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スピンオフ:【マルコの初恋】柔らかな感触と劣情(18R)
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マルコの屋敷は郊外にあるが、馬車がないと職場に通うことは難しいほどの距離であるため、街中のアパートに部屋を借りている。
マルコはリズデの手を繋いだまま階段を駆け上がり、その部屋のドアを乱暴に開けた。
リズデを部屋の中に引っ張りこむと、閉めたドアにリズデの身体を押し付け、その唇に荒々しく口付けた。
角度を何度も変え、その濡れた唇にむしゃぶりつく。
小さな舌を舐め上げて上顎をなぞる。
リズデはマルコの肩に掛けた両手で押して身体を離そうとするが、うまく力が入らないようだ。
ようやく唇を解放して、ずり落ちようとするリズデの腕を掴んだ。
更にリズデの足の間に自分の足を差し込んで支える。
スカートが捲り上がり、白い太ももが露になる。
マルコは残された片手で膝から腿までゆっくり撫で上げ、その白く滑らかな感触を楽しんだ。
首筋からゆっくり這わせた舌は、鎖骨をなぞる。
リズデから甘い吐息が漏れ、それが更にマルコを煽る。
両手で腰を引き寄せて、仰け反った首筋を今度は下から舐めあげる。
たどり着いた柔らかな耳朶を甘噛みして、耳穴に舌を差し込んだ。
リズデが震えてマルコの肩を押す。
「いやっ…やめ…」
どうやら耳が感じやすいらしい。
マルコが更に舌を奥に差し込んで刺激すると、リズデは息を荒くして快感から逃げるように身体を傾けた。
その身体を抱き止めて、リズデの額から頬を撫でた。
上気した頬と潤んだ瞳、少し腫れた唇が目に入る。
息も絶え絶えになりながらリズデが訴えた。
「ちょ、ちょっと、もっとお手柔らかにお願いします。わ、私、初心者なんで…」
マルコは深呼吸をした。
「ああ、すまん。…怖かったか?」
頬を撫でて額にキスをすると、リズデは、困ったようにマルコを見上げた。
「怖くはないけど…息が止まるかと思いました」
「俺もここまで余裕がないのは初めてだ」
マルコはリズデを抱き寄せた。
リズデもマルコの背に手を伸ばす。
波打つ鼓動と荒い呼吸をお互いに落ち着かせるようにしばらく抱き合った。
リズデの告白からここに至るまでの記憶が曖昧だ。
とにかく今すぐリズデの全てを手に入れたくて、拐うようにこの部屋に連れてきた。
今までの女性達には、夢中になっているように見せかけることはあっても、我を忘れるほど行為にのめり込むことなどなかった。
常に芯は冷えていた。
「ふふ…本当だ。鼓動が早い」
リズデが胸にすり寄る感触に、マルコの理性はまたしても焼き切れそうになる。
無防備にも程がある。
狂暴なほどの欲情を必死で押さえつけ、マルコはリズデを抱き上げた。
リズデは、慌ててマルコの首に手を回してしがみつく。
嗅ぎ慣れた香りが鼻腔をくすぐり、マルコを急かす。
マルコは寝室のノブを回して蹴り開けると、ベッドにリズデを座らせた。
マルコはリズデの手を繋いだまま階段を駆け上がり、その部屋のドアを乱暴に開けた。
リズデを部屋の中に引っ張りこむと、閉めたドアにリズデの身体を押し付け、その唇に荒々しく口付けた。
角度を何度も変え、その濡れた唇にむしゃぶりつく。
小さな舌を舐め上げて上顎をなぞる。
リズデはマルコの肩に掛けた両手で押して身体を離そうとするが、うまく力が入らないようだ。
ようやく唇を解放して、ずり落ちようとするリズデの腕を掴んだ。
更にリズデの足の間に自分の足を差し込んで支える。
スカートが捲り上がり、白い太ももが露になる。
マルコは残された片手で膝から腿までゆっくり撫で上げ、その白く滑らかな感触を楽しんだ。
首筋からゆっくり這わせた舌は、鎖骨をなぞる。
リズデから甘い吐息が漏れ、それが更にマルコを煽る。
両手で腰を引き寄せて、仰け反った首筋を今度は下から舐めあげる。
たどり着いた柔らかな耳朶を甘噛みして、耳穴に舌を差し込んだ。
リズデが震えてマルコの肩を押す。
「いやっ…やめ…」
どうやら耳が感じやすいらしい。
マルコが更に舌を奥に差し込んで刺激すると、リズデは息を荒くして快感から逃げるように身体を傾けた。
その身体を抱き止めて、リズデの額から頬を撫でた。
上気した頬と潤んだ瞳、少し腫れた唇が目に入る。
息も絶え絶えになりながらリズデが訴えた。
「ちょ、ちょっと、もっとお手柔らかにお願いします。わ、私、初心者なんで…」
マルコは深呼吸をした。
「ああ、すまん。…怖かったか?」
頬を撫でて額にキスをすると、リズデは、困ったようにマルコを見上げた。
「怖くはないけど…息が止まるかと思いました」
「俺もここまで余裕がないのは初めてだ」
マルコはリズデを抱き寄せた。
リズデもマルコの背に手を伸ばす。
波打つ鼓動と荒い呼吸をお互いに落ち着かせるようにしばらく抱き合った。
リズデの告白からここに至るまでの記憶が曖昧だ。
とにかく今すぐリズデの全てを手に入れたくて、拐うようにこの部屋に連れてきた。
今までの女性達には、夢中になっているように見せかけることはあっても、我を忘れるほど行為にのめり込むことなどなかった。
常に芯は冷えていた。
「ふふ…本当だ。鼓動が早い」
リズデが胸にすり寄る感触に、マルコの理性はまたしても焼き切れそうになる。
無防備にも程がある。
狂暴なほどの欲情を必死で押さえつけ、マルコはリズデを抱き上げた。
リズデは、慌ててマルコの首に手を回してしがみつく。
嗅ぎ慣れた香りが鼻腔をくすぐり、マルコを急かす。
マルコは寝室のノブを回して蹴り開けると、ベッドにリズデを座らせた。
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