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◆手配済みでした
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「じゃ、皆んな席に着いたね。じゃ、よいしょっと。」
さっきガンツさんに見せた模型をテーブルに出す。
「今から、皆さんにしてもらいたいことを説明するね。見えにくい人は近くに来てね。」
「ガンツよ、これは何だ?ドワーフタウンがあるから何となくは想像がつくが、まさか…」
「そのまさかみたいだぞ。さっき、ワシも見せてもらったばかりじゃ。」
「いいですか?これが何かは分かりますね。で、これが今俺たちがいる建物で、こっちがサイカ村ね。じゃ海側のこっちは何かと言うと、そう海底だね。」
「「「「「はぁ?」」」」」
「嘘つけ、海底なんか分かるわけないだろうが。」
「そうだ!海の中をどうやって見るってんだ。」
「大体海底の地図なんかなんの役に立つってんだ。」
『ドン!』とケインがテーブルを叩く。
「説明する前から、何を吠えているの?じゃいいよ。聞く気がないのなら、とっととそこのドアから出て行って。さあ早く!」
「な、馬鹿にするのか!俺達を馬鹿にしているのか!」
「ああもう、馬鹿にするとかしないとかの前にそっちが聞く気がないのが問題だから。で、どうすんの?また同じことを繰り返すの。ティーダさん、聞いてんだけど?」
「す、すまん。今言って聞かせるから。ちょっと待ってくれ。」
「ティーダ、お前はそっち側なのか?どうなんだ。」
「いいから、今はそういうことじゃないだろ!お前達は今のままじゃマズイって分かっているから、移住してこっち側に来たんだろ?それに家から何から用意してくれたのは、そこのケインだと言うのをもう、忘れたのか?」
「…でもよ、こんなのを見せられて『ハイそうですか』ってならないだろう。」
「そ、そうだ!大体何なんだよ、この建物だって訳が分からないよ。」
「だから、それを説明するって言うのにお前らはいきなり噛み付いたんだろうが!自分で言っていることが分かっているのか!」
「………」
「で、どうするの?そっちが説明も聞かない。何もしない。と言うなら、移住の件は取り消しでいいね。デューク様には俺から言っておくから。ほら、これ以上は時間の無駄だし、荷物も全部解く前に出て行ってね。」
「ケ、ケイン。待て、待ってくれ。説明するから、ちゃんと聞かせるから。」
「だから、その説明すら聞く気がないのにどうするの?今まで自分達が可哀想だったから、多少甘えるのが当然だと思っているのなら、それこそ間違いで勘違いだ。とっとと自分達でサイカ村に帰って下さいね。じゃ、話はこれで終わりで。」
「………」
「ほら、お前らどうすんだ!またあの村で細々とした暮らしに戻るのか!今ここで決めろ。もしケインの言うように少しでも甘やかせと言う気持ちがあるなら出て行ってくれ。」
「………」
「ほら何も言わない。都合が悪くなると立場の強い奴に全部投げて自分では不平不満ばかりで動こうともしない。そういう人はこっちから願い下げだ。」
「………」
「なあケイン、お前の言うことも分かる。だが、急に環境が変わったんだ。浮ついた気持ちになってもしょうがないだろ。」
「だからって説明も聞かない内に噛み付くのはどう言うことなの?」
「…それは。」
「それに環境が変わったって言うけど、移住を希望したのはそっちだよね?何も強制してないけど。」
「…た、確かにそうだな、移住は俺たちから、願い出た。」
「なあもう少し時間をくれないか。ティーダもそうだが、他の奴らも「何が変わるの?」…えっ?」
「待つのはいいけど、待って何が変わるの?今、決められないことが先で変わるの?それに碌に説明も聞かない内にキレる人達がまともに働いてくれるとは思わない。悪いけど、出て行ってもらえるかな。」
「…そ、そんな横暴だ!」
「…そ、そうだ!こんな所まで連れて来て!「バカッ」…あっ!」
「こんな所で悪かったね、こんな所でもそこにいるガンツさん達と苦労して作った街なんだけどね。バカにするくらいなら、もういいでしょ。じゃなるべく早くね。」
「待て、待ってくれ!ちゃんと説得するから。」
「なら、その噛み付いた人達の名前は知らないけど顔は覚えたからね。少なくともその人達がこの街にいることは納得出来ない。それはどうするの?」
「「「………」」」
件の三人が顔を合わせ何やら呟く。
「(誰だよ、ガキなんだから最初にビシッとやれば後は好き勝手に出来るって言ったのは!全然違うじゃねえか。)」
「(だって見ろよ、まだガキじゃねえか!そんなガキがここまでやるなんて思うかよ。)」
「(だから、どうすんだよ。もう俺たちはここには居られないんだぞ。カミさんとかどう説明するんだよ。)」
「(まあ、落ち着けって。あのティーダが俺達を追い出すなんて出来ないさ。なあそう思うだろ。)」
『ガラが悪いから注意して聞いてみたら、コレだよ。ティーダさんには悪いけど、もうダメだね。』
どこにでもこう言うのはいるんだなと思っているとふと思いつく。
『ん?待てよ、ここまでガラが悪いのなら、どこかで何かしでかしてる可能性もあるな。よしコイツらの顔を…パチリ、よし写っているな。』
「ガンツさん、ちょっとデューク様のところに行ってくるから、後はよろしくね。」
「お、おいケイン!あ~行っちまったよ。」
「置いて行かれた…ケイン」
デューク様の所に直接出ると執務机で何やら作業中のようだ。
「これはケイン様、どうなさいましたか?」
「実はね…かくかくしかじか…で、見てもらいたいと思って来ました。」
「なるほど、分かりました。では、少々お待ちください。」
セバス様が携帯電話で誰かと話すとしばらくして、衛兵らしき人が入って来た。
「セバス様、お呼びでしょうか?」
「ケイン様が相談したいことがあると言うことなので、聞いてもらえますか?」
「はい。ケイン君、それでご用とは?」
「この人達なんだけど。」と顔写真を見せる。
「ほう、コイツらは確かに見覚えがありますね。特にコイツは、手配が掛かっていたはずです。で、コイツらの顔をどこで?」
「実はね…ってことなんだけど。」
「確かにコイツらならあり得るな。よし、ケイン君。人を集めるからそこに連れて行ってもらえるかな。」
「うん、いいよ。じゃ僕が衛兵さんに着いていくよ。」
「そうか、ありがたい。じゃこっちだ。」
「うん、セバス様ありがとうね。」
「いえ、何かありましたらまたいつでも。」
ケイン達が部屋を出ていくと、デュークが机から顔を上げ「誰かいたか?ケインが来た様な気がしたが?」とセバスに聞く。
「気のせいでございます。あとこれだけお願いしますね。」
「まだあるのか。ハァ~遊びてぇ。」
さっきガンツさんに見せた模型をテーブルに出す。
「今から、皆さんにしてもらいたいことを説明するね。見えにくい人は近くに来てね。」
「ガンツよ、これは何だ?ドワーフタウンがあるから何となくは想像がつくが、まさか…」
「そのまさかみたいだぞ。さっき、ワシも見せてもらったばかりじゃ。」
「いいですか?これが何かは分かりますね。で、これが今俺たちがいる建物で、こっちがサイカ村ね。じゃ海側のこっちは何かと言うと、そう海底だね。」
「「「「「はぁ?」」」」」
「嘘つけ、海底なんか分かるわけないだろうが。」
「そうだ!海の中をどうやって見るってんだ。」
「大体海底の地図なんかなんの役に立つってんだ。」
『ドン!』とケインがテーブルを叩く。
「説明する前から、何を吠えているの?じゃいいよ。聞く気がないのなら、とっととそこのドアから出て行って。さあ早く!」
「な、馬鹿にするのか!俺達を馬鹿にしているのか!」
「ああもう、馬鹿にするとかしないとかの前にそっちが聞く気がないのが問題だから。で、どうすんの?また同じことを繰り返すの。ティーダさん、聞いてんだけど?」
「す、すまん。今言って聞かせるから。ちょっと待ってくれ。」
「ティーダ、お前はそっち側なのか?どうなんだ。」
「いいから、今はそういうことじゃないだろ!お前達は今のままじゃマズイって分かっているから、移住してこっち側に来たんだろ?それに家から何から用意してくれたのは、そこのケインだと言うのをもう、忘れたのか?」
「…でもよ、こんなのを見せられて『ハイそうですか』ってならないだろう。」
「そ、そうだ!大体何なんだよ、この建物だって訳が分からないよ。」
「だから、それを説明するって言うのにお前らはいきなり噛み付いたんだろうが!自分で言っていることが分かっているのか!」
「………」
「で、どうするの?そっちが説明も聞かない。何もしない。と言うなら、移住の件は取り消しでいいね。デューク様には俺から言っておくから。ほら、これ以上は時間の無駄だし、荷物も全部解く前に出て行ってね。」
「ケ、ケイン。待て、待ってくれ。説明するから、ちゃんと聞かせるから。」
「だから、その説明すら聞く気がないのにどうするの?今まで自分達が可哀想だったから、多少甘えるのが当然だと思っているのなら、それこそ間違いで勘違いだ。とっとと自分達でサイカ村に帰って下さいね。じゃ、話はこれで終わりで。」
「………」
「ほら、お前らどうすんだ!またあの村で細々とした暮らしに戻るのか!今ここで決めろ。もしケインの言うように少しでも甘やかせと言う気持ちがあるなら出て行ってくれ。」
「………」
「ほら何も言わない。都合が悪くなると立場の強い奴に全部投げて自分では不平不満ばかりで動こうともしない。そういう人はこっちから願い下げだ。」
「………」
「なあケイン、お前の言うことも分かる。だが、急に環境が変わったんだ。浮ついた気持ちになってもしょうがないだろ。」
「だからって説明も聞かない内に噛み付くのはどう言うことなの?」
「…それは。」
「それに環境が変わったって言うけど、移住を希望したのはそっちだよね?何も強制してないけど。」
「…た、確かにそうだな、移住は俺たちから、願い出た。」
「なあもう少し時間をくれないか。ティーダもそうだが、他の奴らも「何が変わるの?」…えっ?」
「待つのはいいけど、待って何が変わるの?今、決められないことが先で変わるの?それに碌に説明も聞かない内にキレる人達がまともに働いてくれるとは思わない。悪いけど、出て行ってもらえるかな。」
「…そ、そんな横暴だ!」
「…そ、そうだ!こんな所まで連れて来て!「バカッ」…あっ!」
「こんな所で悪かったね、こんな所でもそこにいるガンツさん達と苦労して作った街なんだけどね。バカにするくらいなら、もういいでしょ。じゃなるべく早くね。」
「待て、待ってくれ!ちゃんと説得するから。」
「なら、その噛み付いた人達の名前は知らないけど顔は覚えたからね。少なくともその人達がこの街にいることは納得出来ない。それはどうするの?」
「「「………」」」
件の三人が顔を合わせ何やら呟く。
「(誰だよ、ガキなんだから最初にビシッとやれば後は好き勝手に出来るって言ったのは!全然違うじゃねえか。)」
「(だって見ろよ、まだガキじゃねえか!そんなガキがここまでやるなんて思うかよ。)」
「(だから、どうすんだよ。もう俺たちはここには居られないんだぞ。カミさんとかどう説明するんだよ。)」
「(まあ、落ち着けって。あのティーダが俺達を追い出すなんて出来ないさ。なあそう思うだろ。)」
『ガラが悪いから注意して聞いてみたら、コレだよ。ティーダさんには悪いけど、もうダメだね。』
どこにでもこう言うのはいるんだなと思っているとふと思いつく。
『ん?待てよ、ここまでガラが悪いのなら、どこかで何かしでかしてる可能性もあるな。よしコイツらの顔を…パチリ、よし写っているな。』
「ガンツさん、ちょっとデューク様のところに行ってくるから、後はよろしくね。」
「お、おいケイン!あ~行っちまったよ。」
「置いて行かれた…ケイン」
デューク様の所に直接出ると執務机で何やら作業中のようだ。
「これはケイン様、どうなさいましたか?」
「実はね…かくかくしかじか…で、見てもらいたいと思って来ました。」
「なるほど、分かりました。では、少々お待ちください。」
セバス様が携帯電話で誰かと話すとしばらくして、衛兵らしき人が入って来た。
「セバス様、お呼びでしょうか?」
「ケイン様が相談したいことがあると言うことなので、聞いてもらえますか?」
「はい。ケイン君、それでご用とは?」
「この人達なんだけど。」と顔写真を見せる。
「ほう、コイツらは確かに見覚えがありますね。特にコイツは、手配が掛かっていたはずです。で、コイツらの顔をどこで?」
「実はね…ってことなんだけど。」
「確かにコイツらならあり得るな。よし、ケイン君。人を集めるからそこに連れて行ってもらえるかな。」
「うん、いいよ。じゃ僕が衛兵さんに着いていくよ。」
「そうか、ありがたい。じゃこっちだ。」
「うん、セバス様ありがとうね。」
「いえ、何かありましたらまたいつでも。」
ケイン達が部屋を出ていくと、デュークが机から顔を上げ「誰かいたか?ケインが来た様な気がしたが?」とセバスに聞く。
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