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思い出の崩壊
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俺の知る二人ならば絶対にまたあの頃のように戻ることができる。夏花が今でも碧生のことを考えているように、碧生もまた心のどこかで夏花を信じているはずだ。
あとはこのことを碧生に伝えられれば夏花に対する恨みも薄れるだろう。
「それで? 今の話、アオイに言うつもりなんでしょ?」
「いや、俺の胸の内にだけ仕舞っておくよ」
「そんなバレバレの嘘、つかなくてもいいんだけど」
夏花はジト目で俺の目をジーっと見てくる。とっさに逸らしてしまったが、なんで嘘だとバレたのだろうか。いやここは貫き通さなければいけない。
「嘘じゃないって。俺はただ――――」
「言ってもいいよ」
「え?」
「だからアオイに言ってもいいって言ったの」
「本当に……いいのか?」
「最初からそのつもりなんだろうって分かってたし。まあ、その代わりっていったらなんだけど、その話をするときに……私も連れてって」
「碧生に話をするときは夏花も同席するってことか?」
さすがに直接顔を合わせるのはどうなんだろうか。そこまでは考えていなかったし、碧生の反応がどうなるかちょっと想像できない。
「同席はしないよ。バレないように近くで話を聞いてるだけ」
「あ、ああ……それなら大丈夫そうだな」
「私ね……あの時のこと、まだアオイに謝れてないんだ。許してもらいたいわけじゃないんだけど、そのことだけがずっと心残りだった。だから私は知りたいの。アオイの心に、少しでも私が謝れるだけの隙間があるのかを――」
当時は一言も口を聞いてもらえず、それから10年以上経過している。いきなり会ってあの時のことを謝りたいというのも難しい話なのだろう。
本来ならばそんな僅にでもあれば済むような狭い隙間が無いわけがない。しかし、スパでの夏花に対する碧生の感情は、その隙間すらあるとも言えなかった。
だからまずは夏花の事情を知った碧生の反応を見る、というのは二人の距離を縮めるには妥当な順序だと言える。
「分かった。実はこれから碧生と会う約束をしている。そこで今の話をするつもりだ」
「うん……私も一緒に行くよ」
それから俺たちは場所を移し、時間には余裕をもって碧生と待ち合わせをした喫茶店へ移動した。薄壁一枚隔てた場所が空いていたので、それぞれ座って碧生の到着を待つ。これなら隣の会話くらいなら聞き取れるが視界は完全に遮られている。万が一にも夏花の存在がバレるということはなさそうだった。
やはり最初から夏花の気持ちは碧生に寄り添っていた。
あとは碧生がほんの少しでも夏花を受け入れる気持ちがあれば全て上手くいくはずだ。
この二ケ月、時間をかけてそこらへんは探ってきたが、再会した当初に比べると碧生は少しだけ寄り添いたいような雰囲気は垣間見えていた。
だからきっと大丈夫だ。
そう――――きっと――――――
――――――
――――
「……だから、何?」
夏花の事情を話した後、碧生から冷たい一声が吐き出される。
その様子はあの時のように目を見開き、言いえない威圧感を放っていた。
これは……マズい感じになってしまったと、背中に一筋、冷や汗が流れた。
「いや……だから全てはその転入生や男子たちが仕組んだことで、夏花は騙されていただけってことなんだけど……」
「うん。話の意味が分からないっていうことじゃないんだよ。それを全部理解した上で、だから何? ってことなんだけど」
「なら……夏花は碧生の事を売ったわけじゃないっていうのも理解しているんだよな?」
「うん。そうみたいだね。でもね、そういう話じゃないんだよ。私はこーちゃんにナツカとは会わないでって言ったよね? だったらなんでこーちゃんは私たちの当時の話をそんなに詳しく知ってるのかな?」
「それは……事情を知るために仕方なく、というか……」
その点を指摘されることは想定内だったが、事情を知ったうえでならある程度帳消しにできると思っていた。しかし、碧生のこの様子だとそういうことにはならないらしい。
碧生は一度目を伏せる。
「なんでこーちゃんはそんなに私たちのことに首を突っ込んでくるの?」
「俺の中には……二人の仲が良かった頃の思い出しかない。だから未だに二人が仲違いしているのが信じられないんだ。それに俺は……二人はあの頃に戻れると思っている」
「それは私に辛い過去に向き合って、ナツカと向き合って、今までの全てを受け入れて、全てを清算して、そうして前向きに生きて行くことを強要してるってことだよね?」
「……そういうことになる、と思う」
言われて俺はなんて浅はかだったんだと思い知らされる。
俺にとってはただ仲直りをするだけのように感じていたが、碧生の中ではそう単純なはなしじゃない。ごめんね、と言われても簡単には許せないような事なのは少し考えれば分かることだろう。
「私が言いたいのはね、なんで私にばかりそれを望むのかなってことだよ。
自分は全然向き合えていないクセに」
その言葉に、一瞬――――思考が止まった。
「こーちゃんだって、向き合わなきゃいけないことがあるはずなのに、綺麗サッパリ忘れちゃって、無かったことにして、それでいて私にはナツカと仲直りしろ? そんなの虫が良すぎる話じゃないのかな?」
「碧生は……俺が何かを忘れていることを……知っているのか?」
「知ってる。でも教えてあげない。私には無関係な話だから首を突っ込まないよ。こーちゃんと違ってね」
そう言って碧生は席を立ちあがる。
「自分の過去に向き合えない臆病者。人にばかりそれを強要する卑怯者。そんなこーちゃんとはこれ以上話すことは何もないよ」
碧生は俺に背を向ける。
「ああ、それとナツカにも言っておいて。「私はあなたを許さない」って」
そう言い残して碧生は去っていった。
少し呆然としていると、時間を置いて夏花が俺の元にやってきた。
「……ごめん」
俺はそれだけを口にする。
碧生が去り際に放った一言。「私はあなたを許さない」。伝えるまでもなく夏花の耳にも届いていたはずだ。それはきっと、夏花が一番聞きたくなかった言葉だろう。
「……私のことは気にしないで。まあ、なんとなく分かっていたことだから」
夏花はそう言いながらぎこちない笑みを浮かべる。
「そんなことよりさっきの話なんだけど……」
「夏花は……さっき碧生が言っていたことは知っているのか?」
「そう……だね。知ってるよ」
それ以上夏花の言葉は続かなかった。
「実は最近、少しだけ気付いてきたんだ。俺は、何か大切なものを忘れている。それを思い出せないのは、夏花と碧生、二人の思い出を色濃くしているからなんだろうって。だから俺はそれを思い出すために、二人の関係に決着をつけたかった」
「……コータ」
「夏花も……教えてはくれないんだな……?」
夏花は目を伏せて押し黙る。
「いやいいんだ。これは俺の問題だから。余計なことを聞いて悪かった」
今は俺の事よりも二人のことだ。
碧生は夏花と向き合うつもりはないことが分かってしまった。それは俺が過去と向き合わないから? じゃあ俺の問題が解決できれば碧生は夏花と仲直りできるということなのか? いや、でも確かに許さないと言っていたしそれだけの問題じゃないような気がする――――
まとまらないことが分かっていることをごちゃごちゃと考える。
「コータさ、最初に言ってたよね。私たちの告白に対してちゃんと答えを出していないことを後悔していたって。でもアレさ、本当はちゃんと答えを出していたんだよ」
「そうなの……か? 俺はあの時、どちらを選んでいたんだ?」
夏花は首を横に振る。
「コータはどちらも選ばなかった。私とアオイは、あの時コータにフラれたんだよ」
「俺が夏花と碧生を振った?」
「私たちはその結果が最初から分かっていたし、そのつもりで告白した。本当は、私たち二人とコータの関係はそこで完全に終わっていたはずなんだ」
その言葉に当時のことを僅かに思い出す。
「こうして大人になって再会して、また私を見てくれるようになって嬉しかった。このままでもいいんじゃないかって思うこともあったけど、やっぱりダメなんだよね」
夏花も俺に背を向ける。
「だから――私と碧生じゃない。コータの本当の思い出を見つけてあげて」
そうして夏花も俺の前を去っていった。
俺の本当の思い出――――。
「私、ずっとコータのことが好きだった」
「私もこーちゃんのことがずっと好きなの」
「「だから付き合って欲しい」」
夏花と碧生、二人からの同時の告白。二人とはずっと仲のいい幼馴染だと思っていた。
「え? マジで? いや……二人が俺のことをそんなふうに、なんて思ってもみなかったから……」
俺は返答の言葉を濁らす。
「コータ。私とアオイ、どっちを選ぶの?」
「ちゃんと聞かせて、こーちゃん」
二人に迫られ、俺は意を決して言葉を返した。
「……二人ともごめん。その気持ちは嬉しいんだけどさ……俺は――――のことが好きなんだ」
これが俺の思い出の真実。
当時の俺は、夏花や碧生ではなく、他に好きな人がいた。
ただ――――これが誰なのか、未だに思い出すことが出来なかった。
あとはこのことを碧生に伝えられれば夏花に対する恨みも薄れるだろう。
「それで? 今の話、アオイに言うつもりなんでしょ?」
「いや、俺の胸の内にだけ仕舞っておくよ」
「そんなバレバレの嘘、つかなくてもいいんだけど」
夏花はジト目で俺の目をジーっと見てくる。とっさに逸らしてしまったが、なんで嘘だとバレたのだろうか。いやここは貫き通さなければいけない。
「嘘じゃないって。俺はただ――――」
「言ってもいいよ」
「え?」
「だからアオイに言ってもいいって言ったの」
「本当に……いいのか?」
「最初からそのつもりなんだろうって分かってたし。まあ、その代わりっていったらなんだけど、その話をするときに……私も連れてって」
「碧生に話をするときは夏花も同席するってことか?」
さすがに直接顔を合わせるのはどうなんだろうか。そこまでは考えていなかったし、碧生の反応がどうなるかちょっと想像できない。
「同席はしないよ。バレないように近くで話を聞いてるだけ」
「あ、ああ……それなら大丈夫そうだな」
「私ね……あの時のこと、まだアオイに謝れてないんだ。許してもらいたいわけじゃないんだけど、そのことだけがずっと心残りだった。だから私は知りたいの。アオイの心に、少しでも私が謝れるだけの隙間があるのかを――」
当時は一言も口を聞いてもらえず、それから10年以上経過している。いきなり会ってあの時のことを謝りたいというのも難しい話なのだろう。
本来ならばそんな僅にでもあれば済むような狭い隙間が無いわけがない。しかし、スパでの夏花に対する碧生の感情は、その隙間すらあるとも言えなかった。
だからまずは夏花の事情を知った碧生の反応を見る、というのは二人の距離を縮めるには妥当な順序だと言える。
「分かった。実はこれから碧生と会う約束をしている。そこで今の話をするつもりだ」
「うん……私も一緒に行くよ」
それから俺たちは場所を移し、時間には余裕をもって碧生と待ち合わせをした喫茶店へ移動した。薄壁一枚隔てた場所が空いていたので、それぞれ座って碧生の到着を待つ。これなら隣の会話くらいなら聞き取れるが視界は完全に遮られている。万が一にも夏花の存在がバレるということはなさそうだった。
やはり最初から夏花の気持ちは碧生に寄り添っていた。
あとは碧生がほんの少しでも夏花を受け入れる気持ちがあれば全て上手くいくはずだ。
この二ケ月、時間をかけてそこらへんは探ってきたが、再会した当初に比べると碧生は少しだけ寄り添いたいような雰囲気は垣間見えていた。
だからきっと大丈夫だ。
そう――――きっと――――――
――――――
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「……だから、何?」
夏花の事情を話した後、碧生から冷たい一声が吐き出される。
その様子はあの時のように目を見開き、言いえない威圧感を放っていた。
これは……マズい感じになってしまったと、背中に一筋、冷や汗が流れた。
「いや……だから全てはその転入生や男子たちが仕組んだことで、夏花は騙されていただけってことなんだけど……」
「うん。話の意味が分からないっていうことじゃないんだよ。それを全部理解した上で、だから何? ってことなんだけど」
「なら……夏花は碧生の事を売ったわけじゃないっていうのも理解しているんだよな?」
「うん。そうみたいだね。でもね、そういう話じゃないんだよ。私はこーちゃんにナツカとは会わないでって言ったよね? だったらなんでこーちゃんは私たちの当時の話をそんなに詳しく知ってるのかな?」
「それは……事情を知るために仕方なく、というか……」
その点を指摘されることは想定内だったが、事情を知ったうえでならある程度帳消しにできると思っていた。しかし、碧生のこの様子だとそういうことにはならないらしい。
碧生は一度目を伏せる。
「なんでこーちゃんはそんなに私たちのことに首を突っ込んでくるの?」
「俺の中には……二人の仲が良かった頃の思い出しかない。だから未だに二人が仲違いしているのが信じられないんだ。それに俺は……二人はあの頃に戻れると思っている」
「それは私に辛い過去に向き合って、ナツカと向き合って、今までの全てを受け入れて、全てを清算して、そうして前向きに生きて行くことを強要してるってことだよね?」
「……そういうことになる、と思う」
言われて俺はなんて浅はかだったんだと思い知らされる。
俺にとってはただ仲直りをするだけのように感じていたが、碧生の中ではそう単純なはなしじゃない。ごめんね、と言われても簡単には許せないような事なのは少し考えれば分かることだろう。
「私が言いたいのはね、なんで私にばかりそれを望むのかなってことだよ。
自分は全然向き合えていないクセに」
その言葉に、一瞬――――思考が止まった。
「こーちゃんだって、向き合わなきゃいけないことがあるはずなのに、綺麗サッパリ忘れちゃって、無かったことにして、それでいて私にはナツカと仲直りしろ? そんなの虫が良すぎる話じゃないのかな?」
「碧生は……俺が何かを忘れていることを……知っているのか?」
「知ってる。でも教えてあげない。私には無関係な話だから首を突っ込まないよ。こーちゃんと違ってね」
そう言って碧生は席を立ちあがる。
「自分の過去に向き合えない臆病者。人にばかりそれを強要する卑怯者。そんなこーちゃんとはこれ以上話すことは何もないよ」
碧生は俺に背を向ける。
「ああ、それとナツカにも言っておいて。「私はあなたを許さない」って」
そう言い残して碧生は去っていった。
少し呆然としていると、時間を置いて夏花が俺の元にやってきた。
「……ごめん」
俺はそれだけを口にする。
碧生が去り際に放った一言。「私はあなたを許さない」。伝えるまでもなく夏花の耳にも届いていたはずだ。それはきっと、夏花が一番聞きたくなかった言葉だろう。
「……私のことは気にしないで。まあ、なんとなく分かっていたことだから」
夏花はそう言いながらぎこちない笑みを浮かべる。
「そんなことよりさっきの話なんだけど……」
「夏花は……さっき碧生が言っていたことは知っているのか?」
「そう……だね。知ってるよ」
それ以上夏花の言葉は続かなかった。
「実は最近、少しだけ気付いてきたんだ。俺は、何か大切なものを忘れている。それを思い出せないのは、夏花と碧生、二人の思い出を色濃くしているからなんだろうって。だから俺はそれを思い出すために、二人の関係に決着をつけたかった」
「……コータ」
「夏花も……教えてはくれないんだな……?」
夏花は目を伏せて押し黙る。
「いやいいんだ。これは俺の問題だから。余計なことを聞いて悪かった」
今は俺の事よりも二人のことだ。
碧生は夏花と向き合うつもりはないことが分かってしまった。それは俺が過去と向き合わないから? じゃあ俺の問題が解決できれば碧生は夏花と仲直りできるということなのか? いや、でも確かに許さないと言っていたしそれだけの問題じゃないような気がする――――
まとまらないことが分かっていることをごちゃごちゃと考える。
「コータさ、最初に言ってたよね。私たちの告白に対してちゃんと答えを出していないことを後悔していたって。でもアレさ、本当はちゃんと答えを出していたんだよ」
「そうなの……か? 俺はあの時、どちらを選んでいたんだ?」
夏花は首を横に振る。
「コータはどちらも選ばなかった。私とアオイは、あの時コータにフラれたんだよ」
「俺が夏花と碧生を振った?」
「私たちはその結果が最初から分かっていたし、そのつもりで告白した。本当は、私たち二人とコータの関係はそこで完全に終わっていたはずなんだ」
その言葉に当時のことを僅かに思い出す。
「こうして大人になって再会して、また私を見てくれるようになって嬉しかった。このままでもいいんじゃないかって思うこともあったけど、やっぱりダメなんだよね」
夏花も俺に背を向ける。
「だから――私と碧生じゃない。コータの本当の思い出を見つけてあげて」
そうして夏花も俺の前を去っていった。
俺の本当の思い出――――。
「私、ずっとコータのことが好きだった」
「私もこーちゃんのことがずっと好きなの」
「「だから付き合って欲しい」」
夏花と碧生、二人からの同時の告白。二人とはずっと仲のいい幼馴染だと思っていた。
「え? マジで? いや……二人が俺のことをそんなふうに、なんて思ってもみなかったから……」
俺は返答の言葉を濁らす。
「コータ。私とアオイ、どっちを選ぶの?」
「ちゃんと聞かせて、こーちゃん」
二人に迫られ、俺は意を決して言葉を返した。
「……二人ともごめん。その気持ちは嬉しいんだけどさ……俺は――――のことが好きなんだ」
これが俺の思い出の真実。
当時の俺は、夏花や碧生ではなく、他に好きな人がいた。
ただ――――これが誰なのか、未だに思い出すことが出来なかった。
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