友達の医者

にじいろ♪

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目覚め

 俺は何か夢を見ていた。
 それは、なんだか途方も無い夢。
 神崎に、いやらしいことをされる夢。
 あはは、あり得ないだろう?
 あんなイケメンに、こんな俺が。
 そんなことは、地球が裏返っても起きない。
 だから、全ては夢………
 夢………
 夢………じゃない?


 俺の腰が、砕けそうです。

 パンッパンッパンッと乾いた音と、グチュグチュと濡れた音が響く。

「はあっ、はあっ、貴大っ、好きだっ」

「!!!!!!!!!!!」

 寝ておこう。
 うん、これは寝て一旦、落ち着こう。
 まだ夢を見てるのかもしれないから。

 グリッグップ、グリッグップ、グリッグップ、ズッチュズッチュズッチュズッチュ

「んああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」

「あ、起きた」

 寝た振りなんて、無理いいいい!!!!
 無限に与えられる快感で神経が焼き切れそうです。

 首を振って抵抗するが、そんなの何の抵抗にもならないらしい。
 俺の全てを神崎先生が握っております。
 愚息もね。

「ほーら、気持ち良いね?また出たよ♡元気で偉い偉い♡貴大のナカも、最高に気持ち良いよ?ちゃんと咥え込んで偉い偉い♡」

 俺は泣いている。
 何で泣いているのかなんて、もはや分からない。
 分からないけれど、俺の中の何かが崩れていく感覚がして、俺は泣いていた。

「ほーら、そんなに泣かないの。鼻水、また吸うよ?」

 え

 俺の鼻を神崎の口が覆った。
 と、ズルズルズルズルーーーっ!!と酸素ごと吸われた。

 ごっくん

「ごちそうさま♡」

 あ、やべぇ。
 こいつ、やべぇ。
 俺の本能が赤信号を点滅させていた。

「ふふ、そんな怯えるなよ。みんなやってることだろ?」

 みんな……やってるのか?!!
 嘘だろ……そんな……俺が知らないだけで、みんな、こんなことまで……

「男が女の子の鼻水吸うのは、当たり前だろ」

「???!!!!!!」

 驚愕。
 そんなの、AVでは無かった……けど、あれは男にとって夢の設定なだけだから、現実では鼻水吸わないといけないのか……
 え、無理。

「無理って顔してるな。じゃあ、貴大は女の子とエッチするのは無理ってことだ」

 そうなのか………それは、もう諦めた方が良いのかもしれない。
 いくら可愛い女の子でも、俺、鼻水吸えないもん。

「その代わり、こうして気持ち良くなれるから。男同士なら、貴大はいつも女の子になれるぞ?ほら、ココなんてもう完全に女の子だから」

 するっと肛門の縁をなぞられた。
 ゾクッと快感が込み上げて、射精感が高まる。
 ヒクンヒクンと愚息が反応して恥ずかしい。
 恥ずかしいとは言っても、すでに全部見られてるし、なんなら神崎の太いモノで貫かれてるんだけどな。

「うんうん、気持ち良いね?ほら、喜んでる。才能あるよ、貴大。女の子になる才能」

 いらねえええええええーーーーっ!!!

 首を振るが、神崎は上機嫌に笑うだけだった。そして、また腰がパチュンパチュンとリズミカルに動き出す。

「!!!!!!!!!んんんんんーーーー!!!!!」

「私だけの、女の子になってよ、貴大。好きなんだ、ずっとお前のこと」

 あ、聞かなかったことにしよ。
 そうしないと、この胸のドキドキを勘違いしそうだ。
 こんな頬を上気させた色気だだ漏れのクッソイケメンにこの状況で愛の告白なんてされたら、ときめいて勘違いするだろ。
 違う、違う、俺は女の子が……

「好きだ」

 あ、だめだわ、これ。

 口のボールを外された。
 べろべろと周りの涎を舐めてるコイツ、ほんとに俺のこと好きなんだろな。
 ほんとに好きじゃなけりゃ、鼻水なんて吸えないよなー。
 俺、今まで鼻水吸える程に好きになった女の子なんて居なかったなぁ。

「好きだ、貴大」

「ん……ありがと」

勝手に俺の口が答えていた。
でも、おかしなことは言って無いよな?
好いてくれたんだから、その御礼ってことで……

「!!じゃあ、恋人ってことで、良いんだな?」

「へっ?!ちょ、待っーーああっ!!!」

ズバン!ズバン!と脳髄に響く程の本気ピストンされました。

「好きだっ!愛してる!!一生、大事にするからっ!」

「ふぐあっ!!待っ、しぐっ」

「絶対に死なせない!どんな状態になっても医学の力で延命させるから!安心して?ずっと一緒にいような!死んでも離さないから」

背筋がゾワゾワしたのが、下半身から来る快感なのか、イケメンの発言によるものなのか、今の俺には判断出来なかった。
もう、どうにでもなれ、と思ったのは確かだ。

「わかっ、たぁっ、あんっ!こいびと、なる、から、ゆっくり、してえ!」

この甘えた声が自分のものだとは信じたくなかったが、間違いなく俺だった。

ピタリと腰が止まり、荒い呼吸の神崎が、じっと俺を見下ろしていた。

「……ほんとに?恋人になってくれるのか?やった!!ほんとは身体で落とすのに1年以上かけようと思ってたんだ!!もっともっと調教して、尿道でもイケるように開発すれば、絶対に女なんて抱けなくなるし、二度と勃たなくなるくらい、後ろでの快感を教え込もうと思ってたんだ!知ってるか?射精しないで後ろだけでイクのを繰り返してたら、勃たなくなって、男じゃなくなるんだ。女になるんだよ、貴大も」

え、後悔しかないんだが。
コイツ、こんな奴だっけ?
顔面偏差値に良心の呵責的なものを全て取られたんじゃないだろうか。
人としてダメだろうことをキラキラした瞳で言われてドン引きするのに、身体は勝手に想像してヒクヒクと快感を求めて蠢く。
おいおい、俺、待て待て待て。

「ふはっ、待ち切れない?じゃあ、今日から始めようか。恋人同士のラブラブエッチ♡貴大 女の子計画♡」

「いや、それは、あの……そうじゃなくて……えっと……あんっ♡」

ずっと動いていた乳首の機械が外された。
そこは、目で見て分かる程に、膨らんでいた。

「あー、美味しそうに出来上がったね」

ちゅるん、と吸い付かれた。
ビリビリと電気が走るような快感で、俺は多分射精した。

「んー♡乳首でイケるようになって、偉い♡今度は反対の乳首もやってあげるね」

恐怖の機械を反対側にも取り付けられた。
恐怖なはずなのに、俺は胸を反らせて、早くと強請るように動いていた。
え、俺、なんで?

「うんうん、気持ち良いもんね?早くして欲しいよね?ほーら、くっついた♡」

ブーン、という低い音と共に中に注入されたローションが乳首と絡まりながら攪拌される。
気持ち、良い……♡

「すっごく良い顔してるよ?そんなに気に入ってくれて嬉しい。これからも、もっと気持ち良くしてあげるから、永遠によろしく♡」

ちゅ、とキスされた。
あ、ファーストキス。
もっと、と気付けば強請っていた。

神崎は、深いキスをくれた。
頭の芯まで溶かすような、深い深いキス。
好き、神崎、好き………

「好き」

「え」

「好き。もっとチュウして」

「◯△□☓%$#§†℃℉&~!!!!」

俺の口から滑り出た言葉は本音なのか、夢現だったのか。
分からないが、そこから、神崎の肌から離れたのは、丸一日経ってからだった。
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