」
と言い直されてしまった。
だけど・・・・うん、やっぱりよく似てる。偶然とは思えない。
僕は勇気をだして3人に言った。
「あの・・・・シェラにイオニアにホーネットという名前なら、僕、知ってますよ。それに、会おうと思えば多分会えます。その人たちなら」
だけど本当は嘘だ。会えないかもしれない。もう僕に愛想を尽かしているかもしれないから。
だけど優しいから、こんな僕でも会うだけは会ってくれるかもしれないとも思った。
僕の言葉にアカエール様が返した。
「その話は本当か。いやしかし君はたしかに大将軍シェーラ様の魔力痕がのこる短剣を持っていたな。・・・・・・聞きたいのだが、君の護身用の短剣はだれからもらったのだ??シェーラ様からもらったのではないのか」
と聞いてきた。だから正直に、「シェラからもらったものだよ」と答えた。
「シェラだと。・・・・・・大将軍シェーラ様ではないのか。しかし名前がよく似ている」
うむむむむ。と唸っている。
僕はその様子を見てやっぱりただの勘違いだと思い、
「やっぱりやめましょう。僕の勘違いだと思います。変なこと言ってすいませんでした」
と謝った。しかし、その言葉をさえぎりマホガニー様が言う。
「わぬし、それは待ってくれ。1度そのホーネットという方に会わせてくれないか。どうか頼む。5年探してきてやっとつかんだ手がかりなのだ。こんなに似た名前は初めて聞いた。どうか頼む」
と言って頭を下げる。
龍族が人族に頭を下げるなんて聞いたことがない。龍族は誇り高い種族だ。
それを見てパンジー・マリーゴールドも
「私からもお願い。そのイオニア?・・・・・という方に会えるなら会わせてもらえないかしら。たとえ違っていても、責めないわ。どうかお願い」
と僕に頭を下げる。観念したのかアカエール様も、
「俺もこの通りだ。頼む」
と頭をさげた。僕はそれを見て決心した。
エクレアたちを呼んでみよう。あれ以来、会っていない僕の家族に。
自分の心の弱さのせいでエクレアたちを遠ざけたことを謝るためにも。
「分りました。皆さんがそこまでおっしゃるなら会わせようと思います。実は僕も彼女たちに気まずいことをしてしまいしばらく会っていないんです」
「だからもしかしたら会ってくれないかもしれない。でも、勇気が出ました」
僕はそういってゆっくりと目を閉じた。そして祈るように、
「聞こえているかい。もし聞こえていたら、戻ってきてくれないか。謝りたいんだ」
そう静かにつぶやいた。
僕は不安だった。
本当に現れてくれるだろうかそもそも僕が口にしただけで彼女たちに届くのかどうかもわからない。
しかし、あの別れ際の時に、エクレアは言った。
いつでもどこでも念じれば会いに来ると。
その言葉を信じて僕は声を出したのだ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
いま、僕の目の前には5人の美女が立っている。
アカエール様が膝をついて頭を下げ涙を流していた。
「おおおおおおおお。お会いしたかった。お久しぶりでございます。大将軍シェーラ様ああああ」
と、慟哭している。他の2人も同様だ。
「うわああああああ。大魔導士イオニーアさまああああああ。会いたかった。会いたかったあああああ」
「大宰相ホーネントさまお会いしとうございましたあああああっ。この出会いを創造神様に感謝します」
・・・・・・・うるさい。
けど、そんなこといっちゃだめだよな。
そういう僕も目の前にいる5人を見つめていた。そして謝罪の言葉を口にした。
「本当に来てくれたんだね。ありがとう。そしてずっと謝りたかった。ほんとにごめん。あの時は本当にごめん。ずっと後悔してた」
「許してくれとは言わないが、来てくれて本当に嬉しいよ。ありがとう」
その言葉を聞きながら5人がそばに来る。
そしてエクレアが最初に口を開いた。
「何も謝る事はございませんわ親愛なるご主人様。わたくしどもを再び必要としてくれるだけで、それだけで、わたくしどもは無上の幸せにございます」
次にリューシェが、
「わたくしどもはご主人様の喜びのためなら使い捨てられても構わない存在です。ご主人様が満足なさるのであればこれに勝る喜びはありませんわ。英明なるご主人様は何も気にする必要はございません」
変わってない。何も変わらず僕を気にかけてくれることに嬉しさが増す。
続いてシェラが、
「・・・・あの者たちがうるさいので、先に声をかけてきますね。ご主人様しばしお待ちを」
そう言って、シェラとイオニアとホーネットが3人の元へ向かった。
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