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◆漁港に変更しました
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サイカ村に戻るとティーダさんが村人にデューク様の署名入りの移住許可書を見せる。
「へぇ本当に領主のサインだ。ティーダよ、よくもらってこれたな。たいしたもんだ。」
「俺じゃねえ。」
「へ?『俺じゃない』って実際にお前がもらって来たじゃねえか。何言ってんだ?」
「だから、俺じゃねえって。そこのガキだよ、ケインが全部一人でやったんだ。俺は領主に文句を言うどころか何も言えなかったんだ。」
「アルフ、お前は全部見てたんだろ。本当なのか?」
「ああ、本当だ。そこのガキには逆らわない方がいいぞ。何せ、領主を顎で使うからな。本当にとんでもないのに目を付けられたもんだ。」
「もうティーダさんだけじゃなくアルフさんまでそう言うんだ。うん、分かった。二人は忙しさで不安を紛らわしたいんだね。よ~く分かったよ。楽しみだね。」
「あ~あ、ティーダよ。死なない程度にな。」
「まあ、ワシらは見ての通りジジイじゃて何も期待するでないぞ。」
「「………」」
「まあ、いいよ。さっさと引越しを終わらせようよ。」
ゲートを集合住宅前に繋ぎ、リヤカーを引っ張った村民を通す。
「ほら、ティーダさん達もさっさと行く。」
「分かったから、行くから、尻を蹴るんじゃねえ!」
ゲートを潜った村民が見たのは十階建ての集合住宅だ。
「なあ、この四角いのに住むのか?」
「どこから入るんだ?」
「どこに行けばいいんだ?」
「ガンボさん、ここはお願いね。」
「おお、任された。ほら、とりあえずリヤカーはそこに置いて先に部屋に案内するぞ。」
「「「「「…お、おお。」」」」」
「ティーダさん達も先に部屋を見て来なよ。初日から家が分からないとか、迷子になるよ。」
「「分かった。行ってくる。」」
「一時間後に下で待ってるから。」
「「ああ。」」
「さて、ケインよワシらは何をするのかな。」
「じゃ、港に戻って作ってしまうね。」
ゲートを港へ繋げ潜って行く。
「港に戻ったわけじゃが、何を作るつもりなんじゃ。」
「漁協兼水産研究所兼集荷所かな?」
「待て待て、ここは港と言うことで旅客向けの施設にするんじゃなかったのか?」
「まあ、そう考えてはいたけど、その前にティーダさん達向けの施設が必要だからね、今作っちゃおう!えいっ」
一瞬で五階建ての建物が目の前に聳え立つ。
一階部分は上に上がるエレベーターと階段、大きな冷蔵室、冷凍庫、トイレと簡易な事務室っぽい部屋で後は柱があるだけだった。
二、三階部分は水産研究所で使用し、四、五階部分を漁協で使う予定だ。
「どう?こんなもんで。あ、そうだ足りなかったね。っとこれでいいかな。」と岸壁側に水揚げ用の簡易クレーンを設置する。
「なあケインよ、説明はしてくれるんだろうな。」
「するから、ちょっと待ってて。どうせなら一回で済ませたいからさ。」
ケインは建物の内部を確認しながら、漁協で使用する四階に来ると「ここは事務室と更衣室、給湯室があればいいか、トイレはもちろんだね。さ、次だ。次!」と五階に上がる。
「ここは会議室、トイレ、給湯室、あと必要かな?まあ一応作っとくか、組合長室と。よし、これでとりあえずは終わりか。さあティーダさん達を迎えに行こうか。」
ゲートを開くとティーダさん達が揃っていたので、さっさとゲートを潜ってこっちに来るように言うと、渋々といった感じで潜って来る。
「何でそんなに嫌そうなの?」
「あのな、一日にあれやこれやいろんなことがあちこちからやってきたんだ。多少はうんざりしてもいいだろう。」
「あれ、そんなこと言うんだ。じゃあしょうがない折角移住してもらったのに申し訳ないけど、元の場所に戻ってもらおうかな。ただし、お二人だけね。他の人はここが気に入っているようだから、ちゃんと仕事も世話して暮らしていけるように面倒見るから何も心配いらないからね。」
二人の目の前にサイカ村へとゲートを繋げると綺麗な土下座で「「ごめんなさい。もう言いません。」」と訴えるティーダさん達がいた。
「別にいいよ、嫌ならいつ言ってくれてもいいから。何なら無人のドワーフの里でもいいよ。」
「「…勘弁して下さい。」」
「ケインよ、そこまでにしてやれや。ティーダもケインがお前達のためにしてることはわかっているじゃろ?多少は自分の為というのもあるがの。」
「「はい、分かっています。」」
「だけど、急にいろんなことが目の前で起こって気が動転したというか、まともな判断が出来なかったというかする暇もないというか…」
「分かる!分かるぞ。ワシも最初はそうじゃった。」
「ガンボよ、お前も里に帰るか?」
「い、嫌じゃ!何でそんな非道いことを言うんじゃ!」
「なら、同調せずにしっかりと言い聞かせるんじゃな。それにワシは言うたぞ。平穏な日常には戻れんとな。」
「「「…た、確かに。」」」
「でも、誰がここまでの非日常を想像出来るってんだ!それこそ「もういいです。で、結局どうするんですか?」」
「「………」」
「俺は、別にティーダさんやアルフさんでなくてもいいんですよ。素直にこちらの言うことを真剣に受け止めてくれる人ならね。で、どうします?」
「「………さい。」」
「え?何ですか?」
「「すみませんでした。こちらで働かせて下さい。お願いします。」」
「じゃあもう愚痴はいいですね。今度その手の愚痴を言うなら、交代してもらいますからね。」
「もし、交代となったら、どこかに行かせられるのか?」
「どこも何もほら、あそこに戻るだけじゃないですか。」
そう言ってケインが指差すのは寂れたサイカ村だった。
『既に移住先の集合住宅の部屋に案内され隙間風もなく風呂にトイレに綺麗なキッチン、それに今の時期でも快適に過ごせるエアコンを知ってしまった今では、もうあそこには戻れないし、ベッキーに戻ろうと誘っても断られるのは目に見えている。
隣のアルフも同じだろう。ならば男二人だけであの村に戻ることになる。それだけは嫌だ。
何とかしてそれだけは避けなければ。それにこんなに目まぐるしいのはきっと今だけだ。そうだそうに違いない。』
ティーダは束の間に色々と想像し諦めた。もうこの少年には逆らうまいと。
この少年といれば、暮らしは向上するだろうとも。
「(ガンツよ、ケインはたまにワシらと歳が近いんじゃないかと思う時がたまにあると思わんか。)」
「(そうじゃな、時折さっきの様なモードに入る時もあるしな。そこのリーサもそれが気に入っておるようじゃ。)」
「(何をジイ様達でコソコソと言ってるんだ?さっきのケインの話なら詳しく聞かせてやらんでもないぞ)」
「そこのジイ様達、コソコソしない!」
「「ジイ様言うなよぉ~」」
「あれ、私も入れられた?違うよなケイン…」
「じゃあ、落ち着いたようだから、ここの説明を始めるね。いいかな?」
「「「「「「コクコク。」」」」」」
「じゃ、まずは奥に冷凍庫に冷蔵庫、それにトイレと簡易的な事務室ね。」
「なら、この無駄に広い場所は何に使うんじゃ?」
「ここは、仕分けだね。そこの岸壁から魚を水揚げして、ここに集めるでしょ。で、集めた魚を可食、雑魚、食べられない物に分けるんだよ。それで食べられるのは大きさや質でさらに分けるんだ。さらに分けた後は出荷する分や冷凍、冷蔵に分けていく。」
「「「「「「ほう~」」」」」」
「ここまではいい?今は漁よりやって欲しいことがあるからここは保留ね。」
「やって欲しいことってのは何だ?」
「そうか、二人だけじゃ無理だね。ちょっと他に舟に乗れる人を呼んで来てもらえる?」
ゲートを集合住宅前に繋ぎ、ティーダさん達を通す。
「ガンボさん、集まったら電話して。」
「何じゃ、ワシがお使いか。」
「頼むね。」
「ケイン、何をさせるつもりじゃ?」
「じゃ、ちょっとだけガンツさんに見せるね。特別だよ?」
「何じゃもったいつけるの~」
「はい、これがやって欲しいことなんだ。」
いつもの様に地形の様な模型をガンツさんの前に出す。
「何じゃこれは、どっかの峡谷か?」
「そう思うよね、これにこう追加すると、ほら!ね?」
そこにドワーフタウンの模型を追加すると、海底の立体地図となる。
「何じゃこれはいつの間に!」
「ケイン、これはドワーフタウンだよな。で、ここが今の港だとするとこっちは何もないところだし、こんな地形は見えないんだが。」
「そうだね、だって海の底なんだから。」
「「「はっ?」」」
「ガンツさんがボートで散々走り回ってくれたおかげで、データが意外と集まったよ。」
「これが海の底か。」
「続きは集まってからね。あ、ちょうどガンボさんからだ。もしもし…」
ゲートを繋ぎ、ガンボさん達をこちらに通す。
「じゃ、五階の会議室に移動して。エレベーターもあるし、階段もあるからね。」
「エレベーターは小さいんじゃな。十人も乗れんぞ。」
「分けて乗ればいいじゃん。」
「ま、そうだがの。密室で男臭いのはなぁ。」
「いいから、早く行く!」
「押すなよ。もうぎゅうぎゅうじゃて。」
ガンツさん達をエレベーターに押し込んだ後にゲートを会議室へと開き潜って行く。
「ケイン、何でお前が?さっき下に…あ、そうじゃ、何で気が付かなかったんじゃ…」
「なんかガンツが気の毒に思えるな、ケイン。」
「別に。」
「へぇ本当に領主のサインだ。ティーダよ、よくもらってこれたな。たいしたもんだ。」
「俺じゃねえ。」
「へ?『俺じゃない』って実際にお前がもらって来たじゃねえか。何言ってんだ?」
「だから、俺じゃねえって。そこのガキだよ、ケインが全部一人でやったんだ。俺は領主に文句を言うどころか何も言えなかったんだ。」
「アルフ、お前は全部見てたんだろ。本当なのか?」
「ああ、本当だ。そこのガキには逆らわない方がいいぞ。何せ、領主を顎で使うからな。本当にとんでもないのに目を付けられたもんだ。」
「もうティーダさんだけじゃなくアルフさんまでそう言うんだ。うん、分かった。二人は忙しさで不安を紛らわしたいんだね。よ~く分かったよ。楽しみだね。」
「あ~あ、ティーダよ。死なない程度にな。」
「まあ、ワシらは見ての通りジジイじゃて何も期待するでないぞ。」
「「………」」
「まあ、いいよ。さっさと引越しを終わらせようよ。」
ゲートを集合住宅前に繋ぎ、リヤカーを引っ張った村民を通す。
「ほら、ティーダさん達もさっさと行く。」
「分かったから、行くから、尻を蹴るんじゃねえ!」
ゲートを潜った村民が見たのは十階建ての集合住宅だ。
「なあ、この四角いのに住むのか?」
「どこから入るんだ?」
「どこに行けばいいんだ?」
「ガンボさん、ここはお願いね。」
「おお、任された。ほら、とりあえずリヤカーはそこに置いて先に部屋に案内するぞ。」
「「「「「…お、おお。」」」」」
「ティーダさん達も先に部屋を見て来なよ。初日から家が分からないとか、迷子になるよ。」
「「分かった。行ってくる。」」
「一時間後に下で待ってるから。」
「「ああ。」」
「さて、ケインよワシらは何をするのかな。」
「じゃ、港に戻って作ってしまうね。」
ゲートを港へ繋げ潜って行く。
「港に戻ったわけじゃが、何を作るつもりなんじゃ。」
「漁協兼水産研究所兼集荷所かな?」
「待て待て、ここは港と言うことで旅客向けの施設にするんじゃなかったのか?」
「まあ、そう考えてはいたけど、その前にティーダさん達向けの施設が必要だからね、今作っちゃおう!えいっ」
一瞬で五階建ての建物が目の前に聳え立つ。
一階部分は上に上がるエレベーターと階段、大きな冷蔵室、冷凍庫、トイレと簡易な事務室っぽい部屋で後は柱があるだけだった。
二、三階部分は水産研究所で使用し、四、五階部分を漁協で使う予定だ。
「どう?こんなもんで。あ、そうだ足りなかったね。っとこれでいいかな。」と岸壁側に水揚げ用の簡易クレーンを設置する。
「なあケインよ、説明はしてくれるんだろうな。」
「するから、ちょっと待ってて。どうせなら一回で済ませたいからさ。」
ケインは建物の内部を確認しながら、漁協で使用する四階に来ると「ここは事務室と更衣室、給湯室があればいいか、トイレはもちろんだね。さ、次だ。次!」と五階に上がる。
「ここは会議室、トイレ、給湯室、あと必要かな?まあ一応作っとくか、組合長室と。よし、これでとりあえずは終わりか。さあティーダさん達を迎えに行こうか。」
ゲートを開くとティーダさん達が揃っていたので、さっさとゲートを潜ってこっちに来るように言うと、渋々といった感じで潜って来る。
「何でそんなに嫌そうなの?」
「あのな、一日にあれやこれやいろんなことがあちこちからやってきたんだ。多少はうんざりしてもいいだろう。」
「あれ、そんなこと言うんだ。じゃあしょうがない折角移住してもらったのに申し訳ないけど、元の場所に戻ってもらおうかな。ただし、お二人だけね。他の人はここが気に入っているようだから、ちゃんと仕事も世話して暮らしていけるように面倒見るから何も心配いらないからね。」
二人の目の前にサイカ村へとゲートを繋げると綺麗な土下座で「「ごめんなさい。もう言いません。」」と訴えるティーダさん達がいた。
「別にいいよ、嫌ならいつ言ってくれてもいいから。何なら無人のドワーフの里でもいいよ。」
「「…勘弁して下さい。」」
「ケインよ、そこまでにしてやれや。ティーダもケインがお前達のためにしてることはわかっているじゃろ?多少は自分の為というのもあるがの。」
「「はい、分かっています。」」
「だけど、急にいろんなことが目の前で起こって気が動転したというか、まともな判断が出来なかったというかする暇もないというか…」
「分かる!分かるぞ。ワシも最初はそうじゃった。」
「ガンボよ、お前も里に帰るか?」
「い、嫌じゃ!何でそんな非道いことを言うんじゃ!」
「なら、同調せずにしっかりと言い聞かせるんじゃな。それにワシは言うたぞ。平穏な日常には戻れんとな。」
「「「…た、確かに。」」」
「でも、誰がここまでの非日常を想像出来るってんだ!それこそ「もういいです。で、結局どうするんですか?」」
「「………」」
「俺は、別にティーダさんやアルフさんでなくてもいいんですよ。素直にこちらの言うことを真剣に受け止めてくれる人ならね。で、どうします?」
「「………さい。」」
「え?何ですか?」
「「すみませんでした。こちらで働かせて下さい。お願いします。」」
「じゃあもう愚痴はいいですね。今度その手の愚痴を言うなら、交代してもらいますからね。」
「もし、交代となったら、どこかに行かせられるのか?」
「どこも何もほら、あそこに戻るだけじゃないですか。」
そう言ってケインが指差すのは寂れたサイカ村だった。
『既に移住先の集合住宅の部屋に案内され隙間風もなく風呂にトイレに綺麗なキッチン、それに今の時期でも快適に過ごせるエアコンを知ってしまった今では、もうあそこには戻れないし、ベッキーに戻ろうと誘っても断られるのは目に見えている。
隣のアルフも同じだろう。ならば男二人だけであの村に戻ることになる。それだけは嫌だ。
何とかしてそれだけは避けなければ。それにこんなに目まぐるしいのはきっと今だけだ。そうだそうに違いない。』
ティーダは束の間に色々と想像し諦めた。もうこの少年には逆らうまいと。
この少年といれば、暮らしは向上するだろうとも。
「(ガンツよ、ケインはたまにワシらと歳が近いんじゃないかと思う時がたまにあると思わんか。)」
「(そうじゃな、時折さっきの様なモードに入る時もあるしな。そこのリーサもそれが気に入っておるようじゃ。)」
「(何をジイ様達でコソコソと言ってるんだ?さっきのケインの話なら詳しく聞かせてやらんでもないぞ)」
「そこのジイ様達、コソコソしない!」
「「ジイ様言うなよぉ~」」
「あれ、私も入れられた?違うよなケイン…」
「じゃあ、落ち着いたようだから、ここの説明を始めるね。いいかな?」
「「「「「「コクコク。」」」」」」
「じゃ、まずは奥に冷凍庫に冷蔵庫、それにトイレと簡易的な事務室ね。」
「なら、この無駄に広い場所は何に使うんじゃ?」
「ここは、仕分けだね。そこの岸壁から魚を水揚げして、ここに集めるでしょ。で、集めた魚を可食、雑魚、食べられない物に分けるんだよ。それで食べられるのは大きさや質でさらに分けるんだ。さらに分けた後は出荷する分や冷凍、冷蔵に分けていく。」
「「「「「「ほう~」」」」」」
「ここまではいい?今は漁よりやって欲しいことがあるからここは保留ね。」
「やって欲しいことってのは何だ?」
「そうか、二人だけじゃ無理だね。ちょっと他に舟に乗れる人を呼んで来てもらえる?」
ゲートを集合住宅前に繋ぎ、ティーダさん達を通す。
「ガンボさん、集まったら電話して。」
「何じゃ、ワシがお使いか。」
「頼むね。」
「ケイン、何をさせるつもりじゃ?」
「じゃ、ちょっとだけガンツさんに見せるね。特別だよ?」
「何じゃもったいつけるの~」
「はい、これがやって欲しいことなんだ。」
いつもの様に地形の様な模型をガンツさんの前に出す。
「何じゃこれは、どっかの峡谷か?」
「そう思うよね、これにこう追加すると、ほら!ね?」
そこにドワーフタウンの模型を追加すると、海底の立体地図となる。
「何じゃこれはいつの間に!」
「ケイン、これはドワーフタウンだよな。で、ここが今の港だとするとこっちは何もないところだし、こんな地形は見えないんだが。」
「そうだね、だって海の底なんだから。」
「「「はっ?」」」
「ガンツさんがボートで散々走り回ってくれたおかげで、データが意外と集まったよ。」
「これが海の底か。」
「続きは集まってからね。あ、ちょうどガンボさんからだ。もしもし…」
ゲートを繋ぎ、ガンボさん達をこちらに通す。
「じゃ、五階の会議室に移動して。エレベーターもあるし、階段もあるからね。」
「エレベーターは小さいんじゃな。十人も乗れんぞ。」
「分けて乗ればいいじゃん。」
「ま、そうだがの。密室で男臭いのはなぁ。」
「いいから、早く行く!」
「押すなよ。もうぎゅうぎゅうじゃて。」
ガンツさん達をエレベーターに押し込んだ後にゲートを会議室へと開き潜って行く。
「ケイン、何でお前が?さっき下に…あ、そうじゃ、何で気が付かなかったんじゃ…」
「なんかガンツが気の毒に思えるな、ケイン。」
「別に。」
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