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思い出の終わり
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気付くと部屋が白んでいるのが分かる。どうやら私は膝を抱えたまま眠りについていたようだった。時間はもうお昼を過ぎている。
ベッドの上では昴太くんがまだ眠りに就いていた。もしかしたら、このまま目を覚まさないかもしれない。そっと昴太くんの頬に触れた。
「ん……」
昴太くんの瞼が揺れ、ゆっくりと目を開ける。そのまま身体を起こし、私と目を合わせた。
「おはようございます! と言っても、もうお昼過ぎてるんですけどね」
いつもの様子で私は声を掛けた。
不安で胸が締め付けられる。それでも、私は出来る限り気丈に振舞わなければならない。
昴太くんは右手で髪をかき上げ、大きく息を吐く。そしてもう一度、私の方を見て言った。
「おはよう。すずなちゃん」
久しぶりに呼ばれた名前。とても懐かしい響きだった。
「……思い、出したんですか?」
恐る恐る尋ねると、昴太くんは優しく微笑んで言った。
「うん、全部思い出したよ」
その笑顔に気が緩みそうになるが、まだ安心はできない。私には、精神の安定が確認できるまで見届ける義務がある。だから私だけは崩れないようにしないといけない。
黙って昴太くんの瞳を見つめる。するとその瞳から、すーっと一筋零れた。
「あ……やっぱり、ダメだな……」
そう呟く昴太くんの瞳から、止めどなく涙が流れ始める。その表情は歯を食いしばって堪えようとしている様に見えた。
「出来るだけ、普通にしてようってと思ったんだけど……ごめん…………迷惑だよね……」
そう言いながら、昴太くんは俯き涙を流し続ける。私はそっと昴太くんの背中に腕を回した。それでも、そのまま抱きしめることが出来なくて、回していた腕を下げ昴太くんの手を握る。
「昴太くんは、なずなお姉ちゃんのことが好きでしたか?」
「ああ……好きだった……」
「……良かった。昴太くんがお姉ちゃんのことを思い出してくれて、私は嬉しいです。昴太くんは今……辛いですか?」
昴太くんは私の手を優しく握り返す。
「辛い……というか、ちょっと一言では表せないかな。悲しかったり、悔しかったり、苦しかったり、色んな感情がごちゃ混ぜになってるんだ……でも……」
「……でも?」
「ちゃんと思い出せて安心はしてる。ありがとう。キミのお陰だよ、すずなちゃん」
「そう言ってもらえてよかったです」
涙でぬれた優しい表情を前に、私も精一杯の笑顔を返す。
「それにお姉ちゃん、昴太くんのこと、本当は大好きだったんですよ」
少し間が空く。
「…………それはないよ。俺はちゃんとフラれているんだから」
「……実は、お姉ちゃんの真実を知っている人はほとんどいません。お姉ちゃんが世間に残した遺書には当たり障りのない、嘘しか書かれていませんでしたから」
そう言って私は昴太くんの傍から立ち上がる。
「お姉ちゃんは私だけに手紙を残してくれました。自分の身に何が起こったか、そして何を想い、死を選択したのかを」
私は棚から色褪せたピンク色の封筒を取り出した。表書きには『すずなへ』と記されている。
「読んで……みますか?」
私はその封筒を昴太くんの前に差し出した。
昴太くんはすぐにそれを受け取るも、封を開けずにじっと見つめる。
「……今読む必要はありません。昴太くんが、それを知りたいと思った時でいいと思います」
「これを……他に読んだ人は?」
「読んだのは私だけです。ただ、昴太くんの様子がおかしいと気付いた幼馴染の二人。夏花さんと碧生さんには本当のことをお話してあります」
「そうか。夏花と碧生はすずなちゃんから……」
昴太くんはそう呟いて封を開ける。中から便箋を取り出し、それを開いた。
そしてお姉ちゃんの手紙を読み進める。
私は、その姿から目を逸らした。
虚空を見つめながら、焼き付いて離れない文章を思い返す。
『すずな、ごめんね。本当は私も昴太のことが好きだった。
こんなことが起こった私に、昴太は私のことを好きだと言ってくれた。ずっと傍にいてくれると言ってくれた。私は飛び上がりそうなくらい嬉しかった。
でも、その気持ちを受け取ることは出来なかった。
もうこれ以上、あのことを思い返したくない。忘れたい。消し去りたい。どんなに強く願っても、それは叶いそうにもなかった。
そうするにはきっと、私には昴太が必要だったから。
だから私は昴太の気持ちを拒絶するしかなかった。
受け入れてしまったらそれが最後。私は昴太なしでは生きられなくなってしまう。
昴太にずっと依存して、ずっと縛り付けて、ずっと負い目を感じて、そうやって生きていくのも私には、とっても辛いことだと思ってしまった。
私は自分のことを強い人間だと思っていたけど、こんなことで簡単に壊れてしまうんだという絶望も感じた。
だからごめん。こんなことになってしまって。
これ以上は、ちょっと無理だった。
私の大好きなすずなには、幸せな未来がありますように。』
しばらくして、便箋が折りたたまれる音が聞こえる。
「そうか……そうだったのか……」
昴太くんは便箋を封筒にしまうと私の方へ差し出した。私はそれを受け取り、また棚へ戻す。
「結局、俺の想いは……なずな先輩を苦しめていただけだったんだな……」
「なんでそうなるんですか?」
私は少し冷たい口調で返した。
「だってそうだろう? 俺が想いを伝えたことで、なずな先輩の逃げ道を塞いでしまったんだ。そうやって俺が……なずな先輩を死に追い込んだ……」
昴太くんは悔しそうな表情で奥歯を噛みしめる。お姉ちゃんの手紙を読んで、昴太くんがそう感じるだろうことは予想がついていた。
だから私が、正しく訂正しなくてはいけない。
「お姉ちゃんの逃げ道を塞いでしまったのは昴太くんじゃないですよ。
だってずっと依存して、縛り付けて、負い目を感じて生き続ければ良かったじゃないですか。昴太くんだってきっと、それを望んでいたはずです。
でも、そうしなかった。
それは――――私がいたから」
積年の想いが――――溢れ出る。
「お姉ちゃんはずっとそうだった!! 私の事ばかり考えて、自分のことはいつも二の次!!
すずな、すずな、すずな!! お姉ちゃんの口から出るのはいつも私の名前ばかり!!
それはとても嬉しかったけど、それと同時に煩わしくもあった。
お姉ちゃんにはもっと、自分を大切にして欲しかった!!
でも、そんな私の想いは、最後まで伝わることはなかった。
私が昴太くんを好きになったから、自分の気持ちに素直になれなかった。
私がいたから、昴太くんの気持ちを受け入れることができなかった。
私が昴太くんを好きにならなければ!! 私がいなければ!! お姉ちゃんは死ぬことなんてなかった!! お姉ちゃんの代わりに死ぬのが私だったら良かったのに――――」
「やめよう」
そう言って昴太くんは私の両肩を強く掴んだ。
「ごめんなさい……私のせいでお姉ちゃんは…………」
昴太くんは私から目を逸らさずに首を横に振る。
「もうやめよう。俺のせいだとか、すずなちゃんのせいだとか、そんなことを言われることをなずな先輩は望んでいないと思うんだ。だから、受け入れよう。
なずな先輩はもう――――この世にはいない」
「分かってます……分かってるけど…………。
それでも私は!! お姉ちゃんに生きていて欲しかった!!!!」
それからの私は大声をあげて泣き喚いた。
涙が溢れ出て止まらなかった。
そういえば今日まで、お姉ちゃんが死んでから一度も泣いていなかった気がする。
昴太くんに言われて初めて気付いた。
結局私は、お姉ちゃんの死を受け入れられていなかったんだと。
呪いのようだったあの頃の思い出は、これで終わりを告げる。
これで私も、少しは前を向いて生きていけるだろうか――――?
ベッドの上では昴太くんがまだ眠りに就いていた。もしかしたら、このまま目を覚まさないかもしれない。そっと昴太くんの頬に触れた。
「ん……」
昴太くんの瞼が揺れ、ゆっくりと目を開ける。そのまま身体を起こし、私と目を合わせた。
「おはようございます! と言っても、もうお昼過ぎてるんですけどね」
いつもの様子で私は声を掛けた。
不安で胸が締め付けられる。それでも、私は出来る限り気丈に振舞わなければならない。
昴太くんは右手で髪をかき上げ、大きく息を吐く。そしてもう一度、私の方を見て言った。
「おはよう。すずなちゃん」
久しぶりに呼ばれた名前。とても懐かしい響きだった。
「……思い、出したんですか?」
恐る恐る尋ねると、昴太くんは優しく微笑んで言った。
「うん、全部思い出したよ」
その笑顔に気が緩みそうになるが、まだ安心はできない。私には、精神の安定が確認できるまで見届ける義務がある。だから私だけは崩れないようにしないといけない。
黙って昴太くんの瞳を見つめる。するとその瞳から、すーっと一筋零れた。
「あ……やっぱり、ダメだな……」
そう呟く昴太くんの瞳から、止めどなく涙が流れ始める。その表情は歯を食いしばって堪えようとしている様に見えた。
「出来るだけ、普通にしてようってと思ったんだけど……ごめん…………迷惑だよね……」
そう言いながら、昴太くんは俯き涙を流し続ける。私はそっと昴太くんの背中に腕を回した。それでも、そのまま抱きしめることが出来なくて、回していた腕を下げ昴太くんの手を握る。
「昴太くんは、なずなお姉ちゃんのことが好きでしたか?」
「ああ……好きだった……」
「……良かった。昴太くんがお姉ちゃんのことを思い出してくれて、私は嬉しいです。昴太くんは今……辛いですか?」
昴太くんは私の手を優しく握り返す。
「辛い……というか、ちょっと一言では表せないかな。悲しかったり、悔しかったり、苦しかったり、色んな感情がごちゃ混ぜになってるんだ……でも……」
「……でも?」
「ちゃんと思い出せて安心はしてる。ありがとう。キミのお陰だよ、すずなちゃん」
「そう言ってもらえてよかったです」
涙でぬれた優しい表情を前に、私も精一杯の笑顔を返す。
「それにお姉ちゃん、昴太くんのこと、本当は大好きだったんですよ」
少し間が空く。
「…………それはないよ。俺はちゃんとフラれているんだから」
「……実は、お姉ちゃんの真実を知っている人はほとんどいません。お姉ちゃんが世間に残した遺書には当たり障りのない、嘘しか書かれていませんでしたから」
そう言って私は昴太くんの傍から立ち上がる。
「お姉ちゃんは私だけに手紙を残してくれました。自分の身に何が起こったか、そして何を想い、死を選択したのかを」
私は棚から色褪せたピンク色の封筒を取り出した。表書きには『すずなへ』と記されている。
「読んで……みますか?」
私はその封筒を昴太くんの前に差し出した。
昴太くんはすぐにそれを受け取るも、封を開けずにじっと見つめる。
「……今読む必要はありません。昴太くんが、それを知りたいと思った時でいいと思います」
「これを……他に読んだ人は?」
「読んだのは私だけです。ただ、昴太くんの様子がおかしいと気付いた幼馴染の二人。夏花さんと碧生さんには本当のことをお話してあります」
「そうか。夏花と碧生はすずなちゃんから……」
昴太くんはそう呟いて封を開ける。中から便箋を取り出し、それを開いた。
そしてお姉ちゃんの手紙を読み進める。
私は、その姿から目を逸らした。
虚空を見つめながら、焼き付いて離れない文章を思い返す。
『すずな、ごめんね。本当は私も昴太のことが好きだった。
こんなことが起こった私に、昴太は私のことを好きだと言ってくれた。ずっと傍にいてくれると言ってくれた。私は飛び上がりそうなくらい嬉しかった。
でも、その気持ちを受け取ることは出来なかった。
もうこれ以上、あのことを思い返したくない。忘れたい。消し去りたい。どんなに強く願っても、それは叶いそうにもなかった。
そうするにはきっと、私には昴太が必要だったから。
だから私は昴太の気持ちを拒絶するしかなかった。
受け入れてしまったらそれが最後。私は昴太なしでは生きられなくなってしまう。
昴太にずっと依存して、ずっと縛り付けて、ずっと負い目を感じて、そうやって生きていくのも私には、とっても辛いことだと思ってしまった。
私は自分のことを強い人間だと思っていたけど、こんなことで簡単に壊れてしまうんだという絶望も感じた。
だからごめん。こんなことになってしまって。
これ以上は、ちょっと無理だった。
私の大好きなすずなには、幸せな未来がありますように。』
しばらくして、便箋が折りたたまれる音が聞こえる。
「そうか……そうだったのか……」
昴太くんは便箋を封筒にしまうと私の方へ差し出した。私はそれを受け取り、また棚へ戻す。
「結局、俺の想いは……なずな先輩を苦しめていただけだったんだな……」
「なんでそうなるんですか?」
私は少し冷たい口調で返した。
「だってそうだろう? 俺が想いを伝えたことで、なずな先輩の逃げ道を塞いでしまったんだ。そうやって俺が……なずな先輩を死に追い込んだ……」
昴太くんは悔しそうな表情で奥歯を噛みしめる。お姉ちゃんの手紙を読んで、昴太くんがそう感じるだろうことは予想がついていた。
だから私が、正しく訂正しなくてはいけない。
「お姉ちゃんの逃げ道を塞いでしまったのは昴太くんじゃないですよ。
だってずっと依存して、縛り付けて、負い目を感じて生き続ければ良かったじゃないですか。昴太くんだってきっと、それを望んでいたはずです。
でも、そうしなかった。
それは――――私がいたから」
積年の想いが――――溢れ出る。
「お姉ちゃんはずっとそうだった!! 私の事ばかり考えて、自分のことはいつも二の次!!
すずな、すずな、すずな!! お姉ちゃんの口から出るのはいつも私の名前ばかり!!
それはとても嬉しかったけど、それと同時に煩わしくもあった。
お姉ちゃんにはもっと、自分を大切にして欲しかった!!
でも、そんな私の想いは、最後まで伝わることはなかった。
私が昴太くんを好きになったから、自分の気持ちに素直になれなかった。
私がいたから、昴太くんの気持ちを受け入れることができなかった。
私が昴太くんを好きにならなければ!! 私がいなければ!! お姉ちゃんは死ぬことなんてなかった!! お姉ちゃんの代わりに死ぬのが私だったら良かったのに――――」
「やめよう」
そう言って昴太くんは私の両肩を強く掴んだ。
「ごめんなさい……私のせいでお姉ちゃんは…………」
昴太くんは私から目を逸らさずに首を横に振る。
「もうやめよう。俺のせいだとか、すずなちゃんのせいだとか、そんなことを言われることをなずな先輩は望んでいないと思うんだ。だから、受け入れよう。
なずな先輩はもう――――この世にはいない」
「分かってます……分かってるけど…………。
それでも私は!! お姉ちゃんに生きていて欲しかった!!!!」
それからの私は大声をあげて泣き喚いた。
涙が溢れ出て止まらなかった。
そういえば今日まで、お姉ちゃんが死んでから一度も泣いていなかった気がする。
昴太くんに言われて初めて気付いた。
結局私は、お姉ちゃんの死を受け入れられていなかったんだと。
呪いのようだったあの頃の思い出は、これで終わりを告げる。
これで私も、少しは前を向いて生きていけるだろうか――――?
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