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第4部 勇者と2人の王子編
第10話
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興奮冷めやらぬアカエール様が僕にお礼を言う。
「お前のおかげ・・・・・・こほん。いや、あなたのおかげで俺はシェーラ様との再会が果たせた。本当にありがとう」
「そして託宣の巫女様のおかげとも言える。本当にあの託宣と言うスキルはすごいな」
その言葉に間髪入れず、シェラが
「あ、その託宣の巫女も私が昔見出して、使徒としての契約を結んでいますので、ご主人様の良いように使えますよ」
アカエール様がびっくりした表情をしている。
その驚きをよそに僕は、
「僕の方こそありがとうございます。彼女たちとは少し行き違いがありまして、会うのをためらっていたのですが、皆様のおかげで会うきっかけをいただきました。こちらこそお礼を言わせてください」
とペコリとお辞儀をした。
そんな僕を不思議そうな目でみるアカエール様。
「君は、その・・・、全然、驕らないんだな」
ん、どういうこと?
「いや・・・・・・普通、あの方たちにあそこまで尽くされたら、態度も傲慢になってしかるべきだと思うのだが、そういう風に見えなくて意外だったのもので・・・・・・つい」
「あははは。彼女たちは僕にとっては大事な家族です。それに僕自身、まだまだ傲慢な態度をとれるほど、何かを身に付けたわけでも、成し遂げたわけでもありません」
「むしろ、アカエール様は、孤児の身から若くして将軍という立場に駆け上がったと聞いています。そちらのほうがよっぽどすごいと思いますよ。僕のほうこそ憧れます」
と返した
「ありがとう」
とアカエール様は僕に優しく返してくれた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
大賢者ダスキーに会った勇者様はダスキーから、「勇者の真なる力」を授けられた。
これで魔王を倒す力を身に付けた。
勇者様は今この場にいない「剣聖」ヘーゼルと合流したのち、魔王のいる地域へと出立することになった。
勇者様によると、「剣聖」ヘーゼルはブラウン王国出身である。
しかもブラウン王国第1王子だという。
いま、母国にもどり、魔王討伐に必要な魔石を取りに戻っているそうだ。
僕はその話をきいたとき、本当に何気なく大使館の地下であったあの男を思い出していた。
あの男が剣聖ヘーゼルの訳がないし、勇者様の仲間があんな非道なことに加担しているはずがない。
剣聖ヘーゼル(勇者様から聞いた本名はヘーゼル・ブラウニア)は母国の者が魔族を拉致してその体から魔石をつくっているということを知らないでいるかもしれない。
第1王子でもあるし、知ったら止めるのに協力してもらえるかもしれない。
そして、魔族拉致の件はどうなったかと言うと。
ダスキーが言うには、魔族拉致の証拠、魔族を原料とする魔石の作成の証拠、これらはすべてブラウン王国の王宮に隠されていると言う。
とくに、魔族を原料とする魔石の作成は自分がブラウン王国の者に教えたことであるから、そのメモが残されているはずだと言った。
ええええ、そんな恐ろしいことを教えたの。
と僕が驚いていると、ダスキーはあわてて弁解した。
「いえいえ、ご主人様。誤解しないでください。わたくしは、ブラウン王国の王家から、魔力を高めるための訓練の仕方や、魔力制御の訓練の仕方、属性の変換や属性を増やす方法など、魔法に関する訓練の知識を授けてほしいと言う依頼に応えただけです」
「その訓練のひとつに肉体を魔力で操作するものがあり、魔力の強い肉体、例えば魔族のような肉体を操作すれば魔石に近いものができることをブラウン王国の者が気づいてしまったのでございます」
なるほどね。魔力訓練の副産物みたいなものか。
でもそういうのに気づいた人は相当優秀な人だな。
だけど才能の使い方を誤った例だと僕は思った。
「わかった。なら、これからブラウン王国の王宮に乗り込み、非人道的な行為をやめさせよう。エクレア、シェラ、イオニア、リューシェ、ホーネット。よろしく頼む」
僕はメイドに声をかける。
5人は声をそろえて「ハハッ」と答えた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
その様子を見ていた私パンジー・マリーゴールドはうらやましいなと思ってしまった。
しかしこれではいけない。
私は未練を断ち切るかのように、頭を振りかぶった。
そうだ、私には勇者様の仲間として勇者様と共に行動する使命がある。
魔族拉致の件は名残惜しいが、優先順位を間違えてはいけない。
そうイオニーア様に言われたし。
隅でなぜかいじけている勇者様に声をかける。
「あの、勇者様?勇者の真なる力も授かったことですし。そろそろ魔王退治に行きませんと」
そう声をかけた途端、勇者アベルはガバッと起き上がり、
「そうだった。俺には大事な使命があった!」
「こんなところでぼやぼやしている場合じゃあない。俺たちもそろそろヘーゼルとの待ち合わせの場所へ行こう。ヘーゼルも待ちくたびれているだろう」
「パンジー、転移をおねがいできるかな?」
さっきまでいじけていた様子の勇者に若干引き気味だった私は、気を取り直し、
「もちろんです!」
と元気よく答えた。
そして私と勇者様、それにエルフの弓騎士シャンディは、剣聖ヘーゼル・ブラウニアの待つ場所へ転移した。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
現在、僕たちはブラウン王国の王宮のそばにある小高い丘にいる。
ここは見晴らしがよく王宮がしっかり見えるので、簡易テントをたて拠点としている。
この場にいるのは僕とアカエール様、マホガニー様、そして僕の5人のメイドたちだ。
ちなみにメイドたちは素顔だとすごく目立つから、以前のように目立たない格好をして僕の従者として控えている。
さて、このあとどうしよう。
ここまで来たはいいけど、どうやって証拠を確保しようかと考えていると、万事に頼れるエクレアが、
「僭越ながら、親愛なるご主人様に意見を述べさせていただきます。私の監視魔法で王宮内を見ていると、王宮ではすでに剣聖である第1王子が第2王子を殺したようです」
「魔石の件は第2王子が主導していました。第1王子はそれを知りつつ第2王子を利用したうえで殺し、最後は自分が横取りするつもりですね」
「同時に、王や大臣、魔石の事業にかかわる役人も軟禁したみたいです」
「さらに、ブラウン王国中の兵士を王宮前に集めています。その数3000にのぼります」
「最後に、親愛なるご主人様の本来の目的であるリリ様の父親の無罪を証明するものはその王宮内にあるみたいです」
「3000の兵士をなんとかして王宮に入り、あの第1王子を倒せば証拠も確保できるかと」
それを聞いた僕は、リリとリリのお父さんのことをすっかり忘れていたことに気づいた。
あぶねーあぶねー。さすがエクレア。
僕の本来の目的を思い出させてくれた上に、その解決方法まで教えてくれたよ。
あとは3000の兵士だな。
やみくもに攻撃をしかけて被害を出したくないし。どうするかな。
「お前のおかげ・・・・・・こほん。いや、あなたのおかげで俺はシェーラ様との再会が果たせた。本当にありがとう」
「そして託宣の巫女様のおかげとも言える。本当にあの託宣と言うスキルはすごいな」
その言葉に間髪入れず、シェラが
「あ、その託宣の巫女も私が昔見出して、使徒としての契約を結んでいますので、ご主人様の良いように使えますよ」
アカエール様がびっくりした表情をしている。
その驚きをよそに僕は、
「僕の方こそありがとうございます。彼女たちとは少し行き違いがありまして、会うのをためらっていたのですが、皆様のおかげで会うきっかけをいただきました。こちらこそお礼を言わせてください」
とペコリとお辞儀をした。
そんな僕を不思議そうな目でみるアカエール様。
「君は、その・・・、全然、驕らないんだな」
ん、どういうこと?
「いや・・・・・・普通、あの方たちにあそこまで尽くされたら、態度も傲慢になってしかるべきだと思うのだが、そういう風に見えなくて意外だったのもので・・・・・・つい」
「あははは。彼女たちは僕にとっては大事な家族です。それに僕自身、まだまだ傲慢な態度をとれるほど、何かを身に付けたわけでも、成し遂げたわけでもありません」
「むしろ、アカエール様は、孤児の身から若くして将軍という立場に駆け上がったと聞いています。そちらのほうがよっぽどすごいと思いますよ。僕のほうこそ憧れます」
と返した
「ありがとう」
とアカエール様は僕に優しく返してくれた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
大賢者ダスキーに会った勇者様はダスキーから、「勇者の真なる力」を授けられた。
これで魔王を倒す力を身に付けた。
勇者様は今この場にいない「剣聖」ヘーゼルと合流したのち、魔王のいる地域へと出立することになった。
勇者様によると、「剣聖」ヘーゼルはブラウン王国出身である。
しかもブラウン王国第1王子だという。
いま、母国にもどり、魔王討伐に必要な魔石を取りに戻っているそうだ。
僕はその話をきいたとき、本当に何気なく大使館の地下であったあの男を思い出していた。
あの男が剣聖ヘーゼルの訳がないし、勇者様の仲間があんな非道なことに加担しているはずがない。
剣聖ヘーゼル(勇者様から聞いた本名はヘーゼル・ブラウニア)は母国の者が魔族を拉致してその体から魔石をつくっているということを知らないでいるかもしれない。
第1王子でもあるし、知ったら止めるのに協力してもらえるかもしれない。
そして、魔族拉致の件はどうなったかと言うと。
ダスキーが言うには、魔族拉致の証拠、魔族を原料とする魔石の作成の証拠、これらはすべてブラウン王国の王宮に隠されていると言う。
とくに、魔族を原料とする魔石の作成は自分がブラウン王国の者に教えたことであるから、そのメモが残されているはずだと言った。
ええええ、そんな恐ろしいことを教えたの。
と僕が驚いていると、ダスキーはあわてて弁解した。
「いえいえ、ご主人様。誤解しないでください。わたくしは、ブラウン王国の王家から、魔力を高めるための訓練の仕方や、魔力制御の訓練の仕方、属性の変換や属性を増やす方法など、魔法に関する訓練の知識を授けてほしいと言う依頼に応えただけです」
「その訓練のひとつに肉体を魔力で操作するものがあり、魔力の強い肉体、例えば魔族のような肉体を操作すれば魔石に近いものができることをブラウン王国の者が気づいてしまったのでございます」
なるほどね。魔力訓練の副産物みたいなものか。
でもそういうのに気づいた人は相当優秀な人だな。
だけど才能の使い方を誤った例だと僕は思った。
「わかった。なら、これからブラウン王国の王宮に乗り込み、非人道的な行為をやめさせよう。エクレア、シェラ、イオニア、リューシェ、ホーネット。よろしく頼む」
僕はメイドに声をかける。
5人は声をそろえて「ハハッ」と答えた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
その様子を見ていた私パンジー・マリーゴールドはうらやましいなと思ってしまった。
しかしこれではいけない。
私は未練を断ち切るかのように、頭を振りかぶった。
そうだ、私には勇者様の仲間として勇者様と共に行動する使命がある。
魔族拉致の件は名残惜しいが、優先順位を間違えてはいけない。
そうイオニーア様に言われたし。
隅でなぜかいじけている勇者様に声をかける。
「あの、勇者様?勇者の真なる力も授かったことですし。そろそろ魔王退治に行きませんと」
そう声をかけた途端、勇者アベルはガバッと起き上がり、
「そうだった。俺には大事な使命があった!」
「こんなところでぼやぼやしている場合じゃあない。俺たちもそろそろヘーゼルとの待ち合わせの場所へ行こう。ヘーゼルも待ちくたびれているだろう」
「パンジー、転移をおねがいできるかな?」
さっきまでいじけていた様子の勇者に若干引き気味だった私は、気を取り直し、
「もちろんです!」
と元気よく答えた。
そして私と勇者様、それにエルフの弓騎士シャンディは、剣聖ヘーゼル・ブラウニアの待つ場所へ転移した。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
現在、僕たちはブラウン王国の王宮のそばにある小高い丘にいる。
ここは見晴らしがよく王宮がしっかり見えるので、簡易テントをたて拠点としている。
この場にいるのは僕とアカエール様、マホガニー様、そして僕の5人のメイドたちだ。
ちなみにメイドたちは素顔だとすごく目立つから、以前のように目立たない格好をして僕の従者として控えている。
さて、このあとどうしよう。
ここまで来たはいいけど、どうやって証拠を確保しようかと考えていると、万事に頼れるエクレアが、
「僭越ながら、親愛なるご主人様に意見を述べさせていただきます。私の監視魔法で王宮内を見ていると、王宮ではすでに剣聖である第1王子が第2王子を殺したようです」
「魔石の件は第2王子が主導していました。第1王子はそれを知りつつ第2王子を利用したうえで殺し、最後は自分が横取りするつもりですね」
「同時に、王や大臣、魔石の事業にかかわる役人も軟禁したみたいです」
「さらに、ブラウン王国中の兵士を王宮前に集めています。その数3000にのぼります」
「最後に、親愛なるご主人様の本来の目的であるリリ様の父親の無罪を証明するものはその王宮内にあるみたいです」
「3000の兵士をなんとかして王宮に入り、あの第1王子を倒せば証拠も確保できるかと」
それを聞いた僕は、リリとリリのお父さんのことをすっかり忘れていたことに気づいた。
あぶねーあぶねー。さすがエクレア。
僕の本来の目的を思い出させてくれた上に、その解決方法まで教えてくれたよ。
あとは3000の兵士だな。
やみくもに攻撃をしかけて被害を出したくないし。どうするかな。
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